【開催レポート】
+Beta Buildup Battles (BBB) in 富山 企画の裏側
リザルト:エリア別トークン スタッフ 古城プレテストレポート 開催レポート
11月末に開催された陣営戦イベント「+Beta Buildup Battles(+BBB)」。富山BBBでの開催を企画したRikukamiによる準備から当日までのタイムラインをレポートベースでまとめました。 イベント全体の報告ベースのリザルトにも似た内容もありますが併せてどうぞ。
地元貢献への想い: イベントメダル(アノマリーメダル)獲得には、デイリーバウンティの継続以外に、桃園アノマリーへの参戦や開催地未定のシャードストームへの遠征が必要となります。(全体概要はこちら)しかし、家庭や仕事の都合で遠征が難しい地元エージェントも多いため、「地元にいながらメダル条件をクリアできる機会」を作りたいと考え、本イベントを提案しました。
戦略的な日程選定: 横浜BBB・大阪BBBといった大都市BBBが開催期間の前半(11/22~24)に集中していたため、富山はあえて後半の土曜日(11/29)に設定しました。この設定には、「①前半の遠征で足りなかった分のトークン補填をしてのゴールドメダル獲得」と「②遠征できない地元民によるシルバーメダル獲得」という2つの救済的な役割を持たせ、当初は1,500トークン程度を目標とした小規模な開催を想定していました。
「シールド禁止」の採用: 横浜BBBが提唱した「シールド禁止」ルールを全面的に採用しました。ノーガードにすることで敵陣営による破壊と自陣営による再設置のサイクルを高速化させ、カテゴリー上昇率を最大化させるのが狙いです。
仕様研究: 名古屋FSや東予BBB、日比谷BBB(平日夜/IBCJ主催) のイベントや検証データを参考に、「どのバトルビーコンが、どの程度の人数でどのカテゴリーまで上がるか」の研究を行った。各バトルビーコンについてはこちら。
実地テスト: 名古屋FSや東予BBBの検証の延長として、古城公園にて、RBBを使い5ポータルにインレンジした場合の挙動を実地テストを行った。10分間で5ポータルが「CAT-VI」に到達することを確認。検証結果はこちらのページにて。
バトルビーコンの選択:横浜BBB・大阪BBBでの「VRBBはレゾが刺さりにくくカテゴリーがRBBよりも上がりにくい」という知見と、検証データや実地テストを参考にした結果。レゾネーター消費は激しいものの、カテゴリー上昇が安定する「RBB推奨」へと舵を切りました。
トークン獲得状況によるニーズの乖離: 横浜・大阪BBBでのトークン大量獲得の報告を受け、参加者へ希望獲得数のアンケートを実施しました。結果、すでに目標(9,000トークン)を達成済みかこだわりがないかで「獲得トークンはなんでもOK」という方が18名にのぼる一方、「2,000トークン以上」を熱望する方も4名いらっしゃることが判明しました。
「参加者がなるべく多くのトークン獲得 」をするための役割分担: ニーズの乖離はありましたが、企画の主目的である「参加者のなるべく多くのトークン獲得」を維持することを決定。そこで、トークンを必要としない層に対して「より多くのトークンをイベント全体で生み出せるようサポートに回る」という協力をお願いする案内を追加しました。これにより、ガチ勢とエンジョイ勢が共存し、効率的にポイントを積み上げられる体制を構築しました。
案内内容の死守と迷い: 開催3週間前からの複数の下見を経て、開催二日前の木曜日に詳細なプレイエリアを発表。しかし、目標トークン数へのこだわりから「駅周辺をスキップして1時間前倒しで開始する」という、事前告知を覆すプランを強行しようとしました。これに対し協力者から「直前の変更は遠征組の混乱を招く」「当初の告知を無視すべきではない」と真っ当な指摘を受け猛省。結果、「富山駅周辺もエリアに含める」「開始時間は変更しない」という当初の約束を遵守した最終案へと回帰しました。
過密への対応とスケジュール再構築: 予想以上の参加者増がありつつ、両陣営の人数バランスが非常に良好だったため、これなら「ポータル数を多少増やしてもそこそこ高カテゴリーを維持でき、大量のトークン獲得が見込める」と判断。「時間は変えず、エリアを拡大して使用ポータルを増やす」 折衷案を策定しました。具体的には当初の6セットを4セットに再編し、最終戦では2エリアを融合させる40ポータル規模の「荒業」を決定。前日確定という強行軍でしたが、既定の開始時間を守りつつ、最大効率でトークンを獲得できる体制を整えました。 当日のタイムスケジュールはこちらでした。
ただ戦うだけでなく、富山の街と交流を楽しんでもらうための仕掛けを用意しました。
記念カードと特設サイト: 開催10日前にホームページと合わせて急遽作成。記念カードにはTelegram未利用者のための特設サイトのリンク(QRコード)を盛り込み、情報の周知を徹底しました。
現場の「目印ボード」: 当日朝、急に思い立って目印ボードを作成。手持ちの養生テープが青色しかなかった(RESカラー)のが唯一の心残りですが、集合場所の目印として活躍しました。
2つの記念ミッション:
ミッションA「+BBB富山記念」: バトルエリアのポータルを効率よく巡るためのガイドラインも兼任。
ミッションB「+BBB富山 追憶のBB」: 解散地の富山城から駅へ戻る帰路を楽しむための工夫。あきんどさん制作のメダルが彩りを添えてくれました。
打ち上げ: 完全に私が行きたかっただけなんですけど「あら川」さんの2階の一角を貸し切り、両陣営14名で宴会。富山の美味しい料理とお酒を囲み、激闘の疲れを癒やす最高の時間となりました。詳細はmiarhaさんの記事にも詳しく書かれていますので、ぜひご覧ください。
当日は前日の雨を跳ね返す快晴。
富山城址公園がバトルビーコンの光に埋め尽くされる圧巻の光景が広がりました。
集合写真(富山駅北口)
ルール::シールド禁止、RBB推奨、補給妨害禁止
最終獲得トークン:3,315 トークン(当初目標1,500を大幅超過!)
総ポータル数: 119ポータル(MAX100をまさかの更新!)
カテゴリ平均:5.3カテゴリー(CAT-VIが約6割を占める高効率)
総合勝敗: ENL 53勝 / RES 39勝 /11ドロー/16不明
参加人数: 40名超
当初の想定を大きく上回る40名以上のエージェントが集結し、両陣営の熱い攻防の結果、CAT-IV以上が94%という驚異的なカテゴリー上昇率を記録しました。詳細はこちら
良かった点
目的としていた「参加者のなるべく多くのトークン獲得 」 の達成: 遠征困難なメンバーを含め、多くの参加者が目標(1,500〜2,000)を大きく上回るトークンを獲得できたこと。またBBB富山だけで達成できなくても翌日のBBB松本と合わせた参加でゴールドメダルを達成できた人が複数いたこと。
情報通達の最適化(特設サイトの活用): BBB富山専用のホームページを開設したことで、Telegramを利用していないエージェントへもスムーズに情報共有が可能になりました。
緻密な「RBB戦略」の的中: 事前テストに基づき、VRBBではなくRBBを推奨したことで、高いカテゴリー上昇率を安定して維持できたこと。
奇跡的な快晴: 前日の大雨から一転、当日は雲ひとつない快晴。冬の富山とは思えない暖かな陽光の下、富山城址公園や県庁前公園を気持ちよく回遊でき、バトルの興奮と街歩きの楽しさを両立できました。
定刻通りのスケジュール完遂: 直前にエリアを大幅拡大し、40ポータルを同時稼働させるという強行軍でしたが、大きな混乱もなく17時過ぎには解散。参加者の負担を最小限に抑えつつ、最大効率で時間内にやり遂げられました。
悪かった点・反省点
直前のプラン変更の危うさ: 効率を優先するあまり、告知済みの開始時間やエリアを土壇場で変えようとしたこと(協力者の指摘で修正できたが、単独なら混乱を招いていた)。
スケジュール確定の遅れ: エリア拡大などの最終案内が前日昼になってしまい、参加者に準備の余裕を十分に与えられなかったこと。※大まかなエリアや使用予定ポータルは10日前に作成した二つの記念ミッションに沿っており、マイマップなどの補助も行ってはいたが、確定はもっと早くできたらよかった。
重課金問題: カテゴリー上昇を優先してRBBを推奨した結果、物資の消費が補給量を超えてしまい、課金による財布へのダメージが深刻になった方も。イベントが盛り上がれば盛り上がるほどNIAの掌の上で転がされている実感を禁じ得ません。
リソース管理の周知不足:多数のビーコン設置のタイムラグが見受けられたので、事前に主催二人と連動して動いてくださる当日協力者をもう数名お願いしておくべきだったと反省。今回は有志の自発的なバトルビーコン設置に助けられ、大きな設置ラグはありませんでしたが、運営として読みが甘かったと反省してします。
略称がずっとあいまい:富山BBBなのか+BBB富山なのかBBB富山なのかビルドアップ富山なのかはっきりしろRikukami。
「地元のために」と始めた企画でしたが、ふたを開けてみれば目標の倍以上のトークン獲得を達成できました。急なエリア拡大や直前の案内変更にも関わらず、全力で楽しんでくださった参加者の皆様、そしてビーコン設置にご協力いただいた有志の皆様に心から感謝いたします。
さて、企画段階からずっと頭の片隅にあったのが、「富山にシャードが飛んでくるのではないか」という懸念でした。
今回のシャードの出現地点は「+BBB期間中に起動されたバトルビーコンの数や地理的要因」に左右されます。富山での開催は、伝聞によれば「XFBBBの一回分あたりのバトルビーコン使用数」で国内トップクラスだったらしく、後日のシャード出現地点の発表までは、内心は生きた心地がしませんでした。
結果として、シャードは日を跨いで数多くのバトルビーコンデプロイ祭りを繰り広げた大阪と日比谷に飛来予定通達。富山への直撃は回避でき、「幾つかの要因」のうち、単発の爆発力だけでは選ばれなかったのかと胸をなでおろしました。
……が、物語には続きがありました。富山は免れたものの、なんと隣のセルである新潟にシャードが飛来。その対応に10日間追われることになった方々が両陣営に沢山いらっしゃるとかいないとか。
シャードの出現条件にある「いくつかの要因」。公式はそのすべてを同時に満たせとは言っていませんが、どれか一要素だけでも突き抜ければ何かが起きる。そんなIngressの奥深さ(と恐ろしさ)を改めて確認することとなりました。
あまりに両陣営の新潟エージェントに申し訳なさすぎて新潟のシャードストーム参加しました。
寒い中戦い、みなさま風邪をひきませんでしたか?
このページは Ingress & Wayfarer(その2) Advent Calendar 2025 11日目の記事としても記載しています。
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