18名という大所帯でスタートしました。
春学期のうちは、研究のことを学びながら、グループワークも行いました。
グループ箱庭、フィンガーペインティング、コラージュ制作などです。
自分の表現や他者の表現から、こころについて考えていきます。
3回生秋学期~4回生春学期の間は、伊藤未青先生にご指導いただきました。
ゼミメンバー全員が、無事に卒論・ゼミ論を提出することができました!
提出後のゼミではグループに分かれて発表会を行い、発表会後には甘いものを食べながらお疲れさま会を行いました。
『不登校の予防と回復における有効なソーシャルサポートの検討』
『学校不適応生徒が相談要請に至る要因』
『教師と大学生の「いじめ」と「いじり」の認識の違い』
『愛着や親との関係が青年期の不安に及ぼす影響』
『20代労働者のワーク・エンゲージメントの効果的な向上に向けた検討』
『大学生の自己表現3タイプにおけるフラストレーション対処について』
『母親の養育態度が子ども発達に及ぼす影響』
『家庭環境とストレスの関連性 ―子供のストレスコーピング―』
『キャラの変化が友人関係満足度に及ぼす影響』
『過去のいじめ体験が自己成長感とパーソナリティに及ぼす影響―適応状態と不適応状態―』
『自助能力を育てる関わりについての検討―養護教諭から子どもたちへ―』
『発達障害者への差別解消についての検討』
『賞賛獲得欲求と推し活の関連性』
『ペットが抑うつ感の低下に及ぼす要因について』
『子どもに対するアニマルセラピー』
『パーソナリティ特性におけるイメージ色とその男女差』
『ダンスと幸福感の関わり―ダンス経験によるポジティブな感情―』
『コロナ禍前後の声出しの有無における感情・体験について』
『慰めが受け手の感情に与える影響―効果的な慰め方―』
コロナ禍で入学式ができなかった20H生。
大変なこともあった4年間でしたが、笑顔で卒業式を迎えることができました。
養護教諭、教育支援に関わる企業、放課後デイサービスなど、子どもの支援に関わる進路に進んだ人が多くいました。
それぞれの場所で、思う存分活躍されることを祈っています!
日野響さんが卒業研究で取り組まれた調査データをもとにした研究論文が、「帝塚山学院大学研究紀要」にて公刊されました。
千葉友里香・日野響(2024).20代労働者のワーク・エンゲージメント向上に向けた検討―自己効力感と強み認識・強み活用感の視点から―.帝塚山学院大学研究紀要,5,29-41.