ひろしまプライドパレードへの応援メッセージをご紹介します(順不同)
**noteでは写真付きでご覧いただけます**
応援メッセージを届けてくださったみなさま、ありがとうございます
1994年に東京で開催された第1回東京ゲイパレード。札幌からこのパレードに参加した私たちは、次は自分たちが生活している地元で、パレードをやりたいと思うようになりました。そこで2年後の1996年6月30日、第1回レズ・ビ・ゲイプライドマーチを札幌市で開催したのです。不安のなかでの開催でしたが、当日は全国各地から285名が参加。
終了後作成した報告集に、このパレードの意義を、私は次のように記しています。
「東京以外の地方都市で初めて性的マイノリティの存在を社会に示したことです。個人の顔の見えないマス社会、大都会ではないローカル都市で白昼、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル(当時はまだLGBTQという概念はありませんでした)が声高にその存在をアピールできたことは、今後の日本における性的マイノリティ解放運動に大きな可能性を切り開いたと言えるでしょう。これで少なくとも日本の主要都市では同じようなパレードがいつでも可能であることを実証しました。『同性愛者はどこにでもいる』という単純な事実を社会に認めさせるステップを確実に一段上がったのだと思います」
29年の歳月を経て、この波は広島に到達しました。
ひろしまプライドパレードの開催、おめでとうございます。2025年秋、平和の街、広島に集いましょう。
第一回ひろしまプライドパレードの開催おめでとうございます。自分は出身地である石川県金沢市を離れ、東京に暮らして30年以上になります。美術大学への進学を機に、当然のように故郷を離れ上京しました。そのとき感じた解放感を今でもよく覚えています。
性的マイノリティであることを知られても他人と適度な距離、関係性を保てる可能性の高い大都市に生活することとそこから得られる安心感はこの30年間、自分の人生にとって欠かすことのできないものでした。
しかし近年、自分の出身地でもパートナーシップ制度が施行され、プライドパレードが行われるようになりました。もしも自分が子供の頃に地方都市でもこのような性的マイノリティを可視化しエンパワメントする催しや制度があったなら、はたして自分は同じ選択をしただろうか?とパレードを歩きながらたびたび考えます。
こうして様々な都市、それぞれの場所で性的マイノリティの居場所が増え、選択の可能性が広がることを嬉しく思います。
広島出身の私は幼い頃から「平和教育」を受けてきました。「平和」というのは、戦争をしていないということだけではありません。日本で暮らす私たち全ての人の「人権」が守られてこそ、「平和」と言えます。マジョリティが悪気なくマジョリティの都合で構築してきた今の社会。皆んなでつながりながらアップデートして、真の「平和」な“まぜこぜの社会”をめざしましょう。
全国各地のプライドパレードに参加すると、商店街のお店の前でレインボーフラッグを持って応援してくれる人、よくわかっていないけれどとりあえず手を振ってくれる人、すれ違う車から窓を開けて声をかけてくれる人、その街のいろんな人の姿が見えてきます。
パレードは、性的マイノリティの当事者が「ここにいる」ことを伝えるだけでなく、こちら側からも見えていなかった仲間の姿が可視化される場所でもあると思います。その輪を広げていくことが、息のしやすい街につながっていくと思っています。
国内外で逆風も吹く昨今、パレード開催に向けて取り組む実行委員のみなさんにリスペクトを。参加する人もそうでない人もエンパワーされるような、逆風を声や笑いや音楽で吹き飛ばすような、温かくて力強いパレードとなることを願っています。
広島県初の単独のプライドパレードの開催を、応援しています。
第一回ひろしまプライドパレードの開催おめでとうございます
以前、東ちづるさんがプロデュースしたLGBT(性的少数者)をテーマに50人にインタビューしたドキュメンタリー映画「私はワタシ~over the rainbow」の広島での公開の時、トークショーをさせて頂きました
いろんなお話しを聞く中で驚きもありましたし、
親しい友人からもカミングアウトをうけ
これまで私が何げなく使っていた言葉で
もしかして傷つけてしまっていたかもしれないと思いました
知らないことは残酷であり
もっと積極的に知る機会を持つことが大切だと感じました
お互いを知りたいと思うこと
相手を思いやることが
円滑なコミュニケーションの基本です
たくさん話して、楽しい時間を過ごして
心地よい関係を築いていきたい
広島でこのパレードが良い機会になれば
素敵だなぁと考えます
近年、東京・大阪以外の地方都市でもプライドパレードが開催されるようになってきています。私が住む愛媛県松山市でも2025年3月に、愛媛初となるプライドイベントを開催しました。大都市と比べて地方都市ではLGBTQ+の存在や社会的課題に対する理解がまだまだ広がっているとは言えません。
プライドイベントの開催を通じて、LGBTQ+の存在を可視化し、ALLY(LGBTQ+の理解者・支援者)の輪をひろげ、街に住む様々な人々のすべてが肯定され祝福される、そんなメッセージを届けることが大切だと思っています。
単独では広島市初のプライドイベントとなる「ひろしまプライドパレード」を応援しています!
ひろしまプライドパレードの初開催おめでとうございます!
2023年に山口県初となる山口レインボープライドを開催しました。
それまでの山口は「性的マイノリティの人はいない」と言い切る人がいるくらいLGBTQ+に対する認知や理解のない町でしたが、パレード当日は多くの方に来場していただきました。パレードでたくさんの方が沿道から手を振ってくれた光景は、今でも忘れられません。
LGBTQ+の人々はテレビやスマホの画面の向こう側だけでなく、また都市部だけでなく地方にも同じように、私たちの社会に存在し当たり前に生活をしています。自分の身の回りにLGBTQ+の人がいないと思うのであれば、それはあなたの身の置いている社会がセクシュアリティを公言したり表現することができないほど、多様性に欠いているということです。
広島がお互いの多様性を認め合い、もっとみんながいきいきと暮らせる社会へ。ひろしまプライドパレードが盛会になることを、お隣の山口県から祈っています!
ふるさとで開催されるPRIDEパレードを応援します。
わたしは広島県呉市に生まれました。中学生でゲイを自覚し、勇気をだして町の本屋さんでゲイ雑誌を一冊買いました。近所の人にバレては駄目だと思い、郵便局留めの定期購読をしました。小さな町なので母に局留めの郵便物を渡されることもありました。
それから25年、母には映画の撮影というスタイルでカミングアウトしました。
母は2025年春の私とパートナーとの結婚式に出席してくれます。
人生の味方の母といっしょにPRIDEパレードをあるきたい。
私の小さな夢を実現できるチャンスをくださる実行委員、クラファン参加者のみなさんに感謝します。
あなたも大事な人とともに歩きませんか?
1994年から始まった
日本のプライドパレードから31年目となります。
当時、
「プライドパレードは東京だからできるんだよ」
という声が聞こえてきました。私もそう思っていました。
それが今では全国各地でプライドパレードが開催されています。
素晴らしいことです。時代は大きく変わりました。
その反面、特に地方では
「この街にはLGBTQ+当事者はいない」
「LGBTQ+当事者と会ったことがいない」
という声が聞こえるのも現実です。
でも、確実にLGBTQ+当事者は存在します。
それを可視化するにはパレードやフェスといったプライドイベントが必要です。
満を持して、今年、「ひろしまプライドパレード」が開催されます。
微力ながら、私も応援させていただきます。
当日は駆けつける予定でいます。
広島から日本全国へ、世界へ虹をかけましょう。
世界中のマイノリティが笑顔で暮らせることを願いながら歩きたいと思います。
ひろしまプライドパレード2025、開催決定おめでとうございます。
私も地方で生まれ育ったので、自分以外のLGBTQ+の仲間に会えたのは、地元を離れて、大学に入ってからでした。
とても安心したのを覚えています。
今、地方に広がっているパレードは、当事者とともに、その周囲の人たちの可視化にもなっていることが素晴らしいと思っています。
LGBTQ+はどこにでもいる、地元に根を張って生きている。
今、パレードで表現されるのは、地域のつながりの可視化であり、それは沢山の社会的マイノリティの人たちを勇気づけることになると思います。
2015年、ちょうど10年前、広島と福山で行政主催の講演会に呼んでいただき、その時に、地元の人たちと話す機会がありました。
グループを立ち上げたい、パレードをやりたい、という夢の話をおぼえています。その時の夢は、今、全部叶えられています。
今回のパレードが、次の夢につながることを祈って、大阪からエールを送ります!
ひろしまプライドパレード初開催おめでとうございます!
このたび、広島で初めてのプライドパレードが開催されることを心からお祝い申し上げます。多様な背景を持つ一人ひとりが、自分らしく誇りをもって歩む姿は、きっと多くの人の心に希望の光をともすことでしょう。
「見える」ことが「つながる」こと、「歩く」ことが「変えていく」ことにつながる——そんな力強い一歩を、私たちも岡山から全力で応援しています!
虹の架け橋が中国地方全体に広がっていくよう、共に手を取り合っていきましょう。
私の生まれた土地でもある広島の街に
あたたかく力強い虹がかかることを願って。
Let’s Take Action! 自分らしく生きられる社会を、広島からも!!
自分が何者で、どんな価値があるのかは、自分で決めていいはずです。
でも、ときに、私たちの身体は、私たちのものじゃなくなってしまう。
広島で生まれ育ち、平和教育を受けるなかで、
人種や民族を超えて無差別に殺傷する核兵器が、
一人一人のアイデンティティ、セクシュアリティ、
夢をみる心すら“無いもの”にしてしまうのだと学びました。
声を奪われること。いないものとされること。
それは、とても怖いことです。
私が私として生まれたことを、ほこらしく感じていたい。
あなたがあなたでいることを、ほこらしく感じてほしい。
その先に、平和があると信じています。
2025年、ひろしまプライドパレードがはじまります。
人間として在ることを否定される痛みに向き合うことのできる居場所が、
今、ひとつ増えるのだと幸せに感じています。
気づけなかった声に、気づけるかもしれない。
あのとき言って欲しかった「ここにいるよ」を、今度は自分が言えるかもしれない。
そんな期待を胸に、パレードの日を迎えたいと思っています。
広島で活動を始めて7年、私たちはたくさんの子どもと保護者に出逢ってきました。
「LGBTQ」という言葉の認知度は高くなってきたものの、「消えたい」「どう生きていけば良いのかわからない」などの想いを抱えながら、日々過ごしている子どもたちがいます。
子どもたちを支える保護者もまた孤立し、我が子の将来に不安を感じています。
今回の広島プライドパレードでは、一人ひとりが"わたし"を歩く姿や、アライ(理解者・支援者)の存在が可視化され、「広島にも仲間がいる」と実感できる機会になると思います。
広島で生まれ育った子どもたちが、ここで暮らすことを諦めずに、自分が望む生き方が選べる未来をともに創りませんか。
広島県内で初の単独実施となる「ひろしまプライドパレード2025」が開催されますことを、心からお慶び申し上げますとともに、
実行委員会をはじめ関係の皆様の御尽力に対しまして、深く敬意を表します。
本県では、総合計画「安心▷誇り▷挑戦ひろしまビジョン」に基づき、
「多様性を認め合い、支え合いながら自分らしく活躍でき、安心と活気あふれる共生のまちづくり」に向け、
互いに人権を尊重し合う意識が醸成されるよう取組を進めているところでございます。
こうした中、「今日はわたしを歩いてみたい」のコンセプトのもと実施される本パレードは、
性の多様性への理解が広がる意義のあるものであり、
こうした取組により、セクシュアリティ等を問わず、
誰もが、自分らしく安心して暮らせる広島に繋がっていくことを期待しております。
結びに、本パレードの御盛会と、関係の皆さまの御健勝を祈念し、お祝いの言葉といたします。