参照:別添資料3「住民の自由記述からの抜粋」
■結果考察 【損害賠償について】
■結果考察 【損害賠償について】
住民の自由記述より、重複内容を整理し抜粋したコメント集になります。
なるべく原文のまま掲載し、長いものは一部省略しました。
*「 」で一人分のコメントです。
■「土台のコンクリートの亀裂が以前と比べて大きくなったように感じます」
■「玄関やトイレのドアの開閉が引っかかるようになった。工事前の状態を覚えていないので、どのヒビが工事以降のものかわからないが、よく見るとヒビがふえている気がする」
■「外壁のヒビ割れ、車庫内コンクリートのヒビが伸びている。門扉のロックがきつくなった。左右の門の位置のズレ」
■「9月17日 はす向かいのお宅の壁が落ちました。我が家でも何か変化があるかもしれないと気を付けていると庭の縁石と道路の段差が広がっていました。ネクスコは一度見に来ましたが、その後何の連絡もありません」
■「塀の隙間の拡がりや家屋の傾きの修復は自分で済ませた。百万にはならないが、数十万かかっているので、領収書はとってある」
■「土止めの塀に複数の亀裂(最大4m)と破断して移動によるズレ。ガレージに亀裂。道路側溝とガレージの間に高低差発生」
■「台所の掃き出し口を閉めて(ロックはかけずに)おくと自然と2、3cm開く」
■「外壁のヒビ。庭土が沈んでいる。駐車場のヒビ(コンクリートのヒビ)、玄関のすき間が大きくなった」
■「陥没の翌日、家の周りを確認したところ、2階外壁に2か所のヒビを発見」
■「主人がこの家1cm傾いていると言っていた。又、物を落とすと転がった。外壁にヒビ、玄関扉の故障」
■「外壁タイルのはがれ、亀裂、ひび割れ、 駐車場壁面(外壁&内装)の亀裂、駐車場シャッターの不具合」
■「家の基礎部分のヒビ割れが認められる。玄関など建物本体と外構との間に亀裂が生じ拡大し、崩れが生じているところもある。フェンスやアプローチのタイルに破損や亀裂、庭のコンクリートに亀裂が入り拡大している」
■「ゆっくりではあるが、最近家が南西側に下がっている」
■「家屋内、外周を点検したところ、レンガタイル等ひび割れ多数発見」
■「駐車場と縁石の間に隙間ができた。室内の壁、クロスにひび割れができた。床に球体(パチンコ球、ゴルフボール)を置くと、北西(シールド)方向に転がっていく」
■「(新築で)基礎部分に割れ目が入った。壁と天井の接着部分のクロスに隙間ができた。特に揺れた2階部分に多く、幅も広い」
■「近隣の家で爆音でロックを聞いている感じ、でもあまりにも一定のリズムなのでトンネルのせいだと気づいた。床から一定のリズムでそれが朝から夜 20 時頃まで続き、家族皆が苛立ち、ペットの犬は落ち着かず昼寝もできない状態。工事後も船酔いのようにリズムが聞こえてくるような体に響き続けているような感覚」
■「騒音・振動、とても強く感じましたが、我慢しなければならないものと思い込んでいました。苦痛でした。在宅勤務に支障がありました。低周波音は、かなり前からはっきりしない圧迫感があり、とても不安、苦痛でした」
■「9/1~9/10 日中にトントントントントントン!という音というかごく小さな振動が感じられるようになり、何が原因かわからず不眠が続く。9/1~19/16 ドン!ドン!ドシン!とひどい振動があり、調布交番へ問合せ、ネクスコのトンネル工事が原因と判明。ノイローゼのようになり、家にいることができなくなり、実家へ避難。食欲不振、不眠。振動で心身疲労・・・・12月14日現在、ウーっという音は今もしていることに気づきました。・・・振動で迷惑をかけたことへのお詫びの通知などがない。住民へお詫びすべき」
■「コロナの影響で自宅にいる時間が多く、子供も夏休みでほぼ自宅にいる時期にずっと家がゆれていたので、子供も体調不良で不眠になり、心療内科に通院中です」
■「8 月末、マシンが家から 100m 位離れている頃から、ビーという低周波音のようなものを感じ始め、マシンが近づくにつれ強く感じるようになりました。耳への不快な圧迫感は陥没後も現在までずっと続いています。じんましんが続いた期間もありました」
■「2週間程度の期間、上階で音楽を流しているかのような重低音で“ズンズン”という不快な音が朝8時から夜8時頃?まで鳴っていて気持ち悪かったです。振動も時々、グラグラとすることがありました」
■「9~10月、震度1~2位の継続的な揺れを感じました。冷蔵庫(110cm程の)が小刻みに左右に揺れたり、食器立てに立てておいた食器類がカタカタと鳴る程の揺れでした。騒音も工事のような音でしたので、つつじヶ丘駅前のマンションの工事の影響だと思っていました。3月末から喘息で通院していて、ストレスが病状に影響すると医者に言われていたのでとても不安でした。平日のみならず土曜日など週末も振動を感じました。病気などで家にいる時間が多いとストレスで健康被害も出ると思いました」
■「振動・騒音・低周波は9月8日~10月8日まで1ヶ月、ネクスコに5回ほど TEL した。身体の不調があった」
■「9 月下旬から断続的に感じた。地震かと思うこともあったし、夕方 7 時頃まで続くこともあった。外環工事のせいと思って、パソコンでみどりんぐの居場所をチェックするようになった。1 日 12m 掘り進むとかいてあったのに我が家のごく近くに居て 10 日たっても同じ場所から離れない、早く通り過ぎてほしいと願っていた」
■「9 月初旬頃、周期的に振動、低周波音等があり不快感を感じた。2 月から息子が在宅勤務(2 階部屋)リモートで仕事をしていてパソコンが小刻みに揺れ仕事に影響を与えた」
■「ドッドッドッドッドッダダダダダダとずっと音が聞こえ原因がわからずにいた」
■「8 月 10 日に退院して自宅リハビリに入り、9 月末までほとんど寝たきりでした。壁に頭をつけて休むことも多かったのですが、我が家は築 45 年の木造で大変古い建物で大変振動に弱く、寝ていても、壁に頭をつけていても大変振動します。時々台所の鍋等がガタガタと音をたてていました」
■「ネクスコ東日本に電話を入れ確認(8 月 24 日)したところ、東つつじヶ丘付近を掘削しており、暫く我慢してほしいと回答を得た」
■「8 月下旬~9 月上旬 地震のような振動と原因もわからずとても心配で怖かった。受験生の子供が居て勉強に集中できなかった」
■「9 月 19 日から一ヶ月、ドンドンと下から突き上げるような鈍い音が一日中続き、ガラスがビリビリと振動し始めた頃には、恐怖を感じました。また道路陥没を見たときには、遂に!!やっぱり大変なことになったと思いました」
■「バスケットボールでドリブルをしているような連続した「トントン」という音と振動」
■「音楽バンドのドラムのドンドンというような音が 9 月半ばから 10 月 17 日まで続きました。大きな音ではありませんが、家の中に逃げ場がなく圧迫感でとても不安でした」
■「9月下旬~10月上旬 最初はどこの工事かと思ったのですが、日に日にひどくなり10月は食器棚の食器が一日中カチャカチャ鳴っており、頭痛吐き気に悩まされました。2度ほどネクスコに電話をしましたが、変化はありませんでした」
■「9月14日頃から2週間余り 弱い地震が続いている感じ、ビリビリと変な波長の震え(振動)が体・耳に感じ、鼓膜を圧迫し大変不快でした。食器がチャリチャリと鳴り、2階で大男が歩いているような音が聞こえていた」
■「大型トラックが通った時とはまた違う重いものを引きずった時のズズズっというような振動、部屋全体が太鼓の中にいるような、上下左右からの響き、波動を感じた」
■「7月末~8月 不快な圧迫感などに耐えられず日中外出することが多かった」
■「家の中にいると、トントンやコツコツといった音が続いた。引っ越してきたばかりだったのでとても不安だった。当時地下をシールドマシンが通過していることは知らなかった」
■「8月上旬から下から突き上げるような振動を感じるようになり、2階の家電が終日小刻みに揺れていた。極力ましな1階で過ごしたが同時に感じた低周波音で目が回るようになり、2~3時間パソコンをしているとクラクラし始め短い仮眠をとって回復する、という生活サイクルに。持病のメニエルが悪化した気がする。今でも心身のバランスが悪い日がある。瞬間は小さな振動でも長時間、長期とあってこたえた」
■「漏水が水道メーター検診により判明。水道業者 2 社に調査、蛇口 8 か所点検も異常なく、地下工事の可能性あり」
■「この辺はモグラがたくさんいる場所ではありますが、ここ10年位は庭もやられませんでしたが、今年はモグラが穴を掘りました」
■「道路でマンホール2個が隆起を続けている。道路と地盤が沈下しているようで、道路に段差やヒビ」
■「既に不動産関連のチラシが一切入らなくなった。売買不能状態だと思う」
■「外環が開通した時、振動や騒音があったら困ると思っています」
■「大深度法と言え 40~50m の所を無断で使うというのはどう考えてもおかしい。地価税の低減等の代償をすべき」
■「不安で以前のような睡眠がとれない。平穏な日常を取りもどすために移住を考えている」
■「空洞は広域にあると聞いているが、外環開通後の陥没の危険性は非常に不安です」
■「うちの下を通るのは知っていたが、2 本通るのは知らなかった」
■「メディアでつつじヶ丘の土地に対して、あらゆる報道をされたこともあり、資産価値もそうですがとても不快な思いです。被害状況が今のところ、自分では不明なのですが、今後、もしくは何年後に被害が出た場合に、補償していただけるのかという不安があり、そういった点を確約していただければと思います」
■「家の下に空洞があった場合は見つけようがない」
■「毎日子供と一緒に歩く道路なので不安です。毎日家の前に工事車両がたくさん通り、空洞が見つかったりと落ち着かない日々が続いています。一日も早くまえのような平穏な日々が戻ってほしいです」
■「実は 9 月 1 日に市役所へ、連日の音、そして測量士さんの行動を毎日見るたびに不安を感じていたので、伺ったのですが、こちらからは何も情報がありません、わかりません、隣のアパートの人が売られるのではないのでしょうか、という解答でしたので、そのまま引き上げました」
■「皆で声を上げるしかない。東つつじヶ丘 2 丁目近辺の被害を訴えていく。とても苦しいが自分たちでやるしかない。誰もやってくれない。守るのは自分達」
■「住民が納得して合意するまで、トンネル工事は中止するよう国交省・調布市・東日本高速道路(株)に対し、強く求めたいと思います。皆で協力して対応すべきと考えています」
■「一生に一度の大きな買い物(家)がこんなことになるなんて信じられない気持ちです。適正な補償は勿論、将来にわたる安心・安全も保障してもらいたいです」
■「2 年前に土地を買いへーベルハウスの 2 階建てを建築。すぐそばを外環トンネルが通ると知っていたら別の土地を選んだかもしれない」
■「今後何十年子供たちの代まで住むことができるのか? 沈んでいく土地に家は建てられません。・・・安全な土地に避難したいと希望してもこの土地が売れないのでは・・・。事故前の評価額の保障はして頂きたいです。外環工事の中止はないでしょう。ただ土地の保障については切に願います」
■「通常、道路の下に地下道路や地下鉄を造るのになぜ住宅の下に造るのか。これから人口が減り、道路(交通)の需要が減ると予想されるのに、無謀な道路の建設は必要なのか」
■「北行きラインはこれから通るようですが、こちらはより自宅に近く心配です」
■「通常に暮らしているだけであるにもかかわらず、家や近所で陥没沈下すると家屋崩壊の恐怖が常にあり落ち着きません」
■「大きなリスクを抱えた物件となってしまい、近い将来に売却を考えていたが、現状では買い手はつかないであろう。また、買取価格は大きく低下することは明らかである。資産価値の毀損は大きい。本来必要ない工事車両、作業員、監視員等の出入りがあり、住環境を悪化させている。これらに対する補償も考慮されるべきである」
■「発見されている以外にも広範囲で空洞があり今後も増加すると危惧しています。次に大きな地震が来たら甚大な被害があるのではないかという大きな不安があります。・・・資産価値が低下していることに大きな不安と工事への憤りを感じています。ネクスコの調査発表の仕方に大変不満があり、地域あげての訴訟なども辞さない思いです。特に特殊地盤なのに事前調査で確認せず、掘削時もそのまま工事を続けて振動を発生させたのは、大きな過失で人災と考えています」
■「2本目が不安です。今後何か起きたときに、どこにどういう責任があるのかを明確にするべきと思います。その責任を永代引き継いでいくべきと考えます(人事が代わっていくので)」
■「工事中止を希望しております」
■「(地盤は)現に沈下している。地盤や家の基礎が破損され、資産価値はほぼゼロであろう。これ以上、住民に犠牲を強いることはするべきでない。完全な補償を!(資産価値、地盤の復元を含む)」
■「引っ越してきて3週間後にこのような事になり不安もそうですが、精神的に落ち込みました」
■「5年前にこのトンネル工事のことも知らないまま家を購入しました。資産価値の低下がとても心配です」
■「沼地、農地であったと噂されるこの頃。すでに住宅が密集しており、地下40mにトンネルとは無茶な計画であったと思われる。誠意ある補償を願います」
■「現在までの補償と、今後の工事に基づく補償は別として考えて対応してもらいたい」
■「安全に暮らすことができないという不安からの精神的苦痛の補償」
■「36年間住み続けた土地で今更引っ越したくはない。下落する前の土地価格で補償してほしい。責任逃れしないでほしい」
■「工事がこれからの場所に住んでいる身としては、同じことが起こらないか不安だらけです。揺れを感じても、外では香害(化学物質過敏症)、内では振動で居場所がなくなります」
■「いずれ建替えも考えているが、それが可能なのか、将来的な地盤も含め安全が保障されるのか不安である」
■「家屋下の空洞、陥没が起きていないか不安なので調査をしてもらいたい。ネクスコに依頼する。日経新聞で沈下しているとマークされたので詳細を知りたい。またそれによる家屋の傾きが起きているのではないかと感じています。いつも情報を頂きありがとうございます」
■「今までネクスコとやり取りした経緯で、信頼できない企業だと分かった。必要な調査を怠り、場当たり的な対応しかできない企業に、このスケールの事業は出来ないと思う。地下のことしか頭にない有識者も全員クビにして中立的な判断ができる本当の有識者にすべき。まさに人災。住民はこれでは納得しないし、安心できない。こんなやり方で本当にいいのか?調布市、東京都、国に血の通った人間らしい対応を求めたい」
■「健康被害、精神的な追い込み被害、はかり知れないと思います。調査不十分、この工事のずさんさ、工事を施工する人間の無能さと感じます」
■「ネクスコ東日本が因果関係を認めましたが、どこまで補償するのか、どのように工事をしていくのか、100%の安心安全がほしい」
以上