◎教職課程の履修について
教職を希望する皆さんは、教養基礎科目・基礎専門科目・専門科目に加えて「教職課程科目」を履修する必要があります。
教職課程は、1回生から4回生までの4年間を基本としたカリキュラム構成となっています。
履修すべき教職科目のほとんどは、卒業に必要な単位とは別(自由科目)に修得しなければならないので、しっかりとした目標への意識を持って計画的に履修することが重要です!
立命館大学での教職課程では、中学・高校の免許状を取得することが可能です。どちらの免許状を取得するかによって履修する科目が変わるので、よく注意して時間割作成を行いましょう。
教職単位表 (数理科学科の場合)
1回生で履修可能な科目
◎一般教養科目(学部によって必修科目の可能性有)
教員免許状の取得に必要な科目の1つに、「教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目」というものがあります。
これは、日本国憲法・体育・外国語コミュニケーション・数理データ(※1)の四つです。
ただし、この四つは「法律上の科目名」であり、各大学でその科目に該当する講義(教養基礎科目)を指定単位数取れば要件を満たします。
1回生の時点で履修可能な教科は以下の科目です!(例:授業名(単位数))
日本国憲法(必要単位数2)
:日本国憲法(2)
体育(必要単位数2~3)
:スポーツのサイエンス(2)(※2)、スポーツと現代社会(2)、スポーツ方法実習Ⅰ・Ⅱ(各1)
外国語(必要単位数2)
:英語1~8(各1)
数理データ(必要単位数2)
:情報処理(2)、情報処理演習(1)
(※1):正式には、「数理、データ活用及び人工知能に関する科目又は情報機器の操作」
(※2):環境都市工学科は必修
◎教職科目
以下の5科目10単位が履修可能!! 例:(教)授業名(単位数)
・教育原理(2)
・教職概論(2)
・教育社会学(2)
・教育心理学(2)
・特別支援教育概論(2)
2回生までに履修しておきたい科目
◎教職科目
3回生以降も教職科目を受講するためには、2回生秋学期成績発表後の時点で、「20単位要件」をクリアしておかなければなりません。
20単位要件に該当する科目は以下の通りです。
また、4回生以降の教職科目を受講するためには、「教員免許取得見込み」をクリアしておかなければならず、こちらは更に多くの単位数が必要になります。
そのため、「下線が引かれている1回生配当科目」以外の9科目は基本的に2回生の内に単位を取得できるように心がけましょう。
例:(教)授業名(単位数)
・教育原理(2)
・教職概論(2)
・教育社会学(2)
・教育心理学(2)
・特別支援教育概論(2)
・教育課程論(2)
・道徳教育の理論と方法(2)
・特別活動の理論と方法(2)
・教育方法論(ICT活用を含む)(2)
・生徒指導・進路指導の理論と方法(2)
・教育相談の理論と方法(2)
・介護等体験(事前指導)(1)
・(各教員免許科目の)教育概論(2)
・(各教員免許科目の)指導法Ⅰ(2)
履修例(1)
1回生の春学期に教職課程を履修した生徒(スポーツ健康科学部、部活生)の履修例です。
赤いマーカーが引かれている教科が教職科目となっています。
必修科目と一般教養科目を自身で選択した時間割に、追加で教職科目を組み込んでいきましょう!
(水色:部活、グレー:教職科目、その他:必修科目・一般教養科目)
履修例(2)
1~2回生で教職課程を履修している生徒(数理科学科、サークル・バイト無)の履修例は「各学部の時間割表」⇒「理工学部」⇒「数理科学科」から見ることが出来ます。