DANCE for Wind Quintet
DANCE for Wind Quintet
2020年12月13日に行われた作曲の会「Shining」の録音会のために書かれ、2021年2月19日開催の「木管五重奏Ensemble Reiseファーストコンサート」にて舞台初演していただくにあたり改訂しました。
この作品は特定の舞曲をモチーフにはしていないものの「踊れるコンサートピース」を目指し作曲されました。作曲にあたってモーリス・ラヴェルの音遣いや芥川也寸志の空気感などを参考にしたつもりです。近代のふわふわした和声感と、めまぐるしい音色の変化による色彩が特徴です。
演奏にあたっては、楽器同士がどのように関わりあっているかをお互いに良く認識し合うことが肝要です。また、かなり細かくアーティキュレーションを書き込みましたので、その意図も考えて演奏していただければと思います。
少々変則的なソナタ形式でできていて、中間部は新たな主題のようですが実は既出の主題の変型です。
おかげさまで楽譜も結構ご購入いただけており、アンサンブルコンテスト等で度々演奏されているようです。演奏情報がございましたらぜひお知らせください。
Flute
Oboe
Clarinet in B♭
Horn in F
Bassoon