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「木の家工事状況

有松つなぐ会が施主となって行っている「有松学童保育所建築工事」の様子をお伝えします。※Syncableではキャンペーン寄付受付期間中は経過報告が更新されてますのであわせてご覧ください。
(写真にありまっつんが写っていることもあるよ!)

2022619

完成間近の建物内です。

最高気温30度を超え、エアコンもない中ですが、室内は思いのほか涼しく快適でした。

キッチンの両サイドは躯体のベニヤ丸出しでしたが、大工経験のある学童OBが現場で余った杉材を使ってきれいに仕上げてくれました。食器棚扉のニス塗装は父母会長さんがやってくださいます。シンク側は水に強い合板扉。有松学童オリジナルキッチンの誕生です。

一階の手洗いシンクは既製品では設置部屋の奥行きに合わなかったのでオーダーです。小学生が使いやすい高さにしたり、ハンドソープボトルがしっかり載るよう、奥に厚みをもたせています。また、お湯がでる水栓を一箇所残し、冬の手洗いや洗物の時に便利に使えるようにしました。水はね防止のパネルも設置。明るい洗面所になりました。

2022年6月18

夜に照明を見に行きました。調理場が明るいプレハブの学童にはキッチン手元灯がなかったので、これで時折提供される夜ご飯作りが快適になるかな?

照明はアイリスオーヤマさんに協賛いただき、学童施設に適した器具や照度などご提案いただきました。何度も価格の照会をしてお手数おかけしました。ありがとうございました!

2022年6月16

キッチンが据えつけられました。子どもたちが使いやすいように考えたオープンキッチンです。今使っている蛇口を再利用したり、仕上げの一部を父母や学童OBが行う形で少し価格を抑えることができました

指導員さんらと相談し、今使っているキッチンで問題のない仕様は引継ぎつつ、両サイドのコンセント位置、排水溝の位置など工夫しました。引き出し食器棚の奥行きは、価格が上がらない範囲で出来る限り広くしてもらいましたよ!

階段もできていました。勾配はゆったりめ、踏面は広めの階段です。

子どもが格子を通り抜けないような格子間隔を決めましたが、安全に上り下りしてくれることを祈ります。

2022年6月7

名古屋市では緑化地域制度の関係で、敷地の一部を定められた緑化する必要があります。父母が中心となって芝生を敷き、庭師さんに植栽をしていただきました。写真は北面ですが、朝早くなら日も当たり、緑が気持ちよさそうです。

2022年6月4

階段造作が始まってました。勾配を小学校の階段と同じようにしてみたのですが、どんな登り心地の階段になるのでしょうか。

2022年528

ドアにある通気窓を開けると気持ちよく外の風が吹き込んできます。少し暑さを感じる季節にちょうどいいです。

2022年520

壁紙やビニール床材の色の相談をしました。トイレの床材選びで「ここは有松学童カラーの緑にしよう。」と指導員さん。そういえば、今のプレハブのトイレの床材は濃い緑。あの緑って有松カラーだったのでしょうか。

今回は少し優しい緑を選びました。有松学童のトイレに入ったらぜひご確認ください。

2022年5月18

足場がとれました。ガルバリウム部分は太陽光の当たる角度によって、シルバーに見えたり白に見えたりします。

また、父母が塗装した杉板も1F外壁にはめ込まれた姿が見えるようになりました。これから木部保護材の成分と木の成分が化学反応して色が変化していくそうで、日のあたり具合や環境によっても色が違うものになるらしいです。

屋根には太陽パネルが設置されました。10年間建物の屋根を貸す代わりにソーラーパネルの設置費用は0円です。発電した電気はパネル設置会社から購入し、契約期間終了後には太陽光発電システムが建物所有者に無償で譲渡される仕組みです。エネルギー価格の動向は誰にも分からないですが、環境のことを考えて父母会で決めました。太陽光設備が長持ちしてくれればいいですね。


2022年5月9

オーダーキッチンの詳細打ち合わせ。シンクは子どもが二人並んで皿洗いするため幅1メーターを希望しています。さらに使い勝手がよくなるよう水勾配がつけられないか相談しました。

2022年5月7

床に断熱材が入りました。断熱材のカネライトフォームはカネカケンテックさんに協賛いただいており屋根パネルにも組み込んであります。木造化した学童さんからは「建物の冷房のききがすごくいい」と聞いていますが、木材の調湿・断熱に加え、この断熱材の効果もあるのでしょうね。

2022年430

板金作業がすすんでいます。2F外壁はシルバーのガルバリウム鋼板で、シンプルな横張りです。

軒裏の木部は父母会長が保護材のウッドロングエコを塗ってくれました。

2022年4月26

去年からいろんな材料の値上げが続いています。キッチン制作会社さんから「扉材仕入れ上昇分を値上げさせてほしい」と連絡がありました。ただし、工場で在庫を持っている色なら同じ価格でいける、とのこと。

カタログにはたくさんの色があるものの、指導員さんには在庫品の「ツルツルの白かザラザラの白」の2択から決めてもらいました。学童で触ってみてください。

2022年4月1

階段の打ち合わせ。設計方針としては二階南面の窓からの光を取り込める格子階段にしたいようです。更に指導員さん達をまじえて、子どもがうっかり落ちないような手すり高さや格子間隔、階段下収納など検討しました。


2022年4月10日

洗面所予定の場所です。

手洗いシンクを置いたら結構狭い場所になるのではないかと心配しています。シンクの奥行を狭くしつつ、使いやすい形にできたらいいのですが。

2022年4月7日

建物内では電気配線工事がすすんでいます。配線がいっぱい!


2022年3月27

父母有志で1Fの外壁に使う杉板に木部保護材ウッドロングエコを塗りました。板材の表裏にタップリ。保護材は無臭で粘度もなくサラサラしているので扱いやすいですが、色がほぼ透明で塗ったところが分かりにくいのが難点です。

そして塗る枚数は200枚以上…。時間や天候の関係で数日に分けて塗布したそうです。

2022年3月19日

3月、お隣さんの敷地に早咲きの桜が咲きました。卒所を迎える時期に花をそえてくれそうです。


また、1Fウッドデッキ予定部分の上部に軒がつきました。太陽光を遮り、帰ってきた子供たちを迎える大事な軒です。建設地は防火地域ではないため木組みを表しにすることができました。

2022年3月1

土曜保育中に上棟式を行いました。

かっこいい丸太に地鎮祭で頂いた札を添えると、急に神々しい雰囲気に変わります。まるで、神様がこの建物にいるかのよう。

式では子どもたちにお酒や塩を四隅にまいてお清めしてもらいました。ずっとこの建物が学童に通う子どもたちを守ってくれるよう、神様に祈願しました。


この後、土台に防蟻処理もしましたよ!


※CCネットさんが取材にきてくださったので、棟上げ光景とあわせて放映予定です。


2022年3月11日

棟あげ完了です!

長い間お疲れさまでした。外壁材がつくまではブルーシートでラッピングです。


2022年3月9日

2階まで組みあがった頃、CCネットさんが建築現場を取材してくださいました。

時間の関係上、建築設計事務所の設計士さんにインタビュー対応をお願いしたところ「学童さんのお力になるなら」と恥ずかしそうに受けてくださいました。いつもいろいろすいません。


2022年3月6日

2階の足場からみおろした風景。設計図面が立体になって浮かび上がるのはドキドキします。

毎日いろんな応援の大工さんがいらっしゃて作業してくださいました。



2022年3月5日

3月、木材の搬入がはじまり、木工事開始です。



2022年2月11日

設備工事も進んでいます。

2022年1月29日

全体の基礎ができました!


たまたま打設する日の温度がちょうどよく、いい基礎が出来上がってるのではないかとのこと。


2022年1月22

配筋が組まれました。


2022年1月14日

一回目のコンクリート打設が行われました。

設計士さんによると、建物基礎の周りは水が多くないようにみえる、とのこと。外構工事の時は水がでて処理が必要だったのですが、建物は今のところそうではないらしく、少し安心。このまま水脈(みずみち)にあたらなければいいのですが...。


2022年1月9日

基礎工事が始まりました。

工事用標識も掲げられて、いよいよ建っていくんだなぁという思いです。


2022年1月3日

仮囲いができてました。

ゲートもついてしまったので、勝手に入ってぶらぶらと写真取りにくくなってしまいました...。侵入者を防ぐための囲いなので、ちゃんと役に立っているといえばそうなのですが...。

2020年12月19日 柱状改良

地盤が弱いため柱状改良を行いました。写真は工事が終わった後です。地中に埋まっているので見えないですね。

地盤調査の際に棒がスルスル地中に入っていく地点があったので、改良は必須。でも、愛知県の地盤だと、なにかしら改良することが多いらしいです。

2020年12月19日 地鎮祭

地鎮祭当日は晴れ!朝日が差し込んで、ブルーシート状の霜がキラキラ光ってました。現場の土は、場所によっては水分を多く含んでねっとりしていて、靴底にまとわりついてました。ブルーシートを敷いてもらって正解です。

工務店、設計事務所、来賓の方々、有松学童保育所の父母や指導員、子どもたちで工事の無事をお祈りしました。

始まる前に、有松つなぐ会理事から「上着を脱いで」の指示があったようで、有松Tシャツのロゴが並んだよい写真ができました。来賓の方までコートを脱いで下さって…。外の仕事に慣れている方は結構平気な顔をしてらっしゃいましたが、慣れていない方は大変寒い思いをされたかと思います。ご協力ありがとうございました。

2020年12月18日 地鎮祭前日

夕方の現場は過去にない人数の方が働いてらっしゃって、重機がものすごい勢いで土を盛っていました。明日の地鎮祭、間に合うかのかな?