第4回 保全生態学夏の学校 in 庄原
テーマ:保全研究と現場のギャップを考える ― 地域に根差した生物多様性保全を目指して ―
・参加申込フォーム
全日程参加:https://forms.gle/DVeJrLJU8hyHnzb49
基調講演のみ参加:https://forms.gle/F2i5dmVNGk8DgHYS6
※応募締め切りは9月4日(金)です。応募は締め切りました。お申し込み、誠にありがとうございました。
参加費:学生5000円、一般10000円
(宿泊費・食費3食分・エクスカーション保険代込み)
※基調講演のみ参加の場合は無料です。
※会場までの移動費等は各自負担でお願いいたします。
持ち物:長袖・長ズボン、帽子、タオル、飲み物、雨具(26日エクスカーション参加の方:長靴(湿地に入っての作業になる可能性あり)、着替え、軍手)
About event
【開催日程】
2026年9月26日(土), 9月27日(日)
【開催場所】
広島県庄原市
【定員】
① 基調講演のみ (9/26) 100名
② 全日程 (9/26, 27) 20名
(施設の収容可能人数の関係上、定員を設定させていただいております)
【宿泊施設】
かさべるで
Program
※記載してあるプログラムは6月中旬時点のものになります。募集開始時までに予告なく変更する可能性がありますので、ご了承ください。
9/26(土)
会場:庄原市立比和自然科学博物館
7:30 – 10:00 エクスカーション(広島県立せら県民公園にてヒョウモンモドキの生育地整備)※自由参加
10:00 – 11:30 比和自然科学博物館へ移動
11:30 – 12:30 開場・受付
12:30 – 12:40 趣旨説明
12:40 – 14:10 基調講演・前半(招待講演者3名による講演)
※オンライン配信も予定
14:10 – 14:20 休憩
14:20–15:50 基調講演・後半(招待講演者3名による講演)
※オンライン配信も予定
15:50 – 16:00 休憩
16:00 – 17:00 フラッシュトーク (参加者による研究・活動紹介)
17:00 – 18:00 博物館内の見学(地域の生物多様性保全の基盤となる自然史資料を見学)
18:00 – 19:00 宿泊施設へ移動 (宿泊施設:「かさべるで」)
19:00 – 夕食・懇親会
【招待講演者】
大矢 樹(広島県立せら県民公園 職員)「生態学を学んだ人は、保全の現場で何ができるのか」
25年間続いてきたヒョウモンモドキ保全の現場には、生息地の環境の悪化や担い手不足、シカの食害など様々な課題があります。一方で、効果的な保全手法や効果検証など、研究の種も残されています。生態学を学んだ人が現場でできることを考えます。
秋山 美文(庄原市立比和自然科学博物館客員研究員, 広島虫の会会長)
「広島県の昆虫の状況-1970~2025年の変化-」
1970年代から現在まで広島県で継続して収集・観察してきた昆虫資料をもとに、半世紀にわたる昆虫相の変化を概観する。土地利用と気候の変化が昆虫相に大きく影響している。また、イノシシ・シカの増加は植生を変化させ、昆虫群集にも波及している。比和自然科学博物館と比婆科学教育振興会は、地域資料の収集と後進育成を担ってきたが、今後も資料集積と人材育成が重要な課題となる。
坪井 潤一(国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所 主任研究員)
「釣りを楽しみながら地域個体群を保全する」
保全と聴くと爽やかなイメージだが、実際、きれいごとばかりではないことを我々はよく知っている。私はこれまで苦難に直面した際、多くの人々に助けてもらいながら、何とか乗り越えてきた。本講演では、いくつかの辛い思い出をみなさんと共有できれば幸いである。
白川 勝信(登別市観光交流センター「ヌプㇽ」 副センター長・学芸員)
「何が『社会システムの持続可能性』を生み出すのか?」
里山林、草原、水田、ため池など、文化的極相の状態にある生態系は、その自然をとりまく社会システムが安定的に長期間続いてきたことが成立条件となっている。本発表では、里地の生態系保全を考えるための視点を共有したい。
淺野 悟史(京都大学 准教授)「生態系保全をもっと身近にー『環境ものさし』というツール」
生態系保全の重要性がいっそう認識されるようになり、従来の自然保護や希少性の高い生物の保全にとどまらず、「ふつうの地域や種」にまで保全活動を広げていく必要性が高まっている。これを支援するツール、「環境ものさし」を事例とともに紹介する。
大澤 剛士(東京都立大学 准教授)「研究と現場のギャップを考えてきた20年と"今の"答え」
研究と現場のギャップは、保全生態学において長年にわたり語られてきた。本講演では、演者がこのテーマに興味を持ったきっかけとモチベーション、現時点の答え、それに向けた研究例の紹介を通し、参加者の方々と本テーマに関する議論を深めたい。
9/27(日)
7:30 – 8:30 朝食・準備
8:30 – 9:30 比婆道後帝釈国定公園 ひろしま県民の森へ移動
9:30 – 11:30 エクスカーション(ひろしま県民の森 にて絶滅が危惧される世界南限のイワナ個体群の一つ”ゴギ”の生息地を訪問)
11:30 – 12:30 グループディスカッション(参加者自身の研究と保全現場を繋ぐ際の課題や解決方法について議論)
12:30 閉会・記念撮影
12:30 - 14:00 「ミルクの中のイワナ」(イワナ保全に関するドキュメンタリー映画)の上映会 ※希望者のみ
【エクスカーション話題提供】
立河秀作(庄原市文化財保護審議会委員)
佐々木悠人(愛媛大学 博士後期課程 学生)
Hotel
Access
広島県 庄原市立比和自然科学博物館(1日目 開催場所)
住所:広島県庄原市比和町比和1119−1
https://www.city.shobara.hiroshima.jp/main/education/shisetsu/cat01/01/post_197.html
・自家用車
松江自動車道高野ICから・・・20分
中国自動車道庄原ICから・・・30分
※公共交通で庄原市まで来られる場合は、運営での送迎も検討しております。
ご参加、お待ちしております!