は、「post COVID-19 condition(long COVID)」として、「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に罹患した人にみられ、少なくとも2ヵ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないものである。
では、コロナ後遺症症状は、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などがあります。また、コロナ後遺症症状は、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般をさしています。
は2024年6月11日、新型コロナの後遺症について、最初から継続しているか、いったん収まった後に再燃したかにかかわらず、症状が3カ月以上続く状態を指すと定義しました。具体的な症状は数百種類に及ぶとしていて、代表的な例としてせきや倦怠(けんたい)感、集中力の低下を挙げています。
が下記 【参照】においてICD-11 の LongCovid を和訳しています。ICD-10 の U09.9 より、より詳しく表記されました。ICD-11 が 2022 年に正式発行されましたが、日本語訳は未だに出ていません。令和7年5月14日 に仁木厚労副大臣と 当会の面談時において ICD-11 の内容に沿った対応への方針を検討するとのことでしたが、 引き続き要望していきます。
【参照】
▶「ICD-11」
ICD-11 において、Long COVID という名称ではなく、Post COVID-19condition
として、コード RA02 として分類されている。findacode.com/icd-11/code-20
<http://findacode.com/icd-11/code-20> ... RA02 Post COVID-19 condition
Post COVID-19 condition occurs in individuals with a history of probable or confirmed SARS CoV-2 infection, usually 3 months from the onset of COVID-19 with symptoms, and that last for at least 2 months and cannot be explained by an alternative diagnosis. Common symptoms include fatigue, shortness of breath, cognitive dysfunction but also others, and generally have an impact on everyday functioning. Symptoms may be new onset following initial recovery from an acute COVID-19 episode or persist from the initial illness. Symptoms may also fluctuate or relapse over time.
日本語訳(参考): RA02 Post COVID-19 condition
COVID-19 後症候群(Post COVID-19)は、SARS-CoV-2 感染の疑いまたは確定診断歴を持つ人に発症します。通常、COVID-19 の発症から 3 ヶ月経過し、症状が少なくとも 2 ヶ月間持続し、他の診断では説明できない状態です。一般的な症状には、倦怠感、息切れ、認知機能障害などがありますが、その他にも多く見られ、一般的に日常生活に影響を及ぼします。症状は、急性 COVID-19 からの回復期に新たに発症する場合もあれば、初期の発症時から持続する場合もあります。また、症状は時間の経過とともに変動したり、再発したりする場合もあります。
上のポスター(リーフレット)2つはAI作成です
●ウイルス感染後に様々な症状を呈していますが、心因性のものであるという誤解があります。コロナ後遺症は病気のメカニズムや治療法が世界的に確立していない為に様々な場面で無理解に苦しんでいます。どんな症状や病気にも当てはまるように、社会心理的に追い詰められてメンタルヘルスが必要になっている患者さんはいます。コロナ後遺症の患者さんは無理解と偏見、支援制度が既存の現行法しかない為に2重3重と何重もの孤立とたたかっています。当会は患者主体で政官民の協働をしています。コロナ後遺症は心因性ではなくウイルス由来であり、ここ数年、政官民での協働により、厚労省から通達を発出、身体障害者の認定を受けている患者さんも増えています。
●既往歴がない方でも、感染時に無症状であった方でもコロナ後遺症になっておられます。誰もがなり得るものです。感染回数が多くなればなるほど後遺症の症状が重くなる傾向が見受けられています。
●2026年4月時点においても既往歴のない方・ある方ともにコロナ後遺症により苦しんでおられる現状です。弱毒性になったからと油断はできません。2025年、2026年からコロナ後遺症となっている患者さんもおられます。
●既往歴のある方はコロナ後遺症により元々の疾患が増悪されているケースもあります。受診機関として、コロナ後遺症外来だけではなく、元々の専門科とそして必要があれば心理社会面からのアプローチによるメンタルヘルスにおいては、コロナ後遺症に理解のある心療内科や精神科への受診もご検討ください。
●コロナ後遺症で多い症状は、味覚・嗅覚障害ではなく、鉛を背負うようなこれまで味わったことのない倦怠感の持続や、PEM(精神活動も含む労作後倦怠感)やクラッシュが特徴的です。また、集中力の低下や持続困難、記憶が抜け落ちるなどのブレインフォグ、薬物療法でも難しい睡眠障害が目立っています。これらは免疫系・神経系・内分泌系によるものと世界中で研究が進んでいるところです。
*1人1人症状の出方は異なり、複数の症状を併せ持っている事が多いです。
*クラッシュとは、精神活動も含む労作後、数時間から48時間経ってから急激に強い倦怠感が襲ってきて、数日から数週間寝込んでしまうような状態をいいます。
*コロナやサーズ、マーズ等で増えた世界のME/CFS患者はウイルスや細菌由来によるものとして研究が進んでいます。
*またコロナ後遺症は神経系や内分泌系などによる睡眠障害や抑うつ症状になりやすい特徴があります。コロナ後遺症の症状の1つにセロトニンの減少も指摘されています(社会心理的に追い詰められてではなく、ウイルスによる後遺症として)。
「良かれと思ったリハビリが、時に回復を遠ざけてしまうことがあります」
当団体はその葛藤を痛感しています。医師や周囲の理解が得られず、無理をして悪化してしまった全国の方々の声。
従来の負荷をかける方法だけでなく、PTによる「負荷をかけないリハビリ」という選択肢を。私たちは、この臨床の声を一つひとつ可視化し、実態に即した制度のあり方を共に考えていきたいと思っています。
救えるはずの日常を守るために。
「がんのPS値のように、コロナ後遺症も『見える化』を」
厚労省のマネジメント別冊にあるPESE/PEMの用語を一本化し、ME/CFSのPS値(パフォーマンスステータス)を診断基準として広めたいと思います。
「どれだけ動けないか」が社会の共通言語になれば、無理なリハビリや就労による悪化は防げます。
(各都道府県における新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関を掲載しているウェブサイト一覧) ←文字をクリックすると都道府県・自治体へ飛びます
↓ そこからいくつか当会の要請協議により通達が発出。最近のものをご紹介します。
[2024/3/29付] 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に悩む方の診療をしている 医療機関の公表等について
[2025/9/30付]NEW!当会からの【医療機関リスト見直しや全世代のコロナ後遺症支援見直し】の要請が通達に!!
︎新型コロナウイルス感染症の罹患後症状にお悩みの方への支援について
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に悩む児童生徒への配慮について(通知)
窓口の厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課長より9/30付発出。
引き続き協業で取組みます。文科省とも日々取組みを詰めています。
2026.5.14
NEW!仁木厚労副大臣へ要望書手交 更に最新の詳しい内容はこちらにて!