与論島から学ぶ ~研修・インターンシップの受け入れ~
「地球一個分の暮らし」を考える
- 海と陸、多様な視点から学ぶ -
与論島は島のほぼ全域をサンゴ礁に囲まれた珍しい離島です。
普段、私たち人間は陸で生活していますが、その暮らしは海(特にサンゴ礁海域)と繋がっています。
地球で暮らすということも同じ。この島だからこそ分かる「ひと回り広い世界観」から学んでみませんか?
日本財団ボランティアセンターとの協働企画
「旅するボランティア」に参加した大学生8名を対象に行った「島一周エコツアー研修」の様子。
電動キックボードや電動自転車でヨロン島を回りながら、海ごみ(漂着ゴミ)の現状、ウミガメと地球温暖化の関係、生活・農業排水など陸域からの水と海との繋がりなどを学ぶツアーを実施。
梅雨の雨に負けない!ボランティアツアー!!
※与論町持続可能な観光地域づくり事業
観光オフシーズンの5月中旬~6月中旬(梅雨時期)2021年小笠原諸島での海底火山噴火により大量に漂着した軽石の回収、海ごみ拾い、植栽など、地域貢献を目的にしたツアーを実施。
大学生のインターンシップ
3泊~2週間、インターン希望者と相談の上、日程や内容を決定しています。
・当団体が行う環境活動、海ごみのアップサイクル
・オーガニック農業の体験
・奄美群島認定エコツアーガイドの体験
・耕作放棄地の開拓など
「与論島から学ぶ」インターンシップ参加者の声
一番印象に残ったのは、野生のウミガメを初めて見たこと。
海に潜って、数メートルの距離で見た時は感動しました。
海ごみやマイクロプラスチックという言葉はよく聞き、調べたこともあったけど、
詳しい“つもり”でいたことに気付きました…。
私たちにとっては米粒ほどの小さなごみでも、砂浜の生き物にとっては大きなごみであると感じました。
与論島の海はとても美しかった。多くの生物が生活していた。
でも、そんな美しい海にもゴミは存在する。それは元々は陸にあったもの。
波や紫外線によって、小さく小さく砕かれて、海の中を漂い続ける。
人間には見えなくなるごみだけど、海の生物多様性の損失、資源の減少など、
私たちにも大きな影響を与えるきっかけになる…。
たった数日間でしたが、この島でいろんなことを感じました。
研修受け入れのために空き家を改修
2022~2024年度、休眠預金事業を活用し、空き家の改修を計画中。
研修受け入れ時、学生の滞在場所としての整備を予定しています。