物語の主人公。親友の「姫」に友人以上の想いを寄せ、外見共に自己の性別に疑問を持ち悩みを抱えている。
母子家庭で家計を支えるために働く兄、愛らしい外見を持つ妹にコンプレックスを持っている。
姓は「茨田」
主人公とは対照的に裕福な家庭の一人っ子、低身長で小柄。容姿をよく揶揄(からか)われるが明るく振る舞う男子。
主人公が飛び降りるのを目撃し、止めようとする……?
歪な夢の中では主人公を案内する謎多き少年。
可愛くおしとやかな同級生。外見や振る舞いから、下の名前「姫」が愛称として定着している。
主人公から友達以上の感情を持っていると告げられた時、突き放してしまった。
姫と主人公共通の友人。見た目は派手だが面倒見が良く、周りから頼りにされている。
男女年齢隔たりなく平等に接するため、知人・友人が多い。
主人公の気持ちに気付いているようだが……?
主人公の母。夫亡き後、家計を支えるためにパートで働く。
サバサバした性格で、主人公ら兄妹を分け隔てなく育てた。
主人公の一歳違いの妹。
明朗快活で人懐こく、主人公と比較の対象になる事が多かった。
小さい頃に姉にもらったクマのぬいぐるみを大切にしている。
主人公の兄。父亡き後、家計を支えるために進学より就職をとり働いている。
普段は仕事で朝早く帰りが遅いため主人公達と会う機会は少ない。
主人公の祖母。
「普通」である事が一番幸せだと思い込んでおり、体格の良い主人公には人一倍女性らしくしなさいと口うるさくしている。
妹のクラスに転入してきた謎の下級生・烏高(うだか)ライム。
主人公が現実で男姿になった時「ツクリモノだな」と主人公の元の姿を知っている風な言い方をする。
主人公の隣のクラス2-Bの担任・吉住先生の代理でやって来た臨時教員。
主人公を見て〝不気味な夢〟の体験者だという事をさとり、心配する様子から、彼もまた不気味な夢を知る人物のようだ……
夢の中で出会う、不思議な瞳をした「夢」の研究者。
主人公に歪んだ夢の真意を伝えようとする。
夢の中で出会う、不気味な人物。口調や物腰は丁寧だが、恐ろしい雰囲気を感じさせる。
主人公に真実を突きつけ、歪んだ夢が何であるかを示す。
人間の生死に興味はなさそうだ。
夢の中で出会う子供。
過去に主人公と会っているようだが……?