奈良で注文建築をされるあなたへ、安心のできる住まいを
家は、外気温から家の中の温度変化を守る必要があります。夏は外気の温度が入らないように、冬は家の中の温度を逃がさないようにしたいものです。そのために、壁から、屋根から、床から、また、サッシからも温度変化の無いようにしないといけません。また、家の気密性を高くするには、換気システムを充実させる必要があります。昔の家のように、家の隙間が多くあれば、換気扇を一つ回せば、いろいろなところから空気が入ってきます。気密性が高くなると、換気扇を回しても、空気の入ってくるところがありません。これは、いくら換気システムの精度を上げても、家に隙間が多くあると、その意味がなくなってしまいます。換気システムにより、家の中の空気を入れ替え、酸素濃度を落とさずきれいに保つことできるのも、気密性があってのことです。省エネルギー住宅にするのか、ZEH基準の家にするのか、高気密高断熱住宅にして、熱交換のできる換気システムにして家の空気を浄化すること、太陽光発電を使い自然エネルギーを使うこと、そういうことを一つ一つ考えて家を建てていきたいと考えています
断熱
グラスウールは、高温で溶融したガラスを遠心力等で吹き飛ばし、綿状に細かく繊維化したものです。 グラスウールは、複雑に絡み合った細かいガラス繊維の間に無数の空気を閉じ込めた部屋を形成し、この空気の部屋を層として構成することで、優れた断熱性能を発揮します。
アイシネンLDフォームは環境先進国カナダで開発された現場発泡吹付けウレタン断熱材です。画期的な独自のセル(気泡)構造をもち、低密度ウレタンでありながら非吸水性が高く、一般的な発泡ウレタンと比べて柔軟性や形状安定性が優れたフォーム材です。地震などで躯体が動いても構造体に追従するため剥離や脱落する心配がなく、断熱欠損による結露やカビの発生を抑制します。LDフォームはきめ細やかな表面で、指で軽く押しつぶすことができるほど柔らかく、高い断熱性と気密性を長期に渡って実現できる現場発泡ウレタン断熱材です。
床下は冷気や隙間風の影響を受けやすく、寒い時期には足元から家全体に冷えを感じる底冷えを招く恐れがあります。床下から冷えを感じる「底冷え」を防ぐには、床下からの断熱対策が必要です。床下に断熱材を施工することで、外からの冷気や熱の伝達を遅らせ、暑さや寒さを防ぐ効果があります。
基礎断熱とは、住宅の基礎の立ち上がりとそこに繋がる基礎床に施工される断熱、またその工法を指します。床下に施していた断熱を基礎に行うことで床下も含めて断熱をし、床下も室内と一体とする考え方です。断熱効果に優れているとされ、床下も室温と同じ温度となるため冬場の底冷えも軽減されます。
換気システム
給気と排気を同時に機械式のファンで行います。また、集中ダクト方式とも呼ばれ、各部屋に排気と給気のダクトを通し、大きな1つの換気ファンから新鮮な空気を送り出し、ダクトの中を通って各部屋に供給します
給気はファンで行い、排気は排気口から行います。機械で給気行うことによって、室内の空気圧を高め、外気が入りにくくなります。なので、無菌室や手術室、食品加工場などに向いています
給気は給気口から行い、排気はファンで機械的に行う方法です。シンプルで低コストなので、現在多くの住宅でこの第三種換気が用いられています
サッシ
ガラス戸を両側にたたむことで開放感のある広がりを生む全開放サッシです。
風や光に包まれた心地よいリビングが、住まう人にも集う人にも大きなくつろぎを与えます。
内装材と接する部分(アングル)に熱を伝えにくい樹脂を使用することで結露を抑制。
防露性能、断熱・遮熱性能、省エネ性能に優れた複層ガラス障子を標準としています。
樹脂と複層ガラスによりハイレベルの断熱性を実現した新発想の「新しい窓」。
熱の出入りを抑え、夏も冬もいつも快適。エコ住宅との相性も抜群です。