The Database of Japanese Diplomatic History


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データベース日本外交史とは

戦後日本外交研究は、近年多くの外交文書が公開されたこともあり急速に発展してきました。 しかし、研究の発展と共に専門分野の細分化が進み、日本外交の全体を俯瞰することはますます難しくなっています。ひるがえって、国際秩序が流動化するなかで外交の果たす役割は問い直され、基地問題や日中関係なども新たな観点から注目を集めています。これらの問題の起源を知るためにも、戦後日本外交を「歴史」として検証することが不可欠です。

本ウェブサイトは、日本外交に関する各種データを公開することで、研究者やジャーナリストの情報共有を促進することを目指しています。 具体的には第一に、情報公開法に基づく開示請求などで研究者が収集した外務省文書をウェブ上に掲載します。 第二に、『官報』に基づいて作成された戦後外務省人事一覧を公開します。この一覧は1989年までの戦後外務省の全課長級人事を網羅する予定です。 第三に、外務省から外交史料館から移管された文書の一覧(移管文書ファイル)を掲載し、各研究者が効率的に外交史料館所蔵文書を利用できるようにします。第四に、外交記録や情報公開、研究動向などをコラムで紹介します。

2014年8月1日,2017年9月1日改訂

運営メンバー

高橋 和宏(Kazuhiro TAKAHASHI)

法政大学 法学部 教授

井上 正也(Masaya INOUE)

慶應義塾大学 法学部 教授

白鳥 潤一郎(Junichiro SHIRATORI)

放送大学 教養学部 准教授

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