81道場の使い方 デスクトップブラウザ版

目次

【1】ログイン・・・

▲ホームページのトップ画面

81道場のホームページのトップ画面81dojo.com/jp)から始めます。画面中央部の 道場入口 バナーを押して、PC向けのアプリにアクセスします。なお、アカウント登録を済ませていない場合はこちらをご覧ください。

▲ログイン画面

81道場のログイン画面です。登録したアカウント名とパスワードを入力した上で ログイン ボタンを押してログインします。

A:ログイン

登録したアカウント名を入力します。

登録したパスワードを入力します。ページについては"保護されていない通信"などと警告が出る場合がありますがパスワードは暗号化されて安全に送信されます。

チェックを入れると次にログインするときにハンドルネーム、パスワード、サーバの項目が元から入力されている状態となります。

ログインします。正常であればメインロビー画面に移ります。

B:サーバ

ログインするサーバを選択します。基本的にメインとなるEARTHサーバにログインします。講座を受講する場合などは指定されたサーバをこの画面で選択します。

C:その他

ログイン画面のBGMの有無を切り替えます。チェックを入れるとBGMあり、チェックを外すとBGMなしとなります。

言語を選択します。

▲メインロビー画面

81道場のメインロビー画面です。①対局待・挑戦②対局③観戦④WEBシステムへの導線となっています。すべてのリストで項目の部分を押すことでプレーヤーの並び順を変更できます。

A:メッセージパネル

ロビーチャットやシステムメッセージが表示されます。新規対局の通知のメッセージを押すとダイレクトにその対局を観戦することができます。

入力欄に内容を入力後、 Enterキー で送信します。ログインしている全てのユーザーに表示されるため内容には十分にご注意ください。個人的なやり取りには後述するプライベートメッセージを使用します。チャットは種類別に次のように色分けされます。

B:コマンドボタン

各操作をするボタンが並ぶメニューバーです。メインロビー画面では次のように6種が使えます。解説はのものから順となります。

すべてのリストの情報を最新の状態へと更新します。

自分でルールを設定して対局待の状態となります。対局待の状態となることで挑戦を受け付けることができます。"対局待ウィンドウ"が開きます。

ログインしているユーザーの中から探したいユーザーをアカウント名で検索します。

操作音などのより詳細な設定を行います。"オプション設定ウィンドウ"が開きます。

棋譜検索やプロフィール編集などを行えるWEBシステムへのリンクが設けられています。

81道場からログアウトします。単にブラウザを閉じるより確実にログアウトできます。

自分がログインしているサーバー、アカウント名、レート、保有しているDマイル、クラスが表示されます。

C:プレーヤーリスト

ログインしているプレーヤーの情報が全て表示されます。リストはプレーヤーの数に応じて分割されます。リスト上でプレーヤーのアカウント名の部分をダブルクリック/ロングタップすると"プレーヤー情報ウインドウ"が開きます。

81道場のランキングで上位に入ったり、道場公式の大会で優勝したりして獲得されたタイトルの称号が表示されます。席主やプロ棋士などの特殊なアカウントの説明が入る場合もあります。

レートを元に決められる段級位が表示されます。レベル別に色分けされ、黒は七段、赤は六~五段、黄は四~三段、緑は二~初段、青は1~3級、紫は4~6級、灰は7~15級(#参考図1)を表します。

プレーヤーのアカウント名が表示されます。「COM_」から始まるプレーヤーは将棋ソフトであることを表します。ダブルクリック/ロングタップで"プレーヤー情報ウィンドウ"が開きます。ハンドルネームの前の記号は主にそのプレーヤーと自分との関係を表します。

アカウント名の文字の部分が青色(のユーザーは招待お断り設定をしています。

国旗と3文字コードの国名が表示されます。マウスホバーで国名を見ることができます。

レートの数値が表示されます。新しいユーザーは新鋭棋士として"*"のアスタリスクのマークが付き段級位は未定となります。レートシステムについてはこちらの出典をご覧ください。

D:対局待リスト

対局待をしているユーザーのみ、改めてこのリストにまとめて表示されます。リスト上でプレーヤーのアカウント名の部分をダブルクリック/ロングタップしてプレーヤー情報ウインドウを開いた上で、 挑戦 を押すとそのユーザーにそのルールで対局を申し込めます。拒否される場合もあります。

ルールのタイプを表示します。「平手(レート)」は勝敗が自身と相手のレートに影響するレート対局であることを、「平手(練習)」は勝敗が自身と相手のレートに影響しない練習対局こと非レート対局であることを表します。その他、大会の対局待の場合は大会の短縮名、駒落ちやどうぶつしょうぎなどの特殊ルールの場合はその名称が表示されることもあります。

ルールの持ち時間を表示します。例えば「10-30」であれば、「持ち時間各10分、切れたら1手30秒未満の秒読み」であることを表します。

E:対局リスト

現在行われている全ての対局が表示されます。対局室に入らずに多くの情報を外から確認できる点が特徴となります。両対局者のうち、高い方のレートで順に並びます。対局室に入って観戦するにはその対局をダブルクリック/ロングタップします。 

両対局者のアカウント名、段級位、国旗を表示します。手番も確認できます。退室した場合はアカウント名が灰色(となります。

対局のルールや持ち時間が表示されます。最初のアルファベットは対局のタイプ、後ろの数字は持ち時間と秒読みを表します。「R」平手のレート戦「NR平手の非レート戦「HC駒落ちの非レート戦「VA」特殊ルールの非レート戦を表します。大会対局の場合はその短縮名が茶色(で表示されます。

現在の手数を表示します。開始直後は「開始」、終局後は「終局」と表示されます。

現在の観戦者数を表示します。数字は5人以上で橙色(、10人以上で赤色(となります。マウスホバー/ロングタップで観戦者の一覧がポップアップで表示されます。

現在の戦型を表示します。プライベート対局室の場合は鍵マークが表示されます。駒落ちや特殊ルールの場合はその種類が表示されます。対抗形の場合は省略表記となります。例えば「対抗▲中」は「対抗形で先手中飛車」を表します。

F:世界時計

世界各地の現在時刻を表示します。上から順に ロサンゼルス、デンバー、シカゴ、ニューヨーク、サンパウロ、世界標準時、フランクフルト、モスクワ、ムンバイ、バンコク、上海、東京、シドニー となります。

【2】対局待・・・

81道場のメインロビー画面から始めます。画面上部の 対局待 のコマンドボタンを押します。対局待ルール設定ウィンドウが開きます。

対局待ルール設定ウィンドウ

A:ルール指定待ち

レート対局では、結果によりレートや段級位の変動があり通算成績にカウントされます。手合いは平手のみ、持時間パターンは次の4種類からのみ選択します。

持時間パターンの右の倍率はレートへの影響度を表します。持ち時間が長いほど結果によるレートの変動が大きくなります。

非レート対局ではレートや段級位の変動はありません。手合い、持ち時間、秒読みを組み合わせて細かく設定できます。駒落ちでは常にルールを設定した側が上手となります。

10秒将棋、ゴロゴロ将棋、五々将棋、どうぶつしょうぎ、京都将棋では、EXPシステムというポイントシステムがあります。勝った場合は3~5ポイント、負けた場合は1ポイントが貯まり「EGG」から始まるランクが上がります。ただし、手数が極端に短い場合や10秒将棋を除く持ち時間0分秒読み30秒以下の対局の場合はカウントされません。

主に大会対局を行うための対局室です。対局したい大会を選択することで大会対局待となります。同大会参加者のみ大会対局待に挑戦できます。対局結果は自動で反映されます。

作成の直後から感想戦モードとなり、講座やリレー将棋などに利用できる特別な対局室です。検討室を作成したユーザーが感想戦ホストとなります。棋譜を読み込む場合はその手合いで予め選択しておく必要があります。また、先手・後手の名前として表示する文字列をお好みで入力できます。任意の棋譜や局面を読み込むときは、 棋譜 のコマンドボタンから 棋譜・局面ファイル読み込み を選択して ファイル選択 してください。

対局待の状態を解除するにはこの「対局待を解除」を選択の上で OK を押してください。

非レート対局の場合のみ対局室にパスワードを設けることで入室に制限を掛けることができます。

B:自動手合い

受け付ける持ち時間ルールを選択します。ルール指定待ちの場合のレート対局と同じ4種類の持時間パターンから受け付けるものを複数選択できます。

実際のマッチングでは自分も相手も受け付ける選択肢のうち最も短い持時間パターンが優先されます。

許容するレート差の範囲を上側・下側のそれぞれ指定します。ただし、最小でも200点差を許容する必要があります。

マイル制度でシルバークラス以上のユーザーのみ「新鋭棋士お断り」を選択できます。

出典
▲挑戦アラートウィンドウ

ルール指定待ちの状態のプレーヤーに対して、他のプレーヤーは挑戦することができます。挑戦されると挑戦者アラートウインドウが表示され、挑戦者の情報が表示されます。最大20秒以内に 承諾 ボタンを押すと手合い成立となり、自動的に対局が始まります。

▲招待ウィンドウ

自分がルール指定対局待の状態で、対局待でないプレーヤーに挑戦をすると、自分が対局待として設定しているルールで対局の招待を送ることができます。招待を受けたプレーヤーは画像の招待ウィンドウが表示されます。招待に応じる場合は 挑戦 ボタンを押してください。なお、プレーヤーリストでアカウント名の文字の部分が青色()のユーザーは招待お断り設定をしています。招待を送ることはできません。

プレーヤー情報ウィンドウ

それぞれの画面のリストなどからアカウント名の部分をダブルクリック/ロングタップするとプレーヤー情報ウィンドウが開きます。

左上に表示します。WEBシステムにてDマイルと引き換えに自分で用意した画像に変更できます。

①国/地域、現在の②レート③段級位④マナー評価⑤棋風⑥成績 を表示します。マナー評価については、基本的には良い評価から悪い評価を引いた値のみ参照できます。

選択しているユーザーに関するボタンが設けられています。ホストに関するボタンは自分が感想戦ホストの場合のみ表示されます。

このプレーヤーからのチャットや挑戦などを受け付けないようにします。ログアウトするまでの間のみ有効となります。

#参考 プライベートメッセージ

【3】対局・・・

ここまでの解説のように ルール指定待ちで挑戦を待ったり、②自動手合いでマッチングするだけではなく、③自分からルール指定待ちのプレーヤーに挑戦して対局を申し込むこともできます。

81道場のメインロビー画面から始めます対局待リストから希望のプレーヤーを見つけて、アカウント名の部分をダブルクリック/ロングタップします。プレーヤー情報ウィンドウが開くので、 挑戦 ボタンを押して対局を申し込みます。相手が承諾すれば手合い成立となり、自動的に対局室画面に移ります。

▲81道場の対局室画面

81道場の対局室画面です。対局が始まると特に操作する必要はなく、自動でこの画面に移ります。 挨拶 ボタンを押して「<(_ _)>お願いします。(Onegai-Shimasu.)」と送信し、対局を始めます。

A:盤面

B:プレーヤー情報と対局時計

C:メッセージパネル

対局室チャットは入力欄に内容を入力後、 Enterキー で送信します。対局者がチャットをタイピングしている場合、「タイピング中…」と表示されます。

デフォルトでは対局中のチャットは対局者から観戦者の一方通行となります。どのような場合でも対局中の対局者には見えない矢印・丸印とは一部の仕様が異なります。

D:自動翻訳定型文ボタン

E:コマンドボタン

投了します。続いて自動で「<(_ _)>負けました。」、「<(_ _)>有難うございました。」とチャットが送信されます。(対象:手番の対局者のみ)

27点宣言法で持将棋を自動計算します。条件を満たし自玉が王手でない場合は勝ち宣言ボタンを押せるようになります。(対象:手番の対局者のみ)

盤面を反転します。(対象:観戦者のみ)

自分の盤面上の矢印をすべて非表示にします。(対象:全員)

盤面の操作を主導できる感想戦ホストを対局相手に譲渡します。デフォルトでホストに選ばれているのは、平手の場合は負けた側、駒落ちの場合は上手側になります。感想戦モードのホストである場合に表示されます。対局相手が既に退室している場合、観戦者に譲渡されます。(対象:感想戦ホストのみ)

対局後に押すと同じルールで同じ相手と再戦します。駒落ちの場合を除いて先後は交代となります。先に押すと再戦スタンバイとアナウンスされ、相手も応じて押すと再戦が始まります。観戦者が押した場合、再戦局へ自動で移動できます。(対象:原則として両対局者のみ)

駒割計算」、「局面ペディア」、「Twitterシェア」、「Facebookシェア」を利用します。駒割計算は平手の場合のみ利用でき、の損得☗○と☖○の交換のよう表示できます。(対象:対局中の両対局者を除く全員)

「クリップボードへ棋譜形式でコピー」、「KIFファイルへダウンロード」、「棋譜用紙に出力」、「Twitterシェア」、「Facebookシェア」、「KIF(棋譜)/BOD(局面)ファイル読込」を利用します。ファイルの読み込みは検討室でのみ行うことができます。(対象:対局中の両対局者を除く全員)

様々な設定を行います。"オプション設定ウィンドウ"が開きます。(対象:全員)

対局室に在室したままでメインロビー画面を確認します。通常の退室と動作がとても似ているためご注意ください。対局室を退室しなければ新たに対局したりすることはできません。(対象:全員)

対局室から退室します。対局室に在室しているのが自分だけの場合、退室と同時に対局室は消去されます。(対象:対局中の両対局者を除く全員

F:観戦者リスト

G:棋譜ウィンドウ

4観戦・感想戦・・・

81道場のメインロビー画面から始めます。画面上部の対局リストから観戦したい対局を選び、ダブルクリック/ロングタップします。対局室画面に移ります。

検討室の対局室画面

81道場では、局面検討機能を独自に考案・開発し、複数のユーザーによるインタラクティブな研究・感想戦を実現しています。

感想戦モード

終局後や検討室では、感想戦モードとなります。感想戦モードでは、局面の検討を取り仕切る権限を持つ「ホスト」が1名のみ選ばれます。平手の場合は負けた側の対局者、駒落ちの場合は上手側の対局者になります。ホストには博士帽のマークが表示されます。 この他、ホストの検討局面上でのみ駒を動かす権限を持つ「サブホスト」があります。

ホストは、ホストの譲渡とサブホストの任命を行うことができます。相手の対局者だけでなく観戦者に対しても可能です。対象のユーザーのプレーヤー情報ウィンドウを開き、ホストなら博士帽マーク、サブホストならプラスマークを押します。ただし、対局相手にホスト権限を譲渡する場合のみ、博士帽マークのコマンドボタンからも譲渡できます。

矢印・丸印

観戦中や感想戦中には、盤面に矢印や記号を描いて意思疎通をすることができます。 矢印の色はオプション設定から変更できます。

ただし、どちらの場合でも「ローカル再生・検討」を選択していると自分だけのローカル盤となるため、その場合は自分の画面上にしか表示されません。個人的な画像・動画作成などに利用できます。

検討室で棋譜の読込(デスクトップブラウザ版のみ)

5オプション設定・・・

81道場のメインロビー画面対局室画面から始めます オプション設定 のコマンドボタンを押します。オプション設定ウィンドウが開きます。

▲オプション設定ウィンドウ

オプション設定ウィンドウです。4つのタブから構成され、様々な設定を変更することができます。設定した内容は OK ボタンを押すと保存できます。一部の設定はDマイル制度のランク上級のユーザー限定となります。Dマイル制度についてはこちらをご覧ください。

A:駒タブ

標準、大、特大から選択します。

目隠し将棋用の駒を選択していることを対局相手に通知します。

指そうとしている駒がマウスポインターに追従します。

指そうとしている駒の利きが示されます。初心者向けの機能です。

B:音声タブ

秒読みの音声を選択します。

音量を細かく調整します。

C:通信タブ

感想戦をどのくらい希望するかを対局相手に通知します。

日本表記、西洋表記、チェス表記から選択します。持ち時間を累積時間での表記に変更できます。切り替え後、次に指された時点から有効となります。

感想戦モードにおいて、他人の描いた矢印・丸印を表示するかを選択します。自分の矢印・丸印の色を変更できます。

OFFにした場合、プライベートメッセージはメッセージパネルに表示されます。

D:主題タブ

81道場のテーマを選択します。

#参考 81道場と将棋俱楽部24の棋力対応表

81道場と将棋俱楽部24の棋力の対応表(出典