【秋の室内楽演奏会 2025】
前年に続き、麻布区民センターホールで2回目となる秋の室内楽演奏会を開催しました。参加チームは前年の倍に増え、より充実したプログラムとなりました。
日時:2025年10月25日(土)13時30分~16時30分
会場:麻布区民センター・区民ホール
第1部は、ヒンデミットの金管四重奏による明るいファンファーレで幕開け。続いて、モーツァルトの木管13重奏《グラン・パルティータ》、フルート四重奏曲第3番と管楽器によるアンサンブルが続き、最後は特に美音が光った弦楽四重奏第2番《プロシア王》でモーツァルト・プログラムを締めくくりました。
第2部では、ブラームスのピアノ四重奏に始まり、アザラシビリの《ノクターン》を原曲版で演奏。圧巻は、全楽章アタッカで奏されたショスタコーヴィチの弦楽四重奏第8番。深い響きが会場を包み込みました。
第3部は、ロマン派の息の合った演奏によるラインベルガーの管弦九重奏。色彩感豊かな響きで会場を温かく包み、演奏会の締めくくりとなりました。
弦楽を中心に演奏レベルも際立ち、小雨の降る中、100名を超えるお客様にご来場いただき、高い評価を頂戴しました。
ご来場、誠にありがとうございました。
【春の演奏会 2025】
夜公演の杉並公会堂・大ホールにて、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番が熱演され、第二楽章では涙を浮かべるお客様の姿も見られました。
日時:2025年4月19日(土)19時15分~20時30分
会場:杉並公会堂・大ホール
指揮:鈴木 衛
ピアノ:高松 大介
曲目:
弦楽四重奏曲 第13番 ト長調(A. ドヴォルザーク)
〈15分休憩〉
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466(W. A. モーツァルト)
交響曲 第31番 ニ長調 K.297 “パリ”(W. A. モーツァルト)
前半は、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第13番。第12番《アメリカ》と並ぶ民族的色彩と豊かな感情が融合した傑作で、楽章ごとの表情の変化も大きく、難曲ながら熱演で弾き切りました。
後半は、初挑戦となるピアノ協奏曲。第1楽章のデモーニッシュな緊張感に始まり、第2楽章では美しいロマンスが響き、終楽章では疾走感あふれる演奏で会場を魅了しました。続く交響曲《パリ》は、3楽章構成の難曲ながら、冒頭の上昇感から一気に駆け抜けるような演奏で締めくくられました。
短時間の公演ながら、200名近いお客様にご来場いただき、心より感謝申し上げます。
【秋の演奏会2024】
初めての秋の室内楽演奏会を、麻布区民センター・区民ホール(鳥居坂)にて開催しました。落ち着いた雰囲気の素敵なホールでの公演となりました。
日時:2024年10月26日(土)14:00〜16:00
会場:麻布区民センター・区民ホール
第1部は、管楽器アンサンブルからスタート。ホルン四重奏によるプレトリウスの組曲では、各楽章が異なるリズムと雰囲気を持ち、多彩な表現で演奏会の幕を開けました。続いて、弦楽四部とオーボエ・ダモーレによるテレマンの協奏曲とバロック組曲を演奏しました。
第2部は、一気に時代を現代へと移し、バーバーの《カプリコーン協奏曲》。フルート、オーボエ、トランペットの3名のソリストと、弦楽合奏11名が息を合わせ、緊張感と躍動感に満ちた演奏で会場を魅了しました。
第3部では、二つのピアノ三重奏を取り上げました。第2部のバーバーから時代を引き継ぐようにショスタコーヴィチのトリオを演奏し、最後は古典に戻り、ベートーヴェン《街の歌》(弦楽版)で締めくくりました。
初めての室内楽のみの公演ながら、60名近いお客様にご来場いただき、ありがとうございました。
また、会場関係者の皆さまのご協力に、心より感謝申し上げます。
三鷹芸術文化センター「風のホール」での初公演は、演奏機会の少ないモーツァルト《フルートとハープのための協奏曲》で会場を魅了しました。
日時:2024年4月27日(土)14時~16時
会場:三鷹芸術文化センター風のホール
指揮:太田 巡
フルート:横山 茜 ハープ 大木理恵
曲目:
9つの管楽器のための小交響曲変ロ長調(C.グノー)
弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 《ラズモフスキー》第3番
(L.V.ベートーヴェン)
〈15分休憩〉
フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(W. A. モーツァルト)
交響曲 第38番ニ長調 K.504 《プラハ》(W. A. モーツァルト)
”ヨーロッパの音楽の殿堂を思わせる気品とぬくもり ”の風のホールでの初公演。
“ヨーロッパの音楽の殿堂を思わせる気品とぬくもり”を備えた風のホールでの初めての公演となりました。
前半は、グノーの木管九重奏で明るく柔らかなフレンチトーンが会場を包み、続くベートーヴェン《ラズモフスキー》第3番では、フーガによる終結がアンサンブル・ステージを引き締めました。
後半の“モーツァルト・ステージ”では、プロの演奏会でも取り上げられる機会の少ない《フルートとハープのための協奏曲》を演奏。この企画で初めてプロ・ソロハーピストを迎え、フルーティスト との協奏的な音楽が、重ねてきた準備の成果として、美しいアンサンブルとなり、音響の優れたホールに豊かに響き渡りました。
続く《プラハ》では、《フィガロの結婚》のアリアが一部引用されつつ、フィナーレのプレストまで一気に駆け抜け、パリからウィーン、そしてプラハへと続く音楽の旅を締めくくりました。
130名を超えるお客様にご来場いただき、また関係者の皆さまのご協力に、心より感謝申し上げます。
雨の降る杉並公会堂でしたが、モーツァルト《クラリネット協奏曲》の温かな音色が会場をやさしく包み込みました。
日時:2023年4月15日(土)14時~16時
会場:杉並公会堂・大ホール
指揮:太田 巡
クラリネット:横山 貴之 チェロ:小牧 愛 《コルニドライ》
曲目:
弦楽四重奏 第19番ハ長調 K. 465「不協和音」より第1楽章
(W. A.モーツァルト)
サラバンド (弦楽二重奏) (J.ハルヴォルセン)
《夏の夜の夢》より “スケルツォ” “夜想曲 (F.メンデルスゾーン)
コル・ニドライ (M.ブルッフ)
〈15分休憩〉
クラリネット協奏曲第一番イ長調 K.622 (W. A.モーツァルト)
交響曲第35番 二長調 K. 385 ”ハフナー”(W. A.モーツァルト)
前半は、弦楽四重奏と二重奏に始まり、二つの管弦楽作品を経て、チェロ独奏による《コル・ニドライ》、そして《夏の夜の夢》からの温かな響きへと続き、多彩なプログラムを収めました。
後半は、モーツァルト作品の中でもひときわ美しさが際立つ《クラリネット協奏曲》。特に第2楽章では、会場のお客様とともに奏者自身も癒されるような静かな時間が流れました。続く《ハフナー》では、溌溂とした演奏がホールを満たし、初めての有観客での演奏会を力強く締めくくりました。
雨天にもかかわらずご来場いただいた80名を超える皆さまに、心より御礼申し上げます。
【春の演奏会2022】
現在の「前半アンサンブル、後半室内管弦楽」という“プチ音楽祭”スタイルの初回となった演奏会です。
コロナ明けで無観客開催となりましたが、後半のモーツァルト・プログラムでは《フルート協奏曲第1番》と《交響曲第29番》を取り上げました。
このときはまだ、4年後に協奏曲がト長調からヘ長調へ移調され、オーボエ独奏として日本を代表するヴィルトーゾにより再演される未来を、誰も想像していませんでした。
日時:2022年4月30日(土)19時15分~21時
会場:杉並公会堂・大ホール
指揮:太田 巡
フルート:野口 捺美
曲目:
《スター・ウォーズ》(弦楽四重奏版) (J.ウィリアムス 編曲 A.イー)
《ターフェルムジーク》( (F.J.ハイドン)
弦楽三重奏のためのセレナードニ長調作品8 (L.V.ベートーヴェン)
〈15分休憩〉
フルート協奏曲第一番ト長調 K.313(W. A. モーツァルト)
交響曲第29番 イ長調 K. 201(W. A. モーツァルト)
演奏会の幕開けは、奏者の希望により弦楽四重奏版《スター・ウォーズ》で力強くスタートしました。続くフルートとファゴットを含む木管四重奏ではハイドンを取り上げ、一気に古典の世界へ。
ベートーヴェンの弦楽三重奏が前半を引き締めました。
後半の室内管弦楽はモーツァルトの2作品。《フルート協奏曲第1番》は、管弦楽側にも高い難度を求められる作品でしたが、積み重ねたリハーサルの成果が実り、ソロの明るい音色がホールに美しく響き渡りました。
続く《交響曲第29番》では、繊細で透明感のある響きが広がり、記念すべき演奏会を明るく締めくくりました。