本サイトは、時代とともに変わりゆく技術や人による力学への受け止め方について、人々が懐かしむ唱和や、過去の栄光の終焉と安定を維持した平成に渡って、当時の技術的な関心に関する人類文化的な状況を伝えるところです。
発達が顕著だった昭和の初期から中後期にかけては、旧約聖書の「創世記」11章 のバベルの塔のようなことが現実に生じるとは思いませんでした。しかし、安定した平成に入ると、原始的な機械工学は衰退を味押せはじめ、機械製造の根幹にかかる教育の欠落の影響が顕在化し始めました。平成の中期には、すでに工学用語の重要性は薄れはじめ、用語が使用されずに通じない、使用されても、その概念が個性的に展開している、などの状況が教育現場で発生し始めました。その後10年くらいで、その状況は学立場から教える立場にも広がり、今日に至っています。