第106回行動計量シンポジウム
(日本行動計量学会岡山地域部会 第77回研究会)

COVID-19データの可視化と統計解析

日時:2022年3月19日(土)13:25-16:05(予定)

オンライン開催(Zoom)

参加無料(非会員の方もご参加いただけます)

参加申込方法参加には事前申し込みが必要です。
開催前日までに以下のフォームからお申込ください。参加申込いただいた方々に、オンライン参加 (Zoom) の情報をお送りします。

https://forms.gle/fPrU1btM3o8riWHg9

プログラム

(講演者・講演題名をクリックすると講演要旨が表示されます)

13:25- 開会挨拶  坂本 亘(岡山大学)

13:30-14:00 石岡文生(岡山大学): 空間スキャン検定を用いた東京都COVID-19陽性者の時空間クラスター分析

本研究では、東京都におけるCOVID-19陽性者に対し、空間スキャン検定の観点から時空間クラスター分析を試みる。2020年4月から日々公表されている都の市区町村別集計値に基づき、COVID-19陽性者のクラスターが有意に存在しているのか、存在しているとしたら「どの地域」に「いつから」存在していたのかを可視化するとともに、地域性や人流との関連性について考察した結果を紹介する。

14:00-14:30 久保田貴文(多摩大学): コロナ禍における精神的不安や希死念慮に関連するTweetデータのテキスト分析

本研究では、コロナ禍において、緊急事態宣言において抱える漠然とした不安、そして疲れ・怒り・鬱状態、さらには希死念慮の言動がSNS上でどのように発信されているかを計量することを目的としている。手法としては、日々、前述のキーワードを基に収集したTweetデータを集計し、テキストマイニングにて分析を行う。結果については、シンポジウム当日に紹介する。

14:30-15:00 棚橋真弓・山本義郎(東海大学): COVID-19感染状況の可視化手法とインタラクティブな可視化システムの構築


15:00-15:15 休憩

15:15-16:00 【特別講演】頼藤貴志(岡山大学): 新型コロナウイルス感染症と疫学の関わり、そして今後の展望

新型コロナウイルス感染症の国内での流行が始まり既に2年が経過しました。このコロナ禍はまるで災害のように、流行の多寡はありますが、医療や社会に大きな影響を与えています。

今回はご存じのことばかりだとは思いますが、「新型コロナウイルス感染症と疫学の関わり、そして今後の展望」について、下記に示す構成でお話しをさせていただきたいと思います。何か少しでもお役になることがあれば幸いです。

新型コロナウイルス感染症の疫学

・世界・国内での感染状況

・岡山県内の状況

・岡山県における感染状況の振り返り

・新型コロナウイルス感染症の症状や予後、後遺症

・様々な健康指標への影響

疫学のかかわり

・感染対策の中のワクチン

・岡山県クラスター対策班(OCIT)の紹介

今後の展望

・まとめ

16:00- 閉会挨拶

16:05 終了