以下の研究を行いたいと考えている大学生・大学院生・学振特別研究員候補者を絶賛募集中です!!
自ら考えて動くバイオロボットを創りたい!
お掃除ロボットや配膳ロボットのように自律的に動作するロボットが近年私たちの身の回りにどんどん実装されています。一方で、自発的に仕事を見つけたり、状況の変化に高度に対応して仕事のやり方を変えたり、そして時には自分のからだを作り替えたりするロボットはまだ実現していません。このような自発性や自己改変機能を持つロボットを実現するためには、環境に適応して自己組織化する材料が必要不可欠です。その材料の一つが細胞です。私たちの研究室では、細胞を材料にしたロボット「バイオロボット」をつくり、このロボットに自発的な機能を実装するための研究にチャレンジしています。
より生体内に近い条件で食品機能成分の効果を調べるオルガノイドシステムを創りたい!
食肉の食感を再現した培養肉を作りたい!
食品の食感を制御したい!
高分子溶液の相挙動を制御して新しい素材を創りたい!
培養肉製造技術の開発を一緒にトライする企業や畜産農家の方を絶賛募集中です!
当研究室では筋芽細胞と細胞足場素材を組み合わせて食肉の組織形態を再現した培養肉の製造技術を有しておりますが、組織工学製品の大量生産に関わるノウハウや畜産動物由来の筋芽細胞や幹細胞の供給源を現在有しておりません。次世代の畜産技術を私たちと一緒に開発してみませんか?
令和3年度よりニワトリ胚由来の筋芽細胞を使用した培養チキンの製造技術の開発を始めております。鶏肉の線維っぽい食感ややわらかさを再現した培養もも肉や、培養鶏皮、そして培養レバーの製造を目指した研究も進めています。
当研究室の規模で現在可能な研究は、骨格筋(食肉)の組織形態を再現するための基礎研究と培養肉の粘弾性評価です。既に基本的な培養肉の構築技術と、粘弾性特性の評価について論文を発表済みです。まだ解決しなければならない課題は多いですが、食肉そのものの食感(テクスチャー)を再現した培養肉の実現を目指して研究を進めています。
ご興味がありましたら是非お声がけください。
当研究室の培養肉製造技術の紹介を下の動画で行っています。