第2回公開研究会は終了しました。ご来場・ご視聴いただいた皆さまありがとうございました。
大学の競争環境の激化やスポーツを取り巻く社会的状況の変化に伴い、大学スポーツが大学経営において重要性を増しています。そのような中、デュアルキャリア研究会では、アスリート学生の豊富な経験を踏まえた言語化活動など、デュアルキャリアを支援する効果的な入学前教育や初年次教育の教育プログラムの開発・検証を行ってきました。
本セミナーでは、分断されがちな「非スポーツ学部における大学の正課教育」と「大学スポーツ」との接続を検討し、「大学経営」「教育活動」「競技活動」に関してバランスがとれた三位一体の取り組みについて議論を深めます。さらに、知の総和答申等に見られる大学教育の質の高度化を踏まえた大学スポーツの位置づけを再考するとともに、教学マネジメントの視点から大学スポーツに関する運営ガイドラインのあり方を探ります。
日時:2025年7月13日(日) 12:30 受付開始、13:00開会、16:40閉会予定
会場:芝浦工業大学 豊洲キャンパス 本部棟教室
オンライン配信:同時配信あり・オンデマンド配信あり
参加費無料・申込要(会場定員50名)
※終了後に情報交換会を開催予定です(17:15~19:00)
1 開会挨拶・趣旨説明 デュアルキャリア研究会会長・日本文理大学 副学長 吉村 充功
2 基調講演
1 共愛学園前橋国際大学 学長 大森 昭生 氏「知の総和答申を踏まえた大学教育の質向上に向けて」(仮)
2 東京大学 大学総合教育研究センター 副センター長・教授 栗田 佳代子 氏「学生アスリート指導者の役割に対する再認識の意義」
3 話題提供
(1) 追手門学院大学 社会学部 教授 上田 滋夢 氏「大学スポーツにおける大学側のガバナンスに関する現状と課題」(仮)
(2) 立命館大学大学院 国際関係研究科 博士課程前期課程2年 山下 憂 氏「大学スポーツの教育的価値について〜自らの部活動での実践から〜」 ※オンデマンド
(3) 芝浦工業大学 システム理工学部長・環境システム学科 教授 澤田 英行 氏「芝浦工業大学 システム理工学部における生命科学課程設置認可構想」
(4) 北陸大学 経済経営学部 教授 山本 啓一「スポーツ学生による競技経験・部活経験の言語化とデュアルキャリア」(仮)
(5) 株式会社KEIアドバンス 高等教育事業企画開発部 部長 酒井 智行 氏「入学前教育教材「スポーツ探究ことば入門」受講者の傾向分析」
4 パネルディスカッション「アスリート学生のデュアルキャリアを支える教育体制とは?」
5 フロア討議
住所:東京都江東区豊洲3-7-5
アクセス:
東京メトロ有楽町線「豊洲駅」1cまたは3番出口から徒歩7分
ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩9分
JR京葉線「越中島駅」2番出口から徒歩15分
デュアルキャリア研究会とは、アスリート学生のデュアルキャリアを支援するとともに、アスリート学生に対する入学前教育や初年次教育の教育プログラムとFD研修プログラムの開発・検証を目的とする研究会です。本シンポジウムはデュアルキャリア研究会のキックオフシンポジウムとなります。
研究代表者 :
吉村 充功(日本文理大学 副学長・工学部 教授)/会長
構成員(研究分担者):
山本 啓一(北陸大学 経済経営学部 教授)/副会長
東寺 祐亮(日本文理大学 工学部 准教授)/事務局長
中村 有希(九州共立大学 スポーツ学部 講師)/監事
高見 大介(日本文理大学 工学部 准教授)
吉田 明(大阪経済法科大学 経営学部 准教授)
石川 勝彦(鳴門教育大学 大学院学校教育研究科 講師)
本研究はJSPS科研費23K02541の助成を受けたものです(基盤研究(C)「学生アスリートのデュアルキャリアを支える組織的入学前・初年次教育プログラムの開発」(代表:吉村充功、2023~2025年度))。
賛助会員:
株式会社KEIアドバンス