HOME / 有松つなぐ会について
HOME / 有松つなぐ会について
都市公園法の改正により、学童保育所(放課後児童クラブ)は都市公園への設置が可能となっているため、有松・桶狭間・南陵3学区の子どもたちが通える範囲の都市公園を調査したところ、候補はほんの数件のみ。また、名古屋市内ですでに都市公園移転を試みている学童保育所の状況から、公園近隣にお住まいの方へ公園の学童占有化に対する理解を求める活動に時間がかかることが見込まれ、土地返却に間に合わない可能性が高いため断念。
有松学童保育所近隣は、建物が建っていない土地が残っているようにみえても、生産緑地(農地として維持されなければならず、宅地転用ができない)であったり、市の都市計画上、学童保育所への土地の貸し出しができないなど難航。また、地域の方から移転候補地のご紹介があったものの、残念な結果に終わる。
土地の情報を探し各所巡るうちに、「借地が無理なら、土地を購入したらどうか」と考えるようになる。ただ、学童のような任意団体では土地の所有ができないため、資金計画と同時に法人設立についても検討を開始。また、父母会でも議題にし、法人化と不動産取得の提案をし、質疑応答を行うように。ちょうど同時期、同じ名古屋市緑区にあるあおぞら学童保育クラブさんが立ち上げた一般社団法人 木の香るあおぞらの会さんが学童保育所から設立した法人ということで、参考にさせていただく。
2020年3月7日に臨時父母総会を開催し、議案「不動産取得のための法人設立」が参加者全員一致で可決。理事はこの父母総会を行った2019年度父母会長、有松学童保育所の主任指導員、及び有松学童保育所運営委員長の3名に決定。法人名称は、父母会アンケートにて「一般社団法人 有松つなぐ会」とした。
2020年に発生したコロナウイルス感染症対策のため学童保育所での集まりができず、一時休止。
緊急事態宣言が明けた2020年6月、法人登記完了。