外環被害住民連絡会・調布
わたしたちの街を返してください
住宅街の地下に巨大なトンネルを通す外環道工事によって、ある日突然、平穏な暮らしを奪われた住民たちが
「破壊された地盤の回復」「被害の補償」「 地域の安心と安全」 を求めて立ち上がりました。
わたしたちの切実な声に耳を傾けてください!
わたしたちの街を返してください
住宅街の地下に巨大なトンネルを通す外環道工事によって、ある日突然、平穏な暮らしを奪われた住民たちが
「破壊された地盤の回復」「被害の補償」「 地域の安心と安全」 を求めて立ち上がりました。
わたしたちの切実な声に耳を傾けてください!
2020年10月18日 正午頃 陥没事故発生
調布市東つつじヶ丘2丁目の住宅街の市道に突如空いた大きな穴は、地下47mで行われていた大深度シールドトンネル掘削工事によるものと判明しました。その後、南行トンネルルート上の地中に相次いで巨大な3つの空洞が見つかり、埋め戻されました。トンネルルート上だけでなく広い範囲で、今も異変が報告されています。
■11月28日(金)外環オープンハウス開催案内
*12月19日(金)調布市立滝坂小学校 18時-(意見19時-)
*12月20日(土)調布市立滝坂小学校 15:30-17:30
11月20日のトンネル施工等検討委員会結果等を受けて、外環工事の現在の状況・今後の予定について。詳細はこちら
■10月27日(月)第4回関東地整事業評価監視委員会開催
50分足らずの審議で「事業継続了承」
参考記事 三島康夫note:#37 外環事業 継続を了承~住民の5年間は
■10月13日(月)事業評価監視委員会委員に対し、10/5住民集会声明を郵送
■10月9日(木) 第3回関東地整事業評価監視委員会が開催され、東京外環(関越~東名)の再評価も審議。結論出ず継続(次回日程未定)配布資料、バックデータ、議事概要等
■10月5日(日)第6回総会・陥没5年集会 「陥没から5年~壊された街・東つつじヶ丘2丁目の今」 開催 (@東部公民館) 連絡会が声明を発表
報告は下記へ ↓
■8月30日(土)地盤補修の施工状況等に関するオープンハウス・意見交換の場を開催@滝坂小学校
■8月29日(金)外環事業シールドトンネル工事の状況等をお知らせするオープンハウス・意見交換の場を開催@滝坂小学校
■7月30日(水)『地盤補修の施工状況等に関するオープンハウス開催』チラシを配布
(オープンハウス) 令和7年8月30日(土)10時~12時 /(意見交換の場) 令和7年8月30日(土)13時~
■7月30日(水)『外環事業シールドトンネル工事の状況等をお知らせするオープンハウス開催』を発表 (各地開催)
<滝坂小オープンハウス>
(オープンハウス) 令和7年8月29日(金)18時~20時/ (意見交換の場) 令和7年8月29日(金)19時~20時
■5月24日(土)「私道周辺の道路の切り回しについて」のチラシを近隣住民に配布
■3月31日(月)
地盤補修工事の現況と予定について、東京外環プロジェクトのホームページで公表
▼地盤補修工事の進捗状況について https://tokyo-gaikan-project.com/news/pdf/jibanhosyu/h_2503.pdf
▼4月の地盤補修工事について(お知らせ)
https://tokyo-gaikan-project.com/news/pdf/jibanhosyu/p_2504.pdf
■3月31日(月)
「地盤補修等に関する意見交換の場のご案内」チラシ配布
日時:R7年4月25日(金)19時
場所:入間地域福祉センター
対象者:地盤補修工事箇所周辺住民
主催:ネクスコ東・中・国交省 協力:調布市
■2月17日(月)調布市より三者協議継続の要望書に対する回答 実質ゼロ回答(市ではなく事業者主催、移転住民・沿線住民の参加はともに認めず)
■2025年2月3日(月)調布市長、都市整備部長宛てに三者協議継続の要望書を送付
■12月27日(金)地盤補修工事の進捗状況について を外環プロジェクトHPに掲載
■12月20日(金)、21日(土)外環シールドトンネル工事状況等のオープンハウス・意見交換会開催@調布市立滝坂小学校
地盤補修工事は1年延長し、来年12月完了目指すと発表
■10月30日(水)地盤補修「想定の2年で終わらず」「掘削再開のめど立っていない」Nexco東社長 定例記者会見で
参考記事:東京新聞TOKYO Web(10月30日) 調布陥没から4年、地盤補修「想定の2年で終わらず」 東日本高速・由木社長「掘削再開のめど立っていない」
■10月18日(金)入間川で気泡発生(4度目)
■10月12日(土)陥没4年 外環被害住民連絡会・調布 総会
+「連絡会のこれからを考える」集会 開催(10/1-4実施アンケート結果を基に)
■2024年10月1日(火)入間川に気泡発生 地盤補修工事開始後3度目
陥没地域への掲示と近隣住民に声掛けのみ、HPへの掲載なし
参考記事:note 「大深度地下は誰のものか」 #14 地盤補修開始後、3度目の気泡発生
陥没事故から5年。住宅のすぐ横に何本もの高いクレーン
静かな第一種住居専用地域はいったいどこに?
2年で終わるはずの地盤補修工事はまだ予定の半分のみ
2025年10月5日(日)総会+集会
「陥没から5年~壊されたまち・東つつじヶ丘2丁目のいま」
を開催しました
10月18日で陥没事故から満5年となるのを機に、被害地域の現状と、この5年間の連絡会の活動を住民の証言とともに振り返る集会を開催しました。転居を余儀なくされた方、地盤補修工事現場の間近に住む移転対象外の方、これからシールドマシンが家の下を通る方などが、この5年間のそれぞれの体験と思いを語り、そして被害住民連絡会が果たしてきた役割を検証しました。その後、「外環振動・低周波音調査会~事故から5年時点の報告」と「外環陥没事故の原因は? ~ 気泡シールド工法の課題 」について、それぞれの報告がありました。事業者や自治体の対応、補償交渉、連絡会の活動など、この5年間にこの土地で起こったことが、現在各地で行われている同様の事業に役立つことを願い、声明を発表して終了。メディアを含む多くの方々にご参加いただきました。
2023年12月6日(水)地盤補修工事 入間川気泡発生再現試験で
約8か所から激しく噴出
10時頃から造成作業(セメントスラリーとエア注入)開始。正午過ぎに、下流側に1か所勢いよく噴出。その周辺でも2~3箇所噴出。 さらにそこから約15m上流の箇所(11/2の発生地点)でも3~4箇所から噴出。(2017年の大正橋下流付近でのジャグジー、ジェットバスに似ている)
酸欠空気や水質検査試験用のサンプルを採取。13時過ぎに作業を停止し、上流側はすぐに気泡発生も停止。下流側は、13:25ころに気泡発生も停止。
11月2日の発生箇所の上流約10mと下流約10mを土嚢で堰き止めたが、下流側の3~4箇所の気泡発生箇所はその土嚢の外(下流)。(従って、検査結果がでるまでタンクに溜めておく予定が狂って、汚染されていた場合でもそのまま垂れ流すことに。)
週間工程表のとおり進行 (12/4 調査準備工、12/5 調査準備工・変状調査、 12/6 気体・水質調査、12/7 変状調査)。2週間ほど検査と結果の評価に要するとのこと。
参考記事:● 東京新聞 Tokyo Web 2023年12月6日 「謎の気泡」は外環道地盤補修工事との関連が確実に 圧縮空気を送ったら近くの川の複数個所で「ブクブク」
2023年10月15日(日)@東部公民館学習室
外環陥没3年 住民集会+講演会 開催しました!
~ひとり一人の被害回復・まちの復興のために~
会場には50名超の参加者
上田昌文氏講演
磯野弥生氏講演
質疑応答
陥没から今月18日で3年を迎えるにあたり、被害住民連絡会集会+講演会が行われ、ZOOMを含め計80名の参加がありました。講師には上田昌文さん(NPO法人市民科学研究室代表理事)と磯野弥生さん(東京経済大学名誉教授)をお迎えしました。上田さんは、被害住民が自ら調査した333軒の住宅の被害状況と、振動・騒音・低周波音による健康被害の聞き取り調査結果を報告され、地下水に関する公開質問状に対する回答が何か月もないことを訴えられました。一方、環境法がご専門の磯野さんは、「地上に影響を与えない」という安全神話のもとに大深度地下法がつくられたが、法の改正または廃止が必要な時だと語られました。
現在、陥没事故周辺地域は、水面下で進められるネクスコとの個別交渉の末に、一軒また一軒と住民が去っていく中、着々と地盤補修工事が進められ、大規模工事現場と化しています。3年を経て、新たに野川サイクリングロードで見つかった複数の穴の埋め戻し事象など、この工事が抱える問題は今後更に顕在化していくのではないかと危惧せざるを得ない状況です。全国の皆様のお力添えを引き続きよろしくお願い致します。 被害住民連絡会の声明はこちら。
<参考記事>
10月15日 東京新聞 Tokyo Web 調布の外環道陥没「補償エリア外でも住宅被害」 事故から3年、専門家が独自調査
10月16日 朝日新聞デジタル 大深度地下利用「法改正すべきだ」 調布の陥没事故巡り専門家が指摘
<連絡会から皆様へのお願い>
☆ 振動・低周波音に関する聞き取り調査にご協力ください
昨年12月の連絡会のアンケート調査では体感被害を訴えられた方が100軒を超え、その内51軒では低周波音被害がありました。長期にわたり健康への深刻な影響をもたらす可能性のある低周波音被害について、このほど、市民科学研究室(※1)の協力を得て「外環振動・低周波音調査会」が立ち上がりました。(この調査会は、高木仁三郎市民科学基金(※2)の助成を受けて運営されます)
そこで外環工事による振動・低周波音について、いつ頃からどんなことが起こったのか、陥没までの間、及び陥没以降今日までの様子について、市民科学研究室の方にお話しをしていただける方を募ります。正確な記憶でなくても構いませんし、陥没までのことだけでも結構です。 ご協力いただける方は、事務局 gaikan.higai@gmail.com までご連絡ください。
※1 市民科学研究室 https://www.shiminkagaku.org/ ※2 高木仁三郎市民科学基金 http://www.takagifund.org/
☆ 家屋や地盤の異変を見つけられた方、また最近も振動・低周波音を感じられた方は、連絡会までお知らせください
陥没周辺地域はもちろん、既にシールドマシンが通過した地域では、地盤変動が起きている可能性があります。地盤や家屋の新たな亀裂や窪み、また以前からあったものが拡大したなどちょっとした変化でも、気づかれた方は、連絡会までお知らせください。同時に記録写真を残してください。また最近も振動・低周波音を感じられた方も、日付・日時を記録し、連絡会にお知らせください。
地盤補修工事:都橋を跨ぐあたりの管路の騒音・振動など大
近隣住民ホテルに避難も
家屋解体工事:解体現場5か所
うち入間川東側(地盤補修範囲外)でも解体始まる
2023年9月29日
中継ヤード2:模様替え。熱を持つので、エアコンプレッサーを超高圧ポンプと一緒の囲いから外に出した
物理探査風景
家屋解体が進み、地盤補修工事現場と化した住宅街のいま
2023年6月28日~7月5日
6月28日 中継ヤード(ぶんぶん公園)
6月28日 中継ヤード(ぶんぶん公園)
6月28日 中継ヤード(ぶんぶん公園)
6月28日家屋解体_基礎のみ
6月28日 家屋解体_
集合住宅解体後
6月28日 家屋未解体(左)_解体済工事道路に(中)_解体中(右)
陥没地点傍住宅4棟解体
6月28日家屋解体_週間工程表
7月5日 地盤補修工事準備 週間工程表
7月5日 プラントヤード
7月5日 設備試運転・管路_京王線北側
7月5日 設備試運転・管路_京王線北側
甲州街道北側傍のプラントヤード
(2023年6月28日)
セメントのサイロ4基(高さ約8m)などが設置され、配管接続などされつつある
二槽ミキサー
プラントヤード_ポンプ(水色)_水槽(右奥)など
中継ヤード
中継ヤード
2023年4月24日 ぶんぶん公園前
高圧噴射撹拌工法のための給水管引き込み工事
2023年3月24日 地盤補修工事のための準備が進む
入間川上部に設置される4本のパイプライン
住民の要求により
子どもの進入防止のための柵が設置された
ぶんぶん公園は今後最低2年、工事現場として使用される。公園の代替地は800mも南に離れた場所に準備される
トンネル頂上で家屋解体が進む。周辺は住民が住み続けている
2023年1月24日 解体予定家屋前で抗議集会
声明を読み上げる共同代表
多数の報道陣に囲まれる
午前10時、厳しい冷え込みの中、この日から解体着手予定の住宅の前に被害住民と報道陣多数が集まりました。抗議声明が読み上げられたのち、被害住民が口々にこの2年余りの苦しみとネクスコの不誠実な対応への憤りを訴えました。前日に3事業者(国交省、ネクスコ東、中日本)へ声明文を送付し、ネクスコ東責任者の出席を求めましたが現場には現れず、作業員の姿もなし。作業は午後住民たちの解散後に始まったようです。
1年前に強引な解体工事を阻止して以来、再三にわたり求めてきた話し合いの約束を反故にし、事業者は再び工事を強行しようとしています。このまま誤魔化して工事に着手すれば住民はあきらめるとでも思っているのでしょうか・・・被害住民と誠実に向き合わない限り、決して工事は進められないことを事業者は肝に銘じるべきです。
2023年1月18日 ぶんぶん公園前で抗議集会
昨年2月以来求めてきた家屋解体・地盤補修工事に関する住民連絡会との話し合いの約束を反故にして、強引に着工に踏み切ったネクスコ東に抗議の意思を示すため、ぶんぶん公園で行われた抗議集会には、被害住民を中心に20数名が集まり、「これ以上住民に苦痛を与えないよう、住民が納得したうえで安全な工事を!」と訴えました。招待したネクスコ東の姿はありませんでした。
2022年12月20日 地盤補修工事のための現地の動き
甲州街道北側のプラントヤードに複数台のトラック
ぶんぶん公園に貼られた地盤補修工程表
2022年2月25日 家屋解体強行に抗議
ネクスコと対峙する住民たち 多くのメディアも詰めかけた (東つつじヶ丘2丁目)
ネクスコが午前8時から始めようとした移転家屋の解体工事に対し、住民が集まり、一方的な通告だけで住民への説明もなく工事が強行されることに強く抗議しました。
トンネル直上だけを地盤改良するために、移転交渉が成立した住宅から一軒ずつ取り壊していくネクスコのやり方は、近隣住民への圧力であり、地域コミュニティを崩壊させる行為です。
同時に、軟弱化した地盤で工事を行うのに、周辺住宅への安全が示されていないことに、住民は大きな不安を抱いています。
住民の抗議により本日の工事は中止となり、多数のメディアが取材する中、塀に貼られた週間工程表も一旦撤去されました。住民は、今後丁寧に協議を重ねていくことが不可欠であると要求しています。
2022年2月18日
いよいよ地盤補修地域の家屋解体が強行されます。
ネクスコが家屋解体工事開始のお知らせを配布
周辺一帯で地盤変状が続いている現状下で解体工事を行うとは、安全を無視した暴挙であり、立ち退きを迫られる近隣住民への脅しとしか考えられません。
2月15日には、調布市が、3事業者に対して「地盤補修工事等におけるモニタリング実施要請」をしていることが分かりました。住民への告知は事業者任せで、調布市として市民の声を聴き、向き合う姿勢は全くありません。
11月22日から始まった若葉町 1丁目の 1本目の深層ボーリング調査は、地表から10mの地点まで掘ったところで、明白な理由も示されず、突如中断されました。(追記:15日〜 地盤改良を専門とする業者に変わり、現在再開中です)
そして12月3日、またしてもいきなり 2本目の深層ボーリングのチラシが周辺住民に配布されました。 2本目は、ぶんぶん公園と入間川を挟んで東側に位置し、この場所もこれから掘る北行ルートの直上付近にあたります。
これらのボーリングポイントは、住民の意向を聴いて行う「住民のため」のボーリング調査ではなく、一方的な 2本目のトンネルのためであることは明らかです。
ひとたびボーリング調査が開始されると、近隣住民への振動・騒音被害、工事車両や関係者の往来、監視員の目線など、住宅街の空気は一変します。
道路陥没事故以来、大きな負担を何度も強いられてきた住民に対して、調査の目的やスケジュール等の説明はなされず、今回も直前のチラシ配布のみでした。
こうした被害住民の傷口に塩を塗るような行為が依然と続いています。
11月になっていきなり始まった一連のボーリング調査、
矢継ぎ早に開催されている 国交省の「シールドトンネル施工技術検討会」、
トンネル内部の見学会(現地視察会)の案内チラシの配布、
調布市職員によるネクスコ・国交省への個人情報漏洩事件など、
被害住民は一層過酷な状況に置かれています。
……………
2021年11月22日~ 若葉町 1丁目
ネクスコ中日本による深層ボーリング調査開始
11月16日を回答期限とした連絡会の要求(住民の要望する地点で浅層に緩みがないかの調査を優先して行うこと)に対するネクスコからの回答がないまま、22日から深層ボーリングのための足場や防音壁を設置する作業が強行されています。
調査は1月末までの予定で行われ、ボーリング本数は1本のみ、
N値、コア(サンプル試料)を採るとのことです。
北行トンネルを担当するネクスコ中日本によるこの調査は、住民の安全のためではなく、
2本目のトンネル工事再開に向けた動きであることは明らかです。
深層ボーリングは、4~5m下の武蔵野礫層を貫通させてトンネル断面下端までの
ボーリングで、再び大きな振動・騒音被害が住民に及ぶことが懸念されます。
連絡会としては、
・調査・分析には住民側の専門家が関与して行うこと
・地表面から深層までのすべてのコアを採取すること
・ボーリング抗は埋めず塩ビ管を差し込むこと(後で調査ができるように)等を求めていきます。
……………
2021年11月1日~ 若葉町 1丁目で始まったネクスコのボーリング調査
※ネクスコHPに掲載されていない調査で、詳細について正式な公表はされていません
「地震や豪雨などのリスクが高い」と専門家が指摘した「浅い地盤の緩み」は、どこまで広がっているのか・・・ 緊急性がある表層地盤の調査を広域で優先的におこなうよう求めている住民の声を無視する形で、今回もネクスコは一方的に地盤調査を始めました。
近隣住民に配らたチラシに詳細は書かれていませんが、今回、実施される 2か所の浅い地盤のボーリング調査終了後、引き続き、元々予定していた追加の深層ボーリング調査へ移行される予定です。
そして、この深層ボーリングを行うのは、2本目を担当するネクスコ中日本です。
「住民の安全確保」のための地盤調査が行われない限り、「不安払しょく」はあり得ません。
周囲は防音壁で覆われているが、再び近隣住民への被害が予想される
大きな重機が運び込まれている
11月1日~ 3か月に渡り車両通行止めとなる住宅地
1年経った今も地盤は動いている
01_ 南行トンネル直上(陥没現場周辺) 急に水道メーターの周りのコンクリートが盛り上がり、蓋が開かなくなった(4月~7月にかけて行われた坑内ボーリング調査との関係は不明)2021年7月
02_ これから通る2本目のトンネルルート上(入間川西側)にもすでに被害。境界の塀が家の庭の方に倒れそうに傾いてきた為、ロープで縛っている。
03_ 同じく2本目のルート上、入間川東側にも甚大な被害。家屋と外構の間の隙間(現在2cm)は徐々に拡大している
04_ 南行トンネルから東に50m離れている家の被害。家の中心部分のコンクリートテラス(厚さ 25 ㎝ )に家屋の基礎部分に向かって 1.5m の亀裂(シールドマシン通過前には無かった)
2021年4月24日 陥没現場周辺
ガス管を振動に強い塩ビ管に交換する工事
周辺一帯のガス管工事工程表
凄まじい振動・騒音が続く
1つ目の空洞(ネクスコ中日本敷地内)の埋め戻し作業:コンクリートミキサー車が狭い市道に次々と到着。車両が入れない空洞箇所までの約 50mは、入間川遊歩道沿いからホースをつないで、薬剤注入が行われた
陥没事故後、説明もなしに住宅街のあちこちで行われるボーリング調査
■ 陥没事故とシールドマシン回転不能地点(緑色)
=住宅街の真下 47m 地下に直径 16mの「巨大トンネル」が2本、隣り合わせで並行して通る
■ 事前調査を怠った外環道ルートの真上で道路陥没、相次ぐ空洞の発見 緩んだ地盤はここだけじゃない
* 2020年12月17日 公開 の 日経ビジュアルデータ「衛星データで分析 東京・調布の道路陥没事故」(日本経済新聞電子版) では、トンネル工事前の 4月上旬から、2つ目の空洞が発見された 11月22日までの「地表の変動」を衛星データで解析。陥没地点の真下を掘削機が通過した 9月14日の直後に地表の急激な変化が確認され、トンネルの真上以外でも広範に変動があったことを伝えた。(観測範囲:陥没事故が起きた周辺の東西530メートル、南北870メートル)