注意欠如性・多動性障害(ADHD)ってなに?
ゆる茶話会・YOFUKASHI・イベント
注意欠如性・多動性障害(ADHD)ってなに?
おすすめサイト:https://adhd.co.jp/otona/
▲病院の受付などにパンフレットが置いてあったりします。
幼少期(7歳位)から症状が顕著にあり、6ヶ月以上続いていることが一つの特徴です。
家でも外でも、どんな場面でも症状がみられること、
6ヶ月以上続いていることなどが特徴です。
大人になって消失する場合と、そうでない場合があります。
3つの中心的な症状があり、気分障害、依存症などを併発することもあります。
環境調整が何より大切ですが、服薬による治療も行うことができます。
他の発達障害と同様、完治するということはなく、
環境調整または服薬を通して集中力UP、気分安定等を測り、
そのうえで社会性を身に着けていくことが生きやすさに繋がります。
【主な症状の現れ方(3パターン)】
1. 混合状態(不注意、多動性、衝動性の3つがみられる)
2. 不注意優勢状態…ADDともいう
3. 多動性・衝動性優勢状態
当然ながら、脳機能の発達障害です。
脳の一部(前頭葉や尾状核)が通常よりも小さいと言われています。
ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質との関わりも指摘されており、
ドーパミンやノルアドレナリン、あるいはセロトニンの活性を変化させる薬を用いると症状が改善されると言われています。
(ドーパミンやセロトニンが関わっていることからも、気分の波が起きやすいといえる)
ドーパミンは①報酬系、自分にとってメリットがあるときを判断する機能
ノルアドレナリンとドーパミンは②実行機能、目的に向かって計画を立て、それを実行する機能
に関係しています。これが障害されることで、①待つべき時に待てなくなる②順序立てて行動できない
という症状に繋がるといわれています。
依存性になりやすいのも、報酬系の部分が弱いから刺激を求めやすいことからきていると言われています。
(ドーパミンは我慢した結果いい思いができて、「うれしい!!気持ちいい!」と思う時に放出されるので、それ欲しさために我慢ができる。
その機能が弱い、放出量が少ないと、刺激を求めて薬物やアルコール、買い物などをしすぎて依存に繋がっていく…という訳です)
【主な治療薬】
ストラテラ、コンサータ、インチュニブ、ビバンセ
➡これらとは別途、気分の安定を図るために抗不安薬などを処方されることもあります。
※わかりやすいHPがあったので、貼り付けます。HPの医療機関との関わりはありません。