理論講座

(4) 世代を越えて社会と学びを編みなおす


沼田和也(同志社中学校)


 生徒、事務員、業者、教員などの人達と共に学びを核にして、世代や立場をこえて社会的課題にコミットしようとする取り組み(プロトタイプ)を展開しています。その中で培われる”学びの感性OS”のようなものを脇に置きながら、技術科の学びを下支えするという問いを持ちながら実践しています。その取組の全容をお話します。

(5) 気候変動と技術教育の課題;農業分野の観点から


平舘善明帯広畜産大学


 気候変動対策は“まったなし”の状況です。熱波、大雨、熱帯低気圧等の極端現象は「人為起源」によるものであり、牛肉・穀物・ワイン生産等の食料システムは破綻寸前といわれます。技術教育の課題としていかに捉えるべきかを検討します。なお、本講座は2月に開催された冬季研での報告と多分に重複する旨、ご了承下さい。

 

(6)「新たな教師の学びの姿」を実現するための新しい研修制度


講演:独立行政法人教職員支援機構 
世話人:疋田祥人(大阪工業大学)               

内田徹(浦和大学)                          

田中喜美(東京学芸大学名誉教授)
 

 本講座は、問題別H分科会(技術・職業教育の教員養成)との共催で、独立行政法人教職員支援機構の方から、「新たな教師の学びの姿」を実現するための新しい研修制度についてご講演いただく予定です。研修制度は、皆さんの本会への参加とも関わる大きな問題です。1回限りの実施です。多数のご参加をお待ちしています。