ここでは、4年生の研究室配属後の一年間の流れを簡単に紹介します。
研究室での活動や卒業研究の進め方、重要なイベントについて把握し、計画的に研究を進めていきましょう!
4月上旬|研究室公開 & 配属
研究室が公開され、配属が決まります。どの研究室に所属するかが確定し、これからの研究活動が本格的に始まります。
4月下旬~5月上旬|研究室別チュートリアル導入課題
研究室に配属後、それぞれの研究室でどのような研究が行われているのかを理解するための導入課題に取り組みます。
まだ研究について詳しく知らなくても大丈夫です。基礎から学びながら、研究活動の第一歩を踏み出します。
5月中旬~6月上旬|雑誌会準備 & 発表練習
情報電気工学科では、自分の研究分野に関する英語論文を読み、その内容を発表する「雑誌会」が開催されます。
これに向けて、発表資料の作成やプレゼンテーションの練習を行い、論文の理解を深めながら発表スキルを磨きます。
6月中旬|雑誌会
準備した英語論文をもとに発表を行います。研究室内や学科内での発表の機会となり、質疑応答を通じて理解を深める場でもあります。
7月~8月中旬|卒業研究の方向性決定 & 大学院入試準備
夏に向けて、卒業研究の具体的なテーマや方向性を決定します。
また、大学院進学を希望する人は、一般入試に向けて試験勉強に集中する時期となります。
8月中旬~9月|夏休み(大学院入試)
基本的に、4年生は夏休み期間中の研究活動は任意となります。
大学院入試を控えている人は、試験に向けた勉強に専念することができます。
10月|後期開始
後期がスタートし、本格的に卒業研究が進みます。
文献調査や実験を進めながら、研究計画を固めていきます。
10月下旬|卒業研究計画発表会(ポスター発表)
卒業研究の計画を発表し、どのように研究を進めていくのかを整理する場となります。
どのように研究を進めていくのかを整理し、教員からフィードバックを受ける機会となります。
昨年はポスター形式で発表が行われました。
11月~12月|卒業研究
実験や開発を本格的に進め、データ収集や分析を行います。
卒業論文の作成に向けて、研究の成果をまとめていきます。
12月下旬|卒業研究中間発表
研究の進捗を報告し、今後の計画を発表します。
この時点での課題や問題点を整理し、研究をより良い方向へ進めるための議論を行います。
1月中旬|卒業論文提出
これまでの研究成果を論文にまとめ、提出します。
卒業論文の完成に向けた最後の追い込みの時期となります。
1月下旬~2月上旬|卒論発表練習
卒業論文発表会に向けて、発表スライドの作成やプレゼンの練習を行います。
質疑応答の対策も含めて、発表の精度を高めていきます。
2月中旬|卒業論文発表会
卒業研究の成果を発表します。
これまでの研究を総括し、教員や学生の前で発表を行う重要なイベントです。
2月下旬~3月|春休み
卒業論文の提出・発表が完了すると、春休みとなります。
学会発表を予定している人は、さらに研究を進めたり、発表準備等を行ったりします。
まとめ
4年生の一年間は、研究室配属から卒業論文発表まで、あっという間に過ぎていきます。
最初はわからないことが多くても、少しずつ学びながら成長していくことができます。
困ったことや不安なことがあれば、気軽に相談してください。充実した研究生活を送りましょう!