FLMCでのロールプレイは、
自分と別のキャラクターになりきるものではありません。
あなた自身が自分自身として『この街に生きること』が、
この世界でのRPです。
ただし、この世界には現実世界の要素、
たとえば「ゲームの名前」や「配信活動」といった言葉は存在しません。
そのため、この世界で人と会話するときは
「現実の活動をそのまま話す」代わりに、
「なぜそれを好きになったのか」
という気持ちの部分で自分を表現してみてください。
たとえば…
あなたがFPSゲームの配信者だったとします。
現実では「FPSが好きで配信しています」と
自己紹介するかもしれません。
けれど、このFLMCの世界にはFPSゲームがないので
この世界での自己紹介としては違和感があるように聞こえます。
このとき大切なのは、『何をしているか(What)』ではなく、
『なぜそれが好きなのか(Why)』です。
「この街にはじめて来ました。人と駆け引きするのが好きで、“生きてる人間”と戦う時にだけ感じられる緊張感がたまらないんです。」
これが、この世界における自然な自己紹介の形です。
あなたが普段大切にしている「モチベーションの根源」を、
「なぜそれが好きなのかベースに読み解きなおして語る」ことが
この世界でのロールプレイになります。
特定の行動や趣味を語るときは、その理由を考えてみましょう。
「なぜ自分はそれに惹かれるのか」「それを通して何を感じたいのか」
その“理由”こそが、この世界であなた自身のことを伝えるための言葉になります。
現実の話題をそのまま出すのではなく、
「それを感じさせる行為」や「背景の感情」に
置き換えて話してみましょう。(スライド参照)
このFLMCの世界には、現実の活動をそのまま持ち込むことはできません。
なぜならこの世界には配信という概念もあなたが好きなゲームもないからです。
けれど、あなたの『なぜそれを好きなのか』という『気持ち』は、そのまま持ち込むことができます。
この世界でのロールプレイとは、あなたの好きという気持ちをこの世界の文脈に翻訳して伝える行為です。
設定も、キャラ作りも、難しいルールも必要ありません。
あなたが元々持っている“Why”を見つめなおすことで、この世界で人と会話する時のロールプレイに
必要な指針を見つけることができるでしょう。
Q. ロールプレイ初心者ですが問題ないですか?
A. はい!まずは自分で出来る範囲からチャレンジしてみましょう!
どうやったらこの場が盛り上がるのかを考えながら
その場の全員が気持ちよく楽しめる形の受け答えを心がけましょう!
Q.この世界楽しそう!でも何をしたいかが自分自身でもよくわかりません…
A. 街には色々な人がいます。その人たちと話しながら興味があることを見つけましょう!
最初からやりたいことが決まっていなくても問題ありません。
まずは住人との交流を重ねながらこの世界での新生活を楽しみましょう!
交流の中にこの街で生活するためのヒントがあるはずです。
また、最初にやりたいこと思ったことがそのまま変わらないということも稀なことです。
まずはこの街での陣営や店舗などのコミュニティ参加にチャレンジしてみましょう!
Q.絶対にこの世界以外の話をしてはだめなの?
A. 初対面ではなるべく街でなにをやっているか・やってみたいかを軸に話しましょう!
関係が深まっていく中で、自然と大人数の顔合わせではなく少人数の雑談の場ができたりするでしょう。
その際に普段の配信などの話になることは自然なことだと思います。
■ 現実の活動名を言わない
ゲーム名・配信・SNSなど、この世界にない言葉は使わない。
■ “What(何をしているか)”ではなく“Why(なぜ好きか)”を話す
例:
❌「FPSが好きで配信してます」
⭕「人との駆け引きの緊張感が好きで、つい戦いに惹かれちゃうんです」
■ 自分の行動や趣味を“気持ちベース”に置き換えて表現する
現実の言葉を、
「それを好きな理由」「それで感じられる感情」 に翻訳する。
■ 初対面では“この街で何をしたいか”を話す
→ 店を開きたい、仲間を探したい、建築したい、など
まだ決まってなくても「探している」でOK
■ 迷ったら、会話の目的は「その場を楽しくすること」
無理にキャラ付け不要。
相手が返しやすい言い方・穏やかなRP を心がける。
■ 仲が深まったら、雑談で現実寄りの話になるのは自然
初対面や大人数の場面では控える → 仲のよい少人数では仕方のないこと