由利本荘市は秋田県の南西部に位置する日本海に面した自然豊かな地域です。
市内を流れる子吉川は古くから人々の生活や農業に欠かせない存在で舟運を利用した物流の要でもありました。
本荘の歴史は古く縄文時代の遺跡が多く発見されており平安時代には由利氏がこの地を治めました。
中世になると最上氏や秋田氏が統治しましたが江戸時代には六郷氏が本荘藩を築き、「本荘城」を拠点として統治を行いました。
フォークチャンポリーが開催される「本荘公園」はかつて「本荘城」が築かれていた場所です。
この城は平山城ですが子吉川の流れを防御に活かした堅固な構造を持っていました。
藩政時代には城の周囲に武家屋敷や町人街が形成されて城下町として発展しました。しかし明治時代の廃藩置県によって「本荘城」は役目を終え、1873年(明治6年)には城の建物が取り壊されました。
その後城跡を守りたいとの有志の働きにより城跡は公園として整備され、1932年(昭和7年)に「本荘公園」として開園する事になりました。
現在でも公園内には城の遺構の一部が残され、春には桜の名所として多くの人々が訪れるなど市民の憩いの場となっています。
フォークチャンポリーは公園内の屋外ステージを利用して行われています。
屋外ステージ準備ができました
各々好きなように楽しみます