第35号
第35号
『諸神本懐集』を中心に見る<存覚>の神祇観と祖師という表象について 吉田唯
『方丈記』の「不請阿弥陀仏」について 芝波田好弘
『発心集』の管絃往生思想―『妙音講式』と『音楽講式』を中心に― 金子良子
『沙石集』における譬喩経典受容の在り方 加美甲多
花園院御詠の「禅」的解釈―『風雅和歌集』「釈教」部所載歌より― 千坂英俊
源翁伝の展開と殺生石説話―『玉藻の草子』の殺生石説話をめぐって― 高島一美
『盲安杖』と鈴木正三―諸本の成立と石門心学との関係の再検討― 三浦雅彦
『多武峰如意輪観音霊像記』について―現存する観音像との関連において― 高橋美香
俗説から縁起へ―雀宮神社縁起を例として― 鬼頭尚義
天台浄土教建築と天台本覚思想―宇治・平等院鳳凰堂から平泉・無量光院へ― 菅野成寛
東アジアの法会文芸―願文を中心に 小峯和明