模擬国連とは?
模擬国連(Model United Nations)は、1923年にアメリカのハーバード大学で行われた「模擬国際連盟(Model League of Nations)」に端を発します。参加者は、それぞれの国の立場で法経済文化など様々な要素を加味したうえで、国際問題の解決策を考え、話し合いを行う活動です。本校では、平成31年度よりこの取り組みを授業の中では始め、発展させてきました。最初は少人数から始まった授業活動でしたが、令和2年度においては国際コミュニケーションコース3年生全員で取り組み、世界大会のルールやformatにより近い形で最終決議案まで策定することができました。
模擬国連で養う3つの力
本校の模擬国連は原則として全て英語で会議を行っており、議長から運用まで全て生徒が行います。教師はあくまで補助役に徹しており、高校生が行える最大の「自律的な授業(autonomous class)」を目指しています。よって「①高度な英語運用能力」はもちろん、国の情勢について機械翻訳や第二外国語の知識なども用いながら様々な観点から情報を集め、異なる言語間を跨いだ「②情報探索能力」そして、共に協働し、意見を戦わせたり、集約したりして、最終的な決議案を策定する「③協働力・交渉力」を養うことを主な目的としています。
令和3年度(2021年)の最終決議案
活動の様子(写真・動画)
卒業生より
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