第33号
第33号
和歌における経典の受容―『発心和歌集』法華経歌をめぐって― 一色知枝
相応伝に記された阿尾奢法―その構造と病気治療との関係― 小田悦代
『今昔物語集』本朝世俗部編纂における仏教的背景 ―人天乗をめぐって― 船城梓
慈円と承久本『北野聖廟絵』制作―承久元年・六道絵― 尾崎勇
入宋僧寂照の飛鉢説話再考 手島崇裕
中世往生伝の形成と決然浄土教―法然門における往生伝の編纂をめぐって― 谷山俊英
『漢和希夷』の再検討 今枝杏子
『万民徳用』と鈴木正三―鈴木鉄心編『鈴木正三道人全集』の再検討をめぐって― 三浦雅彦
寺社縁起絵巻と略縁起 石川透
芸能文化と仏教 小峰彌彦
平家物語の仏教思想的構想 関口忠男