【ハンター】

種別:ヴィラン

「…………」


遥か宇宙の彼方より来たる地球外生命体。人類に近い二足歩行型の生命体。視力に乏しく、赤外線センサーや翻訳機を始めとした各種センサーを搭載したマスクを装備している。高度な身体能力を持つが、武器の多くが装備品であることも特徴的だ。その素顔は人類の美的感覚においては、ひどく醜いものという印象を受ける。

彼らは戦闘種族であり、文化としての戦闘を重んじ、強い者との生死のやりとりに悦びを見出し、より強い生命体を探すための侵略行為を良しとし、強者の首をトロフィーとし、それに伴う高度な文明を築いてきた種族だ。基本的には単独で戦闘を行う。その性質を地球上の言語に当てはめるなら、『狩人(ハンター)』と言い表せるだろう。

現状、彼らは地球人類と明確に敵対している訳ではない。しかしその性質上、いつ、どんな理由で人類の敵になるか分からない存在でもある。強者の首をトロフィーとして収集する習慣を持つが、戦闘意欲のない者に武器を向けることはなく、自分たちに勝利した相手には一定の敬意を示すという。

反面、彼らは『大母結界』の影響を意外な形で受けている。彼らの持つ装備品のいくつかが、地球での使用に当たり強い負荷を受けるのだ。長時間の戦闘で、彼らが装備品を無制限に使い続けることは難しい。彼ら自身は、それを縛りプレイだと思って楽しんでいる。


【エナジー・能力値】

■ライフ:30 サニティ:20 クレジット:30

【肉体】50 白兵:70% 射撃:70%【精神】20 知覚:40%【環境】30 隠密:70% 移動適正:地上・宇宙・暗闇

【パワー】

■熱探知

属性:妨害・装備 判定:知覚40% 射程2 目標:1体 タイミング:特殊 代償:クレジット5効果:行動順ロール直後に行う。目標のPCは『隠密』で判定を行う。失敗した場合、ハンターのパワーの目標になった際の判定に-10%の補正が発生する。この効果は累積する。──高精度の赤外線センサー

■透明化

属性:移動・装備 判定:隠密70% 射程- 目標:自身 タイミング:特殊 代償:クレジット5効果:ターン開始時に使用できる。判定に成功で『隠密』状態となる。──高精度の光学迷彩

■三点照準

属性:攻撃・装備 判定:射撃70% 射程1 目標:1体 タイミング:行動 代償:ターン10効果:目標は『運動』で判定を行う。失敗した場合、2d6点のダメージを受ける。──三角を描くような三つのレーザーサイト

■二重顎

属性:攻撃 判定:白兵70% 射程1 目標:1体 タイミング:行動 代償:ターン20効果:ハンターのいずれかのエナジーが0になった時に使用する。射程内にいるキャラクターを敵味方問わずランダムに目標とする。目標は『運動』で判定を行い、失敗した場合4d6点のダメージを受ける。その後、ハンターは死亡する。──鋼のマスクの奥から、隠された顎が飛び出し敵を砕く、最期の一撃