生まれつきの脳の機能障がいで、発達に凹凸(おうとつ)があります。
対人関係・社会性・想像力に困難があり、幼少期や小学生時代から生きにくさを感じる方や、 感覚過敏・視野の狭さ・不器用さなどの身体症状がある方もいます。
会話だけで適切な情報を汲み取れない、冗談を真に受けてしまうなどのコミュニケーション障がいが、学校や職場での生きづらさにつながっています。
発達障がい者は、上記のような凹凸や特性が原因で仲間外れにされ、コミュニティに属すことが難しいことが多分にあります。コミュニティに属すことが出来た場合でも、過剰適応や擬態(カモフラージュ)で本来の自分を隠して過ごし、気付くと本来の自分を見失ったり、定型発達者と比べられることで、不安障害や鬱などの二次障害を発症する場合もあります。また成功体験や褒められることが少ない当事者は、自己肯定感が低く、自分を認めたり、愛したりできない人が多いです。
一見すると定型発達者と同じように見えるため、困難さが伝わりづらく、生きづらさを理解してもらえませんが、常にアンテナを張り、心身共にに大きな負担があります。社会に馴染める人もいれば、日常生活を送ることがやっとの人、入院を繰り返す人もおり、精神や体調が安定しない人も多いです。
さらには発達障がいについて十把一絡げに括り、ADHD、ASD、LDの当事者を同じ型にはめて考えたり、ギフテッドと呼ばれる突出した才能を持っている人がほとんどであると思っている人もおり、未だ発達障がい、凹凸について誤解している人も多いようです。
一般に、「孤独」とは主観的概念であり、ひとりぼっちである精神的な状態を. 指し、「孤立」とは客観的概念であり、つながりや助けのない状態を指す。
空色のアトリエの目的は居場所づくりです。生きづらさや孤独・孤立を感じる当事者が、社会や仲間とつながり、ほんの少しの間だけでも、自分らしく過ごす、精神的、身体的に安全である場所として設立しました。
居場所があることで当事者は所属感が持てます。ここに居て良い、発言や振舞いを認めてくれる、と身をもって実感し、少しずつではありますが自己肯定感が生まれます。そして企画会や啓発活動を通し、成功体験や学生時代のやり直しをします。その中で本当の自分を思い出したり、擬態を解いたりすることで、自身を理解、認め、愛せるようになって欲しいと考えています。また他団体と連携することも大切で、当事者会では自己理解を進め、新たな繋がりを持つことで、障害(自己)受容が進むことを期待しています。そして居場所を離れても生きやすくなることを目標としています。