栄養素の役割は5つあります
✓体を作る材料
✓エネルギーの供給
✓体の機能の調整
✓栄養素の運搬
✓老廃物の排出
栄養素が大切といっても、タンパク質やビタミンなどがどのように体を作るのか、イメージしにくいですよね
上の車の図の「ガソリン、ボディ、冷却水、潤滑油、エンジン」を栄養素で例えると、以下のようになります
車は「ボディ」や「ガソリン」など様々な要素が組合わさって、走ることができます
ボディ、ガソリン、潤滑油、エンジン、冷却水の5つのうち、どれかが欠けると車は正常に動かなくなります
栄養も同じように、栄養バランスがよくないと人間の体も良い状態に保てなくなります
栄養素の役割をみてみましょう
それぞれの栄養素をバランスよくとることで、健康な体を保つことができます
具体的な栄養素として7大栄養素があります
7大栄養素とは、体の機能を保つための必須の7種の栄養素のことです
7大栄養素には3大栄養素・5大栄養素が含まれています
各栄養素だけでは体の中でうまく働くことができません
それぞれの栄養素が関わり合って、適切にそれぞれの役割を果たすことができるようになります
食事をとるときは、エネルギーと栄養の2つのバランスを考えることが大事です
エネルギーのバランスとは、PFCバランス(別名:エネルギー産生栄養素バランス)のことです
栄養バランスとは、7大栄養素それぞれを適切にとることです
栄養不足または栄養過剰にならないよう、気をつけて献立を考えることが必要になります
栄養バランスの悪い食事を続けると、身体の不調や発育食害につながり、心・身体・頭の元気がなくなったり、病気になったりします
栄養は、「身体・精神の調子を整える」「病気を予防して健康を向上する」という2つの役割があります
栄養バランスが悪いと、身体・精神の調子が悪くなったり、悪玉コレステロール、血圧、血糖値などに異常が現れ、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病、糖尿病などの病気につながったりすることがあります
そのため、栄養バランスの良い食事をすることが大切です
また、栄養バランスの良い食事は、死亡のリスク低下と関係しているという研究結果がいくつか報告されており、長寿とも関係しています
このように栄養素は、私たちの体を健康に保つためにさまざまな役割をしています
そのため、毎日栄養バランスの良い食事をすることが大切です