日本地図空間
日本地図空間はアンドロイドアプリです。
圏外で使う地図
ベクトルタイル(Ver1.9.0以降)
国土地理院ベクトルタイル提供実験より、事前にデータをダウンロードして、電波が届かない地域やLTE機能がない端末でもGPSを利用した位置確認ができます。
国土地理院ベクトルタイル提供実験が正式に事業化された場合は、その変更に合わせて再リリース致します。
正式に事業化されずに、廃止された場合は本機能も停止する場合があります。
事前ダウンロード
目的の地域を地図の中心にしてから、「事前ダウンロード」ボタンをタップしてダウンロード方法の設定画面を開きます。
ダウンロード方法の設定
ベクトルタイルデータのダウンロードは、タイル枚数に比例して通信時間、通信容量、端末ストレージ容量とを消費します。そのため県全体のダウンロード等は適さないことから、箇所を絞ってダウンロードします。
タイルの基本単位はズームレベル15で以下より確認できます。
タイルのダウンロード枚数を選択
地図の中心から東西南北方向に広げた枚数を全4種類から選びます。
選択肢の下にある「保存済み箇所を再度ダウンロードする」のチェックを有効にすると、過去にダウンロードしている箇所でも再びダウンロードします。国土地理院で地図データを更新した場合に利用します。
「地図の中心から3×3タイル」を選択した場合は計9枚となります。
ここでのタイル基本単位はズームレベル15です。
以下より確認できます。
種類の選択
本アプリで扱うベクトルタイルは地理院地図ベクトルタイル一覧より以下5種類に絞っています。
基本項目道路中心線河川中心線鉄道中心線注記
上記5種類の中でダウンロードが不要な項目があればチェックを外します。
カッコ内の解説
「1タイル」・・・ズームレベル15を基本単位としています。「更に~×~分割」・・・ズームレベルが1上がるとタイル枚数が1つ下のレベルを2×2分割した内容になります。例えば「基本項目」はズームレベル18のため×2×2×2=8で南北8分割×東西8分割した枚数です。「Lv」・・・本アプリで表示するズームレベルの範囲です。現在のズームレベルが16以上だと「基本項目」のみが表示されます。
ズームレベル15は以下より確認できます。
↓
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ダウンロード開始
条件を設定したら「ダウンロード開始」をタップします。
ダウンロードに掛かる時間は、3×3タイル5種類全て選択しかつ光回線利用で約80秒程度です。
ダウンロード開始後は途中で止めることはできません。
進捗の表示
現在ダウンロードしている種類とタイル座標とを表示します。
ダウンロードを途中で止めることはできません。
終了
ダウンロードが終了すると「閉じる」ボタンが表示されます。
前の画面に戻り「結果の表示」スイッチを有効にして意図した箇所が表示されるか確認します。
どうしてもダウンロードを途中で止めたい場合は、端末を機内モードにしてWiFiと携帯回線のいずれも強制切断します。
結果の表示
「事前ダウンロード」した後、内容を確認するには「結果の表示」を有効にします。
なお、地図の選択は「地図なし」が結果の確認に最適です。
拡大または縮小してズームレベルを切り替えて、意図した結果になっているか確認します。
ズームレベル12から20の範囲のみ、内容を確認できます。住宅街、等高線を表示するにはズームレベル16以上にします。
現在のズームレベルを確認するには「座標表示」を有効にします。
ベクトルタイルが未だダウンロードされていない箇所の場合は、データの有無を判定している範囲枠と一緒にメッセージが表示されます。
必要に応じて再度ダウンロードします。
1種類でもダウンロード済みデータが有れば、このメッセージは表示されません。