会 員 の 広 場
会員の広場への投稿は、「通信欄」のメールアドレスに原稿、写真添付で送信願います。
下の写真は「いろはもみじ」ですが、ピンクの部分は花ではありません。「翼果」と言って実の皮の部分がこのように翼状になったもので、実が大きくなると、種の保存のために竹トンボのように飛んで行って遠くに実を落として繁殖するらしいです。
自然の摂理とは上手く出来ているものですね。珍しくて余りにもきれいなので、浜風句会の皆さんに見て頂きたくて投稿しました。
2023年の1月~12月句会までの全作品数は1062句で、10点句以上が22句でした。その22句中、雄策さんの句が5句、青三さんと三徳さんの句がそれぞれ3句入っています。
年間最高得点は20点で、青三さんの句「全席が自由席です仏の座」でした。20点句は2019年の酔子さんの「静寂がきこえる母の初電話」以来で、全体として今年は高得点が多かったと言えます。ちなみに、2020年~2022年の年間最高得点は15点止まりでした。
それだけにに今年は、浜風句会の作品が多摩地区現俳、神奈川現俳、関西現俳で、入選や大会賞を獲得したという、かつてない輝かしい1年でした。
さて、2024年はどんな年になるでしょうか。皆様良いお年を。
『浜風句会入会の記』
佐藤花子
「浜風句会に是非一度、来て下さい!」
島田啓子さんからのお誘いの言葉は「白」合同句集出版記念祝賀会の席でした。
三木句会が終わり寂しさを抱えていた私に、本当に嬉しい言葉でした。
4月15日の初回は、大西惠さんのお心遣いと共に、皆さんに温かく迎えて頂きとても感謝しています。
この記を書いている今は12月です。早いもので8回の句会が過ぎました。
私が三木句会にいた頃の浜風句会の印象は、沢山の受賞歴があり才能豊かな方々が集う句会でした。
なので敷居がとても高かったです。
それは今でも変わりませんが、皆さんが自由闊達に意見を述べ合う句会に毎回魅了されています。ドキドキします。
私の俳句の現在地は、ただの写生に終わる、奇を衒う余り理解不能な句になるです。
本当に句作りは難しく奥が深いです。
でも唯一の救いは楽しいことです。
感じたことを言葉に置き換える、言葉を探し言葉と戯れています。
最後に俳号の花子ですが、祖母のハナの名前を貰いました。とても可愛がってくれた大切な祖母でした。幼い頃に聞いた民話は懐かしい思い出です。
これからもどうぞ宜しくお願いします。 (2023.12.17)
福島雪雫さんから雉の啼き声の動画が届きましたのでアップします。雉は春先の求愛行動として啼くのだそうですが、10秒ぐらいから鶯の声も入って春の風情たっぷりの動画ですね。
「早春賦」という歌にある、「春は名のみの風の寒さよ♪」というように、ちょっと肌寒い風が吹いています。そこで、この桜並木をマウンテンバイクで走ります。今回は曇っているのであまり綺麗ではありませんが、晴れると素晴らしい桜並木です。その足元にはこのカルガモが出てきて小さな声で泣きます。2m ぐらい近づいても逃げません。
遠くには雉が鳴きます。雉は臆病で自転車を止めただけで10m ぐらい離れているのにすぐに藪に逃げ込んでしまいます。こういう自然な春を感じるひとときです。そこで一句・・
雉の啼く浅川土手に春兆し
写真は、玉川の支流の浅川の堤で、浅川は八王子市と日野市を経て、玉川に合流する川です。
右の動画で鴨が足を羽の下に隠すしぐさは、かわいいですね💖
2023年1月28日(土)、いつものように早朝マウンテンバイクで走っていましたら、近くの丘陵にある公園と我が家の近くの畑に雪が残っていました。
朝7時の時点ですでに晴天でしたが深夜に雪がちらついたようです。
浜風句会に参加して
田 友作
私が浜風句会に参加して、句会に出された作品の中に「嘘」「闇」「影」「裏」と言ったマイナス(陰陽説で言えば陰)のイメージの言葉が多く出て来るなという印象を持ったのですが、このほど浜風句会のこれまでの作品4562句について、それらがどの程度出て来るかを調べて見ました。
その結果「闇」が38句(0.8%)、「裏」が29句(0.6%)、「影」と「嘘」がともに24句(0.5%)で、数字で見ると、それ程多くはないかなと思われました。
そこで、他の句会ではどうかを調べるために、2013年の「俳壇抄」から86句会1132句について調べて見たところ、「影」が5句(0.4%)、「闇」「嘘」が共に3句(0.3%)、「裏」はゼロで、総じて浜風句会の出現率より少ない値でした。
ただ、「闇」は「青葉闇」「五月闇」など季語がありますし、「影」も「障子にうつる影」など必ずしも「陰」ではなく、風流な表現にも使われるので、それを除くと、浜風句会の場合は「嘘」と「裏」が多いのが特徴的と言えるようです。
これは何故なのでしょうか。浜風句会のみなさんは、「嘘や裏」を問題にしている、あるいは「嘘や裏」で遊んでいるということでしょうか。
文中にある権現山公園での句会ブログはこちら ここをクリック
[編集者記]9月の浜風句会で福島雪雫さんの2句が話題になり、作者がどういう状況で作句したのか知りたいと思い、雪雫さんに問い合わせたところ、以下のような解説文が届きましたので、ご本人の了解を得てそのまま掲載させていただきます。
句会での皆さんの解釈と違って「あなた~ぁ・・・」は友達の奥さまが電話口で夫さんを呼んだ時のことでした。「うんうんと」は概ね句会参加者の解釈と合っていたようです。「便秘」ではありません((笑)
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夫婦の秋
福島 雪雫
◆ あなた~ぁ人生の秋実りつつ
◆ うんうんと妻はどの秋さまよえり
この二句を多くの人が選んで下さり、句会での話題になった事、大変光栄に思います。俳句とは詠み人と読む人の思惑が違っていることが多くあり、それがまた俳句の面白さでもあるとも思います。
今回の句は皆様の感じた通りの情景です。従って、詠み人と読む人の想いはほぼ一致しています。
しかし、二つの句は同じ夫婦としてはかなり矛盾した情景になります。
実はそれがポイントです。
一句目は、私の親友(バイク仲間)に電話すると、奥様が電話に出られてご主人を呼ぶ声が聞こえます。「あなた~ぁ、○○さんから電話ですよ~」と何とも夫婦仲の良い雰囲気を感じます。そこで「良き夫婦の秋が実りつつあるな~ぁ」と感じた次第です。
次の句は、私が食事後に世間話をすると、「うんうん」とよく聞いてくれている情景なのですが、本当はよく分っていないのでは?と感じることがあります。これを見ると、「いよいよ人生の秋が近づき何処をさまよっているのかなぁ~」と思ってしまいます。
皆様のご想像にお任せした方が幸せな二句でした。 2022.09.19
梅雨の入り供待ち部屋の静寂 金子うさぎ
※「とも待ち部屋」正客に伴って来た従者の控え室
2週間ほど前の投句です。そして、あっという間に梅雨が明けてしまいました。
皆様、お元気ですか?(^^)
金沢八景の駅前に旧、円通寺客殿(木村家主屋)「権現山公園」がこの春オープン!
中央には大きな桜の木が有り、お花見出来たり、客殿の建築と歴史の謎等のパネルも豊富!(^^)
横浜駅から近く風光明媚な八景。そして、街をあげて鎌倉殿(源頼朝)を盛り上げています。
気分転換にどうぞ~♪
瀬戸 ̄(=∵=) ̄神社
既にご覧になっている方も多いと思いますが、ウクライナ の少年少女合唱団によるウクライナ国歌演奏と美しいウクライナの風景。
この美しい光景が、残虐なロシア軍によって破壊と殺戮の街と化す、歌っている少年少女は今どうしているのでしょうか。
ユーチューブ(⇦ここか下の画像をクリック,)でご覧下さい。
楽譜も添付します。平易なメロディーの繰り返しですが、胸に響くものがあります。
(最初に公告がながれ、右下に「広告をスキップ」が表示されますので、そこをクリックしてご覧下さい。)
2022.05.02 田 友作
遠景です
環状
ハート形に仕上げました
アップにすると見事!
「鶯やテレビを消して外にGo!」 うさぎ 弥 ̄(=∵=) ̄生
今日は,3月3日のひな祭り (^^)皆さま、それどころではない!?
写真は、鶯が桜(玉縄桜)を啄んでいます。
もう一枚は、手前が満開の梅
奥が玉縄(たまも)桜。
*玉縄桜…
大船フラワーセンターにて、ソメイヨシノの早咲きから選ばれ育成。