・20244月 研究室メンバーを更新しました。

・2023年11月 研究室メンバーを更新しました。

・20236月 研究室メンバーを更新しました。

・2022年9月 研究成果についてプレスリリースを行いました。

・2022年9月 The EMBO Journalに論文が掲載されました。

・2022年9月 久保田君が第55回日本原生生物学会にてベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

・2022年4月 研究室メンバーを更新しました。

・2022年2月 久保田君と小池君が生命機能学科卒業論文優秀発表賞を受賞しました。

2021年10月 研究室メンバーを更新しました。

・2021年4月 研究室メンバーを更新しました。

・2021年2月 植村君が生命機能学科卒業論文優秀発表賞を受賞しました。

・2020年4月 研究室メンバーを更新しました。

・2020年4月 教務助手として豊岡さんが着任されました。

・2020年3月 中澤さんがOISTに移動しました。

・2020年2月 内藤さんが生命機能学科卒業論文優秀発表賞を受賞しました。

・2019年7月 中澤さんが第5回国際ボルボックス会議において、若手最優秀発表賞を受賞しました。

・2019年5月  研究室メンバーを更新しました。

・2019年5月  教務助手として中澤さんが着任されました。

・2019年4月  研究補助員として浅野由美さんが着任されました。

・2019年3月  教育技術嘱託の大村亜紀さんが川岸研、佐藤研の所属にかわりました。

・2019年3月  特任教育技術員の三輪彩さんが退職されました。

・2018年5月  法政大学大学案内の巻頭特集で研究内容が紹介されました。

・2018年4月  研究室メンバーを更新しました。

・2018年3月30日  苗加彰さんが研究のためスイスへ旅立ちました。

・2018年3月  苗加彰さんが東京大学大学院理学系研究科から学位を授与されました。

2018年1月5-7日に生体運動研究合同班会議が、法政大学市ヶ谷キャンパスで開催されました。

About us

私たちは繊毛とその根元にある中心子の形成機構について、クラミドモナスを材料(下図左)にして研究をしています。

繊毛はクラミドモナスのような単細胞生物の遊泳に働く以外に、脊椎動物の気管、脳、網膜、腎臓、胚などにもあって、体液の流れを作る、様々な刺激を受容するといった重要な働きをするオルガネラです。

繊毛が示す、鞭がしなるような美しい波打ち運動は、内部にある精密機械のような軸糸構造が生み出します(下図右)。この複雑な構造がどのようにして組み上がり、どのようにして動くのか、本当に不思議です。

さらに不思議なことは、さまざまな生物が持つ繊毛軸糸の構造がほとんど同じだということです。軸糸の骨格を作る微小管の数は必ず9本で、その数は根本にある中心子という構造が決定しています。また、軸糸内の突起の形も並び方もよく似ています(下図右)。

クラミドモナスもヒトも祖先をたどっていくと一つの細胞に行き着きます。おそらくその祖先細胞がすでに繊毛を持っていて、それが長い進化の過程でほとんど形を変えずに受け継がれてきたのです。いったいなぜこの形でなければならないのでしょうか。そして、どのようにしてこの形が決まるのでしょうか。

私たちはその理由がどうしても知りたいと思い、探求を続けている研究グループです。