2025年度卒業研究課題(4名)
食品の栄養成分が体に与える効果の解明(4名)(学べる学問領域:化学・生物学)
再生腸上皮組織、再生肝組織、脳オルガノイドなどの様々な再生組織を組み合わせてヒトの体内環境を培養容器中に構築し、これを用いて食品中に含まれる栄養成分の機能評価を行います。昔からヒトのからだに良いと言われている食べ物が本当に良いのか、機能性成分としてアピールされている成分が本当にその効果を持つのかといったことを定量的に明らかにすることを目的としています。
その他の研究課題
バイオロボットの構築:
再生筋組織、脳オルガノイド、および3Dプリンターで印刷したロボットフレームを組み合わせて、自律運動を行うバイオロボットの構築に挑戦します。
学べる学問領域:物理学・生物学・材料化学
食肉の組織形態を再現した培養肉の製造技術の開発(学べる学問領域:生物学・材料化学)
ニワトリ筋組織由来の細胞を使用して培養チキンを構築し、その力学的特性を評価します。
培養肉に毛細血管網を張り巡らせて厚さが1 cmを超える培養肉を作るための技術開発を行います。
高分子溶液の相平衡を制御して複雑な階層構造を持つハイドロゲルを調製する技術
主にコラーゲン水溶液の相挙動を制御していろいろな階層構造を持つコラーゲンゲルを作るための研究を進めています。
学べる学問領域:物理学・化学・数学