玉成会多摩41期 髙橋自
新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。本稿では、玉成会研究室に入室し、司法試験合格を勝ち取ることができた私の立場から、玉成会の魅力についてお話させていただこうと思います。皆様の今後の学生生活の一助となれば幸いです。
玉成会に入室することのメリットとしてまず挙げられるのは、共に法曹を目指す者との交友関係が広がるということです。これはどの研究室にも共通して言えることですが、研究室に所属することで、同期間での横のつながりだけでなく、先輩、後輩といった縦のつながりをもつことができます。また、そのつながりは研究室内の垣根を越えて、他の研究室の室員にも広がっていきます。法曹という同じ職業を志す者たちにとって、学生時代にできた交友関係というのは何にも代えがたいものです。学生時代だけでなく、実際に働き始めてからもお世話になることが多いのではないかと思います。そのような関係を広く持つためにも、研究室に所属しておくことは有用です。
2点目として、弁護士先生や先輩方からの熱心な指導や教示を得ることができます。玉成会では、研究室に所属していたOB、OGの方や弁護士の方が主体となってゼミが開講されており、そこで法的知識や思考を学ぶことができます。また、普段の勉強の疑問点について先輩、後輩、同期等と議論することで、簡単に疑問点を解消することもできます。私の学生時代にも、そのような議論が室員同士で日常的に交わされていました。以上のように、玉成会では法律を学ぶ上でのサポートが充実しており、それを活用することで司法試験合格に近づくことができると思います。
3点目として、様々な価値観を持った人と触れ合うことで、自らの価値観を顧み、修正し、そして広げることができます。玉成会には様々な方がいらっしゃり、法曹関係者だけでなく、中には法曹以外の業種への進出を希望されている方もいます。様々な人と交友し、その考え方を受け入れることは、法曹としての職業倫理上大切であるだけでなく、一人の人間としても重要なことであるように思います。玉成会研究室は、そのような人間的成長の場としても機能しています。
以上、簡単ではありますが玉成会研究室の魅力をお話させていただきました。
ウイルスの感染が続いている中、情報収集なども満足にできず、大変な生活をされている方もいるのではないかと思います。そのような皆様にとって、玉成会が少しでもサポートできる環境になるのであれば幸いです。多くの方の入室を心待ちにしております。