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(書誌後の番号は、管理人のデータベースID)
○今週の本棚 (毎日新聞) 1993年4月~
○私の読書日記 (週刊文春) 1996年9月~
○パリ風俗事典(ふらんす)2004年4月~
○名脇役映画館、上映中!
〇二本史 家族人類学的ニホン考(新潮45)2018年10月(休刊により連載停止)
〇お酒を読む(たる)2019年1月~
〇知られざる傑作 (美術の窓)2019年4月~
〇鹿島茂とグリの「フランス舶来もの語り」(マリ・クレールウェブサイト)2020年12月~
〇鹿島茂のちょっとフシギなクロスレビュー
〇鹿島茂の読みだしたら止まらなくなる傑作自伝・評伝
〇岩波文庫で読む世界文学と家族(図書)2025年3月~
〇リュシアン・ヴォージェルの夢 敏腕編集者とモダニストたち 「アートコレクターズ」2025年5月~
リュシアン・ヴォージェルの夢 敏腕編集者とモダニストたち 「アートコレクターズ」2025年5月~
2025年5月号 p.66-67 第1回 リュシアン・ヴォージェルとは? ◇
2025年6月号 p.56-57 第2回 ファミリーヒストリー
2025年9月号 p.68-69 第5回 編集者としての素質
岩波文庫で読む世界文学と家族 「図書」2025年3月~
2025年3月号 p.44-47 第1回 プーシキン『オネーギン』とロシア貴族の家族
2025年4月号 p.48-51 第2回 アクサーコフ『家族の記録』はロシアの家族形態を記録しているか?
2025年8月号 p.48-51 第6回 ショローホフ『静かなドン』と「本物」の共同体家族
2025年9月号 p.48-51 第7回 ショローホフ『静かなドン』にみる共同体家族の不文律とは
鹿島茂の読みだしたら止まらなくなる傑作自伝・評伝
〇鹿島茂のちょっとフシギなクロスレビュー(ARTnewsJAPANウェブサイト)
2022年1月31日掲載 鹿島茂評「男のいない世界」フェミニズム/FEMINISMS展(12835)
2022年3月28日掲載 鹿島茂評「コレクションという『作品』」メンズ リング イヴ・ガストゥ コレクション(12836)
2022年6月3日掲載 「『ワタシ』とは顔である」 森村泰昌:ワタシの迷宮劇場(13022)
2022年10月4日掲載 「ビルケナウ」は隠喩である」ゲルハルト・リヒター展(13023)
鹿島茂とグリの「フランス舶来もの語り」(マリ・クレールウェブサイト)
知られざる傑作(美術の窓)
2019年4月号 P98-99 第1回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』①(5800)
2019年6月号 P56-57 第3回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』③
2019年7月号 P112-113 第4回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』④(12691)
2019年9月号 P82-83 第6回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々』⑥
2019年10月号 P74-75 第7回 『レ・ゾム・ドージュルドュイ(今日の人々)』⑦(6129)
2019年11月号 P74-75 第8回 『レ・ゾム・ドージュルテュイ(今日の人々)』⑧(6017)
2019年12月号 P80-81 第9回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』⑨(6026)
2020年2月号 P82-83 第11回 『レ・ゾム・ドージュルドュイ(今日の人々)』⑪(6120)
2020年3月号 P86-87 第12回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』⑫(6088)
2020年4月号 P82-83 第13回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』⑬(6119)
2020年5月号 P130-131 第14回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』⑭(6198)
2020年6月号 P52-53 第15回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』⑮
2020年8月号 P84-85 第17回 『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』⑰(12711)
2020年9月号 P200-201 第18回『レ・ゾム・ドージュルデュイ(今日の人々)』⑱(第17回の記述は間違い)(12564)
2020年10月号 P82-83 第19回 『アシエット・オ・ブール』①(12555)
2020年12月号 P86-87 第21回 『アシエット・オ・ブール』③(12834)
2021年1月号 P190-191 第22回 『アシエット・オ・ブール』④(12584)
2021年2月号 p.88-89 第23回 『アシエット・オ・ブール』⑤ ◇
2021年3月号 P126-127 第24回 『アシエット・オ・ブール』⑥(12837)
2021年4月号 P100-101 第25回 『アシエット・オ・ブール』⑦(12713)
2021年6月号 P60-61 第27回 『アシエット・オ・ブール』⑨(12654)
2021年8月号 P102-103 第29回 『アシエット・オ・ブール』⑪(12695)
2021年10月号 P84-85 第31回 「アシエット・オ・ブール」⑬(12757)
2021年11月号 P100-101 第32回 「アシエット・オ・ブール」⑭(12703)
2022年2月号 P80-81 第35回「アシエット・オ・ブール」⑰(12829)
2022年4月号 p.104-105 第37回 「アシエット・オ・ブール」19 ◇
2022年6月号 p.82-83 第39回「アシエット・オ・ブール」21
2022年7月号 p.110-111 第40回 「アシエット・オ・ブール」22(12938)
2022年8月号 p.82-83 第41回「アシエット・オ・ブール」23(13082)
2022年9月号 p.118-119 第42回「アシエット・オ・ブール」?(12892)
2023年2月号 p.94-95 第47回「アシエット・オ・ブール」29(12911)
2023年4月号 p.100-101 第49回 「アシエット・オ・ブール」31 ◇
2023年9月号 p.120-121 第54回「アシエット・オ・ブール」36
2023年10月号 p.86-87 第55回「アシエット・オ・ブール」37
2023年12月号 p.134-135 第57回「アシエット・オ・ブール」39(12974)
2024年2月号 p.126-127 第59回「アシエット・オ・ブール」41(13017)
2024年3月号 p.174-175 第60回「アシエット・オ・ブール」42(13012)
2024年9月号 p.108-109 第66回「アシエット・オ・ブール」48(20260)
2024年10月号 p.126-127 第67回「アシエット・オ・ブール」49(20245)
2024年11月号 P104-105 第68回「アシエット・オ・ブール」50(13239)
2024年12月号 p.164-165 第69回 「アシエット・オ・ブール」51 ◇
2025年1月号 P96-97 第70回「アシエット・オ・ブール」52 ◇
2025年2月号 P92-93 第71回「アシエット・オ・ブール」53 ◇
2025年3月号 P110-111 第72回「アシエット・オ・ブール」54 ◇
2025年4月号 p.160-161 第73回「アシエット・オ・ブール」55 ◇
2025年5月号 p.138-139 第74回 「アシエット・オ・ブール」56
2025年6月号 p.108-109 第75回「アシエット・オ・ブール」57 ◇
2025年7月号 p.124-125 第76回 「アシエット・オ・ブール」58
2025年8月号 p.118-119 第77回 「アシエット・オ・ブール」59
2025年9月号 p.150-151 第78回 「アシエット・オ・ブール」60
お酒を読む(たる)
2019年1月号 P75 第1回 衣食足りて、酒の差異を知る。(5774)
2019年2月号 P63 第2回 公女の恋とボルドー・ワイン(5707)
2019年3月号 P67 第3回 ボルドー・ワイン贔屓の暗愚な王様(5775)
2019年4月号 P63 第4回 ヴェルサイユのボルドー党(5865)
2019年5月号 P63 第5回 ボルドーとブルゴーニュ、ワイン畑の運命(5914)
2019年6月号 P63 第6回 フランス政治とワインの関係(5919)
2019年7月号 P63 第7回 モラリスト文学の祖・モンテーニュ(5927)
2019年8月号 P67 第8回 やり手ワイン業者でもあったモンテスキュー(5928)
2019年9月号 P67 第9回 ノーベル賞作家にしてブドウ栽培家 クロード・シモン(6007)
2019年10月号 P67 第10回 ナポレオン三世のボルドー格付け(6008)
2019年11月号 P63 第11回 ナポレオンの知られざる功績 スコッチ・ウィスキーの躍進(6022)
2019年12月号 P67 第12回 バルザックのワイン(6028)
2020年1月号 P79 第13回 二重に有名だった”ラフィット”(6098)
2020年2月号 P63 第14回 文豪たるもの酒豪たれ(6100)
2020年3月号 P63 第15回 究極の贅沢“ウズラの手羽肉×シャンパン”(6148)
2020年4月号 P63 第16回 シャブリのマリアージュ(6145)
2020年5月号 P63 第17回 ワイン樽で溺死を選んだクレランス公(6196)
2020年6月号 P63 第18回 “至善至高の神へ”のリキュール
2020年7月号 P63 第19回 シャトー=ヌフ・デュ・パップのラバの恨み
2020年8月号 P63 第20回 フランス人のカーヴ愛(12511)
2020年9月号 P63 第21回 魅惑のキュラソー(12553)
2020年10月号 P63 第22回 仏墺外交に一役買ったトカイ・ワイン(12587)
2020年11月号 P63 第23回 ラス・カーズ一族の謎解き(12559)
2020年12月号 P67 第24回 教皇が愛したワイン(12582)
2021年1月号 P63 第25回 ナポレオンが好んだ“ワインの王様” ジュヴレ=シャンベルタン(12688)
2021年2月号 p.63 第26回 アンフォーラが語るワイン前線
2021年3月号 p.67 第27回 ブドウ畑と修道院
2021年4月号 P67 第28回 商売上手な樽職人
2021年5月号 P71 第29回 “シャンパンの父”ドン・ペリニョン(12650)
2021年6月号 P67 第30回 ワインと熊の恩人 サン・マルタン(12649)
2021年7月号 P67 第31回 ワインの守護聖人 サン・ヴァンサン(12696)
2021年8月号 P67 第32回 シュレーヌ・ワインの評価の真偽(12693)
2021年9月号 P67 第33回 英仏百年戦争の英雄ゆかりのブランド(12694)
2021年10月号 p.63 第34回 『1664』ビール、何と読む?
2021年11月号 P63 第35回 ボジョレー・ロゼのマリアージュ(13063)
2021年12月号 P67 第36回 二十リューの勅令(13064)
2022年1月号 P67 第37回 テーブル・ワインの本質(13061)
2022年2月号 P63 第38回 ビールを飲むプルースト(12958)
2022年3月号 p.67 第39回 ナポレオン三世の”テーブル・ワイン”
2022年4月号 p.67 第40回 燻製ニシンにはミュスカデ
2022年5月号 P71 第41回 ”めったにないごちそう” ディケム×ズアオホジロ(12957)
2022年6月号 P63 第42回 ロマネ=コンティ争奪戦(13065)
2022年7月号 p.63 第43回 アペリティフには『デュボネ』
2022年9月号 p.63 第45回 ボルドー高級シャトー争奪戦(12883)
2022年10月号 p.63 第46回 うましワインあるところによきラテン語あり(12882)
2022年11月号 p.67 第47回 シトー会系修道院とブルゴーニュ・ワイン(12879)
2022年12月号 p.71 第48回 ヒポクラテスが奨励?!ワインの海水割り(12878)
2023年1月号 p.63 第49回 ワイン普及の原動力
2023年7月号 p.67 第55回 ポール・ヴァレリー「失われたワイン」
2023年8月号 p.67 第56回 ゴンクール兄弟とレオヴィル三兄弟
2023年9月号 p.63 第57回 ぺルノーとヘンリー・ミラー
2023年10月号 p.67 第58回 パンチ酒はどんなお酒?
2023年11月号 p.67 第59回 ルイ十六世が由来”バーボン”
2023年12月号 p.67 第60回 『凱旋門』とカルヴァドス
2024年1月号 p.63 第61回 王のワイン~シャンパーニュVSブルゴーニュ ◇
2024年2月号 p.63 第62回 ジョワニー・ワイン ◇
2024年3月号 p.67 第63回 ボードレールが謳うワインの本質 ◇
2024年4月号 p.67 第64回 酒礼讃の詩『ルバイヤート』
2024年5月号 p.63 第65回 シャプタリザシオン
2024年6月号 p.63 第66回 フィーヌ・シャンパーニュ ◇
2024年7月号 p.63 第67回 Quia bu, boire
2024年8月号 p.63 第68回 チェコのビターズ「ベヘロフカ」
2024年9月号 p.63 第69回 アプリコット・カクテルと現象学 ◇
2024年10月号 p.63 第70回 ブルゴーニュVSアルマニャック ◇
2024年11月号 p.63 第71回 マンダリン・キュラソー ◇
2024年12月号 p.63 第72回 バーガンディーの牛乳
2025年1月号 p.67 第73回 シャンパン界の女傑・クリコ未亡人 ◇
2025年2月号 p.67 第74回 インペリアル(アンぺリアル)の謎 ◇
2025年3月号 p.67 第75回 ロシア文学に見える世界の飲酒事情
2025年4月号 p.63 第76回 ホット・ワイン〈ヴァン・ショー〉 ◇
2025年5月号 p.63 第77回 エールの守護聖女?! ヒルデガルト ◇
2025年6月号 p.63 第78回 アスティ・スプマンテ ◇
2025年7月号 p.67 第79回 シュールレアリストも飲んだ「ヴァン・グリ」 ◇
家族人類学的ニホン考(新潮45)
2018年10月号 P276-283 第1回 東西日本で分れる家族のかたち(5747)
名脇役映画館、上映中!(GQ JAPAN ウェブサイト)
2017年9月7日更新 その① エリシャ・クック・ジュニア(前編)(5317)
2017年9月8日更新 その① エリシャ・クック・ジュニア(後編)(5318)
パリ風俗事典 「ふらんす」連載
第1回~第60回 →『モンマルトル風俗事典』(白水社)
2004年4月号 P54-57 第1回 プロローグ
2004年5月号 P18-21 第2回 モンマルトル(その1)(3778)
2004年6月号 P18-21 第3回 モンマルトル(その2)(3779)
2004年7月号 P18-21 第4回 モンマルトル(その3)(3780)
2004年8月号 P18-21 第5回 モンマルトル(その4)
2004年9月号 P18-21 第6回 モンマルトル(その5)
2004年10月号 P18-21 第7回 モンマルトル(その6)
2004年11月号 P18-21 第8回 モンマルトル(その7)
2004年12月号 P18-21 第9回 モンマルトル(その8)
2005年1月号 P18-21 第10回 モンマルトル(その9)
2005年2月号 P18-21 第11回 モンマルトル(その10)
2005年3月号 P18-21 第12回 モンマルトル(その11)
2005年4月号 P100-101 第13回 モンマルトル(その12)
2005年5月号 P78-81 第14回 モンマルトル(その13)
2005年6月号 P70-71 第15回 モンマルトル(その14)
2005年7月号 P60-63 第16回 モンマルトル(その15)
2005年8月号 P60-63 第17回 モンマルトル(その16)
2005年9月号 P60-63 第18回 モンマルトル(その17)
2005年10月号 P66-69 第19回 モンマルトル(その18)
2005年11月号 第20回 モンマルトル(その19)
2005年12月号 第21回 モンマルトル(その20)
2006年1月号 第22回 モンマルトル(その21)
2006年2月号 第23回 モンマルトル(その22)
2006年3月号 第24回 モンマルトル(その23)
2006年4月号 第25回 モンマルトル(その24)
2006年5月号 第26回 モンマルトル(その25)
2006年6月号 第27回
2006年7月号 第28回
2006年8月号 第29回
2006年9月号 第30回
2006年10月号 第31回
2006年11月号 P62-65 第32回 モンマルトル(その32)
2006年12月号
2007年1月号 P62-65 第34回 モンマルトル(その33)
2007年2月号 P60-63 第35回 モンマルトル(その34)
2007年3月号 P60-63 第36回 モンマルトル(その35)
2007年4月号
2007年5月号 P62-65 第38回 モンマルトル(その37)
2007年6月号 P64-67 第39回 モンマルトル(その38)
2007年7月号 P64-67 第40回 モンマルトル(その39)
2007年8月号 P62-65 第41回 モンマルトル(その40)
2007年9月号 第42回
2007年10月号 P64-67 第43回 モンマルトル(その42)
2007年11月号 P66-69 第44回 モンマルトル(その43)
2007年12月号 P64-67 第45回 モンマルトル(その44)
2008年1月号 第46回 モンマルトル(その45)(25)
2008年2月号 第47回 モンマルトル(その46)
2008年3月号 第48回 モンマルトル(その47)
2008年4月号 第49回 モンマルトル(その48)
2008年5月号 P64-67 第50回 モンマルトル(その49)
2008年6月号 第51回 モンマルトル(その50)
2008年7月号 第52回 モンマルトル(その51)
2008年8月号 第53回 モンマルトル(その52)
2008年9月号 第54回 モンマルトル(その53)
2008年10月号 第55回 モンマルトル(その54)
2008年11月号 第56回 モンマルトル(その55)
2008年12月号 第57回 モンマルトル(その56)
2009年1月号 第58回 モンマルトル(その57)
2009年2月号 第59回 モンマルトル(その58)
2009年3月号 第60回 モンマルトル(最終回)
2009年4月号 P96-99 第61回 リヴ・ゴーシュ(その1)(520)
2009年5月号 P68-71 第62回 リヴ・ゴーシュ(その2)(521)
2009年6月号 P64-67 第63回 リヴ・ゴーシュ(その3)(522)
2009年7月号 P64-67 第64回 リヴ・ゴーシュ(その4)(523)
2009年8月号 P64-67 第65回 リヴ・ゴーシュ(その5)(524)
2009年9月号 P64-67 第66回 リヴ・ゴーシュ(その6)(525)
2009年10月号 P64-67 第67回 リヴ・ゴーシュ(その7)(526)
2009年11月号 P64-67 第68回 リヴ・ゴーシュ(その8)(527)
2009年12月号 第69回 リヴ・ゴーシュ(その9)(528)
2010年1月号 P64-67 第70回 リヴ・ゴーシュ(その10)(529)
2010年2月号 P64-67 第71回 リヴ・ゴーシュ(その11)(46)
2010年3月号 P64-65 第72回 リヴ・ゴーシュ(その12)(271)
2010年4月号 P98-101 第73回 リヴ・ゴーシュ(その13)(272)
2010年5月号
2010年6月号
2010年7月号 P66-69 第76回 リヴ・ゴーシュ(その16)(214)
2010年8月号 第77回(510)
2010年9月号 第78回(511)
2010年10月号
2010年11月号
2010年12月号
2011年1月号
2011年2月号 第83回
2011年3月号 第84回
2011年4月号 P98-101 第85回 リヴ・ゴーシュ(その25)(746)
2011年5月号 P70-73 第86回 リヴ・ゴーシュ(その26)(745)
2011年6月号 P66-69 第87回 リヴ・ゴーシュ(その27)(772)
2011年7月号 P66-69 第88回 リヴ・ゴーシュ(その28)(954)
2011年8月号 P66-69 第89回 リヴ・ゴーシュ(その29)(1116)
2011年9月号 P66-69 第90回 リヴ・ゴーシュ(その30)(1117)
2011年10月号 P66-69 第91回 リヴ・ゴーシュ(その31)(1118)
2011年11月号 P66-69 第92回 リヴ・ゴーシュ(その32)(1119)
2011年12月号
2012年1月号
2012年2月号 P70-73 第95回 リヴ・ゴーシュ(その35)(1398)
2012年3月号 P66-69 第96回 リヴ・ゴーシュ(その36)(1397)
2012年4月号 P98-101 第97回 リヴ・ゴーシュ(その37)(1343)
2012年5月号 P66-69 第98回 リヴ・ゴーシュ(その38)(1396)
2012年6月号 P66-69 第99回 リヴ・ゴーシュ(その39)(1430)
2012年7月号 P66-69 第100回 リヴ・ゴーシュ(その40)(1806)
2012年8月号 P66-69 第101回 リヴ・ゴーシュ(その41)(1935)
2012年9月号 P66-69 第102回 リヴ・ゴーシュ(その42)(1936)【(その41)の表記は間違い】
2012年10月号 P66-69 第103回 リヴ・ゴーシュ(その43)(1932)
2012年11月号 P66-69 第104回 リヴ・ゴーシュ(その44)(1931)
2012年12月号 P70-73 第105回 リヴ・ゴーシュ(その45)(2111)
2013年1月号 P66-69 第106回 リヴ・ゴーシュ(その46)(2112)
2013年2月号 P66-69 第107回 リヴ・ゴーシュ(その47)(3010)
2013年3月号 第108回(3011)
2013年4月号 第109回(3012)
2013年5月号 第110回(3013)
2013年6月号 第111回(3014)
2013年7月号 第112回
2013年8月号 P64-67 第113回 リヴ・ゴーシュ(その53)(3647)
2013年9月号 P64-67 第114回 リヴ・ゴーシュ(その54)(3648)
2013年10月号 P64-67 第115回 リヴ・ゴーシュ(その55)(3649)
2013年11月号 P64-67 第116回 リヴ・ゴーシュ(その56)(3770)
2013年12月号 P64-67 第117回 リヴ・ゴーシュ(その57)(3771)
2014年1月号 P64-67 第118回 リヴ・ゴーシュ(その58)(3772)
2014年2月号 P64-67 第119回 リヴ・ゴーシュ(その59)(3773)
2014年3月号 P64-67 第120回 リヴ・ゴーシュ(その60)(3774)
2014年4月号 P96-99 第121回 リヴ・ゴーシュ(その61)(3775)
2014年5月号 P64-67 第122回 リヴ・ゴーシュ(その62)(3776)
2014年6月号 P64-67 第123回 リヴ・ゴーシュ(その63)(3777)
2014年7月号 P64-67 第124回 リヴゴーシュ(その64)(4324)
2014年8月号 P64-67 第125回 リヴゴーシュ(その65)(4325)
2014年9月号 P64-67 第126回 リヴゴーシュ(その66)(4327)
2014年10月号 P64-67 第127回 リヴゴーシュ(その67)(4328)
2014年11月号 P64-67 第128回 リヴゴーシュ(その68)(4329)
2014年12月号 P64-67 第129回 リヴゴーシュ(その69)(4330)
2015年1月号 P64-67 第130回 リヴゴーシュ(その70)(4331)
2015年2月号 P64-67 第131回 リヴゴーシュ(その71)(4332)
2015年3月号 P64-67 第132回 リヴゴーシュ(その72)(4636)
2015年4月号 P96-99 第133回 リヴゴーシュ(その73)(4411)
2015年5月号 P64-67 第134回 リヴゴーシュ(その74)(4637)
2015年6月号 P64-67 第135回 右岸編(その1)(4638)
2015年7月号 P64-67 第136回 右岸編(その2)(4639)
2015年8月号 P64-67 第137回 右岸編(その3)(4640)
2015年9月号 P64-67 第138回 右岸編(その4)(4641)
2015年10月号 P64-67 第139回 右岸編(その5)(4642)
2015年11月号 P64-67 第140回 右岸編(その6)(4643)
2015年12月号 P64-67 第141回 右岸編(その7)(5019)
2016年1月号 P64-67 第142回 右岸編(その8)(5020)
2016年2月号 P64-67 第143回 右岸編(その9)(4736)
2016年3月号 P64-67 第144回 右岸編(その10)(5021)
2016年4月号 P96-99 第145回 右岸編(その11)(4809)
2016年5月号 P64-67 第146回 右岸編(その12)(5022)
2016年6月号 P64-67 第147回 右岸編(その13)(5023)
2016年7月号 P64-67 第148回 右岸編(その14)(5024)
2016年8月号 P64-67 第149回 右岸編(その15)(5025)
2016年9月号 P64-67 第150回 右岸編(その16)(5026)
2016年10月号 P64-67 第151回 右岸編(その17)(5027)
2016年11月号 P64-67 第152回 右岸編(その18)(5028)
2016年12月号 P64-67 第153回 右岸編(その19)(5029)
2017年1月号 P64-67 第154回 右岸編(その20)(5444)
2017年2月号 P64-67 第155回 右岸編(その21)(5445)
2017年3月号 P64-67 第156回 右岸編(その22)(5446)
2017年4月号 P92-95 第157回 右岸編(その23)(5219)
2017年5月号 P62-65 第158回 右岸編(その24)(5275)
2017年6月号 P62-63 第159回 右岸編(その25)(5572)
2017年7月号 P62-65 第160回 右岸編(その26)(5573)
2017年8月号 P62-65 第161回 右岸編(その27)(5574)
2017年9月号 P62-65 第162回 右岸編(その28)(5575)
2017年10月号 P62-65 第163回 右岸編(その29)(5576)
2017年11月号 P62-65 第164回 右岸編(その30)(5447)
2017年12月号 P60-63 第165回 右岸編(その31)(5448)
2018年1月号 P62-65 第166回 右岸編(その32)(5457)
2018年2月号 P62-65 第167回 右岸編(その33)(5525)
2018年3月号 P60-63 第168回 右岸編(その34)(5728)
2018年4月号 P84-87 第169回 右岸編(その35)(5729)
2018年5月号 P60-63 第170回 右岸編(その36)(5730)
2018年6月号 P60-63 第171回 右岸編(その37)(5731)
2018年7月号 P60-63 第172回 右岸編(その38)(5732)
2018年8月号 P60-63 第173回 右岸編(その39)【その37の記述は間違い】(5733)
2018年9月号 P64-67 第174回 右岸編(その40)(5734)
2018年10月号 P60-63 第175回 右岸編(その41)(5735)
2018年11月号 P60-63 第176回 右岸編(その42)(5736)
2018年12月号 P60-63 第177回 右岸編(その43)(5901)
2019年1月号 P60-63 第178回 右岸編(その44)(5902)
2019年2月号 P64-67 第179回 右岸編(その45)(5903)
2019年3月号 P58-61 第180回 右岸編(その46)(5904)
2019年4月号 P74-77 第181回 右岸編(その47)(5905)
2019年6月号 P50-53 第183回 右岸編(その49)(5906)
2019年7月号 P50-53 第184回 右岸編(その50)(5907)
2019年10月号 P52-55 第187回 右岸編(その53)(5996)
2019年11月号 P50-53 第188回 右岸編(その54)(12754)
2019年11月号 P52-55 第189回 右岸編(その55)(12755)
2020年1月号 P48-51 第190回 右岸編(その56)(12756)
2020年3月号 P48-51 第192回 右岸編(その58)(6089)
2020年4月号 P56-59 第193回 右岸編(59)(6165)
2020年6月号 P48-51 第195回 右岸編(61)(6228)
2020年9月号 P50-53 第198回 右岸編(64)(12758)
2021年1月号 P50-53 第202回 右岸編(68)(12568)
2021年4月号 p.46-49 第205回 右岸編(71)◇
2021年5月号 p.50-53 第206回 右岸編(72)◇
2021年6月号 p.48-51 第207回 右岸編(73)◇
2022年7月号 p.48-51 第220回 右岸編(86)◇
2024年12月号 p.66-69 第249回 右岸編(115)◇
2025年4月号 p.70-73 第253回 右岸編(119)◇
2025年5月号 p.62-65 第254回 右岸編(120)◇
週刊文春 私の読書日記
1996年9月26日号から1998年7月2日号まで全18回分は『暇がないから読書ができる』(文藝春秋)に収録
1998年8月6日号から2001年12月20号までは『成功する読書日記』(文藝春秋)に収録
(ただし1999年5月20号のみ未収録)
2001年10月11日号から2015年1月29日号までは『大読書日記』(青土社)に収録
(2001年10月11日号から2001年12月20日号までは、『成功する読書日記』にも収録
1996年9月26日号 P142-143 砂糖に見る社会史 物欲と日本民衆(1808) →『暇がないから読書ができる』
「砂糖の世界史 / 川北稔」岩波ジュニア新書 650円
「決戦下のユートピア / 荒又宏」文藝春秋 1600円
「モーニング物語 / 獅子文六」木鶏社 1800円
「話術 / 徳川夢声」白揚社 1648円
「性の心理 / ハブロック・エリス」全6巻 佐藤晴夫訳 未知谷
1996年10月31日号 P166-167 生活感情再発見 表現者失格(1809) →『暇がないから読書ができる』
「大砲と帆船 ヨーロッパの世界制覇と技術革新 / C・M・チポラ」大谷隆昶訳 平凡社 2800円
「ガレー船徒刑囚の回想 / ジャン・マルテーユ」木崎喜代治訳 岩波文庫 770円
「銀座育ち 回想の明治・大正・昭和 / 小泉孝・小泉和子」朝日選書 1600円
「高島秀武のしゃべり上手で差をつけろ / 高島秀武」徳間書店 1300円
「新・ゴーマニズム宣言第1巻 / 小林よしのり」小学館 1000円
1996年12月5日号 P176-177 絶望が不徹底な人たちへ →『暇がないから読書ができる』
「年表で見る モノの歴史事典」全二巻 ゆまに書房 セット定価19570円
「ラーゲリ(強制収容所)注解事典」染谷茂校閲 内村剛介監修 梶浦智吉・麻田恭一訳 恵雅堂出版 3605円
「エロティック美術館 / 田中雅志」河出書房新社 2800円
「梅毒の歴史 / C・ケテル」寺田光徳訳 藤原書店 5974円
「人生途中対談 / 東海林さだお・椎名誠」文藝春秋 1100円
1997年1月30日号 P140-141 西原理恵子は本当に凄い →『暇がないから読書ができる』
「ぼくんち① / 西原理恵子」小学館 1000円
「かっこよく年をとりたい / 吉本由美」筑摩書房 1200円
「フランクリン / 板倉聖宣」仮説社 1957円
「マフィアと官僚 犯罪大国ロシアの実像 / スティーヴン・ハンデルマン」柴田裕之訳 白水社 2800円
「東京古書店グラフィティ / 池谷伊佐夫」東京書籍 1500円
「古本屋の自画像 店主たちの喜怒哀楽」高橋輝次編 燃焼社 1854円
1997年3月13日号 P142-143 タバコの世界史 異文化の激突 →『暇がないから読書ができる』
「タバコの世界史 / J・グッドマン」和田光弘・森脇由美子・久田由佳子訳 平凡社 4120円
「バイカルチャーものがたり / 大谷タカヤス」発行・日本図書刊行会、発売・近代文芸社 1800円
「在日韓国人三世の胸のうち / 李青若」草思社 1648円
「ナチズム極東戦略 日独防共協定を巡る諜報戦 / 田嶋信雄」講談社選書メチエ 1500円
「てやんでぇ! / 大月隆寛」本の雑誌社 1648円
1997年4月17日号 P142-143 日本の「異常態」と山田風太郎の箴言 →『暇がないから読書ができる』
「日本国の研究 / 猪瀬直樹」文藝春秋 1238円
「唐沢俊一のカルト王 / 唐沢俊一」大和書房 1400円
「あと千回の晩飯 / 山田風太郎」朝日新聞社 1700円
「日本の大衆文学 / セシル・サカイ」朝比奈弘治訳 平凡社 2800円
1997年5月29日号 P174-175 19世紀パリの建築バブルと東京の世紀末ビル →『暇がないから読書ができる』
「フランス第二帝政下のパリ都市改造 / 松井道昭」日本経済評論社 5400円
「東京現代建築ほめ殺し / 建築三酔人」洋泉社 1922円
「「室内」40年 / 山本夏彦」文藝春秋 1429円
「澁澤龍彦の少年世界 / 澁澤幸子」集英社 1600円
「診療秘話五十年 一台湾医の昭和史 / 楊蓮生」中央公論社 1800円
1997年6月26日号 P144-145 街の賢者 仰天日記 ヴォーグ →『暇がないから読書ができる』
「ストリートワイズ / 坪内祐三」晶文社 2300円+税
「青春さまよい日記 東京下町1945~1951 / 青木正美」東京堂出版 3500円+税
「澁澤龍彦の手紙 / 出口裕弘」朝日新聞社 2000円+税
「ヴォーグで見たヴォーグ / グレース・ミラベラ」実川元子訳 文春文庫 544円+税
1997年7月24日号 P138-139 大槻ケンジを読め! →『暇がないから読書ができる』
「のほほん雑記帳 / 大槻ケンジ」角川文庫 520円
「のほほんだけじゃダメかしら? / 大槻ケンジ」集英社 1262円
「衛生博覧会を求めて / 荒俣宏」ぶんか社 2000円
「おなら大全 / ロミ、ジャン・フェクサス」高遠弘美訳 作品社 3600円
「夜と女と毛沢東 / 吉本隆明」文藝春秋 1333円
1997年9月4日号 P152-153 密入国 パリの韓国人 猫学 →『暇がないから読書ができる』
「密入国ブローカー 悪党人生 / 相川俊英」草思社 1600円+税
「コレアン・ドライバーは、パリで眠らない / 洪世和」米津篤八訳 みすず書房 3000円+税
「大英帝国の〈死の商人〉 / 横井勝彦」講談社選書メチエ 1456円+税
「猫学入門 / 花輪莞爾」小沢書店 2000円+税
「宮武外骨絵葉書コレクション」金丸弘美編 無明舎出版 8900円+税
1997年10月2日号 P156-157 日本が直せたら世界が直せる →『暇がないから読書ができる』
『もっと奥まで / はるの若菜・早瀬まひる』河出書房新社 1200円+税
『御開帳 / はるの若菜・早瀬まひる』河出文庫 500円+税
『世紀末の作法 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵 / 宮台真司』発行・リクルート 発売・メディアファクトリー 1500円+税
『敗戦後論 / 加藤典洋』講談社 2500円+税
『新書アフリカ史』宮本正興+松田素二編 講談社現代新書 1400円+税
『カルトな本棚 / 唐沢俊一』同文書院 1457円+税
1997年10月30日号 P156-157 猛烈にマンガを読みたくなる日 →『暇がないから読書ができる』
『鉄コン筋クリート / 松本大洋』小学館
『ピンポン / 松本大洋』小学館
『増補版時刻表昭和史 / 宮脇俊三』角川書店 1500円+税
『パナマ / エリック・ゼンシー』布施由紀子訳 NHK出版 2500円+税
『1945年・ベルリン解放の真実 戦争・強姦・子ども / ヘルケ・ザンダー&バーバラ・ヨール編著』寺崎あき子・伊藤明子訳 発行・パンドラ、発売・現代書館 5000円+税
『音楽への憎しみ / パスカル・キニャール』高橋啓訳 青土社 2800円+税
1997年12月4日号 P152-153 「この国」への抑えがたい感情 →『暇がないから読書ができる』
『みんな夢の中 マイ・ラストソング2 / 久世光彦』文藝春秋 1238円+税
『台湾の命運 最も親日的な隣国 / 岡田英弘』弓立社 1748円+税
『暴力の子供たち コロンビアの少年ギャング / アロンソ・サラサール』田村さと子訳 朝日選書 1400円+税
『わが家の人びと ドヴラートフ家年代記 / セルゲイ・ドヴラートフ』沼野充義訳 成文社 2200円+税
1998年1月29日号 P146-147 フランス版『風と共に・・・』
『青い自転車/レジーヌ・デフォルジュ』青木真紀子訳 集英社 1600円+税
『アンリ・マルタン通り101番地/レジーヌ・デフォルジュ』青木真紀子訳 集英社 1600円+税
『無敵のハンディキャップ 障害者が「プロレスラー」になった日/北島行徳』文藝春秋 1524円+税
『乳房の神話学/ロミ』高遠弘美訳 青土社 3200円+税
『お尻のエスプリ フランス文化の粋/ジャン=リュック・エニッグ』江下雅之・山本淑子訳 リブロス 2200円+税
『恍惚蟲/山根鋭二』青弓社 2000円+税
1998年3月5日号 P160-161 トホホ世代とバッドテイスト
『万博少年の逆襲/みうらじゅん』河出文庫 583円+税
『マイブームの狼/みうらじゅん』毎日新聞社 1400円+税
『古本マニア雑学ノート/唐沢俊一』ダイヤモンド社 1600円+税
『バッドテイスト 悪趣味の復権のために/荒俣宏』集英社文庫 762円+税
『秩序系と無秩序系/ルチアーノ・D・クレシェンツォ』中村浩子訳 1429円+税
『フェリーニ・オン・フェリーニ/コンスタンツォ・コンスタンティーニ編著』中条省平・中条志穂訳 キネマ旬報社 3000円+税
1998年4月9日号 P128-129 酒飲みの社会史 東京装置 装丁物語
『異国の戦争/小牧近江』かまくら春秋社 1800円+税
『酒飲みの社会史 19世紀フランスにおけるアル中とアル中防止運動/ディディエ・ヌリッソン』ユニテ 4500円+税
『東京装置/小林紀晴』幻冬舎 1600円+税
『装丁物語/和田誠』白水社 1800円+税
『てなもんやパンチ!/谷崎光』文藝春秋 1429円+税
1998年5月28日号 P160-161 日本版『ハックルベリー・フィン』誕生
「季節のしっぽ / 武田花」角川春樹事務所 1500円
「星の棲む島 / 島尾伸三」岩波書店 2000円
「ハリウッド・ガイズ スーパースターインタビューブック」野中邦子他訳 集英社 1800円
「食べものの話 / 吉本隆明」丸山学芸図書 1500円
1998年7月2日号 P172-173 「戦後日本の思春期」を描く
『メランコリー・ララバイ/安西水丸』NHK出版 1600円+税
『むさうあん物語 気まぐれの愛好者』武林無想庵』記録文化社 3400円+税
『深夜快読/森まゆみ』筑摩書房 1800円+税
『悪魔と呼ばれたコレクター/ハワード・グリーンフェルド』小学館 3200円+税
1998年8月6日号 P136-137 正義が歴史を偽造する
「古本屋 月の輪書林 / 高橋徹」晶文社 1900円
「人はなぜ歴史を偽造するのか / 長山靖生」新潮社 1500円
「善人はなかなかいない / フラナリー・オコナー」筑摩書房 2200円
「UNTITLED / 岡崎京子」角川書店 980円
「ファイティング寿限無 / 立川談四楼」新潮社 1500円
1998年9月24日号 P152-153 日本の残した南方文学の傑作
「日本植民地探訪 / 大江志乃夫」新潮選書 1600円
「中島敦全集2 / 中島敦」ちくま文庫 1068円
「死ぬの大好き / 山本夏彦」新潮社 1400円
「丸谷才一と21人のもうすぐ21世紀ジャーナリズム大合評」都市出版 1800円
1998年11月5日号 ソ連邦に存在した「恐怖の平等」
「クレムリンの子どもたち / ワレンチーナ・クラスコーワ」太田正一訳 成文社 5000円
「フランス 美味の職人たち / 宇田川悟」新潮社 1400円
「パリは女 セーヌ左岸の肖像 / アンドレア・ワイス」伊藤明子訳 発行・パンドラ 発売・現代書館 3800円
「黄門さまと犬公方 / 山室恭子」文春新書 710円
1998年12月10日 P168-169 「利用主義」という行動様式
「「よど号」亡命者たちの秘密工作 / 高沢皓司」新潮社 2300円
「読者は踊る タレント本から聖書まで。話題の本253冊の読み方・読まれ方 / 斎藤美奈子」マガジンハウス 1500円
「うんち大全 / ジャン・フェクサス」高遠弘美訳 作品社 2900円
「20世紀雑誌の黄金時代 / 荒俣宏」平凡社 4700円
「パンディモニアム 汎機械的制覇の時代 1660-1886年 / ハンフリー・ジェニングズ」浜口稔訳 パピルス 9500円
1999年1月21日号 P140-141 オタクたちのバイブルとしての『嘔吐』
「アンジェラの灰 / フランク・マコート」土屋政雄訳 新潮社 2700円
「サルトル 知の帝王の誕生 / 朝西柾」新評論 2000円
「コンビニ ファミレス 回転寿司 / 中村靖彦」文春新書 710円
「バブルとデフレ / 森永卓郎」講談社現代新書 640円
1999年2月25日 「悪の技術」をマキァヴェッリに学べ
「ギルガメシュ叙事詩」矢島文夫訳 ちくま学芸文庫 900円
「マキァヴェッリ全集1 君主論 戦争の技術 カストルッチョ・カストラカーニ伝」筑摩書房 5600円
「金融地獄 / 岸部四郎」いれぶん出版 1429円
「本の歴史 / ブリュノ・ブラセル」荒俣宏監修 木村恵一訳 創元社 1400円
1999年4月1日号 台湾人・韓国人・日本人
「台湾人と日本人 日本人に知ってほしいこと / 謝雅梅」総合法令 1400円
「妻をめとらば韓国人!? / 篠原令」文藝春秋 1286円
「露出者 / 下関マグロ」発行 メディアワークス、発売 主婦の友者 1500円
「悪夢五十一夜 / 花輪莞爾」小沢書店 5600円
1999年5月20日号 奇跡を演じた男 OED 現代詩 →【単行本未収録】
「魔術師 三原脩と西鉄ライオンズ / 立石泰則」文藝春秋 2381円
「ブント私史 / 島成郎」批評社 2000円
「博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話 / サイモン・ウィンチェスター」鈴木主税訳 早川書房 1800円
「産後思春期症候群 / 片岡直子」書肆山田 1360円
「素敵なともだち / 片岡直子」書肆山田 1600円
1999年6月24日号 パリで六十年、日本で五十年
「おてんばキクちゃん巴里に生きる / チェルビ菊枝」草思社 1600円
「それでもやっぱり日本人になりたい / W.A.グロータース」五月書房 2000円
「事典 果物と野菜の文化誌 文学とエロティシズム / ジャン=リュック・エニグ」小林茂他訳 大修館書店 6000円
「コンクリートが危ない / 小林一輔」岩波新書 700円
1999年7月29日号 知られざるフィンランドの激戦
「痛快ビンボー主義!「中流」が消えた後の生き方 / 森永卓郎」日本経済新聞社 1200円
「ナポレオンの生涯 / ティエリー・レンツ」福井憲彦監修 遠藤ゆかり訳 創元社 1400円
「流血の夏 / 梅本弘」大日本絵画 3800円
「電撃戦 グデーリアン回想録 / ハインツ・グデーリアン」本郷健訳 中央公論新社 上4800円 下4600円
1999年9月16日号 日仏協調 満州 ラーゲリ
「孤独な帝国 日本の一九二〇年台 / ポール・クローデル」奈良道子訳 草思社
「ソ連が満州に侵攻した夏 / 半藤一利」文藝春秋 1524円
「シベリアの日本人捕虜たち ロシア側から見た「ラーゲリ」の虚と実 / セルゲイ・I・クズネツォフ」岡田安彦訳 集英社 1800円
「言わねばならぬッ! / 三波春夫、永六輔」NHK出版 1200円
1999年10月21日号 東大仏文の「古き好き日」
「辰野隆 日仏の円形広場 / 出口裕弘」新潮社 1700円
「製作 / エミール・ゾラ(上)(下)」清水正和訳 岩波文庫 各700円
「若きフランスたち 諧謔小説集」井村実名子訳 国書刊行会 3000円
「霊感の泉 新ホフマン物語 / 木村玉絵」講談社 1900円
1999年11月25日号 華族 古書店 昔語り
『華族たちの近代/浅見雅男』NTT出版 1900円+税
『古書店めぐりは夫婦で/ローレンス&ナンシー・ゴールドストーン』浅倉久志訳 ハヤカワ・ノンフィクション文庫 680円+税
『誰か「戦前」を知らないか 夏彦迷惑問答/山本夏彦』文春新書 690円+税
『西洋美術館』小学館 15000円+税
1999年12月30日号 新と旧の”超絶”の漫画家
「谷岡ヤスジ傑作選 天才の証明 / 谷岡ヤスジ」実業之日本社 1500円
「輝け!大東亜共栄圏 / 駕籠真太郎」太田出版 1300円
「三島由紀夫 映画論集成 / 平岡威一郎・藤井浩明監修 山内由紀人編」ワイズ出版 5700円
「古本屋「シネブック」漫歩 / 中山信如」ワイズ出版 3800円
「夢・アフォリズム・詩 / フランツ・カフカ」吉田仙太郎編訳 平凡社ライブラリー 1165円
2000年2月17日号 大聖堂 だまし絵 韓国併合
「ゴシックとは何か 大聖堂の精神史 / 酒井健」 講談社現代新書
「図説 だまし絵 もう一つの美術史 / 谷川渥」 河出書房新社
「世界の旅行記101 / 樺山紘一編」 新書館
「韓国併合への道 / 呉善花」 文春新書
2000年3月23日号 二十一世紀の理念型企業
「リストラと能力主義 / 森永卓郎」 講談社現代新書
「小倉昌男 経営学 / 小倉昌男」 日経BP
2000年4月27日号 ヤッタね、日本の女の子たち
『パリを遊びつくせ!/石橋美砂・にむらじゅんこb.』原書房 1800円+税
『実録企画モノ/卯月妙子』太田出版 952円+税
『レーニンをミイラにした男/イリヤ・ズバルスキー&サミュエル・ハッチンソン』赤根洋子訳 文春文庫 638円+税
2000年6月15日号 前近代と超近代の北京で読む論語
「現代中国文化探検 四つの都市の物語 / 藤井省三」岩波新書 700円
「現代語訳 論語 / 宮崎一定」岩波現代文庫 1200円
「夢幻魔境の怪人 / 睦月影郎」イースト・プレス 1800円
2000年7月20日号 ヴィヴィアン・ガールズ 中国料理 不死蝶
「非現実の王国で / ヘンリー・ダーガー画、ジョン・M・マクレガー解説」作品社 6500円
「中国料理の迷宮 / 勝見洋一」講談社現代新書 700円
「不死蝶 岸田森 / 小幡貴一・小幡友貴編」ワイズ出版 2800円
2000年9月7日号 目から鱗の仏文学 市場経済 名前の話
「篠沢フランス文学講義Ⅳ、Ⅴ / 篠沢秀夫」 大修館書店
「二十一世紀の資本主義論 / 岩井克人」 筑摩書房
「ヨーロッパ人名語源辞典 / 梅田修」 大修館書店
2000年10月12日号 P160-161 「アッチラの子孫」、明治国家を考える
「ミシュラン・グリーンガイド ロンドン」実業之日本社 3000円
「黄禍物語 / 橋川文三」岩波現代文庫 1100円
「廃藩置県「明治国家」が生れた日 / 勝田政治」講談社選書メチエ 1600円
2000年11月16日号 P150-151 怒り 被告 塀の中
「鉄槌! / いしかわじゅん」 角川書店
「刑務所の中 / 花輪和一」 青林工藝舎
「呪縛は解かれたか / 産経新聞金融犯罪取材班」 角川文庫
2000年12月21日号 P146-147 終戦後 銀座 エリス島
「遥かなる鏡 写真で綴る敗戦日本秘話 / 大竹省二」中公文庫 705円
「銀座の女、銀座の客 週刊新潮『CLUB』通信部発」新潮社 1500円
「エリス島物語 移民たちの彷徨と希望 / ジョルジュ・ペレック」青土社 2400円
2001年2月15日号 p148-149 淫らなる人生
「時代風俗考証事典 / 林美一」河出書房新社 3900円
「モリニエ、地獄の一生涯 / ピエール・プチ」星埜守之訳 人文書院 4900円
「野坂昭如コレクション全3巻 / 野坂昭如」国書刊行会 各3000円
「妄想老人日記 / 野坂昭如」新潮社 1100円
2001年3月22日号 p150-151 男はアブラだ
「谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡」中央公論社 1900円
「記憶に残る拳豪たち / 安部譲二」小学館 1300円
「川島雄三、サヨナラだけが人生だ / 藤本義一」河出書房新社 1900円
2001年4月26日号 p150-151 映画人、世界人
「シシド 小説・日活撮影所 / 宍戸錠」新潮社 1500円
「黄昏の詩人 堀口大學とその父のこと / 工藤美代子」マガジンハウス 1800円
「異界の海 芳翠・清輝・天心における西洋 / 高階絵里加」美術の図書 三好企画 3800円
2001年6月14日 P158-159 初めてのヴェトナム、行った、見た、読んだ
「ブスのくせに! / 姫野カオルコ」新潮文庫 400円
「ベトナム怪人紀行 / ゲッツ板谷」スターツ出版 1200円
「図説 世界の監獄史 / 重松一義」柏書房 12000円
「二十三の戦争短編小説」文芸春秋 2857円
2001年7月19日号 P146-147 ミシンと雨傘の、解剖台の上での出会いとは?
「明治文学余話 / 木村毅」筑摩書房 1300円(オン・デマンド出版)
「明治文学研究夜話 / 木村毅」筑摩書房 1300円(オン・デマンド出版)
「ロートレアモン全集 イジドール・デュカス」石井洋二郎訳 筑摩書房 9500円
「ナポレオン年代記 / J.P.ベルト」瓜生洋一他訳 日本評論社 3200円
2001年9月6日号 P142-143 それぞれのパリ(4063)
「林芙美子 巴里の恋 / 今川英子編」中央公論新社 1900円
「泣きたい気分 / アンナ・ガヴァルダ」新潮社 1300円
「パリの廃墟 / ジャック・レダ」堀江敏幸訳 みすず書房 2500円
2001年10月11日号 パラノイドとエロと前衛と
「パラノイアに憑かれた人々(上) ヒトラーの脳との対話 / ロナルド・シーゲル」小林等訳 草思社 1600円
「パラノイアに憑かれた人々(下) 蟲の群れが襲ってくる / ロナルド・シーゲル」小林等訳 草思社 1800円
「オリンピア・プレス物語 ある出版社のエロティックな旅 / ジョン・ディ・セイント・ジョア」青木日出夫訳 河出書房新社 3400円
2001年11月15日号 目下の関心は韓国、そしてノスタルジア
「ソウルの風景 記憶と変貌 / 四方田犬彦」岩波新書 700円
「韓国美人事情 / 川島淳子」洋泉社 700円
「記憶の中の街 渋谷 / 中林啓治」河出書房新社 1400円
「少年画報大全 昭和23年→昭和46年」少年画報社 2762円
2001年12月20日号 「日本人の致命的欠陥」を読む
「敵国日本 太平洋戦争時、アメリカは日本をどう見たか? / ヒュー・バイアス」内山秀夫・増田修代訳 刀水書房 2000円
「地ひらく 石原莞爾と昭和の夢 / 福田和也」文藝春秋 3714円
2002年2月14日号 P148-149 ユーロとケルトと夜のパリ(3824)
「フランス三昧 / 篠沢秀夫」中公新書 740円
「パリ 夜の歩き方」データハウス 1300円
「カトリーヌ・Mの正直な告白 / カトリーヌ・ミエ」高橋利絵子訳 早川書房 1600円
2002年3月21日号 P146-147 日本一のモラリストは誰か?(3825)
「物語の作り方 ガルシア=マルケスのシナリオ教室 / G.ガルシア=マルケス」木村栄一訳 岩波書店 2700円
「ダメな女と呼んでくれ / 中村うさぎ」角川書店 1000円
「神と悪魔の薬サリドマイド / トレント・ステフェン&ロック・ブリンナー」本間徳子訳 日経BP社 1800円
2002年4月25日号 P142-143 ジャコバン原理主義と日本男色史考(4078)
「言語都市・パリ 1862-1945 / 和田博文・真銅正宏・竹松良明・宮内淳子・和田桂子」藤原書店 3800円
「現代フランスを読む 共和国・多文化主義・クレオール / 三浦信孝」大修館書店 2600円
「本町男色考 男色文献書誌 合本 / 岩田準一」原書房 4800円
2002年6月13日号 P156-157 酒と匂いと男と女と廃墟(4079)
「日本酒を味わう 田崎真也の仕事 / 田崎真也」朝日選書 1000円
「匂いのエロティシズム / 鈴木隆」集英社新書 680円
「廃墟の歩き方 探索編 / 栗原亨監修」イースト・プレス 1500円
2002年7月18日号 絶望的な戦いの中の救い(4080)
「えらい人はみな変わってはる / 谷沢永一」新潮社 1400円
「戦争の世界史 技術と軍隊と社会 / W.マクニール」高橋均訳 刀水書房 7500円
「二〇〇二年版 知を鍛える 書店の大活用術 巨大書店・有名書店・専門書店113店」毎日ムック・アミューズ編 毎日新聞社 1429円
2002年9月5日号 BC級戦犯と節米料理(4081)
「BC級戦犯 / 田中宏巳」ちくま新書 700円
「戦争の日本近現代史 東大式レッスン! 征韓論から太平洋戦争まで / 加藤陽子」講談社現代新書 720円
「戦火のレシピ 太平洋戦争下の食を知る / 斎藤美奈子」岩波アクティブ新書 760円
2002年10月10日号 中年向きの「生き方」考(4082)
「ジョンソン博士の言葉 / ボズウェル」中村好之編訳 みすず書房 2400円
「失敗から学べ!「社長失格」の復活学 / 板倉雄一郎」日経BP社 1400円
「D.T. / みうらじゅん 伊集院光」メディアファクトリー 1400円
2002年11月14日号 P140-141 プルースト、バルザック、大佛次郎(4379)
「プルースト評論選Ⅰ 文学編 / マルセル・プルースト」保苅瑞穂編 ちくま文庫 1400円
「バルザックと小さな中国のお針子/ダイ・シージエ」新島進訳 早川書房 1700円
「旅の誘い 大佛次郎随筆集」講談社文芸文庫 1200円
2002年12月19日号 P128-129 ゾラ、三島、綺堂(4380)
「時代を読む 1870-1900(ゾラ・セレクション第10巻) / エミール・ゾラ」小倉孝・菅野賢治編訳 藤原書店 3200円(
「三島由紀夫・昭和の迷宮 / 出口裕弘」新潮社 1800円
「綺堂随筆 江戸の思い出 /岡本綺堂」河出文庫 820円
2003年2月13日号 日本の貧乏時代の日常
「カナダに渡った侍の娘 / ロイ・キヨオカ」増谷松樹訳 草思社 1600円
「二十歳の日記 昭和二十八年/東京下町 / 青木正美」東京堂出版 2500円
「ハマーフィルム ホラー&ファンタスティック映画大全 / 梶原和夫」洋泉社 3200円
2003年3月20日号 極めるということ
「エロスの祭司 評伝ピエール・ルイス / 沓掛良彦」水声社 6000円
「栄光なき挑戦者たち / 西本頑司」KKベストセラーズ 1400円
「おもしろ図書館であそぶ 専門図書館142館完全ガイドブック」毎日ムック・アミューズ編 毎日新聞社 1429円
2003年4月24日号 懐かしい仏作家の新翻訳と新作
「オディール / レーモン・クノー」宮川明子訳 月曜社 2200円
「カニバル(食人種) / ディディエ・デナンクス」高橋啓訳 青土社 1900円
「ツェツェと仲間たちのパリガイド / シゴレーヌ・プレボワ&カトリーヌ・レヴィ」ギャップ出版 2100円
2003年6月12日号 「社交」への欲求
「ヘルタースケルター / 岡崎京子」祥伝社 1200円
「恋とはどういうものかしら? / 岡崎京子」マガジンハウス 1143円
「うたかたの日々 / 岡崎京子」宝島社 1600円
「社交する人間 ホモ・ソシアビリス / 山崎正和」中央公論新社 2200円
「道教の房中術 古代中国人の性愛秘法 / 文春新書」土屋英明 680円
2003年7月17日号 カラスと地中生命とドーダ学派
「カラスはどれほど賢いか 都市鳥の適応戦略 / 唐沢孝一」中公文庫 743円
「地中生命の脅威 秘められた自然誌 / デヴィッド・W・ウォルフ」青土社 2400円
「もっとコロッケな日本語を / 東海林さだお」文藝春秋 1095円
2003年9月4日号 オス 男 男色
「男はなぜ暴力をふるうのか 進化から見たレイプ・殺人・戦争 / マイケル・P・ギグリエリ」松浦俊輔訳 朝日新聞社 2300円
「お笑い男の星座2 私情最強編 / 浅草キッド」文藝春秋 1429円
「江戸の性談 / 氏家幹人」講談社 1600円
2003年10月9日号 蘇峰とポンパドゥール夫人と
「徳富蘇峰 日本ナショナリズムの軌跡 / 米原謙」中公新書 780円
「ポンパドゥール伯爵夫人 / ナンシー・ミットフォード」柴田都志子訳 東京書籍 3500円
「エミール・ガレ その陶芸とジャポニズム / フィリップ・ティエボー、フランソワ・ル・タコン、山根郁信」平凡社 2800円
2003年11月13日号 病と手帳と神保町考
「がんから始まる / 岸本葉子」晶文社 1600円
「夏彦の影法師 手帳50冊の置土産 / 山本伊吾」新潮社 1600円
「古本 神田神保町ガイド」毎日新聞社 1429円
2003年12月18日号 P140-141 大名、次郎長、そして旅情
「大名の日本地図 / 中嶋繁雄」文春新書 940円
「清水次郎長と幕末維新 / 高橋敏」岩波書店 2800円
「ヴェトナム颱風 / 外山ひとみ」新潮社 1900円
2004年2月12日号 P134-135 娘義太夫、超文明中国、本棚考
「江戸東京 娘義太夫の歴史 / 水野悠子」法政大学出版局 7500円
「踊る中国人 / 原口純子」講談社現代新書 695円
「本棚の歴史 / ヘンリー・ペトロスキー」池田栄一訳 白水社 3000円
2004年3月18日号 P138-139 ヘンリー・ミラーと岡崎京子
「この世で一番幸せな男 ヘンリー・ミラーの生涯と作品 / メアリー・V・ディアボーン」水声社 4500円
「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね / 岡崎京子」平凡社 1200円
2004年4月22日号 P130-131 パリ小説、戸川秋骨、珍世界紀行
「さびしい宝石 / パトリック・モディアノ」白井成雄訳 作品社 1800円
「戸川秋骨人物肖像集 / 坪内祐三編」みすず書房 2400円
「珍世界紀行 / 都築響一」筑摩書房 5800円
2004年6月10日号 P140-141 バービー人形、エミール・ファゲ
「バービーからはじまった / 茅野裕城子」新潮社 1600円
「読書術 / エミール・ファゲ」石川湧訳 中条省平校注 中公文庫 686円
2004年7月15日号 P136-137 唐十郎、シュペルヴィエル、丹波哲郎
「泥人形 / 唐十郎」新潮社 1600円
「海の上の少女 / ジュール・シュペルヴィエル」網島寿秀訳 みすず書房 2400円
「大俳優 丹波哲郎 / 丹波哲郎・ダーティ工藤」ワイズ出版 3800円
2004年9月2日号 P136-137 江戸の料理、招客のマナー、社交ダンス
「日本ビジュアル生活史 江戸の料理と食生活」原田信男編 小学館 2800円
「招客必携 / グリモ・ドゥ・ラ・レニエール」伊藤文訳 中央公論新社 3800円
「踊りませんか? 社交ダンスの世界 / 浅野素女」集英社新書 680円
2004年10月7日号 P152-153 日活アクション、キューブリック、愛書狂
「日活アクションの華麗な世界 1954-1971 / 渡辺武信」未来社 5800円
「映画監督スタンリー・キューブリック / ヴィンセント・ロブロット」晶文社 3800円
「ある愛書狂の告白 / ジョン・バクスター」笙玲子訳 晶文社 2800円
2004年11月11日号 P140-141 カリオストロ伯爵、エリザベス・ボウエン
「最後の錬金術師 カリオストロ伯爵 / イアン・マカルマン」藤田真利子訳 草思社 2400円
「あの薔薇を見てよ ボウエン・ミステリー短編集 / エリザベス・ボウエン」太田良子訳 ミネルヴァ書房 2500円
2004年12月16日号 P152-153 大久保利通、野坂昭如、印象派
「大久保利通」佐々木克監修 講談社学術文庫 1050円
「死刑長寿 / 野坂昭如」文藝春秋 1524円
「印象派の歴史 / ジョン・リウォルド」三浦篤、坂上桂子訳 角川書店 4800円
2005年2月10日号 禁欲主義、売春地帯、谷沢書誌学
「世界で一番美しい愛の歴史 / J.ル=ゴフ、A.コルバン他」小倉考誠・後平隆・後平澪子訳 藤原書店 2800円
「大正・昭和の風俗批評と社会探訪 村嶋歸之著作選集第④巻 売買春と女性」津金澤聰廣・土屋礼子編 柏書房 5800円
「遊星群 時代を語る好書録 明治篇・大正篇 / 谷沢永一」和泉書院 明治篇15000円 大正篇13000円
2005年3月17日号 P132-133 ヴィクトリア時代、ジュリアン・グラック、師弟関係
「エマ / 森薫」エンターブレイン 現在4巻 各620円
「エマ ヴィクトリアンガイド / 村上薫・村上リコ」エンターブレイン 950円
「ひとつの町のかたち / ジュリアン・グラック」永井敦子訳 書肆心水 3300円
「先生はえらい / 内田樹」ちくまプリマー新書 760円
2005年4月21日号 P134-135 博覧会、レンブラントと和紙、ヨーロッパの名家
「別冊太陽 日本のこころ133 日本の博覧会 寺下勍コレクション」橋爪紳也監修 平凡社 2700円
「レンブラントと和紙 / 貴田庄」八坂書房 2800円
「ヨーロッパ名家101 / 樺山紘一編 新書館 1800円
2005年6月9日号 P136-137 吉本隆明の食、ちゅうぎ、人生の特別な一瞬
「吉本隆明「食」を語る / (聞き手 宇田川悟)」朝日新聞社 1600円
「落し紙以前 / 斎藤たま」論創社 1800円
「人生の特別な一瞬 / 長田弘」晶文社 1600円
2005年7月14日号 P150-151 玄月、虚実皮膜の間のロマン、十八世紀の監獄
「山田太郎と申します / 玄月」文藝春秋 1571円
「虚人魁人 国際暗黒プロデューサーの自伝 / 康芳夫」学研 1700円
「十八世紀ヨーロッパ監獄事情 / ジョン・ハワード」川北稔、森本真美訳 岩波文庫760円
2005年9月1日号 P136-137 指紋、ポップ感覚のリラダン、古書店
「指紋を発見した男 ヘンリー・フォールズと犯罪科学捜査の夜明け / コリン・ビーヴァン」茂木健訳 主婦の友社 1600円
「悪戯の愉しみ / アルフォンス・アレー」山田稔訳 みすず書房 2400円
「古書肆・弘文荘訪問記 反町茂雄の晩年 / 青木正美」日本古書通信社 2500円
2005年10月6日号 P156-157 ニューオーリンズ、「青」への迫害、でぶ
「ミシシッピ=アメリカを生んだ大河 / ジェームズ・M・バーダマン」井出野浩貴訳 講談社選書メチエ 1600円
「青の歴史 / ミシェル・バストゥロー」松村恵理・松村剛訳 筑摩書房 4300円
「でぶ大全 / ロミ&ジャン・フェクサス」高遠弘美訳 作品社 2800円
2005年11月10日号 P146-147 フランス料理、モーツァルト、白水社
「宮廷料理人アントナン・カレーム / イアン・ケリー」村上彩訳 ランダムハウス講談社 2400円
「モーツァルト 魔法のオペラ / アニー・パラディ」武藤剛史訳 白水社 4200円
「ふらんす 80年の回想 1925-2005」白水社 1800円
2005年12月15日号 P142-143 東大闘争、嗜好品生産国の貧困
「安田講堂 1968-1969 / 島泰三」中公新書 980円
「コーヒー、カカオ、コメ、綿花、コショウの暗黒物語 / ジャン=ピエール・ボリス」作品社 1600円
2006年2月9日号 P130-131 印象派の紅一点、文明崩壊、明治時代
「ベルト・モリゾ ある女性画家の生きた近代 / 坂上桂子」小学館 2300円
「文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの / ジャレド・ダイアモンド」楡井浩一訳 草思社 上下各2000円
「ビジュアル・ワイド 明治時代館」小学館 特別定価9500円
2006年3月16日号 P134-135 アルメニア人大虐殺、文化大革命の闇
「ひばり館 / アントニア・アルスラン」草皆伸子訳 早川書房 2500円
「毛沢東の文革大虐殺 封印された現代中国の闇を検証 / 宋永毅」松田州二訳 原書房 2800円
2006年4月20日号 P128-129 世紀末の背徳、社交としての武道
「私の修行時代 / コレット」工藤庸子訳 ちくま文庫 860円
「武道を生きる / 松原隆一郎」NTT出版 2300円
「赤坂檜町テキサスハウス / 永六輔・大竹省二」朝日新聞社 1600円
2006年6月8日号 P132-133 革命家、密偵、航海者の伝記
「評伝 宮崎滔天 / 渡辺京二」書肆心水 3500円
「わが名はヴィドック 犯罪者、警察密偵にして世界初の私立探偵の生涯とフランス革命時代 / ジェイムズ・モートン」栗山節子訳 東洋書林 2800円
「海に眠る船 コロンブス大航海の謎 / クラウス・ブリンクボイマー&クレメンス・ヘーゲス」シドラ房子訳 ランダムハウス講談社 2400円
2006年7月13日号 P140-141 パリのエスニック事情、ジョイスの脇役
「パリで出会ったエスニック料理 / にむらじゅんこ」写真・浅野光代 木楽舎 1429円
「ジョイスのパリ時代 『フィネガンズ・ウェイク』と女性たち / 宮田恭子」みすず書房 3600円
2006年8月31日号 P140-141 選択肢、性と身体の罪、マイ・ラスト・ソング
「「たら」「れば」で読み直す日本近代史 / 黒野耐」講談社 1500円
「中世の身体 / ジャック・ル=ゴフ」池田健二・菅沼潤訳 藤原書店 3200円
「マイ・ラスト・ソング 最終章 / 久世光彦」文藝春秋 1800円
2006年10月5日号 P154-155 アメリカの真実、MANGA、奇跡の出版社
「超・格差社会アメリカの真実 / 小林由美」日経BP社 1700円
「萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか / 堀淵清治」日経BP社 1600円
「美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉 / 長谷川郁夫」河出書房新社 5800円
2006年11月9日号 P154-155 石油危機、ジャポニザン、明治の肖像
「ピーク・オイル・パニック 迫る石油危機と代替エネルギーの可能性 / ジェレミー・レゲット」益岡賢、植田那美、楠田泰子、リック・タナカ訳 作品社 2400円
「夢見た日本 エドモン・ゴンクールと林忠正 / 小山ブリジット」高頭麻子、三宅京子訳 平凡社 3800円
「明治の若き群像 森有礼旧蔵アルバム / 犬塚孝明、石黒敬章」平凡社 3400円
2006年12月21日号 P150-151 西洋絵画、戦争責任、木戸幸一
「西洋絵画の巨匠」シリーズ 小学館 各3200円+税
「東京裁判への道 / 粟屋憲太郎(上)(下)」講談社選書メチエ 上1600円 下1500円+税
「二・ニ六事件とその時代 昭和期日本の構造 / 筒井清忠」ちくま学芸文庫 1300円+税
2007年2月8日号 P132-133 物流、情報、モードと建築
「コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった / マルク・レビンソン」村井章子訳 日経BP社 2800円+税
「日本テレビとCIA / 有馬哲夫」新潮社 1500円+税
「絵で見るパリモードの歴史 エレガンスの千年 / アルベール・ロビダ」北澤真木訳 講談社学術文庫 1150円+税
2007年3月15日号 P144-145 古書、中国人、ベルト・モリゾ
「ある古本屋の生涯 谷中・鶉屋書店と私 / 青木正美」日本古書通信社 2800円+税
「もし日本が中国に勝っていたら / 趙無眠」富坂聰訳 文春新書 750円+税
「黒衣の女 ベルト・モリゾ 1841-95 / ドミニク・ボナ」持田明子訳 藤原書店 3300円+税
2007年4月19日号 P132-133 パリ、ブラッサイ、エッツェル
「ブラッサイ パリの越境者 / 今橋映子」白水社 4500円+税
「名編集者エッツェルと巨匠たち フランス文学秘史 / 私市保彦」新曜社 5500円+税
2007年6月7日号 P138-139 バブルと芸術、ペスト、名妓
「メディチ・マネー / ティム・パークス」北代美和子訳 白水社 2200円+税
「排出する都市パリ 泥・ごみ・汚臭と疫病の時代 / アルフレッド・フランクラン」高橋清徳訳 悠書館 2200円+税
「名妓の資格 細本 新柳夜咄 / 岩下尚史」雄山閣 2600円+税
2007年7月12日号 P150-151 二〇世紀、エリセーエフ、亡命者
「20世紀 / アルベール・ロビダ」朝日出版社 3200円+税
「夏目漱石とジャパノロジー伝説 / 倉田保雄」近代文芸社 2300円+税
「ユーリーとソーニャ / アンリ・トロワイヤ」福音館書店 1900円+税
2007年8月30日号 ブーヴィエ、旧日本人、王の歴史
「ブーヴィエの世界 / ニコラ・ブーヴィエ」高橋啓訳 みすず書房 3800円+税
「逝きし世の面影 / 渡辺京二」平凡社ライブラリー 1900円+税
「フランス中世史年表 四八一-一五一五年 / テレーズ・シャルマソン」福本直之訳 白水社 1050円+税
2007年10月4日号 ゴルドーニ、安岡正篤、地図で読む世界
「ゴルドーニ喜劇集」齋藤泰弘訳 名古屋大学出版会 8000円+税
「近代日本の右翼思想 / 片山杜秀」講談社選書メチエ 1500円+税
「地図で読む世界情勢 第1部 なぜ現在の世界はこうなったか / ジャン-クリストフ・ヴィクトル(他)」鳥取絹子訳 草思社 1600円+税
「地図で読む世界情勢 第2部 これから世界はどうなるか / ジャン-クリストフ・ヴィクトル(他)」鳥取絹子訳 草思社 1500円円+税
2007年11月8日号 ビデの歴史、フジタと妻、大座談会
「ビデの文化史 / ロジェ=アンリ・ゲラン&ジュリア・セルゴ」加藤雅郁訳 高遠弘美解説 作品社 2600円+税
「僕の二人のおじさん 藤田嗣治と小山内薫 / 蘆原英了」新宿書房 2800円+税
「日本のいちばん長い夏」半藤一利編 文春新書 700円+税
2007年12月13日号 風太郎、遠い記憶、ジョセフィン・ベイカー
「昭和前期の青春 山田風太郎エッセイ集成」日下三蔵編 筑摩書房 1800円+税
「山田風太郎 疾風迅雷 書簡集」有本倶子編 神戸新聞総合出版センター 1500円+税
「歌姫あるいは闘士 ジョセフィン・ベイカー / 荒このみ」講談社 1800円+税
2008年2月7日号 P128-129 フロイト伝、昭和天皇、欧州の原点
「フロイト伝 / カトリーヌ・クレマン」吉田加南子訳 十川幸司解説 青土社 2400円+税
「昭和天皇 / 原武史」岩波新書 740円+税
「アシェット版 図説ヨーロッパ歴史百科 系譜から見たヨーロッパ文明の歴史 / ピエール・ラメゾン編 ピエール・ヴィダル=ナケ歴史監修」樺山紘一監訳 原書房 18000円+税
2008年3月13日号 P142-143 荷風、岡崎京子、古本屋の魂
「小説 永井荷風 / 小島政二郎」鳥影社 2200円+税
「市中恋愛観察学講座 東方見聞録 / 岡崎京子」小学館クリエイティブ発行 小学館発売 1200円+税
「植民地時代の古本屋たち 樺太・朝鮮・台湾・満州・中華民国 空白の庶民史 / 沖田信悦」寿郎社 2000円+税
2008年4月17日号 P138-139 官能的な嗅覚描写、戦前派の好き者
「山猫 / トマージ・ディ・ランペドゥーサ」小林惺訳 岩波文庫 860円+税
「ぼくの特急二十世紀 大正昭和娯楽文化小史 / 双葉十三郎」730円+税
「やわらかい話2 吉行淳之介対談集」丸谷才一編 講談社文芸文庫 1400円+税
2008年6月5日号 P134-135 生き急いだ昭和の男たち
「内村剛介ロングインタビュー 生き急ぎ、感じせく 私の二十世紀」陶山幾朗編集・構成 恵雅堂出版 2800円+税
「偏屈老人の銀幕茫々 / 石堂淑朗」筑摩書房 1900円+税
2008年7月10日号 P128-129 藤田嗣治、コレクター、性風俗史
「藤田嗣治 作品をひらく 旅・手仕事・日本 / 林洋子」名古屋大学出版会 5200円+税 →amazon
「ピエール・バルブトー 知られざるオリエンタリスト / 高山晶」慶應義塾大学出版会 3200円+税 →amazon
「性風俗史年表 明治編 1868-1912 / 下川耿史編」河出書房新社 4500円+税 →amazon
2008年8月28日号 P134-135 ロスト・ジェネレーション、水の未来
『ロスト・ジョネレーション 異郷からの帰還 / マルカム・カウリー』吉田朋正・笠原一郎・坂下健太郎訳 みすず書房 4800円+税
『水の未来 / フレッド・ピアス』古草秀子訳 日経BP社 2300円+税
2008年10月2日号 P152-153 性愛の歓びと苦しみ、東京の花街
『彼女たち 性愛の歓びと苦しみ / J-P・ポンタリス』辻由美訳 みすず書房 2600円+税
『神田神保町とヘイ・オン・ワイ 古書とまちづくりの比較社会学』大内田鶴子・熊田俊郎・小山騰・藤田弘夫編 東信堂 2500円+税
『東京 花街・粋な町 / 上村敏彦』街と暮らし社 2000円+税
2008年11月6日号 P140-142 古書の村ルデュ訪問記
『大暴落1929 / ジョン・K・ガルブレイス』村井章子訳 日経BP社 2200円+税
『地図から消えた国、アカディの記憶 「エヴァンジェリンヌ」とアカディアンの歴史 / 大矢タカヤス、H・W・ロングフェロー』書肆心水 2800円+税
2008年12月18日号 P132-133 厄介な経済大国、堀口大學の父
『インド 厄介な経済大国 / エドワード・ルース』田口未和訳 日経BP社 2400円+税
『敗れし國の秋のはて 評伝 堀口九萬一 / 柏倉康夫』左右社 1800円+税
2009年2月5日号 P128-129 地球温暖化、鎖国、アダム・スミス(1884)
『千年前の人類を襲った大温暖化 文明を崩壊させた気候大変動 / ブライアン・フェイガン』東郷えりか訳 河出書房新社 2400円+税 →amazon
『日本の歴史 第九巻 「鎖国」という外交 / ロナルド・トビ』小学館 2400円+税 →amazon
『アダム・スミス 「道徳感情論」と「国富論」の世界 / 堂目卓生』中公新書 880円+税
2009年3月12日号 ユース・バルジ現象、読書人の誕生
『自爆する若者たち 人口学が警告する驚愕の未来 / グナル・ハインゾーン』猪股和夫訳 新潮選書 1400円+税
『横浜少年物語 歳月と読書 / 紀田順一郎』文藝春秋 1619円+税
『幕末明治の肖像写真 / 石黒敬章』角川学芸出版 2800円+税
2009年4月16日号 P124-125 さまざまな留学体験 岩村透、草野心平、ヴォルテール
『美術批評の先駆者、岩村透 ラスキンからモリスまで / 田辺徹』藤原書店 4600円+税
『詩友 国境を越えて 草野心平と光太郎・賢治・黄瀛 / 北条常久』風濤社 2500円+税
『「知」の革命家、ヴォルテール 卑劣なやつを叩きつぶせ / 小林善彦』つげ書房新社 2400円+税
2009年6月4日号 P126-127 「代理天皇」近衛文麿とボン・サンスの批評家菊池寛(1883)
『近衛文麿 教養主義的ポピュリストの悲劇 / 筒井清忠』岩波現代文庫 1100円+税
『昭和モダニズムを牽引した男 菊池寛の文芸・演劇・映画エッセイ集 / 菊池寛』清流出版 2400円+税
2009年7月9日号 P126-127 初夏のパリ、サルコジとアメリカ式経営学的思考
『サルコジ マーケティングで政治家を変えた大統領 / 国松憲人』新潮選書 1100円+税
『ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場 / フィリップ・デルヴス・ブロートン』監訳・解説・岩瀬大輔、翻訳・吉澤康子 日経BP社 2200円+税
2009年8月27日号 P124-125 聖遺物、フランス王朝史、「正義」を解明する意義
『聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形 / 秋山聰』講談社選書メチエ 1600円+税
『カペー朝 フランス王朝史1 / 佐藤賢一』講談社現代新書 740円+税
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ / 加藤陽子』朝日出版社 1700円+税
2009年10月1日号 P134-135 二つの全体主義、二つの強制収容所体験の「重さ」(2223)
『スターリンとヒットラーの軛のもとで 二つの全体主義 / マルガレーテ・ブーバー=ノイマン』林晶訳 ミネルヴァ書房 3990円
『ボヴァリー夫人 / フローベール』山田■(じゃく)訳 河出文庫
『感情教育 / フローベール』山田■(じゃく)訳 河出文庫
2009年11月5日号 P124-125 イスラーム的論法、ケンペルの見た日本
『イスラーム世界の論じ方 / 池内恵』中央公論新社 2600円+税
『ケンペル 礼節の国に来たりて / B.M.ボダルト=ベイリー』中直一訳 ミネルヴァ書房 3200円+税
2009年12月7日号 P126-127 愛書狂気谷さん、印象派の競売人、編集者の回想(737)
『西洋挿絵見聞録 製本・挿絵・蔵書票 / 気谷誠』アーツアンドクラフツ 3800円+税
『印象派はこうして世界を征服した / フィリップ・フック』中山ゆかり訳 白水社 2200円+税
『甘い生活 男はいくつになってもロマンティックで愚か者 / 島地勝彦』講談社 1500円+税
2010年2月4日号 P122-123 厳冬のパリにて(50)
『パリが沈んだ日 セーヌ川の洪水史 / 佐川美加』白水社 2400円+税
『パリ 都市統治の近代 / 喜安朗』岩波新書 780円+税
『人工の冬 / アナイス・ニン』矢口裕子訳 水声社 2800円+税
2010年3月11日号 P134-135 吉原事情、大正・昭和初期の書物事情(75)
『吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 / 森光子』朝日文庫 640円+税
『書痴半代記 / 岩佐東一郎』ウェッジ文庫 668円+税
2010年4月15日号 P122-123 水戸学、ムッシュー、次郎長と幕末(194)
『パリのグランド・デザイン ルイ14世が創った世界都市 / 三宅理一』中公新書 840円+税
『清水次郎長 幕末維新と博徒の世界 / 高橋敏』岩波新書 800円+税
2010年6月3日号 P134-135 神田古書店街とロシア人、服制の明治維新とトゥルゲーネフ(253)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
253 異郷に生きるⅤ 来日ロシア人の足跡 中村善和、長縄光男、ポダルコ・ピョートル編 3600円+税
253 洋服・散髪・脱刀 服制の明治維新 刑部芳則 講談社選書メチエ 1500円+税
253 トゥルゲーネフ伝 アンリ・トロワイヤ 市川裕見子訳 水声社 3800円+税
2010年7月8日号 (233)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
233 なぜフランスでは子どもが増えるのか フランス女性のライフスタイル 中島さおり 講談社現代新書 740円+税
233 キリスト教の歴史 現代をよりよく理解するために アラン・コルバン 浜名優美監訳、藤本拓也・渡辺優訳 藤原書店 4800円+税
233 聖母マリア崇拝の謎 「見えない宗教」の人類学 山形孝夫 河出ブックス 1300円+税
2010年8月26日号 P126-127 言語学、革命と農民、ワインの歴史(2219)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
2219 フェルディナン・ド・ソシュール <言語学>の孤独、「一般言語学」の夢 互盛央 作品社 6000円+税
2219 民衆のフランス革命 農民が描く闘いの真実 (上下) エルクマン=シャトリアン 犬田卯・増田れい子訳 昭和堂 各2500円+税
2219 ワインの歴史 自然の恵みと人間の知恵の歩み 山本博 河出書房新社 2800円+税
2010年9月30日号 (299)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
299 美術論集 ゾラ・セレクション⑨ エミール・ゾラ 藤原書店 4600円+税
299 月が昇らなかった夜に ダイ・シージエ 新島進訳 早川書房 1700円+税
299 甦るリヴァイアサン 梅田百合香 講談社選書メチエ 1600円+税
2010年11月4日号 P128-129 フランクリン、ナポレオンの妹、ロベール・ドアノー(405)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
405 ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる ゴードン・S・ウッド 池田年穂、金井光太朗、肥後本芳男訳 慶應義塾大学出版会 3600円+税
405 ナポレオンの妹 フローラ・フレイザー 中山ゆかり訳 白水社 2600円+税
405 不完全なレンズで ロベール・ドアノー 堀江敏幸訳 月曜社 2200円+税
2010年12月16日号 P130-131 歴史を捉え直す、グラン=ギニョルの恐怖(403)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
403 イギリス近代史講義 川北稔 講談社現代新書 760円+税
403 グラン=ギニョル傑作選 ベル・エポックの恐怖演劇 真野倫平編・訳 水声社 3800円+税
2011年2月3日号 エロティック・ジャポンと国家債務危機(558)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考
558 エロティック・ジャポン アニエス・ジアール にむらじゅんこ訳 河出書房新社 3800円+税 0
558 女哲学者テレーズ 作者不詳 関谷一彦訳 人文書院 2800円+税 0
558 国家債務危機 ジャック・アタリ 林昌宏訳 作品社 2200円+税 0
558 自分を守る経済学 德川家広 ちくま新書 760円+税 0
2011年3月10日号 P122-123 大學、玄洋社、明治の東京(647)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
647 日本の鶯 堀口大學聞書き 関容子 岩波現代文庫 1220円+税
647 玄洋社 封印された実像 石瀧豊美 海鳥社 2800円+税
647 絵で見る 明治の東京 穂積和夫 草思社 2000円+税
2011年4月14日号(683)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
683 歴史の中の江戸時代 速見融編 藤原書店 3600円+税
683 パリの肖像 19-20世紀 ベルナール・マルシャン 羽貝正美訳 日本経済評論社 6800円+税
683 テスト氏と〈物語〉(『ヴァレリー集成第1巻』) 恒川邦夫編訳 筑摩書房 6200円+税
2011年6月2日号 P122-123 歴史は繰り返す。大災害も大恐慌も(770)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
770 列島強靭化論 日本復活5カ年計画 藤井聡 文春新書 760円+税
770 大恐慌のアメリカ ポール・クローデル外交書簡 1927-1932 ポール・クローデル 宇京賴三訳 法政大学出版局 3200円+税
770 フランス映画どこへ行く ヌーヴェル・ヴァーグから遠く離れて 林瑞絵 発行・花伝社 発売・共栄書房 2000円+税
2011年7月7日号 P122-123 ドストエフスキー解釈はこれで決まり(953)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
953 ドストエフスキー人物事典 中村健之介 講談社学術文庫 1600円+税
953 フランス17世紀演劇事典 オディール・デュスッド、伊藤洋監修、エイコス:17世紀フランス演劇研究会編 中央公論新社 7500円+税
2011年8月25日号 P122-123 フランス競馬のまばゆさ、ライシテの道徳(1096)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1096 華麗なるフランス競馬 ロンシャン競馬場栄光の日 大串久美子 駿河台出版社 2300円+税
1096 ライシテ、道徳、宗教学 もうひとつの19世紀フランス宗教史 伊達聖伸 勁草書房 6000円+税
2011年9月29日号 P116-117 アラブ、革命と女子学生の肉感(1003)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1003 アラブ革命はなぜ起きたか デモグラフィーとデモクラシー エマニュエル・トッド 石崎晴己訳・解説 藤原書店 2000円+税
1003 中東戦記 ポスト9.11時代への政治ガイド ジル・ケペル 池内恵訳・解説 講談社選書メチエ 1600円+税
1003 樹液そして果実 丸谷才一 集英社 1714円+税
2011年11月3日号 P128-129 漢文とフェルメール、目の覚めるような二つの仮説(1051)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1051 漢文と東アジア 訓読の文化圏 金文京 岩波新書 800円+税
1051 フェルメール 光の王国 福岡伸一 木楽舎 2200円+税 0
2011年12月15日号 P124-125 昔の東京、レヴュー劇場、どりこの(1271)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1271 東京の昔 吉田健一 ちくま学芸文庫 950円+税
1271 ムーラン・ルージュ新宿座 軽演劇の昭和小史 中野正昭 守話社 3500円+税
1271 伝説の「どりこの」一本の飲み物が日本人を熱狂させた 宮島英紀 角川書店 1500円+税
2012年2月2日号 P124-125 本歌取り、カメラ、クスクス(1264)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1264 レーモン・クノー・コレクション② 最後の日々 レーモン・クノー 宮川明子訳 水声社 2500円+税
1264 写真の秘密 ロジェ・グルニエ 宮下志朗訳 みすず書房 2600円+税
1264 クスクスの謎 人と人をつなげる粒パスタの魅力 にむらじゅんこ 平凡社新書 780円+税
2012年3月8日号 P136-137 変態なくして芸術なし(1257)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1257 ディアギレフ 芸術に捧げた生涯 シェング・スヘイエン 鈴木晶訳 みすず書房 7600円+税
1257 恋愛書簡術 古今東西の文豪に学ぶテクニック講座 中条省平 中央公論新社 1800円+税
1257 パリ・コミューン(上・下) H.ルフェーブル 河野健二・柴田朝子・西川長夫訳 岩波文庫 上1020円、下1140円 各+税
2012年4月12日号 P128-129 いつもと違う書店で(1348)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1348 アルジェリア戦争 フランスの植民地支配と民族の解放 ギー・ペルヴィイエ 渡邊祥子訳 白水社 文庫クセジュ 1200円+税
1348 フランコと大日本帝国 フロレンティーノ・ロダオ 深澤安博ほか訳 晶文社 5500円+税
1348 図説 尻叩きの文化史 ジャン・フェクサス 大塚宏子訳 原書房 3200円+税
2012年5月31日号 P136-137 読まれるべき本ナンバーワン (1618)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1618 フランス料理ハンドブック 辻調グループ・同所編著 柴田書店 3800円+税
1618 世界文明史の試み 神話と舞踏 山崎正和 中央公論新社 3200円+税
2012年7月5日号 P138-139 中国のトロツキスト、一九六八年(1651)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1651 中国トロツキスト全史 唐宝林 鈴木博訳 論創社 3800円+税
1651 1968年 反乱のグローバリズム ノルベルト・フライ 下村由一訳 みすず書房 3600円+税
2012年8月9日号 P128-129 スイスの国民的作家、パリ郊外、愛の手紙
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1810 アルプス高地での戦い ラミュ小説集 C.F.ラミュ 佐原隆雄訳 国書刊行会 4000円+税
1810 パリ東西南北 ブレーズ・サンドラール 昼間賢訳 月曜社 2600円+税
1810 ナポレオン 愛の書簡集 草場安子 大修館書店 1900円+税
2012年9月27日号 P140-141 「手紙魔」トリュフォー、「挫折した天才」コルヴォー(1872)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1872 トリュフォーの手紙 山田宏一 平凡社 2400円+税
1872 コルヴォーを探して A.J.A.シモンズ 河村錠一郎訳 早川書房 2100円+税
2012年11月1日号 P152-153 人口爆発の恐怖、世界史最大の謎(1877)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
1877 世界の人口開発問題 阿藤誠・佐藤龍三郎編著 原書房 3200円+税
1877 文明 西洋は覇権をとれた6つの真因 ニーアル・ファーガソン 仙名紀訳 勁草書房 3300円+税
2012年12月6日号 P132-133 奴隷、修道院、ラブホテル(2003)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
2003 環大西洋奴隷貿易歴史地図 デイヴィッド・エルティス&ディヴィッド・リチャードソン 増井志津代訳 東洋書林 9500円+税
2003 シトー会 レオン・プレスイール 杉崎泰一郎監修・遠藤ゆかり訳 創元社 1600円+税
2003 性愛空間の文化史 「連れ込み宿」から「ラブホ」まで 金益見 ミネルヴァ書房 2000円+税
2013年1月31日号 P130-131 文章を読む快楽、貴重な戦後史ドキュメント(2221)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
2221 千駄木の漱石 森まゆみ 筑摩書房 1700円+税
2221 昭和という時代を生きて 氏家齊一郎 聞き書き・塩野米松 岩波書店 2400円+税
2013年3月7日号 P144-145 セックスと食、節約と浪費の二重ベクトル(2621)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
2621 二グロと疲れないでセックスする方法 ダニー・ラファリエール 立花英裕訳 藤原書店 1600円+税
2621 遠ざかる景色 野見山暁治 みすず書房 2800円+税
2621 バルザックと19世紀パリの食卓 アンカ・ミュルシュタイン 塩谷祐人訳 白水社 2200円+税
2013年4月11日号 P114-115 吉本隆明とドストエフスキー、個の不確定性(2691)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
2691 再発見 日本の哲学 吉本隆明 詩人の叡智 菅野覚明 講談社 1500円+税
2691 新訳 地下室の記録 ドストエフスキー 亀山郁夫訳 集英社 1500円+税
2013年5月30日号 P136-137 悪徳の栄え、作家と編集者、シトロエン(3019)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3019 経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える ダニエル・コーエン 林昌宏訳 作品社 2200円+税
3019 <驚異の旅>または出版をめぐる冒険 ジュール・ヴェルヌとピエール=ジュール・エッツェル 石橋正孝 左右社 4200円+税
3019 シトロエンの一世紀 革新性の追求 武田隆 グランプリ出版 2600円+税
2013年7月4日号 P132-133 アルドリッチ、大菩薩峠、オペラ座(3028)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3028 ロバート・アルドリッチ大全 アラン・シルヴァー&ジェイムズ・ウルシーニ 宮本隆晴訳 国書刊行会 4200円+税
3028 「大菩薩峠」を都新聞で読む 伊東祐吏 論創社 2500円+税
3028 オペラ座の迷宮 パリ・オペラ座バレエの350年 鈴木晶 新書館 3200円+税
2013年8月8日号 P112-113 月報から見る明治、細部から見えてくる歴史(3169)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3169 明治への視点 「明治文學全集」月報より 筑摩書房編集部編 筑摩選書 2000円+税
3169 地中海帝国の片影 フランス領アルジェリアの19世紀 工藤晶人 東京大学出版会 7800円+税
3169 ベストセラーの世界史 フレデリック・ルヴィロワ 大原宣久・三枝大修訳 太田出版 2800円+税
2013年9月26日号 P128-129 マルクスたち、パリ・ガイド、憲法改正(3266)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3266 マルクスの三つの顔 四方田犬彦 亜紀書房 2400円+税
3266 パリ大全 パリを創った人々・パリが創った人々 エリック・アザン 杉村昌昭訳 以文社 4500円+税
3266 戦後日本の「独立」 半藤一利、竹内修司、保坂正康、松本健一 筑摩書房 2400円+税
2013年10月31日号 P138-139 エレガントな合理主義者、収集への情熱(3417)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3417 天才・菊池寛 逸話でつづる作家の素顔 文藝春秋編 文藝春秋ライブラリー 1100円+税
3417 古本の時間 内堀弘 晶文社
3417 三面記事の歴史 ロミ 土屋和之訳 国書刊行会 3800円+税
2013年12月5日号 P122-123 「夢の工場」の興亡、知られざるダダイスト(3435)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3435 あかんやつら 東映京都撮影所血風録 春日太一 文藝春秋 1850円+税
3435 トリスタン・ツァラ伝 ダダの革命を発明した男 フランソワ・ビュオ 塚原史・後藤美和子訳 思潮社 4000円+税
2014年1月30日号 P120-121 第一次大戦百年、傑出したリーダー論(3581)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3581 マルヌの会戦 第一次世界大戦の序曲 1914年 秋 アンリ・イスラン 渡辺格訳 中央公論新社 2500円+税
3581 普仏戦争 籠城のパリ132日 松井道昭 横浜市立大学学術研究会発行、春風社販売 3000円+税
3581 指導者とは リチャード・ニクソン 徳岡孝夫訳 文春学藝ライブラリー 1660円+税
2014年3月6日号 P136-137 廉価本に快哉を叫ぶ(3658)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3658 西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで 貴田庄 朝日選書 1400円+税
3658 自発的隷従論 エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ 西谷修監訳・山上浩嗣訳 ちくま文庫 1200円+税
3658 やっぱりアトリエ日記 野見山暁治 生活の友社 2300円+税
3658 異郷の陽だまり 野見山暁治 生活の友社 1600円+税
2014年4月10日号 P120-121 72億総メモワールの時代(3703)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3703 英雄はいかに作られてきたか フランスの歴史から見る アラン・コルバン 小倉孝誠監訳 梅澤礼・小池美穂訳 藤原書店 2200円+税
3703 太陽王時代のメモワール作者たち 政治・文学・歴史記述 嶋中博章 吉田書店 3700円+税
3703 リキッド・モダニティを読みとく 液状化した現代世界からの44通の手紙 ジグムント・バウマン 酒井邦秀訳 ちくま学芸文庫 1200円+税
2014年5月29日号 P132-133 ヒトであると同時にモノである
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3765 資本主義から市民主義へ 岩井克人 ちくま学芸文庫 1100円+税
3765 血盟団事件 中島岳志 文藝春秋 2100円+税
3765 昭和天皇「よもの海」の謎 平山周吉 新潮選書 1400円+税
2014年7月3日号 小林秀雄の神、読書論、グルマン(3865)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年
3865 小林秀雄の思ひ出 郡司勝義 文春学藝ライブラリー 1730円+税 0
3865 読書礼讃 アルベルト・マングェル 野中邦子訳 白水社 3800円+税 0
3865 美食家の誕生 グリモと〈食〉のフランス革命 橋本周子 名古屋大学出版会 5600円+税 0
2014年8月7日号 P116-117 なぜ禁欲か、言語とは何か
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年
3997 禁欲のヨーロッパ 修道院の起源 佐藤彰一 中公新書 880円+税 0
3997 言語起源論の系譜 互盛央 講談社 2300円+税 0
2014年10月30日号 P134-135 人種という制約は越えられるか
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4204 「肌色」の憂鬱 近代日本の人種体験 眞嶋亜有 中公叢書 2300円+税
4204 吾輩は日本作家である ダニー・ラファリエール 立花英裕訳 藤原書店 2400円+税
2014年12月4日号 P132-133 おや、こんなものが!
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4239 ソーの舞踏会 バルザック 柏木隆雄訳 ちくま文庫 1300円+税
4239 オノリーヌ バルザック 大矢タカヤス訳 ちくま文庫 1100円+税
4239 マラルメ詩集 マラルメ 渡辺守章訳 岩波文庫 1200円+税
4239 ラスネール回想録 十九世紀フランス詩人=犯罪者の手記 ピエール=フランソワ・ラスネール 小倉孝誠・梅澤礼訳 平凡社ライブラリー 1500円+税
2015年1月29日号 P130-131 テロに襲われたパリから
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4361 ヨーロッパは中世に誕生したのか? ジャック・ル=ゴフ 菅沼潤訳 藤原書店 4800円+税
4361 ヴァロア朝 フランス王朝史2 佐藤賢一 講談社現代新書 920円+税
↑ここまで『大読書日記』に収録
2015年3月5日号 P134-135 本年ベストワンはこれで決まり!
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4360 ビヒモス ホッブス 山田園子訳 岩波文庫 1020円+税
4360 日本まんが(第壱巻~第参巻) 荒俣宏編著 東海大学出版部 各3500円+税
2015年4月9日号 P128-129 私が書きたかった本
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4441 古代末期 ローマ世界の変容 ベルトラン・ランソン 大清水裕・瀧本みわ訳 白水社文庫クセジュ 1200円+税
4441 ローマ帝国の崩壊 文明が終わるということ ブライアン・ウォード=パーキンズ 南雲泰輔訳 白水社 3300円+税
4441 古代末期のローマ帝国 多文化の織りなす世界 ジリアン・クラーク 足立広明訳 白水社 2300円+税
4441 1913 20世紀の夏の季節 フローリアン・イリエス 山口裕之訳 河出書房新社 4200円+税
4441 知性の正しい導き方 ジョン・ロック 下川潔訳 ちくま学芸文庫 1300円+税
2015年5月28日号 P118-119 必読の経済学者の自伝
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4457 経済学の宇宙 岩井克人 聞き手・前田裕之 日本経済新聞社 2800円+税
4457 ホンダ、フォルクスワーゲン、プジョーそしてシトロエン 3つの国の企業で働いてわかったこと 上野国久 三樹書房 2400円+税
2015年7月2日号 P130-131 仏教思想の根源、ローマの奴隷
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4527 仏教思想のゼロポイント 「悟り」とは何か 魚川祐司 新潮社 1600円+税
4527 古代ローマの庶民たち 歴史からこぼれ落ちた人々の生活 ロバート・クナップ 西村昌洋監訳 増永理考・山下孝輔訳 白水社 4800円+税
2015年8月6日号 P122-123 婚姻形態の未来像
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4591 徳川日本の家族と地域性 歴史人口学との対話 落合恵美子編著 ミネルヴァ書房 8000円+税
4591 ドイツ歴史学者の天皇国家観 ルートヴィッヒ・リース 原潔・長岡敦訳 講談社学術文庫 880円+税
2015年9月24日号 P128-129 装飾写本、抗生物質の冬、ボーイズラブ
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4674 中世パリの装飾写本 書物と読者 前川久美子 工作舎 3800円+税
4674 失われてゆく、我々の内なる細菌 マーティン・J・ブレイザー 山本太郎訳 みすず書房 3200円+税
4674 古典BL小説集 ラシルド、森茉莉ほか 笠間千浪編 平凡社ライブラリー 1300円+税
2015年10月29日号 P130-131 メディチ家の贖罪、京都の差別
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4675 ルネッサンス夜話 近代の黎明に生きた人びと 高階秀爾 平凡社ライブラリー 1300円+税
4675 神からの借財人コジモ・デ・メディチ 十五世紀フィレンツェにおける一事業家の成功と罪 西藤洋 法政大学出版局 3800円+税
4675 中世パリの装飾写本 書物と読者 前川久美子 工作舎 3800円+税
2015年12月3日号 P118-119 性的に占領する、フランスにかぶれる
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4680 兵士とセックス 第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? メアリー・ルイーズ・ロバーツ 佐藤文香監訳・西川美樹訳 明石書店 3200円+税
4680 「フランスかぶれ」の誕生 「明星」の時代 1900-1927 山田登世子 藤原書店 2400円+税
2016年1月28日号 P114-115 ロラン・バルトの魅力、印刷本産業の誕生
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4723 ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家 石川美子 中公新書 800円+税
4723 印刷という革命 ルネサンスの本と日常生活 アンドルー・ペテイグリー 白水社 4800円+税
2016年3月3日号 P134-135 中世における貨幣、マルク・ブロック、松山俊太郎
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4759 中世と貨幣 歴史人類学的考察 ジャック・ル=ゴフ 井上櫻子訳 藤原書店 3600円+税
4759 マルク・ブロックを読む 二宮宏之 岩波現代文庫 1260円+税
4759 Fukujin No.18 2016 明月堂書店 1600円+税
2016年5月26日号 P124-125 アドルフ・ヒトラー、独仏共通歴史教科書
4882 ヒトラー 上 1889-1936 傲慢 イアン・カーショー 川喜多敦子訳、石田勇治監修 白水社 8000円+税
4882 ヒトラー 下 1936-1945 天罰 イアン・カーショー 福永美和子訳 白水社 11000円+税
4882 世界の教科書シリーズ43 ドイツフランス共通歴史教科書[近現代史] ウィーン会議から1945年までのヨーロッパと世界 監修・ペーター・ガイス、ギョーム・ル・カントレック 福井憲彦、近藤孝弘監訳 明石書店 5400円+税
2016年6月30日号 P122-123 移民と郊外、書店と郊外
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4965 排除と抵抗の郊外 フランス〈移民〉集住地域の形成と変容 森千香子 東京大学出版会 4600円+税
4965 出版状況クロニクルⅣ 2012.1~2015.12 小田光雄 論創社 3000円+税
2016年8月4日号 P112-113 家族システムの起源(4923)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4923 家族システムの起源Ⅰ ユーラシア 上 エマニュエル・トッド 石崎晴己監訳 藤原書店 4200円+税
4923 家族システムの起源Ⅰ ユーラシア 下 エマニュエル・トッド 石崎晴己監訳 藤原書店 4800円+税
2016年9月22日号 P118-119 正しく考える方法、『ル・モンド』を読む
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4966 論理学 考える技術の初歩 エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック 山口裕之訳 講談社学術文庫 860円+税
4966 「ル・モンド」から世界を読む 2001-2016 加藤晴久 藤原書店 3200円+税
2016年10月27日号 P122-123 荒木一郎、バートランド・ラッセル
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4984 まわり舞台の上で 荒木一郎 小川真一、野村正昭、久山めぐみ 文遊社 3200円+税
4984 ロジ・コミックス ラッセルとめぐる論理哲学入門 作・アポストロフ・ドクシアディス、クルストス・パパディミトリウ画・アレコス・パパダトス、アイー・ディ・ドンナ 松本剛史訳、高村夏輝監修 筑摩書房 2700円+税
2016年12月1日号 P126-127 出版人と作家、パリの通り、村西とおる伝
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
4994 あらゆる文士は娼婦である 19世紀不r那須の出版人と作家たち 石橋正孝・倉方健作 白水社 2400円+税
4994 パリはわが町 ロジェ・グルニエ 宮下志朗訳 みすず書房 3700円+税
4994 全裸監督 村西とおる伝 本橋信宏 太田出版 2400円+税
2017年1月26日号 P120-121 修道院と中世社会、聖書の知識
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5112 贖罪のヨーロッパ 中世修道院の祈りと書物 佐藤彰一 中公新書 920円+税
5112 聖書入門 フィリップ・セリエ 支倉崇晴・支倉寿子訳 講談社選書メチエ 2200円+税
2017年3月2日語 P144-145 モノとしての本、メディアと厳罰化、フランスの少子化対策
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5131 「本をつくる」という仕事 稲泉連 筑摩書房 1600円+税
5131 犯罪・捜査・メディア 19世紀フランスの治安と文化 ドミニク・カリファ 梅澤礼訳 法政大学出版局 4000円+税
5131 フランスはどう少子化を克服したか 高崎順子 新潮新書 740円+税
2017年4月6日号 P150-151 フランスの「考える方法」教育、シモーヌ・ヴェイユの哲学
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5203 哲学する子どもたち バカロレアの国フランスの教育事情 中島さおり 河出書房新社 1600円+税
5203 重力と恩寵 シモーヌ・ヴェイユ 冨原眞弓訳 岩波文庫 1130円+税
2017年5月25日号 P132-133 おいしいコーヒーのいれ方、「日本の村」の家族人類学
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5236 コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか 旦部博幸 講談社ブルーバックス 1080円+税
5236 忘れられた人類学者 エンブリー夫妻が見た〈日本の村〉 田中一彦 忘羊社 2000円+税
2017年6月29日号 P126-127 遊牧民の帝国、ジプシーの共同体
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5291 モンゴル帝国誕生 チンギス・カンの都を掘る 白石典之 講談社選書メチエ 1650円+税
5291 現代フランスを生きるジプシー 旅に住まうマヌ―シュと共同性の人類学 左地亮子 世界思想社 5200円+税
2017年8月3日号 P120-121 日本の結婚、フランスの児童保護
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5357 婚姻の話 柳田国男 岩波文庫 970円+税
5357 フランス第三共和政期の子どもと社会 岡部造史 昭和堂 4800円+税
2017年9月21日号 P122-123 小出版社の歴史、牛車のルール(5356)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
風から水へ ある小出版社の三十五年 鈴木宏 論創社 3000円+税
牛車で行こう!平安貴族と乗り物文化 京樂真帆子 吉川弘文館 1900円+税
2017年11月2日号 P168-169 歴史の読み方、新しい戦争の形(5426)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
教養としての「世界史」の読み方 本村凌二 PHPエディターズ 1800円+税
家族をテロリストにしないために イスラム系セクト感化防止センターの証言 ドゥニア・ブザール 児玉しおり訳 白水社 1500円+税
2017年12月21日号 P134-135 十九世紀フランスの肖像、澁澤龍彦の旅(5452)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
時代を「写した」男 ナダール 1820-1920 石井洋二郎 藤原書店 8000円+税
澁澤龍彦コレクション第1巻 澁澤龍彦考/略伝と回想 巌谷國士 勉誠出版 3200円+税
2018年2月15日号 P116-117 家族システムと日本の地理、地理学の入門書(5529)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
日本史のツボ 本郷和人 文春新書 840円+税
自然のしくみがわかる地理学入門 水野一晴 ベレ出版 1800円+税
人間の営みがわかる地理学入門 水野一晴 ベレ出版 1800円+税
2018年3月29日号 P166-167 応酬話法の哲学、病気に夢中、東京語源散歩(5605)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5605 禁断の説得術 応酬話法 「ノー」と言わせないテクニック 村西とおる 祥伝社新書 800円+税
5605 からだの履歴書 病気自慢 玉村豊男 世界文化社 1300円+税
5605 ダーリンの東京散歩 歩く世界 小栗左多里&トニー・ラズロ 小学館 1000円+税
2018年5月24日 P122-123 外国語学習に王道なし、「ライシテ」解釈の多様性 (5606)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5606 ロシア語だけの青春 ミールに通った日々 黒田龍之助 現代書館 1500円+税
5606 ライシテから読む現代フランス 政治と宗教のいま 伊達聖伸 岩波新書 840円+税
2018年7月5日号 P140-141 図書館学のバイブル、ユニークな修道会研究(5604
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5604 図書館 愛書家の楽園 アルベルト・マンゲル 野中邦子訳 白水社 3700円+税
5604 剣と清貧のヨーロッパ 中世の騎士道修道会と托鉢修道会 佐藤彰一 中公新書 880円+税
2018年8月30日号 P122-123 家族人類学と歴史人名学のコラボレーション
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5869 翻訳地獄へようこそ 宮脇孝雄 アルク 1600円+税
5869 歴史人名学序説 中世から現在までのイベリア半島を中心に 芝紘子 名古屋大学出版会 5400円+税
2018年10月11日号 P130-131 邪馬台国研究の秀作、傑作
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5870 邪馬台国は「朱の王国」だった 蒲池明弘 文春新書 880円+税
5870 決定版 邪馬台国の全解決 中国「正史」がすべてを解いていた 孫栄健 言視舎 1500円+税
2018年11月22日号 P122-123 近親相姦はなぜタブーとなったのか
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5868 道徳性の起源 ボノボが教えてくれること フランス・ドゥ・ヴァール 柴田裕之訳 紀伊國屋書店 2200円+税
5868 〈新版〉近親性交とそのタブー 文化人類学と自然人類学のあらたな地平 川田順造編 藤原書店 2600円+税
2019年1月24日号 P116-117 フランスの分裂と武士の起源
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考 フィールド1
5712 「社会分裂」に向かうフランス 政権交代と階層対立 尾上修悟 明石書店 2800円+税 0
5712 武士の起源を解きあかす 混血する古代、創発される中世 桃崎有一郎 ちくま新書 980円+税 0
2019年3月7日号 P138-139 歴史は実験できるのか、トヨタ式カイゼンの秘密
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
5867 歴史は実験できるのか 自然実験が解き明かす人類史 ジャレド・ダイアモンド&ジェイムズ・A・ロビンソン編著 小坂恵理訳 慶応義塾大学出版会 2800円+税
5867 トヨタの話し合い 最強の現場をつくった聞き方・伝え方のルール 加藤裕治 ダイヤモンド社 1500円+税
2019年4月25日号 P120-121 メキシコで『世界史の実験』を読む
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考 フィールド1
5866 物語 メキシコの歴史 太陽の国の英雄たち 大垣貴志郎 中公新書 840円+税 0
5866 世界史の実験 柄谷行人 岩波新書 780円+税 0
2019年6月27日号 P114-115 進化論の進化と吉本隆明
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考 フィールド1
5886 進化論はいかに進化したか 更科功 新潮選書 1300円+税 0
5886 吉本隆明全集10 1965-1971 吉本隆明 晶文社 6300円+税 0
2019年8月29日号 P118-119 フランス・バンド・デシネと江藤淳の傑作評伝
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考 フィールド1
5973 未来のアラブ人 中東の子ども時代(1978-1984) リアド・サトゥフ 鵜野孝紀訳 花伝社 1800円+税 0
5973 江藤淳は甦る 平山周吉 新潮社 3700円+税 0
2019年10月17日号 P108-109 パリ左岸文化と実存主義(6004)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考 フィールド1
6004 パリ左岸 1940-50年 アニエス・ポワリエ 木下哲夫訳 白水社 4800円+税 0
6004 蝶を飼う男 シャルル・バルバラ幻想作品集 シャルル・バルバラ 亀谷乃里訳 国書刊行会 2700円+税 0
2019年12月5日号 P116-117 賄賂のある暮らしとヘーゲルの弁証法(6023)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
6023 〈賄賂〉のある暮らし 市場経済化後のカザフスタン 岡奈津子 白水社 2200円+税
6023 ヘーゲル 論理の学 第一巻 存在論 ヘーゲル 山口祐弘訳 作品社 6400円+税
6023 ヘーゲル 論理の学 第二巻 本質論 ヘーゲル 山口祐弘訳 作品社 5800円+税
6023 ヘーゲル 論理の学 第三巻 概念論 ヘーゲル 山口祐弘訳 作品社 6200円+税
2020年2月13日号 P104-105 NETFLIXと黄色いベスト(6096)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
6096 NETFLIX コンテンツ帝国の野望 GAFAを超える最強IT企業 ジーナ・キーティング 牧野洋訳 新潮社 1800円+税
6096 「黄色いベスト」と底辺からの社会運動 フランス庶民の怒りはどこに向かっているのか 尾上修悟 明石書店 2300円+税
6096 サラムボー フロベール 中條屋進訳 岩波文庫 上下とも840円+税
2020年4月2日号 P108-109 日本を襲ったスペイン風邪(6166)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
6166 日本を襲ったスペイン・インフルエンザ 人類とウイルスの第一次世界戦争 速水融 藤原書店 4200円+税
6166 大正デモグラフィ 速水融 文春新書
2020年6月4日号 P104-105 海外雄飛のすすめ(12519)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
12519 海外で研究者になる 就活と仕事事情 増田直紀 中公新書 880円+税
12519 未来のアラブ人② 中東の子ども時代(1984-1985) リアド・サトゥフ 鵜野孝紀訳 花伝社 1800円+税
12519 誰も気づかなかった 長田弘 みすず書房 1800円+税
2020年7月23日号 P100-101 大図鑑世界史、百年戦争とナポレオン戦争(12508)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
12508 ビジュアルマップ大図鑑 世界史 DK社編著、スミソニアン協会監修 東京書籍 6500円+税
12508 百年戦争 佐藤猛 中公新書 920円+税
12508 ナポレオン戦争 18世紀の危機から世界大戦へ マイク・ラポート 楠田悠貴訳 白水社 2300円+税
2020年9月17日号 P108-109 農耕国家と無国家民(12545)
ID ジャンル リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考 フィールド1
1787 1 12545 反穀物の人類史 国家誕生のディープヒストリー ジェームズ・C・スコット 立木勝訳 みすず書房 3800円+税 0
1788 1 12545 シリーズ中国の歴史③ 草原の制覇 大モンゴルまで 古松崇志 岩波新書 840円+税 0
2020年10月22日号P108-109 ヨーロッパの誕生と「語り得ぬもの」(12543)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考 フィールド1
12543 ヨーロッパ世界の誕生 マホメットとシャルルマーニュ アンリ・ピレンヌ 増田四郎監修 中村宏・佐々木克巳訳 講談社学術文庫 1690円+税 0
12543 未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために ドミニク・チェン 新潮社 1800円+税 0
2020年11月26日号 P104-105 革命的組織論と異文化考察(12527)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
12527 NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX リード・ヘイスティングス、エリン・メイヤー 土方奈美訳 日経BP-日本経済新聞出版本部 2200円+税
12527 ふらんす語っぽい日々 じゃんぽ~る西、カリン西村 白水社 1800円+税
2021年1月21日号 P104-105 言語の起源とトッド流思考法 ◇
12662 言語の起源 人類の最も偉大な発明 ダニエル・L・エヴェレット 松浦俊輔訳 白揚社 3500円+税 0
12662 エマニュエル・トッドの思考地図 エマニュエル・トッド 大野舞訳 筑摩書房 1500円+税 0
2021年2月25日号 P106-107 ホモ・サピエンスと魚食 ◇
『漫画サピエンス全史 人類の誕生編』 原案・脚本 ユヴァル・ノア・ハラリ 脚本ダヴィッド・ランデルムーレン 漫画ダニエル・カザナヴ 安原和見訳 河出書房新社 1900円+税
『魚食の人類史 出アフリカから日本列島へ/島泰三』 NHKブックス 1400円+税
2021年4月1日号 P110-111 出版史の謎を解いた大傑作(12606)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
12606 出版と権力 講談社と野間家の一一〇年 魚住昭 講談社 3500円+税
12606 人新世の「資本論」 斎藤幸平 集英社新書 1020円+税
2021年5月20日号 アメリカの悲惨とウラル・アルタイ語族の謎(12661)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 発行年 備考 フィールド1
12661 絶望死 ニコラス・D・クリストフ&シェリル・ウーダン 村田綾子訳 朝日新聞出版 2000円+税 0
12661 ことばは国家を超える 日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義 田中克彦 ちくま新書 840円+税 0
2021年6月24日号 P108-109 広重の江戸とパリのノートルダム(12660)
12660 広重の浮世絵と地形で読み解く 江戸の秘密 竹村公太郎 集英社 2300円+税
12660 ノートルダム フランスの魂 アニエス・ポワリエ 木下哲夫訳 白水社 3000円+税
2021年9月16日号 P108-109 活字本の起源と『失われた時を求めて』(13132)
『中世の写本ができるまで/クリストファー・デ・ハメル』加藤磨珠枝監修、立石光子訳』白水社 4500円+税
『プルーストへの扉/ファニー・ピション』高遠弘美訳 白水社 2100円+税
2021年10月21日号 P110-111 サラ金とプロ野球経営(12702)
サラ金の歴史 消費者金融と日本社会 小島庸平 中公新書 980円+税
プロ野球「経営」全史 球団オーナー55社の興亡 中川右介 日本実業出版社 1800円+税
2021年11月25日号 『パンセ』入門、カミュと不条理
『寝るまえ5分のパスカル「パンセ」入門/アントワーヌ・コンパニョン』広田昌義・北原ルミ訳 白水社 1900円+税
『カミュ伝/中条省平』集英社インターナショナル新書 840円+税
2022年1月20日号 古書店の世界、ファーブルの決定的な評伝
『古本屋的!東京古本屋大全/中山信如編著』東京古書組合後援 本の雑誌社 2700円+税
『ファーブル伝/ジョルジュ=ヴィクトール・ルグロ』奥本大三郎訳 集英社 4200円+税
2022年2月24日号 P106-107 ゴンクール兄弟の評伝、シオランのノート
『ゴンクール兄弟とその時代/斎藤一郎』水声社 8000円+税
『カイエ 1957-1972/シオラン』金井裕訳 法政大学出版局 27000円+税
2022年4月7日号 P108-109 サン=テグジュペリと大空、水中遺跡の探求(13140)
『サン=テグジュペリの世界 〈永遠の子ども〉の生涯と思想/武藤剛史』講談社選書メチエ 2150円+税
『水中考古学 地球最後のフロンティア/佐々木ランディ』エクスナレッジ 2200円+税
2022年6月2日号 P114-115 アジアの家族システム分析、折口信夫の「神」論とトッド分析(12847)
12847 東アジアの農村 農村社会学に見る東北と東南 細谷昴 筑摩選書 1700円+税
12847 折口信夫「まれびと」の発見 おもてなしの日本文化はどこから来たのか? 上野誠 幻冬舎 1400円+税
2022年7月14日号 P106-107 ウクライナ戦争、画期的なフランス革命史(12863)
第三次世界大戦はもう始まっている エマニュエル・トッド 大野舞訳 文春新書 780円+税
100年予測 ジョージ・フリードマン 櫻井祐子訳 ハヤカワ・ノンフィクション文庫 840円+税
フランス革命史 自由か死か ピーター・マクフィー 永見瑞木・安藤裕介訳 白水社 4800円+税
2022年9月8日号 P116-117 図書館問題とGHQ、完璧に近い一般教養マニュアル(12885)
『私たちが図書館について知っている二、三の事柄/中村文孝、小田光雄』 論創社 2000円+税
『グランゼコールの教科書 フランスのエリートが習得する最高峰の知性/ジャン=フランソワ・ブラウンスタン&ベルナール・ファン』 木村高子、広野和美、岩澤雅利訳 プレジデント社 5000円+税
2022年10月20日号 p.108-109 新しい人類史、サン=主義とナポレオン三世
『直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足/ジェレミー・デシルヴァ』赤根洋子訳 文藝春秋 2600円+税
『両岸の旅人 イスマイル・ユルバンと地中海の近代/工藤晶人』東京大学出版会 3000円+税
2022年12月1日号 p.118-119 『進化論』『資本論』に比すべき家族人類学的歴史学の傑作
『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上・下/エマニュエル・トッド』文藝春秋 各2200円+税
2023年2月2日号 p.114-115 翻訳困難なテクスト、ユニークな日本映画史
『聖ヒエロニュムスの加護のもとに/ヴァレリー・ラルボー』西村靖敬訳 幻戯書房 4500円+税
『社長たちの映画史 映画に賭けた経営者の攻防と興亡/中川右介』日本実業出版社 2200円+税
2023年4月27日号 p.106-107 フランスの共和主義と国民という概念
『クレマンソー/ミシェル・ヴィノック』大嶋厚訳 作品社 6000円+税
『国民とは何か/エルネスト・ルナン』長谷川一年訳 講談社学術文庫 600円+税
2023年8月3日号 P98-99 記憶、虚言と自叙伝(13139)
『長い物語のためのいくつかの短いお話/ロジェ・グルニエ』宮下志朗訳 白水社 2600円+税
『大泉黒石 わが故郷は世界文学/四方田犬彦』岩波書店 2500円+税
2023年9月28日号 P112-113 家族と訂正可能性(13137)
『訂正可能性の哲学/東浩紀』ゲンロン 2600円+税
『続 ある少年H わが「失楽園」/石崎春己』吉田書店 2000円+税
2023年11月9日号 大災害がもたらした大転換
『リスボン大地震 世界を変えた巨大災害/ニコラス・シュラディ』山田和子訳 白水社 3800円+税
『ぼっちな食卓 限界家族と「個」の風景/岩村暢子』中央公論新社 1700円+税
2023年12月28日号 福沢諭吉のポリフォニイ
『福翁夢中伝 上・下/荒俣宏』早川書房 各1800円
『世界の図書館を巡る 進化する叡智の神殿』ゲシュタルテン編 ヤナガワ智予訳 マール社 3600円+税
2024年2月22日号 p.102-103 人口学と小流域地形学 ◇
『人口は未来を語る 「10の数字」で知る経済、少子化、環境問題/ポール・モーランド』橘明美訳 NHK出版 2600円+税
『カワセミ都市トーキョー 「幻の鳥」はなぜ高級住宅街で暮らすのか/柳瀬博一』平凡社新書 1100円+税
2024年5月30日号 p.106-107 出版流通崩壊の前に ◇
『出版状況クロニクル/小田光雄』論創社 3000円+税
『橋本治「再読」ノート/仲俣暁生』破船房 1400円+税
2024年7月11日号 p.106-107 人類史、吉本隆明
『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす/デヴィッド・グレーバー&デヴィッド・ウェングロウ』酒井隆史訳 光文社 5000円+税
『吉本隆明全集31 1998-1999』晶文社 6500円+税
2024年9月5日号 p.102-103 薪束の音、狂気と天才
『楽しみと日々 壺中天書架記/高遠弘美』法政大学出版局 7000円+税
『ネルヴァル伝/クロード・ピショワ&ミシェル・ブリックス』田口亜紀・辻川慶子・畑浩一郎訳 水声社 8000円+税
2024年10月17日号 p.104-105 日和見レジスタンス、革命後の貴族 ◇
『オテル・ド・ブルターニュ 第二次世界大戦とドイツ占領下のあるフランスの家族の物語/グレゴワール・コフマン』大嶋厚訳 吉田書店 3900円+税
『反革命のフランス近代 王党派・教会・貴族からみた新たな歴史像/上垣豊』昭和堂 5800円+税
2024年11月28日号 p.92-93 ルーヴル美術館の展示法 ◇
『ルーヴル美術館 ブランディングの百年/藤原貞朗』講談社選書メチエ 2000円+税
2025年1月30日号 p.104-105 福田和也さん、論文の書き方 ◇
『総特集 福田和也 1960-2024』「ユリイカ」1月臨時増刊号 青土社 2800円+税
『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書/阿部幸大』光文社 1800円+税
2025年3月13日号 p.98-99 プルードンの第三の道
『プルードンの時代 金融資本主義を超えて/ティボー・イザベル』山本光久訳 ぱる出版 2400円+税
2025年4月24日号 p.104-105 第一次世界大戦、サルとジェンダー ◇
『地図と解説でよくわかる 第一次世界大戦戦況図解 WWⅠ Illustrated Atlas/マイケル・S・ナイバーグ』宮永忠将訳 ホビージャパン 4500円+税
『サルとジェンダー 動物から考える人間の〈性差〉/フランス・ドゥ・ヴァール』柴田裕之訳 紀伊國屋書店 3200円+税
2025年6月19日号 p.104-105 紀田順一郎と荒俣宏 ◇
「近代出版研究 第4号」近代出版研究所 3200円+税
『すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる/荒俣宏』プレジデント社 1800円+税
2025年7月31日号 p.108-109 サティとドビュッシー、蔵書の始末 ◇
『サティとドビュッシー 先駆者はどちらか/青柳いづみこ』春秋社 3000円+税
『父の四千冊 アイスランドのアーティストによる回想/ラグナル・ヘルギ・オラフソン』小林玲子訳 作品社 2600円+税
2025年9月25日号 p.106-107 ロシア革命後の内戦
『革命と内戦のロシア 1917-21/アントニー・ビーヴァー』上下 染谷徹訳 白水社 各3900円+税
『シモーヌ・ヴェイユ まっすぐに生きる勇気』鈴木順子編訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン 1300円+税
毎日新聞 今週の本棚
1993年4月13日から1995年7月24日までの全33回は「歴史の風 書物の帆」に収録
1995年8月21日から1998年6月14日までの全38回は「暇がないから読書ができる」に収録
ただし、年末の「この3冊」は単行本未収録
2007年6月10日までは『鹿島茂の書評大全』に収録済み
月日・号 タイトル 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
309 1993年4月13日号 捕虫網の円光 奥本大三郎 平凡社
111 1993年5月10日号 ファイナル・カット スティーヴン・バック 浅尾敦則訳 筑摩書房
1993年5月24日 短評
「青の幻影 / 川本三郎」文藝春秋 1600円
323 1993年5月31日号 短評 ゴッホとモーパッサン 清水正和 皆美社 2700円
1993年5月31日 短評 →『歴史の風 書物の帆』 (111)
「ゴッホとモーパッサン / 清水正和」皆美社 2700円
1993年6月7日 短評
「わが兄バルザック / ロール・シュヴィル」大竹仁子、中村加津訳 鳥影社刊、星雲社発売 1900円
130 1993年6月28日 あさま山荘1972(上・下) 坂口弘 彩流社
328 1993年6月7日号 疾走のメトロポリス 永瀬唯 INAX・図書出版社
896 1993年6月7日号 わが兄バルザック ロール・シュルヴィル 大竹仁子・中村加津訳 鳥影社刊 星雲社発売 1900円
1993年7月5日 短評
「夜の扉 / 出口裕弘」日本文芸社 2200円
730 1993年7月26日号 時間・欲望・恐怖 アラン・コルバン 小倉孝誠・野村正人・小倉和子訳 藤原書店
1993年8月2日 →『歴史の風 書物の帆』 (131)
「ヴィクトル・ユーゴーと降霊術 / 稲垣直樹」水声社 2575円
131 1993年8月17日号 時代の病理 吉本隆明 聞き手・田原克拓 春秋社
336 1993年8月2日号 ヴィクトル・ユーゴーと降霊術 稲垣直樹 水声社 2575円
775 1993年9月6日号 二つの死闘 R.D.オールティック 井手弘之訳 国書刊行会
1993年9月13日
「フランス歩けば・・・ / 林丈ニ」廣済堂出版 2000円
895 1993年10月25日号 パサージュ論 Ⅰ「パリの原風景」 W.ベンヤミン 今村仁司・三島憲一他訳 岩波書店
967 1993年10月4日号 パリ、戦時下の風景 大崎正二 西田書店
310 1993年11月29日号 愛書家のベル・エポック アンリ・ベラルディとその時代 気谷誠 図書出版社
1993年12月27日 93年「この3冊」
「あさま山荘1972 上下 / 坂口弘」彩流社 各1900円
「パリ、戦時下の風景 / 大崎正二」西田書店 1600円
「スターリンとの日々 「犯罪社会主義」葬送譜 / 梶原智吉」武蔵野書房 2000円
133 1994年1月10日号 黒い瞳のエロス ベル・エポックの三姉妹 ドミニク・ボナ 川瀬武夫・北村喜久子訳 筑摩書房
1994年1月31日 短評
「百貨店の誕生 / 初田亨」三省堂選書 1800円
717 1994年2月14日号 日本の近代建築(上・下) 藤森照信 岩波新書
1994年2月28日 短評
「お一人きりですか? / クリスティーヌ・フェルニオ編」芳川泰久訳 筑摩書房 1980円
1994年3月7日 短評(392)
「阿部薫1949-1978」文遊社 3500円
324 1994年3月14日 横尾少年 横尾忠則昭和少年時代 横尾忠則 角川書店
392 1994年3月7日 阿部薫1949-1978 文遊社 3500円
1994年3月28日 短評
「踊る世紀 / 鈴木晶」新書館 1800円
338 1994年4月25日 出る杭はうたれる フランス人労働司祭の日本人論 アンドレ・レノレ 花田昌宣・斉藤悦則訳 岩波同時代ライブラリー
393 1994年5月16日 鏡と皮膚 芸術のミュトロギア 谷川渥 ポーラ文化研究所
426 1994年5月30日 昭和キャバレー秘史 福富太郎 河出書房新社 2200円
1994年5月30日 短評(393)
「昭和キャバレー秘史 / 福富太郎」河出書房新社 2200円
1994年6月6日 短評(442)
「有名人の法則 / 山田登世子」河出書房新社 1500円
442 1994年6月14日号 羞恥の歴史 ジャン=クロード・ボローニュ 大矢タカヤス訳 筑摩書房
499 1994年6月6日号 有名人の法則 山田登世子 河出書房新社 1500円
1994年7月4日 短評 →『歴史の風 書物の帆』 (135)
「フランス文学万華鏡 / 山田■(じゃく)」白水社 2000円
135 1994年7月12日号 夢と反乱のフォブール 1848年パリの民衆運動 喜安朗 山川出版社
776 1994年7月4日 フランス文学万華鏡 山田■(じゃく) 白水社 2000円
550 1994年8月8日 涙の歴史 A.V.ビュフォー 持田明子訳 藤原書店
312 1994年9月5日号 ビンゲンのヒルデガルトの世界 種村季弘 青土社
429 1994年10月31日号 荒俣宏コレクション 漫画と人生 荒俣宏 集英社文庫
780 1994年10月3日号 歴史の白日夢 フランス革命の18世紀 ロバート・ダーントン 海保眞夫・坂本武訳 河出書房新社
335 1994年11月28日号 状況へ 吉本隆明 宝島社
1994年12月13日 94年「この3冊」
「状況へ / 吉本隆明」宝島社 2800円
「ゴーマニズム宣言①-⑤ / 小林よしのり」扶桑社 各700円
「映画の昭和雑貨店 / 川本三郎」小学館 1500円
339 1995年1月19日 犬がころんだ 中野翠 毎日新聞社
781 1995年2月6日号 ルイ15世 ブルボン王朝の衰亡 G.P.グーチ 林健太郎訳 中央公論社
715 1995年3月6日号 服飾の中世 徳井淑子 勁草書房
326 1995年4月24日 モスクワ-ペテルブルグ縦横記 沼野充義 岩波書店
394 1995年4月4日 わが青春の「盛り場」物語 福富太郎 河出書房新社
783 1995年5月22日号 群雄創世記 信玄・氏綱・元就・家康 山室恭子 朝日新聞社
777 1995年6月19日 ナショナリズム・反ユダヤ主義・ファシズム ミシェル・ヴィノック 川上勉・中谷猛監訳 藤原書店
423 1995年7月24日 母への尋問 昭和二十年、夏 大村麻梨子 廣済堂出版
1995年8月21日号(5461)
『日本の不思議な宿/巌谷國士』平凡社
『火の見櫓の上の海 東京から房総へ』NTT出版
329 1995年8月28日 続あさま山荘1972 坂口弘 彩流社
1995年8月28日 短評
「続あさま山荘1972 / 坂口弘」彩流社 1900円
1995年9月11日号(5462)
『貧農史観を見直す/佐藤常雄、大石慎三郎編著』講談社現代新書
1995年9月18日 短評
「歴史入門 / フェルナン・ブローデル」太田出版 1600円
1995年10月9月号(5463)
『トリエステの坂道/須賀敦子』みすず書房
1995年10月9日 短評
「鏡よ、鏡よ イギリス文学人物事典 / 小池滋」筑摩書房 1700円
1995年11月6日号(5464)
『日本フォーク私的大全/なぎら健壱』筑摩書房
1995年12月12日号(5465)
『ペルソナ 三島由紀夫伝/猪瀬直樹』文藝春秋
1995年12月18日 95年「この3冊」(5466)
「郊外へ / 堀江敏幸」白水社 1800円
「漫画の時間 / いしかわじゅん」晶文社 1900円
「愛の学校 代々木忠の世界 / 山田洋一編」夏目書房 1400円
1996年1月15日 短評
「綺譚庭園 澁澤龍彦のいる風景 / 出口裕弘」河出書房新社 2800円
1996年1月15日号(5467)
『郊外へ/堀江敏幸』白水社 1800円
1996年1月22日 短評
「消えた印刷職人 / ジャン=ジル・モンフロワ」宮下志朗訳 晶文社 1900円
1996年1月29日 短評
「見ることの逸楽 / 谷川渥」白水社 2700円
1996年2月5日 短評
「「日本株式会社」を創った男 / 小林英夫」小学館 2300円
1996年2月12日(5468)
『この時代の生き方/加藤典洋』講談社
1996年2月19日 短評
「パリの調理場は戦場だった / 宇田川悟」朝日新聞社 1900円
1996年2月26日 短評
「大江戸異人往来 / タイモン・スクリーチ」高山宏訳 丸善ブックス 1700円
1996年3月4日号(5469)
『横尾忠則自伝/横尾忠則』文藝春秋
1996年3月4日 短評
「ロシア人の見た十八世紀パリ / ニコライ・カラムジン」福住誠訳
1996年3月18日 短評
「モダン都市の空間博物学 東京 / 初田亨」彰国社 2060円
1996年4月1日号(5470)
『夢の消費革命 パリ万博と大衆消費の興隆/ロザリンド・H・ウィリアムズ』吉田典子、田村真理訳
1996年4月22日号(5471)
『日本映画は、いま スクリーンの裏側からの証言/佐野眞一』TBSブリタニカ
1996年5月6日 短評
「澁澤龍彦を語る / 巌谷國士、種村季弘、出口裕弘、松山俊太郎」河出書房新社 2600円
1996年5月13日 短評
「道草散歩 / 吉本由美」NHK出版 1500円
1996年5月20日 短評
「リアリティ・トランジット / 吉見俊哉」紀伊国屋書店 2200円
1996年5月20日号(5472)
『詐欺とペテンの大百科/カール・シファキス』鶴田文訳 青土社
1996年6月17日号(5473)
『ミシュレとルネサンス/リュシアン・フェーヴル』ポール・ブローデル編 石川美子訳 藤原書店
1996年7月1日 短評
「リンボウ先生東京珍景録 / 林望」彰国社 2500円
1996年7月8日 短評
「マラリアVS人間 / ロバート・S・デソウィッツ」栗原豪彦訳 晶文社 2500円
1996年7月8日号(5474)
『回想の澁澤龍彦』澁澤龍彦全集編集委員会編 河出書房新社
1996年7月29日 短評
「だれのための仕事 / 鷲田清一」岩波書店 1500円
1996年7月29日号(5475)
『会いたかった人/中野翠』徳間書店
1996年8月5日 短評
「フランス鉄鋼業史 / 大森弘喜」ミネルヴァ書房 6695円
1996年8月26日号(5476)
『偽史冒険世界 カルト本の百年/長山靖生』筑摩書房
1996年8月13日 短評
「トーマス・クックの旅 / 本城靖久」講談社現代新書 650円
1996年9月2日 短評
「神経症者のいる文学 / 吉田城」名古屋大学出版会 3605円
1996年9月9日 短評
「アレクサンドル=デュマ / 辻昶、稲垣直樹」清水書院 620円
1996年9月23日号(5477)
『フランスことば事典/松原秀一』講談社学術文庫
1996年10月7日 短評
「大阪モダン 通天閣と新世界 / 橋爪紳也」NTT出版
1996年10月15日号(5478)
『荷風と東京 「斷腸亭日乘」私註/川本三郎』都市出版
1996年11月3日 短評
「バルザックを読む漱石 / 飯島耕一」青土社 2400円
1996年11月17日号(5479)
『ヨーロッパ人の奇妙なしぐさ/ピーター・コレット』高橋健次訳 草思社
1996年11月24日 短評
「歴史探偵の愉しみ / 半藤一利」PHP研究所 1400円
1996年12月8日号(5480)
『呪のデュマ倶楽部/アルトゥーロ・ペレス・レベルテ』大熊榮訳 集英社
1996年12月15日 96年「この3冊」(5481)
「パリふんじゃった / 尾嶋彰」文藝春秋 1700円
「消費の中の芸 / 吉本隆明」ロッキング・オン 1700円
「山県有朋 / 半藤一利」PHP文庫 600円
1996年12月22日 短評
「ホテル・アイリス / 小川洋子」学習研究社 1600円
1997年1月5日 短評
「映画の中の現代建築 / 飯島洋一」彰国社 2400円
1997年1月19日 短評
「コレデオシマイ / 山田風太郎」角川春樹事務所 1800円
1997年1月19日号(5482)
『ユイスマンス伝/ロバート・バルディック』岡谷公二訳 学習研究社
1997年1月26日 短評
「クダラン / 中野翠」毎日新聞社 1400円
1997年2月9日 短評
「世界一優雅なワイン選び / ジェラルド・アシャー」塚原正章、合田泰子訳 集英社文庫 980円
1997年2月23日号(5483)
『オークションこそわが人生/ロバート・ウーリー』新井雅代訳 白水社
1997年3月2日 短評
「文学の皮膚 ホモ・エステティクス / 谷川渥」白水社 2266円
1997年3月9日 短評
「進駐軍時代と車たち / 車屋四六」グリーンアロー出版社 2000円
1997年3月16日号(5484)
『どこ吹く風/丸谷才一』講談社
1997年4月6日 短評
「もう一度逢いたい / 森繁久彌」朝日新聞社 1300円
1997年4月6日号(5485)
『ドビュッシー 想念のエクトプラズム/青柳いづみこ』東京書籍
1997年4月20日 短評
「中上川彦次郎の華麗なる生涯 / 砂川幸雄」草思社 1900円
1997年4月27日 短評
「眠りなき狙撃者 / ジャン=パトリック・マンシェット」中条省平訳 学習研究社 1942円
1997年5月4日号(5486)
『ナポレオンの死/シモン・レイス』堀茂樹訳 東京創元社
1997年5月18日
「ラブレー周遊記 / 宮下志朗」東京大学出版会 2900円
1997年6月1日
「恋文の香り / 出久根達郎」文藝春秋 1619円
1997年6月1日号(5487)
『月の家族/島尾伸三』晶文社
1997年6月8日 短評
「絹 / アレッサンドロ・バリッコ」鈴木昭裕訳 白水社 1600円
1997年6月15日 短評
「闘うフィガロ ボーマルシェ一代記 / 鈴木康司」大修館書店 2400円
1997年6月22日 短評
「ぼくのワイン・ストーリー / 羽仁進」中公文庫 743円
1997年6月29日 短評
「マイブームの魂 / みうらじゅん」毎日新聞社 1400円
1997年6月29日号(5488)
『藤村のパリ/河盛好蔵』新潮社
1997年7月27日号(5489)
『魯庵の明治/内田魯庵』山口昌男、坪内祐三編 講談社文芸文庫
1997年8月24日号(5490)
『人間関係/篠山紀信』マガジンハウス
1997年9月7日 短評
「徘徊老人の夏 / 種村季弘」筑摩書房 1800円
1997年9月21日 短評
「南方特別留学生が見た戦時下の日本人」倉沢愛子編著 草思社 1900円
1997年9月21日号 小説らしい小説をじっくりと味わえる(5491)
『シスター・キャリー(上・下)/ドライサー』村山淳彦訳 岩波文庫
1997年10月5日 短評
「VIDEO まっしぐら / 中野翠、石川三千花」主婦の友社 1000円
1997年10月19日号 劇薬だが、強烈な効き目を持つ中国論(5492)
『妻も敵なり 中国人の本能と情念/岡田英弘』クレスト社
1997年10月26日 短評
「ファッションの技法 / 山田登世子」講談社現代新書 640円
1997年11月2日 短評
「ドイツ「素人医師」団 / 服部伸」講談社選書メチエ 1456円
1997年11月9日 短評
「想い出のゴロニャン / 安部譲二」どうぶつ出版 1400円
1997年11月16日 短評
「この役立たず! ホリイのずんずん調査 / 堀井憲一郎」文藝春秋 1429円
1997年11月16日号 オーウェルがいてくれたありがたさ(5493)
『人間ジョージ・オーウェル(上・下)/マイクル・シェルダン』新庄哲夫訳 河出書房新社
1997年11月23日 短評
「西洋の落語 ファブリオーの世界 / 松原秀一」中公文庫 743円
1997年12月7日 短評
「服が掟だ! / 石川三千花」文藝春秋 1524円
1997年12月14日号 鴎外が鮮やかにたちあらわれてくる(5494)
『鴎外の坂/森まゆみ』新潮社
1997年12月21日 97年「この3冊」(5495)
「鴎外の坂 / 森まゆみ」新潮社 1800円
「月の家族 / 島尾伸三」晶文社 2100円
「侯爵サド / 藤本ひとみ」文藝春秋 1810円
1998年1月4日 短評
「ヨーロッパのおもしろい博物館 / 宇田川悟」リブロポート 1900円
1998年1月11日 短評
「北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大 / 山内進」講談社選書メチエ 1553円
1998年1月18日 短評
「今日からちょっとワイン通 / 山田健」草思社 1400円
1998年1月25日 短評
「天津の日本少年 / 八木哲郎」草思社 1800円
1998年1月25日号 20世紀最大のミューズを鮮やかに描く(5496)
『ガラ 炎のエロス/ドミニク・ボナ』岩切正一訳 筑摩書房
1998年2月8日 短評
「中華料理の文化史 / 張競」ちくま新書 660円
1998年2月15日 短評
「パリ歴史の風景 / 饗庭孝男編」山川出版社 2600円
1998年2月22日 短評
「フランス悲劇女優の誕生 / 戸張規子」人文書院 2100円
1998年2月22日号 19世紀パリ社会の迫力ある証言(5497)
『ある出稼石工の回想/マルタン・ナド』喜安朗訳
1998年3月1日 短評
「心ときめかす / 四方田犬彦」晶文社 1900円
1998年3月15日 短評
「デカルトの鏡 / 金塚貞文」河出書房新社 1800円
1998年3月22日号 興味深いエピソード満載の本
『世界食物百科 起源・歴史・文化・料理・シンボル
1998年4月5日 短評
「癌の歴史 / ピエール・ダルモン」河原誠三郎ほか訳 新評論 6000円
1998年4月19日号 無能なエリート集団が起こした悲劇
『ノモンハンの夏
1998年5月10日 短評
「パリ万博音楽案内 / 井上さつき」音楽之友社 1800円
1998年5月17日 短評
「乳いろの花の庭から / 高遠弘美」ふらんす堂 2700円
1998年5月17日号 記憶の中の本を介した自叙伝
『遠い朝の本たち
1998年5月31日 短評
「舌の先まで出かかった名前 / パスカル・キニャール」高橋啓訳 青土社 2200円
1998年6月7日 短評
「パリの亡命者たち / 山本耕二」草の根出版会 2200円
1998年6月14日号 これが元祖「新解さん入門講座」
『新解さんの読み方
1998年6月28日 短評
「佐保神の別れ / 井上明久」河出書房新社 1800円
1998年7月5日 短評
「寵姫ロクセラーナ / 澁澤幸子」集英社 1600円
1998年7月12日 孤独な彷徨が生んだ三〇年代の奇跡
「パリ・貧困と街路の詩学 1930年大外国人芸術家たち / 今橋映子」都市出版 4600円
1998年8月2日
「聖アントニウスの夜 / 藤本ひとみ」講談社 1500円
1998年8月9日 戦後日本の「欲望」とは何だったか
「カリスマ 中内とダイエーの「戦後」 / 佐野眞一」日経BP 1900円
1998年8月16日 短評
「豪華列車はケープタウン行 / 宮脇俊三」文藝春秋 1143円
1998年8月23日 短評
「なぜフランス人は自信満々なのか / 倉田保雄」海竜社 1500円
1998年9月6日 短評
「常識のウソ 277 / W.クレーマー、G.トレンクラー」畔上司・赤根洋子訳 文春文庫 667円
1998年9月6日 世紀末文化に新しい光を当てる(5752)→『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「リゾート世紀末 / 山田登世子」筑摩書房 3900円
1998年9月27日 短評
「黄昏かげろう座 / 久世輝彦」角川春樹事務所 1900円
1998年10月4日 極上の葡萄酒のような味わいのエッセイ
「おぱらばん / 堀江敏幸」青土社 1900円
1998年11月1日 「消費」の側から仏小説をとらえる
「読書の首都パリ / 宮下志朗」みすず書房 3200円
1998年11月15日 短評
「沈黙を超えて生きる / F.ヴィガン、S.ヴィガン」中山眞彦訳 主婦と生活社 1400円
1998年11月22日 短評
「三都古書店グラフィティ / 池谷伊佐夫」東京書籍 1600円
1998年11月29日 砒素による毒殺に独自の新解釈 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「ナポレオン暗殺 セント=ヘレナのミステリー / ルネ・モーリ」石川宏訳 大修館書店 2800円
1998年12月6日 短評
「カフェ・ド・フロールの黄金時代 / クリストフ・デュラン=ブバル」大村真理子訳 中央公論社 1600円
1998年12月17日 「蒐集」は世界を変えうるか?
「蒐集 / ジョン・エルスナー、ロジャー・カーディナル編」高山宏、富島美子、浜口稔訳 研究社 4600円
1998年12月20日 98年「この3冊」
「宿命「よど号」亡命者たちの秘密工作 / 高沢皓司」新潮社
「一瞬の光、一瞬の闇 / 斎藤忠徳」兼六社出版 2800円
「春画 片手で読む江戸の絵 / タイモン・スクリーチ」高山宏訳 講談社選書メチエ 1700円
1999年1月10日 短評
「人間、「うつ」でも生きられる / 谷沢永一」講談社 1500円
1999年1月24日 短評
「変貌するフランス 個人・社会・国家 / 西永良成」NHKブックス 870円
1999年1月31日 「シェーン」はどこから来たのか(5748) →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「世界人名ものがたり 名前でみるヨーロッパ文化 / 梅田修」講談社現代新書 660円
1999年2月21日 短評
「著作権の誕生 フランス著作権史 / 宮澤溥明」日本ユニ著作権センター/大田出版 2800円
1999年2月28日 辞書にはない真実をついた定義
「「社交界」たいがい / 山本夏彦」文藝春秋 1429円
1999年3月14日 短評
「明るいクヨクヨ教 / 東海林さだお」文藝春秋 1048円
1999年3月28日 「働くこと」への勇気を与えてくれる
「痛快!経済学 / 中谷巌」集英社インターナショナル 1700円
1999年4月18日 短評
「名画とファッション / 深井晃子」小学館 1700円
1999年4月25日 待望久しい「人間的」経済史
「日本の近代11 企業家たちの挑戦 / 宮本又郎」中央公論新社 2400円
1999年5月9日 短評
「B級学【マンガ編】 / 唐沢俊一」海拓社 1400円
1999年5月23日 すさまじい3人の葛藤と挫折
「つむじ風 『突然炎のごとく』の真実の物語 / マンフレット・フリュッゲ」和泉勇訳 みすず書房
1999年5月30日 短評
「世界の十大小説プラスワン / 谷沢永一」集英社インターナショナル 1300円
1999年6月13日 短評
「イメージの詩人 評伝ジュール・ルナール / 柏木隆雄」臨川選書 2500円
1999年6月20日 合理化がもたらしている脱人間化現象 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「マクドナルド化する社会 / ジョージ・リッツア」正岡寛司監訳 早稲田大学出版部 3500円
1999年6月20日 短評
「図書館であそぼう / 辻由美」講談社現代新書
1999年6月27日 短評 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「バルザックの世界 / 石井晴一」第三文明社
1999年7月4日号 短評
「セント・ヘレナ日記抄 / ラス・カーズ編」小宮正弘訳 潮出版社 933円
1999年7月18日 19世紀フランス社会の忠実な鏡 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「ルテーチア フランスの政治、芸術および国民生活についての報告 / ハインリヒ・ハイネ」木庭宏他訳 松籟社 3600円
1999年7月18日号 短評
「デパートB1物語 / 吉田菊次郎」平凡社新書 660円
1999年7月25日 短評
「ガツン! / 安部譲二」主婦の友社/角川書店 1400円
1999年8月1日 短評
「倫敦赤毛布見物 / 出久根達郎」文藝春秋 1524円
1999年8月15日 この上なく貴重な時代の証言集
「流行人類学クロニクル / 武田徹」日経BP 3500円
1999年8月22日 短評
「ガールアート ピンナップの女神たち / 荒俣宏」集英社 2800円
1999年9月12日 顔の科学確立の有効な方法を示唆する
「顔を読む 顔学への招待 / レズリー・A・ゼブロウィッツ」羽田節子、中尾ゆかり訳 大修館書店 2500円
1999年9月12日 短評
「ベルリンの秋 / 春江一也」上・下 集英社インターナショナル 1600円
1999年9月19日 短評
「辺境の館 / パスカル・キニャール」高橋啓訳 青土社 1900円
1999年10月3日 短評
「フランスはやっぱりおいしい / 宇田川悟」TBSブリタニカ
1999年10月17日 ものを考えるのに必要な「遊び心」
「思考のレッスン / 丸谷才一」文藝春秋 1238円
1999年11月14日 おもろうてやがて悲しき関西論
「マイブームの塔 / みうらじゅん」毎日新聞社 1400円
1999年11月28日 短評
「シャープなリンゴとルーズなトマト / 多賀敏行」小学館 720円
1999年12月12日 『人間喜劇』の最高の主役を描ききる →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「バルザック伝 / アンリ・トロワイヤ」尾河直哉訳 白水社 4200円
1999年12月19日 1999年「この3冊」
「今日も映画日和 / 和田誠、川本三郎、瀬戸川猛資」文藝春秋 1905円
「年表で読む二十世紀思想史 / 八代梓」講談社 2200円
「豊乳肥臀 上下 / 莫言」吉田富夫訳 平凡社 各2000円
2000年1月23日 原点は好奇心と見世物的演出
「科学と科学教育の源流 / 板倉聖宣」仮説社 2300円
2000年2月27日 数奇な人生を生きた伝説の美女 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「高級娼婦 リーアヌ・ド・プージィ / ジャン・シャロン」小早川捷子 作品社 2800円
2000年3月19日 「層状効果」が生み出す魅力を伝える →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「パリ歴史地図 / ジャン=ロベール・ピット編」木村尚三郎監訳 東京書籍 12000円
2000年3月26日 短評
「日本に恋した台湾人 / 謝雅梅」総合法令出版 1400円
2000年4月16日 史実を踏まえ大胆華麗に描き出す(5754) →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「スーツの神話 / 中野香織」文春新書 720円
2000年5月14日 縁の下の力持ちたちの「人間喜劇」
「戦後「翻訳」風雲録 翻訳者が神々だった時代 / 宮田昇」本の雑誌社 2200円
2000年6月11日 あらゆる学問に通じる方法論の宝庫
「二枚の絵 / 高階秀爾、平山郁夫、丸谷才一、和田誠編」毎日新聞社 2800円
2000年7月16日 「知のイデオロギー」の崩壊後に
「大学講義 野望としての教養 / 浅羽通明」時事通信社 2200円
2000年8月13日 浮かび上がる戦後日米関係の闇
「東京アンダーワールド / ロバート・ホワイティング」松井みどり訳 角川書店 1900円
2000年9月10日 論理的な解釈で現代的になった「聖典」
「論語の新しい読み方 / 宮崎市定」礪波護編 岩波現代文庫 1000円
2000年10月1日 短評
「大衆新聞と国民国家 / 奥武則」平凡社選書 2400円
2000年10月8日 善政と好色で人気の帝王の実態 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「アンリ4世 自由を求めた王 / フランソワ・バイル」幸田礼雅訳 新評論 7000円
2000年10月15日 短評
「マレの街かど パリ歴史散歩 / アレックス・カーメル」中川美和子訳 白水社 1900円
2000年10月22日短評
「日本創業者列伝 企業立国を築いた男たち / 加来耕三」学陽書房人物文庫 700円
2000年11月5日 20世紀が生んだ新しい女神の姿 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「セクシーガールの起源 / 荒俣宏」朝日新聞社 3400円
2000年12月3日 その人生の暗部を解明する決定的評伝
「ピカレスク 太宰治伝 / 猪瀬直樹」小学館 1600円
2000年12月24日 (2000年「この3冊」書評者が選ぶ)
「ヨーロッパ人名語源事典 / 梅田修」大修館書店 5400円
「アール・ヌーヴォー フランス世紀末と『装飾芸術』の思想 / デボラ・シルヴァーマン」天野知香、松岡新一郎訳、青土社 5800円
「タイタン ロックフェラー帝国を造った男(上・下) / ロン・チャーナウ」井上廣美訳 日経BP 各2700円
2001年1月7日 通貨を巡る官と民のだまし合い
「ゲルマン紙幣一億円 / 渡辺房男」講談社 1800円
2001年2月4日 活動屋魂が傑作群を生んだ
「日活ロマンポルノ全史 / 松島利行」講談社 2800円
2001年2月25日
「悩み多きペニスの生涯と仕事 / ボー・コールサート」江間那智雄訳 草思社 1500円
2001年3月4日 まず疑うべきは版元と編集者だ
「だれが本を殺すのか / 佐野眞一」プレジデント社 1800円
2001年4月1日 日本の青春時代描く「群像評伝」の傑作(2085) →『鹿島茂の書評大全 和物篇』
「慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り / 坪内祐三」マガジンハウス 2900円
2001年4月29日 明晰な鈴木道彦訳なら最後まで読める
「失われた時を求めて 全13巻 / マルセル・プルースト」鈴木道彦訳 集英社 各4571-4800円
2001年5月27日 かゆい所に手が届く画期的辞書
「ラルース 仏和辞典」三宅徳嘉、六鹿豊監修 白水社
2001年6月24日 人口減少が導く驚くべき経済予想 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「人口ピラミッドがひっくり返るとき / ポール・ウォーレス」高橋健次訳 草思社 1900円
2001年7月22日 超絶奇人の思想形成をたどる →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「シャルル・フーリエ伝 / ジョナサン・ビーチャー」福島知己訳 作品社 6800円
2001年8月19日 神さまは、お客様です
「神道の逆襲 / 菅野覚明」講談社現代新書 720円
2001年9月16日 想像力と神話と宗教の源泉だった →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「ペニスの文化史 / マルク・ボナール、ミシェル・シューマン」藤田真利子訳 作品社 2800円
2001年10月21日 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「18世紀パリ市民の私生活 名高くも面白おかしい訴訟事件」アルフレッド・フランクラン編著 北澤真木訳 東京書籍
2001年11月18日 ラディカリズムを決定的に総括する
「青春の終焉 / 三浦雅士」講談社 2800円
2001年12月16日 短評
「この一瞬の響きに ピアニスト飯吉馨から学んだこと / 齋藤冨佐子」春秋社 1900円
2001年12月16日 自己啓発セミナー主催者の素顔
「ワンダーゾーン / 福本博文」文藝春秋 1619円
2001年12月23日 '01年「この3冊」書評者が選ぶ
「評伝プルースト 上下 / ジャン=イヴ・タディエ」吉川一義訳 筑摩書房 上9800円・下11000円
「ロートレアモン全集 全1巻」石井洋二郎訳 筑摩書房 9500円
「シャルル・フーリエ伝 / ジョナサン・ビーチャー」福島知己訳 作品社 6800円
2002年1月27日 それは占領政策にも生かされた
「日本兵捕虜は何をしゃべったか / 山本武利」文春新書 680円
2002年2月10日 短評
「赤の文書 / ユベール・ド・マクシミー」篠田勝英訳 白水社 1800円
2002年2月24日 『女の一生』から性解放まで描く心性史 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「「恋」(フラート)の世紀 男と女のタブーの変遷 / ファビエンヌ・カスタ=ローザ」吉田春美訳 原書房 2800円
2002年3月3日 短評
「剽窃の弁明 / ジャン=リュック・エニグ」尾河直哉訳 現代思潮新社 2400円
2002年3月31日 人道主義が植民地化を支えた →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「フランス植民地主義の歴史 / 平野千果子」人文書院 2800円
2002年4月28日 文壇バーという名の「地獄」巡り
「文壇 / 野坂昭如」文藝春秋 1476円
2002年5月5日 短評
「風俗営業取締り / 永井良和」講談社選書メチエ 1600円
2002年5月26日 驚くべき劣悪な環境の勇気ある告発 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「パリ・サンテ刑務所 主任女医7年間の記録 / ヴェロニック・ヴァスール」青木広親訳 集英社 1700円
2002年7月7日 今も続く奴隷制を考えるヒント →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「奴隷商人ソニエ / 小川了」山川出版社 1900円
2002年8月11日 まず、ポツダム宣言全文を読んでみる
「秘録 東京裁判 / 清瀬一郎」中公文庫ビブロ 857円
2002年8月18日 短評
「花火屋の大将 / 丸谷才一」文藝春秋 1333円
2002年9月1日 人生も小説化した小説家の一生
「ひどい感じ 父・井上光晴 / 井上荒野」講談社 1600円
2002年9月8日 短評
「朗読の楽しみ 美しい日本語を体で味わうために / 幸田弘子」光文社 1400円
2002年10月6日 ワイドショー時代の幕を開けた男 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの生涯 / デイヴィッド・ナソー」井上廣美訳 日経BP社 5800円
2002年11月3日 恐るべし、「批評家」岡本太郎
「芸術と青春 / 岡本太郎」光文社知恵の森文庫 514円
2002年11月24日 短評
「旬の魚はなぜうまい / 岩井保」岩波新書 700円
2002年12月1日 絶妙の要約、書評という快感
「背たけに合わせて本を読む / 向井敏」文藝春秋 2268円
2002年12月8日 短評
「勝見洋一の美食講座 / 勝見洋一」海竜社 1500円
2002年12月22日 '02年「この3冊」
「匂いのエロティシズム / 鈴木隆」集英社新書 680円
「日本酒を味わう 田崎真也の仕事 / 田崎真也」朝日選書 1000円
「無敵のラーメン論 / 大崎裕史」講談社現代新書 680円
2003年1月19日 猥雑で下品なもうひとつのフランス
「フランシヨン滑稽物語 / シャルル・ソレル」渡辺明正訳 国書刊行会 7200円
2003年2月16日 名利への執着と表裏一体の潔さ
「よみがえる武士道 / 菅野覚明」PHP研究所 1600円
2003年2月23日号 短評
「純米酒を極める / 上原弘」光文社新書 750円
2003年3月16日 生きるのが大好きだった人間性観察家
「一寸先はヤミがいい / 山本夏彦」新潮社 1600円
「最後の波の音 / 山本夏彦」文藝春秋 1600円
2003年3月30日 短評
「昭和ジュークボックス / 森まゆみ」旬報社 1600円
2003年4月13日 妻が語る呪われた大作家の実像 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「セリーヌ 私の愛した男 / リュセット・デトゥーシュ、ヴェロニック・ロベール」高坂和彦訳 河出書房新社 2000円
2003年5月11日 西欧のライオンが横を向く理由(5749) →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「王を殺した豚 王が愛した象 / ミシェル・パストゥロー」松村恵理、松村剛訳 筑摩書房 2400円
2003年6月15日 こんな人たちも日本にはいる
「異郷に生きるⅡ 来日ロシア人の足跡 / 中村貴和ほか」成文社 2800円
2003年7月20日 会社との仁義なき戦いが生んだ傑作
「映画はやくざなり / 笠原和夫」新潮社 1500円
2003年8月17日 農村的エートス終えんとともに
「教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 / 竹内洋」中公新書 780円
2003年9月28日 「エロと愛と煩悩」の奥深い考察
「LOVE / みうらじゅん」世界文化社 1300円
「PEACE / みうらじゅん」世界文化社 1300円
2003年10月19日 「善意と奉仕」よりビジネスの理念を
「福祉を変える経営 / 小倉昌男」日経BP社 1300円
2003年11月23日 鉄道と天皇の不思議な関係
「鉄道ひとつばなし / 原武史」講談社現代新書 740円
2003年12月21日 2003年「今年の3冊」
「シャルル・ボードレール / クロード・ピショワ、ジャン・ジーグレール」渡辺邦彦訳 作品社 6800円
「革命家の告白 二月革命史のために / ピエール=ジョゼフ・プルードン」山本光久訳 作品社 7800円
「アルフレッド・ジャリ 『ユビュ王』から『フォーストロール博士言行録』まで / ノエル・アルノー」相磯佳正訳 水声社 6000円
2004年1月11日 個性的「日本の男」が支持するもの
「男性誌探訪 / 斎藤美奈子」朝日新聞社 1400円
2004年2月15日 アウトローから見た全く別の歴史
「博徒の幕末維新 / 高橋敏」ちくま新書 740円
2004年3月21日号 地下室は「生」屋根裏部屋は「死」
「イデーの鏡 / ミシェル・トゥルニエ」宮下志朗訳 白水社 2400円
2004年4月18日号 男女の営み説く古代中国健康法
「医心方 巻二十八 房内編」丹波康頼撰、槇佐知子全訳精解 筑摩書房 21000円
2004年5月23日 贅肉を削ぎ落とした明晰な訳文
「ムッシュー・テスト / ポール・ヴァレリー」清水徹訳 岩波文庫 525円
2004年6月20日号 変身願望のたまもの 紀元前から →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「コルセットの文化史 / 古賀令子」青弓社 2100円
2004年8月1日 マニア以外のための道具としての思想
「アナーキズム / 浅羽通明」ちくま新書 945円
「ナショナリズム / 浅羽通明」ちくま新書 945円
2004年9月5日 凡人の悩みに答える人生知とは
「街場の現代思想 / 内田樹」NTT出版 1470円
2004年10月3日 歴史の闇、ナチ利用の「革命」浮き彫りに →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「ヴィシー時代のフランス / ロバート・O・バクストン」渡辺和行、剣持久木訳 柏書房 5460円
2004年11月7日 試行錯誤、先入観・・・・科学者の素顔
「発明家の仕事 ファーブル博物記6 / ジャン・アンリ・ファーブル」松原秀一訳 岩波書店 3780円
2004年12月12日 画題中心の構成 日本人の誤解解く
「印象派美術館」島田紀夫監修 小学館 8400円
2004年12月19日 今週の本棚 2004年「この3冊」(5036)
「ヴィシー時代のフランス / ロバート・O・バクストン」渡辺和行、剣持久木訳 柏書房 5460円
「大俳優 丹波哲郎 / 丹波哲郎、ダーティ工藤」ワイズ出版 3990円
「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね / 岡崎京子」平凡社 1260円
2005年2月6日 「読み進ませる力」みなぎる新訳
「ガルガンチュワ ガルガンチュアとパンタグリュエルⅠ / フランソワ・ラブレー」宮下志朗訳 ちくま文庫 1365円
2005年3月20日 デカダン派の巨峰が描く魔性の美女
「悪魔のような女たち / バルベー・ドールヴィイ」中条省平訳 ちくま文庫 1365円
2005年4月24日 人間の苦悩と悲しみ描く渾身の作
「哀歌 / 曽野綾子」上・下 毎日新聞社 各1680円
2005年5月29日 印欧語との類似説く画期的起源論
「日本語はどこから生まれたか / 工藤進」KKベストセラーズ・ベスト新書 819円
2005年7月3日 少子化日本を勇気づける?「女の一生」学 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「Woman 女性のからだの不思議 / ナタリー・アンジェ」上・下 中村桂子、桃井緑美子訳 綜合社/集英社 各1995円
2005年8月14日 「お主も悪よのぉ」には訳があった
「代官の日常生活 江戸の中間管理職 / 西沢淳男」講談社選書メチエ 1680円
2005年9月11日 南洋開拓にかけた家族のドラマ
「日本領サイパン島の一万日 / 野村進」岩波書店 2100円
2005年10月23日 至芸の語り口 全読書人に贈る書評集
「いろんな色のインクで / 丸谷才一」マガジンハウス 1995円
2005年11月27日 名作を生み日本語を変えた創意工夫
「明治大正 翻訳ワンダーランド / 鴻巣友季子」新潮新書 714円
2005年12月18日 2005年「この3冊」
「ペルセポリス Ⅰイランの少女マルジ Ⅱマルジ、故郷に帰る / マルジャン・サトラピ」園田恵子訳 バジリコ Ⅰ1470円 Ⅱ1575円
「希望格差社会 「負け組」の絶望感が日本を引き裂く / 山田昌弘」筑摩書房 1995円
「異物 / 玄月」講談社 1890円
2006年1月15日 精神科医が説くゲーム、ネットという麻薬
「脳内汚染 / 岡田尊司」文藝春秋 1680円
2006年2月19日 時代を変えた狂信的右翼の系譜
「天皇と東大 / 立花隆」上下 文藝春秋 各2800円
2006年3月26日 息子が語る名訳者の「子ども心」
「星の王子の影とかたちと / 内藤初穂」筑摩書房 2940円
2006年4月30日 18世紀の民衆意識伝える性的自叙伝 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「わが人生の記 十八世紀ガラス職人の自伝 / ジャック=ルイ・メネトラ」喜安朗訳 白水社 7770円
2006年6月4日 メートル原器は改竄データで作られた →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「万物の尺度を求めて メートル法を定めた子午線大計測 / ケン・オールダー」吉田三知世訳 早川書房 2940円
2006年7月9日 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「ヴェルレーヌ伝 / アンリ・トロワイヤ」沓掛良彦、中島淑恵訳 水声社
2006年8月13日 抹殺を無限増殖させる「正義」の独善 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「共産主義黒書 犯罪・テロル・抑圧 <コミンテルン・アジア篇?> / ステファヌ・クルトワ他著」高橋武智訳 恵雅堂出版 3150円
2006年9月17日 非ユダヤ人が嫉妬した超絶思考法
『私家版・ユダヤ文化論/内田樹』文春新書 788円
2006年10月22日 ペストと戦争が英語を世界語にした →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「西欧言語の歴史 / アンリエット・ヴァルテール」平野和彦訳 藤原書店 6090円
2006年11月26日 石工の団体が「異端」とされるまで(4908)
「入門 フリーメイスン全史 偏見と真実 / 片桐三郎」アムアソシエイツ 2310円
2006年12月17日 2006年「この3冊」
「愛の新世界 / シャルル・フーリエ」福島知己訳 作品社 8190円
「西欧言語の歴史 / アンリエット・ヴァルテール」平野和彦訳 藤原書店 6090円
「美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉 / 長谷川郁夫」河出書房新社 6090円
2007年1月14日 バレンタインチョコ起源は媚薬?(5750) →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「ヨーロッパ祝祭日の謎を解く / アンソニー・F・アヴェニ」勝貴子訳 創元社
2007年2月25日 20枚の録音盤から浮かび上がる謎
「盗聴 二・ニ六事件 / 中田整一」文藝春秋 1750円
2007年4月1日 女性の知られざる「赤ちゃん戦略」 →『鹿島茂の書評大全 洋物篇』
「ウーマンウォッチング / デズモンド・モリス」常盤新平訳 小学館 3675円
2007年5月6日 大文豪の奇書に挑んだ名訳
「艶笑滑稽譚 / オノレ・ド・バルザック」石井晴一訳 岩波書店 12600円
2007年6月10日 20世紀フランス知識人めぐる「時」の審判
「知識人の時代 バレス/ジッド/サルトル / ミシェル・ヴィノック」塚原史ほか訳 紀伊國屋書店 6930円
(↑ここまで『鹿島茂の書評大全』収録済み)
(↓ここから『書評家人生』収録)
2007年7月22日 「女系歴史学」から見る上層集団
「華族家の女性たち / 小田部雄次」小学館 2310円
2007年8月26日 あぶり出された背後の思惑(2997)
「靖国戦後秘史 A級戦犯を合祀した男 / 毎日新聞「靖国」取材班」毎日新聞社 1575円
2007年9月30日 それはブルジョワの自己嫌悪だった(2998)
「幻想の過去 20世紀の全体主義 / フランソワ・フュレ」楠瀬正浩訳 バジリコ 5775円
2007年11月4日 日本版の実録《人間喜劇》
「反転 闇社会の守護神と呼ばれて / 田中森一」幻冬舎 1785円
2007年12月9日 2007年「この3冊」(2999)
「知識人の時代 バレス/ジッド/サルトル / ミシェル・ヴィノック」塚原史ほか訳 紀伊國屋書店 6930円
「幻想の過去 20世紀の全体主義 / フランソワ・フュレ」楠瀬正浩訳 バジリコ 5775円
「ゴルドーニ喜劇集 ゴルドーニ」齋藤泰弘訳 名古屋大学出版会 8400円
2007年12月16日 歴史を単純化する「定説」を解体(3160)
「昭和十年代の陸軍と政治 軍部大臣現役武官制の虚像と実像 / 筒井清忠」岩波書店 2730円
2008年1月13日(14)
「水声通信 21号」水声社 1050円
2008年2月10日 経験の仕方、方法論を教えるものこそ(2641)
「文明としての教育 / 山崎正和」新潮新書 714円
2008年2月17日 短評(2642)
「芸術新潮 2月号」新潮社 1400円
2008年3月16日 前衛芸術家の「交差点」に位置して(2644)
「マン・レイ自伝 セルフ・ポートレイト / マン・レイ」千葉成夫訳 文遊社 3990円
2008年3月30日(3161)
「料理王国 4月号」料理王国社 970円
2008年4月27日
「AVANTGARDE 第5号」インテラート 2415円
2008年5月4日 『源氏物語』特集 簡潔さは晶子訳、情感では寂聴訳(2643)
2008年6月8日 「欠如ゆえの過剰防衛」の秘密(2645)
「漱石 母に愛されなかった子 / 三浦雅士」岩波新書 777円
2008年7月13日 「主義者殺し」か、合理主義的道徳家か(2646)
「甘粕正彦 乱心の曠野 / 佐野眞一」新潮社 1995円
2008年8月17日 知られざる「最も優れた敗者」の素顔
「ルイ16世 上・下 / ジャン=クリスチャン・プテイフィス」小倉考誠監修、玉田敦子他訳 中央公論新社 各3990円
2008年9月28日 大の日記マニアが描くもう一つの出版史
『自己中心の文学 日記が語る明治・大正・昭和 / 青木正美』博文館新社 2625円
2008年11月2日 抑圧に取り憑かれた中世教会
『歴史におけるエロス / G・R・テイラー』岸田秀訳 新書館 3990円
2008年12月14日 2008年「この3冊」
『ルイ16世 上・下 / ジャン=クリスチャン・プテイフィス』小倉考誠監修、玉田敦子他訳 中央公論新社 各3990円
『甘粕正彦 乱心の曠野 / 佐野眞一』新潮社 1995円
『内村剛介ロングインタビュー 生き急ぎ、感じせく 私の二十世紀』陶山幾朗編集・構成 恵雅堂出版 2940円
2008年12月21日 二つの言語がはぐくんだ詩人の相貌
『ロートレアモン 越境と創造 / 石井洋二郎』筑摩書房 8190円
2009年2月1日 なぜ自家装丁文化が日本にないのか(4909)
『西洋製本図鑑 / ジュゼップ・カンブラス』市川恵里訳 雄松堂出版 6930円 →amazon
2009年3月15日 官能的な肉体に宿った自省的知性
『ポール・ヴァレリー 1871-1945 / ドニ・ベルトレ』松田浩則訳 法政大学出版局 9240円
2009年5月10日 理性の斜面から挑んだフーリエ思想
『科学から空想へ よみがえるフーリエ / 石井洋二郎』藤原書店 4410円
2009年7月5日 二十一世紀的に蘇る成熟拒否の大作
『自由への道1 / サルトル』海老坂武、澤田直訳 岩波文庫 798円
2009年8月9日 パリ万博が音楽に与えた知られざる影響
『音楽を展示する / 井上さつき』法政大学出版局 4830円
2009年9月6日 エスプリに満ちた時事コラム集
『貘の舌 / 内田魯庵』ウェッジ文庫 780円
2009年10月4日 「世界が一変」ロマンチック史観の解体(3162)
『ナポレオン帝国 / ジェフリー・エリス』杉本淑彦・中山俊訳 岩波書店 2730円
2009年12月6日 オタク小説としてよみがえる『死霊』(埴谷雄高生誕100年特集)(3163)
2009年12月13日 2009年「この3冊」
『ラブレー 笑いと叡智のルネサンス / マイケル・A・スクリーチ』平野隆文訳 白水社 2万1000円
『スターリンとヒットラーの軛のもとで 二つの全体主義 / マルガレーテ・ブーバー=ノイマン』林晶訳 ミネルヴァ書房 3990円
『新時代人 フランス現代文化史メモワール / ジャン=ポール・アロン』桑田禮彰・安部一智・時崎裕工訳 新評論 3990円
2010年2月7日 人口の停滞期に坂本龍馬は現れない(203)
『歴史人口学研究 新しい近代日本像 / 速水融』藤原書店 9240円
2010年4月11日 助動詞「む」は「will」から類推せよ(195)
『古文の読解 / 古西甚一』ちくま学芸文庫 1575円
2010年5月16日 思想書一巻をもしのぐ凝縮された一行(519)
『マラルメ全集Ⅰ 詩・イジチュール/マラルメ』松室三郎・菅野昭正・清水徹・阿部良雄・渡辺守章編 筑摩書房 1万9,950円
2010年7月11日 ばらは窓からばらまかれる汚水で枯れた(225)
『ヴェルサイユ宮殿に暮らす / ウィリアム・R・ニュートン』北浦春香訳 白水社 2520円
2010年8月22日 19世紀のオタクと現代をつなぐ「流体」(670)
『ユイスマンスとオカルティズム / 大野英士』新評論 5985円
2010年10月10日 王弟謀殺がなぜ大混乱を招いたのか(361)
『オルレアン大公暗殺 中世フランスの政治文化/ベルナール・グネ』佐藤彰一・畑奈保美訳 岩波書店 5145円
2010年12月12日 2010年「この三冊」(375)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
マラルメ全集Ⅰ 詩・イジチュール マラルメ 松室三郎・菅野昭正・清水徹・阿部良雄・渡辺守章訳 筑摩書房 19950円
失われた時を求めて1 スワン家の方へ Ⅰ プルースト 吉川一義訳 岩波文庫 945円
ユイスマンスとオカルティズム 大野英士 新評論 5895円
2011年1月9日号 飽食と格差の都を描いた"予言"の書 (552)
『パリ 上・下 / エミール・ゾラ』竹中のぞみ訳 白水社 各3360円
2011年2月13日号 未知に挑んだ社会学者の「自伝ならざる自伝」(646)
『自己分析 / ピエール・ブルデュー』加藤晴久訳 藤原書店 2940円
2011年4月3日号 疎外されつつ誠実に生きた「異邦人」(674)
『カミュ ガリマール新評伝シリーズ世界の傑物6 / ヴィリジル・タナズ』神田順子・大西比佐代訳 祥伝社 1995円
2011年6月5日号 銀幕に名訳を刻んだ異才 知られざる素顔(882)
『字幕の名工 秘田余四郎とフランス映画 / 高三啓輔』白水社 2520円
2011年7月17日号 占領下に交錯する作家の幸福と危惧(2098)
『パリ日記 / エルンスト・ユンガー』月曜社 3990円
2011年9月4日号 開かれた個性 「知の巨人」の全貌(1070)
『精神の風通しのために / 日高普』青土社 3990円
2011年11月13日号 奔放な「新世代」から描く昭和史(1108)
『不思議な宮さま / 浅見雅男』文藝春秋 2310円
2011年12月4日号 「ガイド」大転換が伝えるフランスの現在(1163)
『ミシュラン 三つ星と世界戦略/国末憲人』新潮選書 1365円
2011年12月11日号 2011年「この3冊」(2099)
『漢文と東アジア 訓読の文化圏/金文京』岩波新書 840円
『ライシテ、道徳、宗教学 もうひとつの19世紀フランス宗教史/伊達聖伸』勁草書房 6300円
『ムーラン・ルージュ新宿座 軽演劇の昭和小史/中野正昭』森話社 3675円
2012年2月5日号 民主主義の功罪を予見した「若者」(1254)
『トクヴィルの憂鬱/高山裕二』白水社 2730円
2012年3月18日号 「集団の夢」の形として読み解く「社会美術史」(1330)
『近代広告の誕生/竹内幸絵』青土社 3570円
2012年5月6日号 欧州宮廷が服従した「モード大臣」の時代(1404)
『ローズ・ベルタン/ミシェル・サポリ』北浦春香訳 白水社 2310円
2012年6月10日号 階級離脱への「鞭」が生んだ新たな悲惨の物語(1435)
『子ども(上)/ジュール・ヴァレス』朝比奈弘治訳 岩波文庫 819円
2012年7月22日号 同時代の「なにか」を連想させる現代の寓話(1683)
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選/デュレンマット』増本浩子訳 光文社古典新訳文庫 1100円
2012年9月9日号 大国に翻弄された仏秘史を綴れ織りに(1852)
『パリ解放 1944-49/A.ビーヴァー、A.クーパー』北代美和子訳 白水社 4410円
2012年10月14日号 思念により現実と結ばれる「夢」探求の書(2329)
『夢の操縦法/エルヴェ・ド・サン=ドニ侯爵』立木鷹志訳 国書刊行会 4725円
2012年10月21日号 この3冊 丸谷才一(3164)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3164 特装版・樹影譚 丸谷才一 中央公論新社 4万7250円
3164 樹液そして果実 丸谷才一 集英社 1800円
3164 快楽としての読書 日本篇 丸谷才一 ちくま文庫 1050円
2012年12月2日号 分裂の思想家像、解釈への決定版(2014)
『ジャン=ジャック・ルソー/永見文雄』勁草書房 7770円
2012年12月9日号 2012年「この3冊」
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
2049 世界文明史の試み 神話と舞踏 山崎正和 中央公論新社 3360円
2049 トクヴィルの憂鬱 高山裕二 白水社 2730円
2049 ジャン=ジャック・ルソー 永見文雄 勁草書房 7770円
2013年2月3日号 「永遠の義務」論を説いた根源的思想家(2218)
『シモーヌ・ヴェイユ 犠牲の「思想」/鈴木順子』藤原書店 3780円
2013年2月24日号 短評(2617)
『IMA Vol.2』amana 1500円
2013年3月17日号 ソ連崩壊「予言の書」から現代を解読する(2626)
『最後の転落/エマニュエル・トッド』石崎春巳監訳 藤原書店 3360円
2013年5月5日号 自由を求めた文明社会は何を失ったのか(2996)
『昨日までの世界 上・下/ジャレド・ダイアモンド』倉骨彰訳 日本経済新聞社 各1995円
2013年6月30日号 鼎談 気になる歴史書 (×磯田道史、本村凌二)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価 備考
3136 ヨーロッパ文明の正体 下田淳 筑摩選書 1680円 本村氏推薦
3136 ヨーロッパ交通史 1750-1918 サイモン・P・ヴィル 梶本元信ほか訳 文沢社 2940円 鹿島茂推薦書籍
3136 日本人の地獄と極楽 五来重 吉川弘文館 2205円 石田氏推薦
2013年7月14日 魔術的な「文明のインフラ」の過去と未来 (3159)
『メディアとしての 紙の文化史/ローター・ミュラー』三谷武司訳 東洋書林 4725円
2013年8月4日号 短評(MAGAZINE)(3171)
『みずず7月号』みすず書房 315円
2013年9月1日 情と理の文体から匂いたつ豊饒の「謹訳」完結(3314)
『謹訳 源氏物語 全10巻/林望』祥伝社 1500円~1995円
2013年10月13日 丸谷才一さん逝去1年 鼎談 丸谷文学(×湯川豊・高樹のぶ子)(3315)
2013年11月3日 性のユートピアを求めた「SFの巨人」の軌跡 (3418)
『絶倫の人 小説H.G.ウェルズ/デイヴィッド・ロッジ』高儀進訳 白水社 3360円
2013年12月15日 2013 この3冊(3520)
リンク先 書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
3520 謹訳 源氏物語 全10巻 林望 祥伝社 1500~1995円
3520 メディアとしての紙の文化史 ローター・ミュラー 三谷武司訳 東洋書林 4725円
3520 最後の転落 ソ連崩壊のシナリオ エマニュエル・トッド 石崎晴己監訳 藤原書店 3360円
2014年1月12日号 獄中生活がもたらした「共生」へのパンセ(3645)
『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく/堀江貴文』ダイヤモンド社 1470円
2014年2月23日 短評 MAGAZINE(3665)
『BRUTUS No.771』マガジンハウス 630円
2014年3月16日号 人間・机龍之助を復刻する剣と女の魔物語(3663)
『大菩薩峠 都新聞版 第一巻/中里介山』伊東祐吏校訂 論創社 3360円
2014年4月20日号 フランスを家族類型の人口統計で分析(3710)
『不均衡という病 フランスの変容1980-2010/E.トッド、H.ル・ブラーズ』石崎晴己訳 藤原書店 3888円
2014年6月15日号 忘却の淵から訳者に発掘された稀覯本(3764)
『赤い橋の殺人/シャルル・バルバラ』亀谷乃里訳 光文社古典新訳文庫 994円
2014年9月7日号 「流言蜚語」的歴史叙述を退かせる試み(4086)
『二・二六事件と青年将校/筒井清忠』吉川弘文館 2808円
2014年9月14日号 短評 MAGAZINE(4109)
『&Premium』10』マガジンハウス 720円
2014年11月16日号 「人間」と出会えるポルトレ
『とこしえのお嬢さん 記憶のなかの人/野見山暁治』平凡社 1944円
2014年12月14日号 2014この3冊(4257)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
不均衡という病 フランスの変容1980-2010 エマニュエル・トッド、エルヴェ・ル・ブラーズ 石崎晴己訳 藤原書店 3888円
殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか? ヒトの進化からみた経済学 ポール・シーブライト 山形浩生、森本正史訳 みすず書房 4104円
禁欲のヨーロッパ 修道院の起源 佐藤彰一 中公新書 950円
2015年2月1日号 芸術愛し、人々を明るくさせた功績(4346)
『フランソワ一世 フランス・ルネサンスの王/ルネ・ゲルダン』辻谷泰志訳 国書刊行会 6480円
2015年3月1日号 短評 MAGAZINE(4362)
『GINZA 3月号』マガジンハウス 700円
2015年3月8日号 「植民地の経営」が重要な媒介項に(4378)
『民俗学・台湾・国際連盟 柳田國男と新渡戸稲造/佐谷眞木人』講談社選書メチエ 1674円
2015年5月10日号 街の魅力かたちづくる「多層性」(4583)
『街角の遺物・遺構から見た パリ歴史図鑑/ドミニク・レスブロ』蔵持不三也訳』原書房 4104円
2015年7月12日号 決定的役割演じた国民世論(4584)
『クリミア戦争 上・下/オーランドー・ファイジズ』染谷徹訳 白水社 各3888円
2015年8月30日号 「考えること」望んだファム・ファタル(4608)
『ルー・アンドレーアス=ザロメ 自分を駆け抜けていった女/リンデ・ザルバー』向井みなえ訳 アルク出版 2592円
2015年9月6日号 短評 MAGAZINE(4607)
『文藝春秋SPECIAL 季刊秋号 決定版 知性で戦え 昭和史大論争』文藝春秋 940円
2015年10月25日号 日本定着に「役に立つ」本(4697)
『ブルデュー 闘う知識人/加藤晴久』講談社選書メチエ 1890円
2015年12月13日号 2015 この3冊(5011)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
ビヒモス ホッブズ 山田園子訳 岩波文庫 1102円
日本まんが 全3巻 荒俣宏編著 東海大学出版部 各3780円
失われてゆく、我々の内なる細菌 マーティン・J・ブレイザー 山本太郎訳 みすず書房 3456円
2015年12月27日号 理論体系転換させるか日本体験(4712)
『トッド 自身を語る/エマニュエル・トッド』石崎晴己編訳 藤原書店 2376円
2016年2月21日号 実体は差異主義的な「ネオ共和主義」(4752)
『シャルリとは誰か 人種差別と没落する西欧/エマニュエル・トッド』堀茂樹訳 文春新書 994円
2016年4月10日号 最大の疑問が解かれる日(4871)
『日本人はどこから来たのか?/海部陽介』文藝春秋 1404円
2016年5月15日号 大地震が日本人の特性を変える?(4907)
『中世社会のはじまり シリーズ 日本中世史①/五味文彦』岩波新書 886円
2016年7月3日号 領土的拡大により地位が劇的に変化(4992)
『古代ローマの女性たち/ギイ・アシャール』西村昌洋訳 白水社文庫クセジュ 1296円
2016年8月28日号 短評 MAGAZINE(4935)
『POPEYE 9月号』マガジンハウス 780円
2016年10月9日号 トッドを150年先取りした畢生の大著(4993)
『フランス史【中世】Ⅰ/ジュール・ミシュレ』桐村泰次訳 論創社 5184円
2016年12月4日号 野党政治家必読の仏元大統領の伝記(4991)
『ミッテラン カトリック少年から社会主義者の大統領へ/ミシェル・ヴィノック』大嶋厚訳 吉田書店 4212円
2016年12月11日号 2016 この3冊(5014)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
家族システムの起源 Ⅰユーラシア 上・下 エマニュエル・トッド 石崎晴己監訳 藤原書店 上4536円 下5184円
ヒトラー 上・下 イアン・カーショー 石田勇治監修、川喜多敦子、福永美和子訳 白水社 上8640円 下1万1880円
世界を変えた大陸間の「交換」 チャールズ・C・マン 布施由紀子訳 紀伊國屋書店 3888円
2017年2月5日号 英文学、映画を味わうコード満載(5086)
『図説 英国社交界ガイド エチケット・ブックに見る19世紀英国レディの生活/村上リコ』河出ふくろうの本 1944円
2017年2月26日号 短評 MAGAZINE(5252)
「究 2月号」ミネルヴァ書房」324円
2017年4月2日号 「劇的なる精神」の自伝(5220)
『舞台をまわす、舞台がまわる 山崎正和オーラルヒストリー』御厨貴、阿川尚之、苅部直、牧原出編 中央公論新社 3240円
2017年5月14日号 短評 MAGAZINE(5290)
「つるとはな 第4号」株式会社つるとはな 1404円
2017年6月11日号 自堕落で奇矯な悪魔の想像力(5289)
『アナイス・ニンの日記/アナイス・ニン』矢口裕子編訳 水声社 5400円
2017年7月23日号 蔵書と日本社会の構造(5342)
『蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか/紀田順一郎』松籟社 1944円
2017年9月24日号 地下水脈的ネットワークの中心にいた奇人(5364)
『斎藤昌三 書痴の肖像』川村伸秀 晶文社 5940円
2017年10月15日号 学問の「既知」を破壊する爆弾(5416)
『男らしさの歴史 全3巻/A・コルバン、J-J・クルティーヌ、G・ヴィガレロ監修』藤原書店 各9504円
2017年12月10日号 2017この3冊(5441)
書名 著者名 訳者・編者など 出版社 定価
男らしさの歴史 全3巻 A・コルバン、J-J・クルティーヌ、G・ヴィガレロ監修 藤原書店 各9504円
風から水へ ある小出版社の三十五年 鈴木宏 論創社 3240円
現代フランスを生きるジプシー 左地亮子 世界思想社 5616円
2017年12月24日号 高賃金国が成功した理由(5460)
『世界史のなかの産業革命/ロバート・C・アレン』眞嶋史叙、中野忠、安元稔、湯沢威訳 3672円
2018年2月11日号 娘を股裂きにする状態にする母の欲求(5548)
『母・娘・祖母が共存するために/信田さよ子』朝日新聞出版 1512円
2018年3月25日号 考え方の「型」を学ぶことは可能だ(5585)
『バカロレア幸福論 フランスの高校生に学ぶ哲学的思考のレッスン/坂本尚志』星海社新書 994円
2018年5月20日号 科学的 合理的な「考え方」教える名著(12571)
『比較史の方法/マルク・ブロック』高橋清德訳 講談社学術文庫 648円
2018年6月24日号 短評 MAGAZINE(5619)
『クレア・トラベラー』文藝春秋 1100円
2018年9月9日号 「茶色い貨幣」の歴史(5646)
『珈琲の世界史/旦部幸博』講談社現代新書 864円
2018年11月4日号 「曲芸」に挑戦した画商たちの列伝(5719)
『ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?/フィリップ・フック』中山ゆかり訳 フィルムアート社 3240円
2019年1月27日号 『パサージュ論』応用 前衛運動の二都物語(5708)
『プラハ、二〇世紀の首都 あるシュルレアリスム的な歴史/デレク・セイヤー』阿部賢一ほか訳 白水社 1万4580円
2019年3月24日号 短評 MAGAZINE(5806)
「週刊東洋経済 2月16日号」東洋経済新報社 710円
2019年4月21日号 理性と非理性を同じ「枠組み」で理解(5920)
『オカルティズム 非理性のヨーロッパ/大野英士』講談社選書メチエ 2052円
2019年5月26日号 出版・書籍流通のヒント満載(5924)
『江戸の古本屋 近世書肆のしごと/橋口候之介』平凡社 4104円
2019年6月30日 圧倒的な「暗黒」の起源に迫る力作(5958)
『無明 内田吐夢/四方田犬彦』河出書房新社 4212円
2019年8月11日号 父系制への移行 照射する野心作(5957)
『埋葬からみた古墳時代 女性・親族・王権/清家章』吉川弘文館 1944円
2019年9月15日号 短評 MAGAZINE
「VOGUE JAPAN 10月号」コンデナスト・ジャパン 800円
2019年10月20日号 差別に対する相次ぐ勝利の歴史
『フランス人とは何か 国籍をめぐる包摂と排除のポリティクス/パトリック・ヴェイユ』宮島喬、大嶋厚ほか訳 明石書店 4950円(6025)
2019年12月8日号 2019 この3冊
『古本屋散策/小田光雄』論創社 5280円
『江藤淳は甦る/平山周吉』新潮社 4070円
『パリ左岸 1940-50年/アニエス・ポワリエ』木下哲夫訳 白水社 5280円
2019年12月22日号 日本の書籍流通の未来へのヒント(6090)
『近代出版史探索/小田光雄』論創社 6600円
2020年3月29日号 価値の再発見 60人の軌跡(12750
『古書と生きた人生曼陀羅図/青木正美』日本古書通信社 2860円
2020年5月9日号 良心を奪う民営化という名の搾取(12537)
『アメリカン・プリズン 潜入記者の見た知られざる刑務所ビジネス/シェーン・バウアー』満園真木訳 東京創元社 2310円
2020年7月18日号 自己を介した階級社会分析(12539)
『ランスへの帰郷/ディディエ・エリボン』塚原史訳 みすず書房 4180円
2020年9月5日号 移民大国を形成する地理(12536)
『地図で読むアメリカ/ジェームズ・M・バーダマン、森本豊富』朝日新聞出版 1870円
2020年10月17日号 侵入者の意図せぬ商品経済の破綻(12541)
『ローマ帝国の崩壊[新装版] 文明が終わるということ/ブライアン・ウォード=パーキンズ』南雲泰輔訳 白水社 3960円
2020年11月21日号 「ムカついたから殴る」は淘汰された(12570)
『善と悪のパラドックス ヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史/リチャード・ランガム』依田卓巳訳 NTT出版 5390円
2020年12月12日 2020この3冊
『善と悪のパラドックス ヒトの進化と<自己家畜化>の歴史/リチャード・ランガム』依田卓巳訳 NTT出版 5390円
『反穀物の人類史 ジェームズ・C・スコット』立木勝訳 みすず書房 4180円0
『ヨーロッパ世界の誕生 マホメットとシャルルマーニュ/アンリ・ピレンヌ』中村宏ほか訳 講談社学術文庫 1859円
2021年1月23日号 「誤配」から生まれる批評的観察
『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる/東浩紀』中公新書ラクレ 946円
2021年3月20日号 マイナス要因も歴史を動かす
『マリ・ド・メディシス 母と息子の骨肉の争い/ミシェル・カルモナ』辻谷泰志訳 国書刊行会 9680円
2021年5月1日号 王位継承「中つぎ」説への反論
『女帝の古代王権史/義江明子』ちくま新書 924円
2021年6月12日号 直系家族の成立時期 史料から特定(20253)
『中世は核家族だったのか/西谷正弘』吉川弘文館 1870円
2021年8月7日号 繰り返される排除と人種差別
『ドレフュス事件 真実と伝説/アラン・パジェス』吉田典子・高橋愛訳 法政大学出版局 3740円
2021年9月11日号 自らに苦痛を与える 芸術家の真理(12746)
『『失われた時を求めて』への招待/吉川一義』岩波新書 968円
2021年10月30日号 鼎談 疫病と文学(×鴻巣友季子・池澤夏樹)(12742)
2021年11月27日号 ヨーロッパ激動期の立ち会い証言
『パリ日記 特派員が見た現代史記録1990-2021 Ⅰ/山口昌子』藤原書店 5280円
2021年12月18日号 2021この3冊 ◇
『 近代日本の美術思想 美術批評家・岩村透とその時代 上・下/今橋映子』白水社 各2万4200円
『近代出版史探索 外伝/小田光雄』 論創社 6600円
『パリ日記 特派員が見た現代史記録1990-2021 第1巻 ミッテランの時代 1990.5―1995.4/山口昌子』 藤原書店 5280円
2022年2月19日号 王国史「空白の200年」の謎を解く琥珀(13070)
『フランク史Ⅰ クローヴィス以前/佐藤彰一』名古屋大学出版会 7920円
2022年3月19日号 健康改善の真の要因を探る(13072)
『図解 医療の世界史/久繁哲徳』丸善出版 2640円
2022年4月30日 官僚とリベンジ組の新天地
『満州国グランドホテル/平山周吉』芸術新聞社 3850円 ◇
2022年6月11日号 起源から探る独立運動の背景(13071)
『物語 スコットランドの歴史/中村隆文』中公新書 990円
2022年7月23日号 日本近代史に重なるミクロストリア
『世界は五反田から始まった/星野博美』ゲンロン 1980円
2022年9月10日号 家政書からたどる歴史家の考察(12877)
『村の公証人/ニコル・ルメートル』佐藤彰一、持田智子訳 名古屋大学出版会 6380円
2022年10月22日号 最も輝いていた昭和の「伝説」(12873)
『夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」/矢崎泰久、和田誠』ハモニカブックス 2310円
2022年12月10日号 2022 この3冊 ◇
『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上・下 /エマニュエル・トッド』 堀茂樹訳 文藝春秋 各2410円
『直立二足歩行の人類史/ジェレミー・デシルヴァ』赤根洋子訳 文藝春秋 2680円
『ゴンクール兄弟とその時代/斎藤一郎』 水声社 8800円
2022年12月17日号 驚愕の観察眼 90年ぶりに蘇る ◇
『欧米の隅々 市河晴子紀行文集』高遠弘美編 素粒社 2420円
2023年2月4日号 謎多き古代文字 英仏の天才が挑む ◇
『ヒエログリフを解け/エドワード・ドルニック』 杉田七重訳 東京創元社 2970円
↑ここまで『書評家人生』に収録済み
2023年5月13日号 紙媒体の「革命」検証 画期的な文化史研究
『杉浦康平と写植の時代 光学技術と日本語のデザイン/阿部卓也』慶應義塾大学出版会 4400円
2023年8月12日号 国家・国民考える最適のたたき台
『パリ日記Ⅴ オランド、マクロンの時代 2011.10-2021.5/山口昌子』藤原書店 5280円
2023年9月23日 産業革命が英国に起きたわけ
『「経済成長」の起源 豊かな国、停滞する国、貧しい国/マーク・コヤマ、ジャレド・ルービン』秋山勝訳 草思社 3740円
2023年11月4日号 自由への格闘 豊穣な同性愛文化育む
『ルネ・ヴィヴィアン伝/ジャン=ポール・グージョン』中島淑恵訳 水声社 8800円
2023年12月16日号 2023この3冊
『パリ日記 特派員が見た現代詩記録 1990-2021 第5巻/山口昌子』藤原書店 5280円
『杉浦康平と写植の時代/阿部卓也』慶應義塾大学出版会 4400円
『蚊が人類をつくった 世界史で暗躍する人類最大の敵/ティモシー・ワインガード』大津祥子訳 青土社 3960円
2024年1月13日号 「対幻想」発生の現場は修羅場だった?
『隆明だもの/ハルノ宵子』晶文社 1870円
2024年3月2日号 未来の研究者に託す、ということ
『科博と科学 地球の宝を守る/篠田謙一』ハヤカワ新書 1056円
2024年5月4日 この国にあるフェイクガール伝説
『ヤマトタケルの日本史 女になった英雄たち/井上章一』中央公論新社 2420円
2024年7月20日号 哲学者たちの生涯をたどり 哲学を抽出
『実存主義者のカフェにて 自由と存在とアプリコットカクテルを/サラ・ベイクウェル』向井和美訳 紀伊國屋書店 4180円
2024年9月28日号 数奇に数奇重ね.....ノンフィクション
『サド侯爵の呪い 伝説の手稿『ソドムの百二十日』がたどった数奇な運命/ジョエル・ウォーナー』金原瑞人・中西史子訳 日経ナショナルジオグラフィック 2420円
2024年12月14日号 2024この3冊
『近代出版史探索Ⅶ/小田光雄』論創社 6600円
『人口は未来を語る 「10の数字」で知る経済、少子化、環境問題/ポール・モーランド』橘明美訳 2860円
『ルーヴル美術館 ブランディングの世紀/藤原貞朗』講談社選書メチエ 2200円
2025年2月8日号 古い街区に残る記憶、アウシュビッツ ◇
『パリ十区サン=モール通り二〇九番地 ある集合住宅の自伝/リュト・ジルベルマン』塩塚秀一郎訳 作品社 3960円
2025年4月5日号 「究極の利他」を生んだ生涯たどる ◇
『アンパンマンと日本人/柳瀬博一』新潮新書 968円
2025年5月24日 20世紀初頭のパリ 夜の街描き出す ◇
『パリの最後の夜/フィリップ・スーポー』谷昌親訳 国書刊行会 4180円
2025年7月19日号 「遡りの思考」が発掘する動く広告の歴史 ◇
『広告の昭和 テレビCMがやって来る!/竹内幸絵』青土社 4950円
2025年9月20日号 素読を尽くし学び成した書
『論語』鶴ケ谷真一訳・注 光文社古典新訳文庫 1760円