説明書

 青空司書は、青空文庫リーダー/ダウンローダーです。

 青空文庫の掲載作品をダウンロードし、縦書き/横書き表示で読むことができます。

 青空文庫以外のテキストファイルを読み込むこともできます。


【概要】


青空司書には次の機能があります。


作品選択画面


□青空文庫掲載作品の検索(作品名、人名、公開日、底本初版発行年など)

□青空文庫掲載作品のダウンロード

□おまかせ(ランダム)選択

□テキストファイルの登録・検索

□読書状態の管理(最後に開いたページ、未読、既読)

□データのバックアップ/復元


読書画面


□縦書き/横書き表示

□行頭・行末・分割禁則処理(追い込み・追い出し)

□外字の自動変換

□青空文庫注記・挿絵対応

□ページ指定移動

□音声読み上げ対応

□音声認識対応

□EPWING(非圧縮/ebzip)形式辞書からの検索

□作品内の文字列選択・コピー/共有・引用コピー/共有

□ウェブ検索連携

□しおり/メモの追加・削除・一覧表示・移動

□見出しの一覧表示

□作品内の文字列検索

□本文・挿絵の拡大表示

□旧字体⇒新字体変換表示


設定画面


□読書画面フォントの変更

□読書画面レイアウトの変更(文字の大きさ、文字間隔、余白、画面の向き)

□読書画面背景画像の設定

□青空文庫の掲載作品リストのダウンロード/リスト更新


その他


□テキストファイルの表示

□HTMLファイルの表示


注:xhtml形式のみの作品、およびその他の青空文庫テキスト形式以外の作品には非対応です。


【作品選択画面】


青空文庫の掲載作品、または登録されたテキストファイルを一覧表示します。


デフォルトでは、五十音順に全ての作品を表示します。

次回以降は、最後の検索条件で表示します。


作品一覧

 作品を一覧表示します。


表示項目


・作品名ふりがな、作品名、人名(著者・翻訳者など)

・著作権有無 有:著(赤) 無:著(グレー)

・ダウンロード 済:D(緑) 未/削除済:D(グレー) 非対応:× テキストファイル:T(紺)

・字体・仮名

・公開日(公:) 青空文庫に公開された日

・底本初版発行年(発:) 底本が最初に発行された年月日 無い場合もあります


一回でもダウンロードした場合、次の情報が追加されます。

テキストファイルの場合は、必ず表示されます。


・ステータス

・既(白):既読 読み終わった作品(最後に開いたページが最終ページ)

・未(グレー):未読 ダウンロードのみで開いていない作品

・中(青):読んでいる途中 一回以上開いており、最後に開いたページが最終ページでない作品

・削(グレー):途中削除 一回以上開き、読んでいる途中にファイルを削除した作品


・ページ数

・一行の文字数×行数

・ダウンロード日(D:)テキストファイルの場合は登録日(登:)

・最後に開いた日(読:)


一覧項目のタップ


一覧の項目をタップすると、ダウンロードしてない作品の場合は、ダウンロード選択のダイアログが表示されます。


・ダウンロードする

 ダウンロードします。ダウンロードはダウンロードマネージャーによってバックグラウンドで実行され、自動的にレイアウトの計算が実行されます。一覧の表示は、計算終了後の最初の更新のタイミングで反映されます。


・ダウンロードして読む

 ダウンロードしてすぐにファイルを開きます。レイアウトの計算の途中であるため、最初の時点ではページ数が確定していません。ページ移動のタイミングで更新されます。


・キャンセル

 ダウンロードしません。


ダウンロード済みの作品の場合は、タップした作品を開きます。


一覧項目の長押し


一覧の項目を長押しすると、次のメニューが開きます。


・ダウンロード済の場合


・読む

 タップと同じく、作品を開きます。


・ファイルを削除

 ダウンロードしたファイル、および表示用のキャッシュを削除します。

 しおり、メモも削除されます。

 ダウンロード日は消えます。

 最後に開いたページ、総ページ数、一行の文字数×行数、最後に開いた日は消えません。


・同じ人物の作品を検索

 同じ人物の作品一覧を表示します。

 複数の人物の作品の場合は、人物を選択します。


・同年発行の作品を検索

 同じ年に底本が発行された作品を一覧表示します。

 底本初版発行年が不明な場合は、不明の一覧になります。


・同年公開の作品を検索

 同じ年に青空文庫に公開された作品を一覧表示します。


・同シリーズを検索

 作品名が同じ作品を一覧表示します。


・作品名をウェブで検索

 作品名をウェブで検索します。


・人名をウェブで検索

 人名をウェブで検索します。

 複数の人物の作品の場合は、人物を選択します。


・未読にする(未読の場合は非表示)

 未読にします。

 最後に開いたページ、最後に開いた日が削除されます。


・既読にする(未読の場合のみ)

 既読にします。


・キャンセル

 メニューを閉じます。


・ダウンロードしていない場合


 最初の二つが次のメニューになります。

 動作はタップ時と同じです。


 ・ダウンロードのみ

 ・ダウンロードして読む


・非対応の作品の場合


 最初の二つが表示されません。


・テキストファイルモードの場合

 テキストファイルモードでは選択項目および動作が異なります。


・ファイルを削除

 登録したファイル、および表示用のキャッシュを削除し、一覧から削除します。

 しおり、メモも削除されます。

 登録するときに指定した、元のファイルが削除されることはありません。


・作品情報を編集

 作品名、著者名などの作品情報を変更します。


検索ボックス

 文字を入力し確定すると、作品名、作品名ふりがな、副題、副題ふりがな、人名、人名ふりがなのすべての部分一致で検索を実行します。


一覧メニューボタン

 次の条件で作品一覧を更新します。

 カスタム検索を追加することができます。


・読んでいる途中の作品

 読んでいる途中の作品の一覧を、最後に開いた日付順に表示します。


・ダウンロード済の未読作品(テキストファイルモードでは「未読の作品」)

 ダウンロード済の未読作品の一覧を、ダウンロードした日付順に表示します。


・読み終わった作品

 読み終わった作品の一覧を、最後に開いた日付順に表示します。


・ダウンロードしてある作品

 ダウンロードしてある作品の一覧を、ダウンロードした日付順に表示します。


・新着順一年分

 過去一年に公開された作品を公開日順に掲載します。

 リストが古い場合は、設定画面から作品リストを更新してください。


・作品名五十音順

 作品名(副題含む)の五十音順に全ての作品を表示します。


人名検索ボタン

 青空文庫モードのみ

 人名一覧ダイアログを表示します。

 上部の五十音ボタンで人名の頭文字を選択し、下部の人名リストから人名を選択します。

 人名を長押しすると、サブメニューが開きます。


□作品登録ボタン

 テキストファイルモードのみ

 ファイルを選択し、テキストファイル一覧に登録します。

 ファイルの拡張子が.zipの場合は、解凍し、中にある拡張子が.txtのファイルを読み込みます。

 それ以外のファイルは、テキストファイルとして読み込みます。

 青空文庫形式で画像がある場合は、zipファイルを登録するか、またはテキストファイルと同じフォルダに画像ファイルを置いてください。

 拡張子がhtmまたはhtmlの場合は、自動的にHTML形式が選択され、文字コードをヘッダーから取得します。

 HTMLファイルの場合も、画像ファイルは相対パスから取得されます。

 ファイルを選択すると、登録ダイアログが表示されますので、項目を入力してOKボタンをクリックします。 

 選択したファイルが1つの場合は登録後開くボタンが表示され、クリックすると登録した作品をすぐに開くことができます。

 複数選択した場合は、順番に登録ダイアログが表示されます。

 レイアウト計算が完了すると一覧に追加されます。


詳細検索ボタン

 詳細検索ダイアログを表示します。


・検索ボタン

 検索を実行します。


・作品検索ボックス

 文字列一致で検索するための文字列を入力します。


・文字列一致対象メニュー

 文字列一致の対象となる項目を選択します。

 ふりがなでは漢字はひらがなになりますが、それ以外はそのままです。


・すべて 次項以降のすべての項目に一致します。

・作品名 作品名に一致します。

・作品名(ふりがな) 作品名のふりがなに一致します。

・人名 人名に一致します。

・人名(ふりがな) 人名のふりがなに一致します。

・副題 副題に一致します。

・副題(ふりがな) 副題のふりがなに一致します。


・文字列一致種別メニュー

 文字列一致の種別を選択します。


・部分一致 対象項目の一部と一致をとります。

・前方一致 対象項目の先頭と一致をとります。

・後方一致 対象項目の最後と一致をとります。

・完全一致 対象項目と完全に一致した場合のみ一致します。


・並び順メニュー


並び順を選択します。

一つ目の並び順で同一だった場合に、二つ目の並び順が適用されます。


・なし 並び替えをしません。

・作品名 作品名で並び替えをします。

・著者 著者・翻訳者などの人名で並び替えをします。

 注:一つの作品に複数の人名がある場合に、同じ作品が人名によって分かれ、複数表示される場合があります。

・公開日 青空文庫に公開された日で並び替えをします。

・底本初版発行年 底本の初版が発行された日で並び替えをします。

・ダウンロード日 最後にダウンロードした日で並び替えをします。

・開いた日 最後に開いた日で並び替えをします。

・ページ数 ページ数で並び替えをします。


・逆順チェックボックス

 チェックしないと昇順で、チェックすると、降順で表示されます。


・文字遣い種別チェックボックス

 チェックした文字遣いの作品のみ表示します。


・著作権チェックボックス

 チェックした著作権の作品のみ表示します。


・非対応チェックボックス

 チェックすると本アプリケーションが非対応の作品も表示します。


・ダウンロードチェックボックス

 チェックしたダウンロード状態の作品のみ表示します。


・ステータスチェックボックス

 チェックしたステータスの作品のみ表示します。


・底本初版発行年

・不明を含むチェックボックス

 チェックすると、底本初版発行年の情報がない作品も表示します。


・開始年月日 表示する範囲の最初の年月日です。

 チェックを入れると有効になります。


・終了年月日 表示する範囲の最後の年月日です。

 チェックを入れると有効になります。


・公開日


・開始年月日 表示する範囲の最初の年月日です。

 チェックを入れると有効になります。


・終了年月日 表示する範囲の最後の年月日です。

 チェックを入れると有効になります。


・初期設定に戻す


詳細検索の条件を初期設定の状態にします。

検索を実行すると保存されますが、キャンセルした場合は保存されません。


並び替えボタン

 現在表示している作品を並び替えます。

 逆順は現在表示している並び順の逆になります、それ以外は詳細検索の並び順と同じです。


メニューボタン

 メニューを表示します。

 本体にメニューボタンがある機種で、メニューボタンをクリックした場合と同じです。


メニュー項目

・青空文庫モード/テキストファイルモード

 青空文庫モードとテキストファイルモードを切り替えます。


・おまかせ

 おまかせ選択ダイアログを開きます。

 おまかせ選択ダイアログでは、現在表示されている[#「現在表示されている」に傍点]作品リストの未読かつ対応作品の中からランダムで作品が選択されます。

 「他には?」ボタンをタップすると、別の作品を選択します。

 「前の」ボタン「次の」ボタンで以前に選択された作品に移動できます。

 「これにする」ボタンをタップすると、ダウンロード済みの作品は表示され、未ダウンロードの作品は、ダウンロード選択のダイアログが表示されます。

 おまかせ選択ダイアログには、設定画面の司書画像で画像を設定できます。

 ダイアログを長押しすると、サブメニューが開きます。


・設定

 設定画面を開きます。


・声で検索

 音声認識で検索を実行します。検索したい作品名または人名を言ってください。

 注:ひらがなが優先されます。


・カスタム検索

 独自の検索設定を保存し、一覧メニューボタンに追加できます。

 詳細検索などで作品一覧を保存したい検索・ソート条件にセットし、カスタム検索ダイアログで「現在の検索を登録」をクリックすると、現在の検索・ソート条件が保存され、一覧メニューボタンに追加されます。

 カスタム検索ダイアログの一覧を選択すると、次のメニューが実行できます。


注:カスタム検索は青空文庫モードとテキストファイルモードで別です。


・検索実行

 選択した条件で、検索を実行します。


・名前変更

 カスタム検索条件の名前を変更します。


・削除

 カスタム検索条件を削除します。


・キャンセル

 なにもしません


・説明書

 本文書を表示します。


・「司書を呼ぶ」の説明書

 「司書を呼ぶ」の説明書を表示します。


・青空文庫をブラウザで開く

 青空文庫をブラウザで開きます。


・バックアップ

 現在のデータをファイルにバックアップします。

 パスとファイル名を設定し、OKボタンをタップします。


 次のデータがバックアップされます。

・青空文庫モード/テキストファイルモードの作品リスト、ステータス

・ダウンロードした青空文庫作品、登録したテキストファイルおよび画像

・しおり/メモ

・カスタム検索

・設定


 次のファイルはバックアップされません。

・キャッシュ(復元後、最初に開いたときにレイアウト計算が実行されます)

・読書画面の背景画像

・フォント

・司書画像

・辞書

 ただし、設定(ファイルパス)はバックアップされます。


・バックアップの復元

 バックアップしたデータからデータを復元します。

 バックアップしたファイルを選択します。

 復元すると、元のデータはすべて削除され、バックアップしたデータに置き換わります。

 復元されるデータは、バックアップの項目を参照してください。


注:異なる端末間でも復元を実行できますが、次の点にご注意ください。

・画面サイズ、解像度が異なる場合、レイアウトがバックアップ元の状態になりますので、全体が表示されない、または全体が画面の隅に寄ってしまう場合があります。

 復元後、「設定」の「レイアウト変更」を実行し、レイアウトを再設定してください。


・レイアウトが異なる場合、最後に開いたページが異なることになります。

 バックアップ時、読んでいる途中の作品にはしおりを設定することをお勧めします。


・バックアップされないファイルを参照している機能は実行時にエラーになります。

 復元後、設定を修正してください。


・ダウンロードマネージャ

 ダウンロードマネージャを表示します。

 注:ダウンロードマネージャはAndroid標準添付のアプリです。作品のダウンロードに使用可能です。


・バージョン情報

 バージョンを表示します。



【読書画面】


 青空文庫形式のテキストファイルを縦書き/横書き表示します。

 画面の左右フリック、画面下部の左右端タップまたは左右キーでページをめくります。

 上方向へのフリックで、メニューが表示されます。

 ページめくり、およびメニュー表示の方法は、設定で変更可能です。


文字列選択

 表示されている文字列を選択するには、次の三通りの方法があります。

 文字列の選択を解除するには、画面をタップします。


一 選択する最初の文字を長押し⇒一文字選択されます。

  長押ししたまま、もう一本の指で選択範囲を指定します。

  指を離さなければ範囲を変更できます。


二 選択する最初の文字を長押し⇒一文字選択されます。

  一度指を離し、最後の文字を長押し⇒範囲選択されます。

  指を離さなければ、移動して選択範囲を変更することも可能です。

  一文字選択の状態でページを移動し、ページをまたがった選択をすることも可能です。


三 文字をダブルタップ⇒同種文字の範囲が指定されます。(デフォルト設定)


拡大

 ピンチアウト(指を素早く広げる操作)で拡大できます。(三段階)

 拡大後はスクロールが可能です、特定の文字が見にくい、選択がしづらい場合にご利用ください。

 戻すには、ピンチイン(指を素早く縮める操作)です。

 ページを変更すると解除されます。


マーク

 注記・挿絵・しおり・メモがある場合は、マークが表示されます。

 マークをタップするとダイアログを開き、設定された情報を表示します。

 画面をタップすると閉じます。


ヘッダー

 デフォルトでは、現在のページ/総ページ数 作品名が表示されます。(設定で変更可能)

 ヘッダーをタップすると、作品情報が表示されます。(外部ファイルを除く)

 作品情報ダイアログを長押しすると、サブメニューが表示され、作品名、人名に関する操作が実行できます。


注:作品情報ダイアログに表示される文字数について

  ・ルビ、注記はカウントされません。

  ・空白はカウントされません。

  ・縦中横は1文字とカウントします。

  ・挿絵を1文字とカウントします。


メニュー項目


文字選択なしの場合


ページ選択

 ページ選択バーを表示し、指定のページに移動できます。

 画面をタップすると、バーが消えます。


辞書検索(辞書を設定している場合)

 文字列を入力し、辞書から検索を行います。

 前方一致で、複数ヒットした場合は、最大100件まで表示し、選択します。

 辞書ダイアログには、左から戻るボタン、次ページボタン、閉じるボタン、前ページボタン、進むボタンがあり、ページの切り替え、項目の切り替え、ダイアログを閉じる操作ができます。

 フリックによるページ移動もできます。(読書画面の設定と共通)

 注記マークをタップすると、該当する項目に切り替わります。


作品内を検索

 文字列を入力し、作品内から同文字列を検索します。

 前・後方向に検索できます。

 旗のボタンをタップすると、検索バーを表示したページに戻ります。

 画面をタップすると、検索バーが消えます。


見出し

 見出しの一覧を表示します。

 選択すると、移動できます。

 現在のページ以降の見出しは、「現在のページ以降を表示」をタップすると表示します。(ネタバレ防止用)


しおり・メモ一覧

 しおり・メモの一覧を表示します。

 選択すると、そのしおり・メモのあるページに移動できます。

 長押しするとメニューが表示され、「ページ移動」「メモの表示」「メモの編集」「しおり・メモをはずす」「しおり・メモの移動」の操作ができます。


・画像一覧

 画像のキャプションの一覧を表示します。

 選択すると画像が表示されます。

 長押しするとメニューが表示され、「画像を表示」「画像を拡大して表示」「ページ移動」の操作ができます。

  現在のページ以降の画像は、「現在のページ以降を表示」をタップすると表示します。(ネタバレ防止用)


字体変換旧⇒新/字体変換解除

 旧字体の漢字を新字体に変換します。

 検索・文字列コピーには反映されません。

 表示画面が消えると解除されます。


作品リスト

 作品リストに戻ります。


設定

 設定画面を表示します。


作品情報を共有

 (著者名『作品名』青空文庫)の文字列を他のアプリケーションに送ります。


作品情報をコピー

 (著者名『作品名』青空文庫)の文字列をクリップボードにコピーします。


読み上げ/読み上げ終了

 読み上げを選択すると、ページの先頭から読み上げを開始します。

 読み上げ中に読み上げ終了を選択すると、読み上げを終了します。

 本体設定の「言語と入力」-「テキスト読み上げの出力」で日本語のテキスト読み上げエンジンを設定してください。(設定の名称は異なる可能性があります)

 読み上げでは、ルビがある場合はルビを読みます。

 注記、割り注、画像キャプションなど本文以外は読み上げません。

 読み上げ中は、画面長押しで読み上げ終了します。

 1文字選択して読み上げを実行すると、選択した文字から読み始めます。

 2文字以上選択して読み上げを実行すると、選択範囲のみを読み上げます。

 読み上げ終了後、同一ページで文字列を指定せずに再度読み上げを実行すると、前回中断した個所から再開します。


 ・司書を呼ぶ

 音声認識で指示を実行させます。

 本アプリケーションのすべてのメニュー項目の実行、および設定変更が可能です。

 詳細は司書を呼ぶを実行して「司書を呼ぶ」と言うと表示されます。


・読み上げ設定

 読み上げの声の高さと読む速さ、および読み上げ辞書などを設定します。

 サブメニューボタンをタップすると、以下のメニューが表示されます。


・読み上げ辞書編集

 読み上げ辞書設定ダイアログが表示されます。

 読み上げ辞書設定ダイアログで「追加」ボタンをタップすると、漢字と読みを登録することができます。

 編集、削除をする場合は、対象をタップしてチェックを入れ、「編集」「削除」ボタンをタップしてください。

 文字列を選択した状態でサブメニューボタンをタップすると、選択された文字列を漢字として追加するダイアログが開きます。

 注:読み上げ用辞書は全ての作品で共通です。

 注:読み上げ用辞書は対象の漢字が重なる場合、長い熟語を優先します。

 注:読みは原文で一度でも振られたルビの適用を優先するため、読み上げ辞書の設定通りに読み上げられない場合があります。(「設定」-「ルビ追加」で確認できます)


・読み上げ辞書読み込み

 テキストファイル(CSV形式)を読み込んで、読み上げ辞書に追加します。

 漢字と読みを半角カンマ(,)で区切って記述します。

 漢字、読みは半角ダブルクォーテーション(")で囲むこともできます。

 青空文庫,あおぞらぶんこ

 "青空司書","あおぞらししょ"


 文字コードは読み上げ詳細設定の読み上げ辞書文字コードで設定します。

 漢字が同じ場合は、読みが更新されます。


・読み上げ辞書書き出し

 登録されている読み上げ辞書をテキストファイル(CSV形式)に書き出します。

 書き出すファイルのファイル名を指定してください。

 文字コードは読み上げ詳細設定の読み上げ辞書文字コードで設定します。

 ファイルの書式は、読み上げ辞書読み込みを参照してください。


・読み上げ辞書全削除

 読み上げ辞書の登録を全て削除します。


・読み上げ詳細設定

 読み上げの設定を変更します。


・原文ルビ

 チェックを外すと原文のルビを無視します。

 注:「ルビ追加」で原文ルビを初回以降にも表示している場合は、無効にできません。


・区切る

 チェックを入れると、ルビの前に半角スペースを入れて区切ることで、ルビが前の文字と繋がって読まれるのを防ぎます。

 原文ルビを初回以降も使用する場合にも適用されます。

 注:読み上げエンジンによっては変化がない場合があります。


・読み上げ辞書

 読み上げ辞書を使用するかどうかを設定します。

 「区切る」をチェックすると、読み上げ辞書に登録されている読みの前に半角スペースを入れて区切ります。

 注:「ルビ追加」で読み上げ辞書をルビとして使用している場合は、無効にできません。


・原文ルビを初回以降も使用

 原文で一度ルビが付けられた漢字は、次回以降原文でルビが付いていなくても、以前に付けられていたルビを読み上げるかどうかを設定します。(1文字の漢字は除きます)

 注:「ルビ追加」で原文ルビを初回以降にも表示している場合は、無効にできません。また、原文ルビのチェックを外している場合は、有効にできません。


・字点補完

 一の字点(ゝなど)、二の字点、くの字点を読み上げ時に補完します。

 注:くの字点は正しく読み上げられない場合があります。


・旧字体変換

 旧字体を新字体に変換して読み上げます。

 「字体/仮名遣い」が旧字の作品のみ有効です。


・旧仮名遣い補正

 旧仮名遣いの文章を読み上げる場合に、正しく読むよう補正します。

 「字体/仮名遣い」が旧仮名の作品のみ有効です。

 注:正しく補正できない場合があります。


・読み上げ辞書文字コード

 読み上げ辞書の読み込み/書き出し時の文字コードを設定します。文字コードが異なると正常に読み込むことができません。


・機器の読み上げ設定

 機器の設定内にあるテキスト読み上げの設定画面を表示します。


・読み上げ自動終了設定

 読み上げを自動終了するための設定をします。

 読み上げの終了は終了条件に依存するため、設定した時間よりも遅くなります。


・なし

 自動終了せず、作品の最後まで読み上げます。


・タイマー指定

 読み上げ開始からの経過時間が指定された時間を超過すると自動終了します。


・時刻指定

 読み上げ開始後、指定された時刻を超過すると自動終了します。


・ページ指定

 指定されたページ数を読み終わると、自動終了します。

 読み上げ始めたページが終了すると1ページと数えます。

 0ページを指定すると最初の終了条件で終了します。


・終了条件

 読み上げを終了する条件を設定します。

  ・段落:次の改行まで読みます。

  ・文:次の改行または句点(。.)まで読みます。

  ・すべて:文の途中でも終了します。


・読み上げ音声の選択(Android5.0以降)

 読み上げに使用する読み上げエンジンおよび言語と音声を選択します。


・機器の設定を使用

 機器に設定されたデフォルトの読み上げエンジンおよび音声を使用するかどうかを選択します。


・インターネット経由の音声を表示

 利用にインターネット接続が必要な音声を選択肢に表示するかどうかを切り替えます。


・読み上げエンジン

 読み上げエンジンを選択します。

 読み上げエンジンを変更すると、言語と音声の選択が初期化されます。


・言語

 読み上げる言語を選択します。

 言語を変更すると、音声の選択が初期化されます。


・音声

 読み上げる音声を選択します。


・サンプル再生

 選択された音声のサンプルを再生します。


・ヘルプ

 読書画面の使い方を表示します。


文字選択ありの場合


辞書検索(辞書を設定している場合)

 選択した文字列を対象に辞書検索します。


作品内を検索

 検索対象に選択した文字列が入力された状態で検索バーが表示されます。


ウェブ検索

 選択した文字列を対象にウェブ検索します。


共有する

 選択した文字列を他のアプリケーションに送ります。


引用して共有

 選択した文字列に作品名、著者名などを追加し、引用文の形式にして他のアプリケーションに送ります。

 引用の形式:「選択した文章」(人名『作品名』青空文庫)


コピー

 選択した文字列をクリップボードにコピーします。


引用してコピー

 選択した文字列に作品名、著者名などを追加し、引用文の形式にしてクリップボードにコピーします。


・読み上げ/読み上げ終了

 読み上げを選択すると、選択範囲の先頭から読み上げを開始します。

 読み上げ中に読み上げ終了を選択すると、読み上げを終了します。


一文字選択している場合


しおり/しおりをはずす

 指定した文字にしおりを設定します。

 しおりは任意の箇所に印をつけるものです。

 次回起動時に表示されるのは、最後に開いていたページであり、しおりは無関係です。

 しおりマークをタップすると、しおりを設定した日付が表示されます。

 しおりが設定された文字を選択すると、しおりをはずすことができます。


メモ/メモの編集/メモをはずす

 指定した文字にメモを設定します。

 メモは任意の箇所に任意の文字列を設定するものです。

 メモマークをタップすると設定した文字列を表示します。

 メモが設定された文字を選択すると、メモの編集やメモをはずすことができます。


・しおりの移動/メモの移動

 指定した文字のしおり/メモを別の文字に移動できます。

 メニュー選択後、移動先の文字を選択すると移動ダイアログが表示されます。

 「OK」をタップすると、移動が実行されます。

 「キャンセル」をタップすると、移動されず、再度移動先を選択できます。

 「移動をやめる」をタップすると、移動ダイアログが表示されなくなります。

 「これ以降のしおり・メモを全てずらす(ずれ発生時)」をチェックして「OK」をタップすると、選択したしおり・メモより後につけられたしおり・メモを、全て選択されたしおり・メモを移動した文字数と同じ文字数だけ移動します。

 注:これはアプリの障害によりしおり・メモがずれた場合のための機能です。ずれの発生については深くお詫びします。


注:しおり、メモは、注記・挿絵・しおり・メモが既に設定されている文字には設定できません。

注:しおり、メモは、外部アプリケーションから開いた場合、および説明書では使用できません。


注記、挿絵のある文字、ルビの開始文字を選択している場合


ルビ・注記をコピー

 ルビ・注記・挿絵のキャプションをクリップボードにコピーします。

 注:追加ルビには使用できません。


注:注記・挿絵・しおり・メモマークは文字の右上、割り注の注記マークは文字の右下に表示されています。



青空文庫注記の対応状況


改丁、改ページ、改見開き、改段

 すべて改ページとして扱います。


字下げ、地付き、地寄せ

 指定通りにします、ただし一行の文字数が足りず、不可能な場合は無視します。

 字下げは、画面の半分より下まで下がる場合は、画面の半分までになります。


左右中央

 指定通りにします。


見出し

 太字になり、レベルに応じて文字を大きくます。

 見出し一覧に表示されます。

 注:窓見出しは複数行にはならず、通常の見出しと同様です。


外字

 変換可能な限り変換します。

 変換できなかった場合は、注記になります。


訓点(返り点・訓点送り仮名・再読文字)

 表示箇所に間を開け、半分の文字サイズで表示します。

 再読文字は左ルビと同じです。


強調(傍点・傍線・太字・斜体)

 指定の通りに表示します。

 注:左傍点の場合、次の行にもルビ・傍点があると、重なる可能性があります。


画像とキャプション

 画像を縮小したものが本文中に表示されています。

 マークをタップすると画像とキャプションをダイアログに表示します。

 ダイアログの画像を長押しすると、画像を拡大します。

 ダイアログはタップすると消えます。


注記

 マークを表示し、タップすると内容をダイアログに表示します。


ルビ/左ルビ

 指定の通りに表示します。

 注:左ルビの場合、次の行にもルビ・傍点があると、重なる可能性があります。


縦中横

 三文字までは対応します。

 四文字以上の場合は注記になります。


割り注

 注記と同様になります。

 通常の注記マークは対象の右上に表示されますが、割り注の注記マークは対象の右下に表示されます。


 ・小書き文字(縦組み)

 指定通りに表示します。

 ただし、文字間隔は変更されません。


 ・上付き、下付き小文字(横組み)

 指定通りに表示します。

 ただし、文字間隔は変更されません。


字詰め

 指定通りにします。

 ただし、一行の文字数が足りず不可能な場合は無視します。


罫囲み

 指定通りにします。

 行内の場合は、範囲にルビ領域を含みません。

 行全体の場合は、範囲にルビ領域を含みます。


横組み

 横書きになります。

 横書き指定がない場合でも、半角文字は横書きになります。


文字サイズ

 指定通りにします。

 マイナス5~5で0.7倍~1.3倍になります。


【設定画面】


 主に読書画面の設定をします。


デフォルトの設定

 作品レイアウトのデフォルトの設定です。

 次にダウンロードした作品から適用されます。

 既にダウンロードされ、レイアウトを計算した作品は変更されません。

 変更したい場合は、作品を開いて、メニューから「設定」を選択し、「レイアウトの変更を反映する」を実行してください。

 注:デフォルトの設定を変更した場合は、必ず「レイアウト変更」でレイアウトを確認してください。


フルスクリーン表示

 フルスクリーン表示(タイトル非表示)にするかどうかを設定します。


禁則処理

 行頭、行末、分割禁則の処理方法を選択します。


・追い込み:一行の文字数が一文字少なくなり、必要な時に行末に一文字追加されます。一文字以上の処理が必要な場合は追い出しされます。

・追い出し:最後の文字を次の行に送ることにより処理します。

・処理しない:禁則処理をしません。


外字の変換

 外字を変換するか、※+注記にするかを選択します。


フォント

 フォントを選択します。

 フォントファイルまたは、フォントファイルのzip圧縮ファイルを選択すると、読書画面のフォントを変更できます。

 zip圧縮ファイルは同フォルダに解凍され、その中のttfファイルが選択されます。

 バックボタンでファイル選択をキャンセルすると、デフォルトのフォントになります。

 注:指定したフォントは移動・削除しないでください。利用できなくなります。


レイアウト変更

 読書画面のレイアウトを変更します。

 フォントサイズ、文字間隔、行間隔、画面の向き、上下左右の余白、縦書き/横書きが設定できます。

 フォントサイズ、文字間隔、行間隔はバーで設定します。

 画面の向きは本体内のセンサで変更してください。

 上下左右の余白はドラッグで変更できます。

 次のメニューが実行可能です。


・元に戻す

 変更前の設定に戻します。


・文字数指定

 文字数×行数を指定して、レイアウトを変更します。


・初期設定に戻す

 画面の向き以外の全ての設定が初期設定になります。


・表示中の作品のレイアウト

 読書画面で設定を選択した場合に表示されます。

 読書画面で表示していた作品のレイアウトを読み込みます。


・センタリング

 上下左右の余白を均等にします。上下および左右のみの変更も可能です。


・微調整

 各項目の数値を細かく調整します。


・レイアウト変更を反映

 読書画面で設定を選択した場合に表示されます。

 作品のレイアウトとデフォルトのレイアウトが異なると有効になり、タップすると作品のレイアウトを変更するための再計算を実行します。


共通の設定

 レイアウトの再計算不要で反映される設定です。


・テーマ

 アプリケーション全体のテーマを設定します。

 注:OSのバージョンによって、利用できるテーマが異なります。


・作品リストの文字サイズ

 作品リストの文字サイズを設定します。


・横組み

 注記の「横組み」と半角英数記号の横書きを実行するかどうかを設定します。


・ヘッダー

 ヘッダーの表示項目(ページ、作品名)と文字サイズを設定します。

 注:なしに設定しても、ヘッダー分の余白は維持されます。余白は、上余白を最小値にすることで削除可能です。その場合でもタップによる作品情報表示は有効です



・ルビ追加

 原文にあるルビの他に、ルビを追加するかどうかの設定をします。

 「原文ルビを初回以降も表示」を選択すると、原文で一度ルビが付けられた漢字は、次回以降原文でルビが付いていなくてもルビをつけるようにします。(1文字の漢字は除きます)

 「読み上げ辞書を表示」を選択すると、読み上げ辞書に登録された漢字に対して登録された読みをルビとして表示します。

 注:優先順位は「原文ルビ」「原文ルビ初回以降」「読み上げ辞書」です。対象となる漢字が重なる場合、優先順位が低い方は表示されません。


ページ移動アニメーション

 ページ移動時のアニメーション有無を設定します。


スリープを抑制

 本体を操作しない場合にスリープに入るまでの時間を延長します。

 本体の設定は変更しません、読書画面のみに適用されます。

 スリープに入るまでの時間は、ページ移動で更新されます。


タップによるページ移動

 左右端または上下端タップによるページめくりに反応する上下または左右の範囲、および移動方向を設定します。

 反応する幅は左右端または上下端から二割です。


フリックによるページ移動

 フリックによるページ移動をするかどうかを選択します。


・フリックによるページ移動方向

 フリックによるページ移動方向を選択します。


・フリックの感度

  フリックの感度を選択します。

  中以下は距離が必要となり、最高は遅くても感知します。


次ページキー/前ページキー

 ページを次ページに進めたり、前ページに戻したりするためのキーを設定します。


・読書画面のダブルタップ/上フリック/下フリック/右フリック/左フリック

 読書画面でダブルタップ・上フリック・下フリック・右フリックおよび下フリックした時の動作を選択します。

 メモ・しおりは事前に文字を選択しなくても、タップ/フリックした位置で動作します。

 辞書検索・作品内を検索・ウェブ検索は文字列を選択していない場合、同種文字選択して動作します。

 注:フリックによるページ移動を設定している場合は、そちらが優先されます。


・読書画面の上下

 読書画面の上下の向きを設定します。

  「自動」を選択すると、本体の向きによって上下が変更されます。

  「固定」を選択すると、本体本来の上下方向に固定されます。

  「逆に固定」を選択すると、本体本来の上下の逆方向に固定されます。


読書画面の背景画像

 読書画面に表示する背景画像を設定できます。

 画像ファイルを選択すると、背景画像として設定されます。

 小さいファイルの場合は、タイル状になります。

 バックボタンでファイル選択をキャンセルすると、画像なしになります。

 注:指定した画像ファイルは移動・削除しないでください。利用できなくなります。


読書画面の明るさ

 読書画面の明るさを設定できます。

 「システム設定に従う」のチェックボックスを入れると、本体の設定に従います。

 チェックを外して明るさを設定すると、本体の設定に関わらず一定の値になります。


読書画面の色

 読書画面の背景色、文字色を設定します。


マークの大きさ

 マークの大きさを設定します。


マークの色

 各マークの色を設定します。


選択領域の色

 選択領域の色を設定します。


辞書(EPWING形式)

 読書画面で参照する辞書を設定します。

 EPWING形式の辞書のCATALOGSファイルまたはHONMONファイルを選択してください。

 非圧縮または、ebzip圧縮ファイルに対応しています。

  外字には対応していません。


司書画像

 おまかせ選択ダイアログに表示する画像を設定します。

 読みたくなるような画像を設定してください。 


・司書の返事

  「司書を呼ぶ」で返事がある場合の返事の仕方を設定します。


作品のダウンロード

 作品選択画面でダウンロードされていない作品を選択したときの動作を設定します。

 おまかせ選択で「これにする」ボタンをタップした場合も同様です。


・ダウンロード通知

 作品をダウンロードした時の通知を設定します。

 「通知しない」を選択すると、一切通知はしません。

 「作品毎に通知」を選択すると、ダウンロードした作品毎に通知が全て残り、タップするとその作品を開きます。

 「最後の通知のみ残す」を選択すると、最後の通知だけが残り、タップするとダウンロード済の未読作品リストを表示します。

 注:「ダウンロードして読む」を選択した場合、通知はしません。


・ダウンロードマネージャの使用

 ダウンロードにダウンロードマネージャを使用するかどうかを設定します。

 ダウンロードマネージャを使用するとオフラインでの予約などが可能ですが、履歴の蓄積により問題が発生する場合もあります。

 注:Android3.2以前の機種の場合、「使用する」を選択するとダウンロードできません。(HTTPS非対応のため)


・テキストファイルの選択

 テキストファイルの選択方法を設定します。


・画像ファイルの選択

 画像ファイルの選択方法を設定します。


・フォントファイルの選択

 フォントファイルの選択方法を設定します。


・辞書ファイルの選択

 辞書ファイルの選択方法を設定します。


イヤホンのリモコン操作

 イヤホンのリモコン操作による、以下の操作の有効/無効を切り替えます。

  再生:読み上げの開始

  停止・一時停止:読み上げの停止

  次の曲:次ページへ移動

  前の曲:前のページへ移動


・設定の読み込み/保存

 現在の設定を名前を付けて保存したり、保存した設定の読み込み・名前変更・削除をすることができます。

 タップで読み込み、長押しメニューで名前変更・削除ができます。

 対象は設定画面の設定(デフォルトのレイアウトを含む)・読み上げ設定です。

 作品および作品のステータス、作品内のメモ・しおり、読み上げ辞書、カスタム検索は含まれません。

 初期設定は名前変更・削除できません。


広告

 広告の表示/非表示を切り替えます。

 ※切り替えを行うと本アプリケーションが再起動します。


作品リストを更新

 作品リストファイルをダウンロードし、作品リストを更新します。

 更新には時間がかかる場合があります。


【その他】


□ファイル選択ダイアログ

 右のリストからファイルを選択します。

 左のリストは、上位フォルダを表示しています、タップでそのフォルダに移動します。

 フィルタボタンは、正規表現でフィルタを設定します。大文字小文字は区別しません。空にするとフィルタをかけません。

 ホームボタンは、ダウンロードフォルダに移動します。

 戻るボタンは、移動前のフォルダに戻ります。

 並び替えボタンは、フォルダ/ファイルの並び順を変更します。

 最後に表示していたパスを保存します。(設定毎)

 テキストファイルの選択時は、ロングタップで複数選択を開始します。フォルダを移動したり、全ての選択を解除した場合は、複数選択が解除されます。

 画像、フォントの選択時は、プレビューを表示します。


テキストファイルの表示

 ファイル選択アプリケーションでテキストファイル選択時、本ソフトで開くことができます。

 青空文庫形式として処理しますが、通常のテキストファイルでも問題なく表示できると思います。

 通常のテキストファイルを開く場合には次の注意点があります。


 ・行頭の字下げは行いません。

 ・1つ以上の-(半角ハイフン)のみの行から、次の-(半角ハイフン)のみの行までは表示されません。

 ・《》で囲まれた部分は、ルビになります。

 ・縦棒|は表示されません。

 ・[#]があると注記として処理するため、一部の文字が表示されません。


□HTMLファイルの表示

 テキストファイルモードでHTMLファイルを選択した場合は、<body>タグ内のみ読み取ります。

 有効なタグは次のものです。

 CSSには非対応です。


 改行:<br><p><tr><table><blockquote><div>

 見出し:<h1>~<h6>

 太字:<b><strong>

 斜体:<i>

 文字サイズ変更:<big><small>

 画像:<img>

 ルビ:<ruby><rt><rp>

 リスト:<ol><ul><li>

 縦線:<hr>