現代日本語学研究会

<現代日本語学研究会について> 

現代日本語学研究会は、1994年に始まり、2022月に10回目を迎えました。毎回1名か2名の方が発表し、質疑応答も時間をかけておこないます。研究分野は「意味論」「文法論」「語用論」などを原則としますが、理論的枠組みは問いません。参加者は主に東海地方の大学教員、大学院生ですが、来ていただける方はどなたでも大歓迎です。

<研究会の進め方>

 会の進め方は、まず、一人の発表者が60-90分程度の研究発表を行い、その後60-120分程度の質疑応答、ディスカッションが行われます。通常の学会発表よりもはるかに長い発表、質疑応答の時間が確保されており、参加者が納得がいくまで忌憚のない議論ができることが一つの特色です。また、修士レベルの研究歴の浅い学生たちにとっては、研究発表に加えて、ディスカッションから学ぶことも多いという声を頻繁に聞きます。なお、本研究会での発表を踏まえた研究は、これまで多数の学会誌掲載論文、博士学位論文、著書として結実しています。

<次回の研究会(日程・場所)>

第198回

日時:2024年6月22日(土) 13:30~16:30

場所:名古屋YWCA 404

参加費:500円(県外からの参加者、学生、発表者を除く)

テーマ:日本語の機能的表現形式への意味論・語用論的アプローチ

 (言語科学会第25回年次国際大会ワークショップの予行練習を兼ねています)

 ●第一発表者:梶川克哉(愛知文教大学)

  発表題目:なぜ一つの機能語が異なる用法の従属節で用いられ得るのか ―「ために」「ながら」を例に―

 ●第二発表者:中馬隼人氏(中部大学)

  発表題目:「Xじゃなくて」を用いた理解確認に関する会話分析研究

 ●第三発表者:田村敏広氏(静岡県立大学)

  発表題目:スル形式の行動要求機能とその動機づけの検討



※オンライン開催の場合

参加ご希望の方はZoomのアカウントをお伝えしますので、管理人(梶川克哉)までご連絡ください。

kajikawakatsuya[a]gmail.com

* [a]を@に変えて送信してください。