第47号
第47号
仏書としての『日本霊異記』 吉田一彦
『日本霊異記』と仏教類書―『金蔵論』を中心として― 本井牧子
〈現前〉する観音菩薩―『日本霊異記』の観音霊験譚をめぐって― 富樫進―
『日本霊異記』の成立―日中の仏教説話集の編纂意識を手がかりとして― 藤本誠
「疫病から文化を考える」・略説 舩田淳一
中世前期の疫病治療と加持 小山聡子
日本古代・中世における疫病認識と対処法 上野勝之
利益と災厄から考える牛頭天王信仰―同体関係の検討を中心に― 鈴木耕太郎
疫病と鬼神をめぐる論点 吉田一彦
和歌と仏法の類比―慈円と俊成― 山本一
後白河院における逆修と唱導 猪瀬千尋
後白河院近侍者たちの和歌活動 中村文
後白河院時代の絵画と宝蔵 増記隆介
『神祇講式』の社壇浄土説 星優也
勧化本『勧導簿照』の諸問題―説話の典拠と活用法についての一考察― 岩間智昭