第42号
第42号
趣旨説明 門屋温
寺院資料調査と文学研究 渡辺匡一
寺院聖教目録の再構築と活用方策―いわき宝聚院聖教を基盤として― 原克昭
地方寺院における漢籍の受容をめぐって 門屋温
寺院における初学をめぐって―良住堅東の例をもとに― 目黒将史
明治期地方寺院における説草集の編纂をめぐって 河内聡子
シンポジウムを終えて 牧野淳司
『束草集』の引用典籍から見た僧侶の基礎知識 山本匠一郎
『束草集』に見る根来寺の追善儀礼 小林崇仁
『束草集』の「小亭記」をめぐって 髙橋秀城
趣旨概略 内田澪子
近世大和国地誌史における『和州寺社記』の位置 森田貴之
『和州寺社記』の「名所」への意識―一つ書き記事より― 柴田芳成
『伽藍開基記』の可能性 山崎淳
『伽藍開基記』における石手寺の記述について―元禄二年の仁王像修復記録より― 原田寛子
寺院経蔵の聖教類と文学作品をつなぐ言葉と文体 山本真吾
台密と天台本覚思想 大久保良峻
大行寺信暁『山海里』の書誌学的研究―近世後期京都における真宗末寺の出版― 膽吹覚
近代日本における『百喩経』受容―岡本かの子と「百喩経」― 野田直恵