愛媛大学工学部流体物理研究室は,流れの抵抗低減による省エネルギー化をメインテーマに据え,主に管内流れの流動の制御を試みています.流れをより深く理解することは,応用につなげる上で欠かせません.そのために我々は,機械学習を使って流れを考察する方法の開発にも取り組んでいます.
Fluid physics laboratory, faculty of engineering, Ehime university, is mainly concerned with energy conservation by reducing flow drag, and is mainly interested in controlling flows in piping. A deeper understanding of flows is essential for their applications. For this purpose, we are also developing methods to consider flows using machine learning.
教授 岩本幸治(researchmap)
大学院生 4名
学部生 6名
研究室,実験室の地図を示します.
学生居室(工学部5号館2階2−6室)
岩本居室(工学部5号館2階2−2室)
水力実験室(工学実験実習棟1階)
船舶海洋工学センター実験室(工学部5号館1階)
機械工学実験「円柱まわりの圧力測定」実施場所
機械共同実験室
機械工学実験「平板境界層の流速測定」実施場所
2024年度のテーマを紹介しています.
研究,文書作成に役立ちそうなテクニックやリンクをまとめています.
技術相談の産物を紹介します.これは相手先の企業のたゆまない努力があってこそ,良いものができたのです.研究室はお手伝いをしたにすぎません.
破砕プラスチックゴミを空気の噴流で選別する装置です.選別室内の空気の流れを良くするアドバイスをしました.この装置の開発で,第9回ものづくり日本大賞経済産業大臣賞をいただいております.
100MPaという高い水圧に耐えつつ,作業性が高い製品をラインナップに加えることができました.水噴流が衝突する面を凹凸のような形状にすることで乱れを作り,圧力を拡散させる仕組みで軽量化に貢献しています.
岩本は,知プラe科目(四国におけるe-Knowledgeを基盤とした大学間連携による大学教育の共同実施)として,「飛行機はなぜ飛ぶのか」という講義を受け持っています.そこでxflr5という,渦法を用いた有名な翼型用流体解析ソフトを使うのですが,初心者にはとっつきにくいです.そこで,簡単な使い方をまとめた資料を公開しています.誰かの参考になるかもしれませんので,ここでも公開します.
3Dプリンタの試運転のために作ったArduino Uno用ケースのFreeCADファイルとSTLファイルを公開します.FreeCADファイルを操作すれば,自分の用途に合わせた拡張も可能です.
研究室でArduinoを使う場合もあるので,学生にArduinoで圧電ブザーを鳴らす例を教えています.
以下のプログラム内の指示に従ってArduinoと圧電ブザーを接続して,このプログラムをArduinoに書き込むと,圧電ブザーから呼び込み君の音楽が流れます.