あおば支援学校は、鶴見川の南側の川沿いにあります。すぐそばに橋があり、川の北側は「鉄町」です。「くろがね」と読みます。
青葉区は、横浜名産の「浜なし」の生産が盛んです。なんと鉄町にある坂田農園の坂田さんのお父様が「浜なし」の名付け親だそうです。
坂田さんは、あおば支援学校が、旧中里学園の跡地に開校する時に、大切にされていた五月人形とお雛様を寄贈してくださいました。
毎年、コミュニティルームに飾っています。
最近では珍しくなった段飾り。毎年、事務職員、地域コーディネーターやボランティアさん、高等部の生徒たちと「ああでもないこうでもない」と飾り付けと片付けをしています。
あおば支援学校の子どもたちは記念撮影にコミュニティルームに来てくれます。介助員さん、ボランティアさんも「懐かしいね~」とお話が弾みます。
地域に歓迎されている証として、川を渡ってきたお雛様と五月人形。春の訪れの象徴でもあります。
タウンニュースに掲載されました
https://www.townnews.co.jp/0101/2021/02/25/563362.html
あおば支援学校の門の東側に、横浜市の土地があります。鶴見川のお散歩コースにもなっている道路に沿った場所ですが、あおば支援学校ができる前は雑草が生い茂り、ごみが投棄されていました。学校の建設にあたり、横浜市土木事務所とあおば支援学校の共同管理の協定が結ばれました。
学校と地域が繋がる象徴の場でもあります。
先ず、令和3年度に、東京藝術大学の明後日朝顔プロジェクトの朝顔の種を育てました。地域の方々と共に支援学校の生徒たちが手入れをしました。
多様な人々が集う地域の憩いの場となることを願って、「さんかく花壇プロジェクト」が本格始動します。「さんかく」という愛称は、三角形に近い花壇の形、様々な人達に「参画」して欲しいという願いを込めて名付けられました。お楽しみに!
あおば支援学校から車で10分位の青葉区寺家町には里山が拡がっています。
寺家田んぼ"〇むすび"("おむすび"と読みます)は、大人、子ども、障がいの有無にかかわらず誰でも参画できるインクルーシブな田んぼ活動です。写真の人物が主宰者の大熊さんです。
あおば支援学校高等部 農作業班のみんなが2021年から田植え、稲刈りの体験をさせていただいてます。
田んぼで収穫されたお米は、あおば支援学校の「地産地消メニュー」で給食に出ます。
2022年には、新たに「みんなのカカシプロジェクト」も始動。あおば支援学校高等部の授業でもカカシを作りました。
そして、写真に写っているカラスの親子(?)は、令和4年のあおばフェスタで、すすき野地域ケアプラザで活動されている折り紙の先生が折ってくださいました!
2023年10月には、元気な高等部の生徒たちが稲刈りを楽しみました!
寺家では、複数の福祉事業所が田んぼや畑で作業しています。田植えや稲刈りを体験した生徒が、卒業後も寺家で働く日も来るかもしれないです。
自然災害復興のチャリティーから始まった「あおばカノン」。2018年3月に青葉区の全地域ケアプラザと横浜市青葉区民文化センター「フィリアホール」が連携して開催されました。
5回目の開催となった2022年3月10日~11日では、ホワイエにて、「リベルタのアート展」が開催され、あおば支援学校の子どもたちの作品が展示されました。ホールでは、プロの演奏家や市民グループ、障がいのあるアーティストによる演奏会が繰り広げられました。
青葉区近郊のアーティストさん、ボランティア団体、福祉事業所などが出店、参加し、とても賑やかでした。あおば支援学校の子どもたちの作品を多くの地域の方々に観ていただけました。
第6回「あおばカノン」は、2022年12月8日、9日開催されました。
第7回「あおばカノン」は2023年12月7日、8日に開催されました。
第8回「あおばカノン」は2025年3月5日、6日に開催されました。
東急田園都市線 青葉台駅の駅ビルの中に立地する、本格的な音楽ホール「フィリアホール」。
NHKで放映されるクラシックコンサートが開催される一方、「あおばカノン」などの市民企画のイベントも開催されます。あおば支援学校では、高等部のマナー講座や接遇、清掃消毒の実習などでお世話になっています。
また、フィリアホールのコーディネートにより、あおば支援学校での音楽ワークショップも実施しています。
敷居が高いと思われている音楽ホール、ハンディキャップのある人達にとっては、さらに敷居が高いと思われます。
でも、あおば支援学校の子どもたちは音楽が大好き!
フィリアホールとの連携を通じて「だれでも参加できるコンサートやイベントがある」ということ、校内だけでなく「地域でも」音楽に親しんで欲しい、という思いをたくさんの方に知っていただきたいです。
ハンディキャップがあると、地域のお店に立ち寄ることにハードルがあります。「ちゃんと注文できるかな」「食べるのに時間がかかるんだけど」等、建物の構造だけでなく、利用する側の心のバリアもあるのです。
あおばエールプロジェクトは、気軽に街に出かけられるように、「障害者の地域生活を応援したい」という思いのある区内の店舗の方々に登録、協力いただき、区内の障害者の地域生活をみんなで応援する取り組みです。
あおば支援学校高等部の生徒たちは、「地域貢献」の取り組みのなかで、実際に登録店を訪問してレポートしました。
あおば支援学校の子どもたちが創る作品は、とてもカラフルで心が弾みます。先生とのコミュニケーションによって表現される作品を多くの方々に観ていただきました。
この作品展は、たまプラーザテラスとあおばエールプロジェクトとのコラボレーションにより実現しました。
作品展示については、あおばエール通信でも紹介していただきました。
(展示期間:2022年12月13日~2023年1月31日)
東急SレイエスFCは、サッカー・フットサルを通じて社会貢献をしています。
小学部の子どもたちに、サッカーの楽しさを体験させたい!という先生の熱意から、実現したフットサル体験授業。
2022年は2回授業がありました。
1回目は、まだボールを「蹴る」ということに不慣れだった子どもたち。東急SレイエスFCのコーチ達の闘志がみなぎりました。2回目の授業では、更に工夫が凝らされ、子どもたちはボールと仲良くなりました。コーチの皆さんの熱意が子どもたち、先生たちにも伝わり、素晴らしい体験となりました。
この授業がきっかけとなり、東急SレイエスFCの皆さんと子どもたちの交流は毎年続いています。
2023年から取り組んでいるリサイクルの授業。
学校に来ていただいたのは、リサイクル博士と助手さんです。このリサイクルマシーンは、廃棄されたものから作られたそうです。牛乳パックをマシーンに入れるとトイレットペーパーが出てきました!
生徒たちは、次は何が出てくるのか興味津々でした。
リサイクルの勉強の後は、ピンクのごみ収集車が登場!
模擬ごみを収集車に投入してスイッチを押す体験もできました。
職員さんの「ゴミの収集の時に、『ありがとう』、『お疲れ様』等声をかけてくれるととても嬉しいです。」という言葉が響きます。
ごみを減らして、分別することの大切さを学びました。
横浜市青葉区谷本地区の青少年指導員の皆さんにご協力いただき、小学部高学年の児童を対象に「レザークラフト」の授業を実施しました。
この取り組みは令和5年度から始まり、今年で3年目となります。
毎年、事前の丁寧な準備とあたたかなサポートのおかげで、子どもたちは世界に一つだけの素敵なコインケースやストラップを完成させています。
満足そうな表情の子どもたち。ストラップの材料を選んだり、ものづくりの楽しさと達成感を味わう貴重な体験となりました。
指導員の皆さま、今年も本当にありがとうございました。
青葉区で活躍されているアートグループ「ぐるぐるキングダム」。
教室一杯に敷き詰めた白い用紙。小学部の子どもたちは、教室に入った途端、目をキラキラさせて、ローラーや手足、身体を目いっぱい使って、こんな作品ができました!
ままリズムぱぱリズムは、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで多世代で楽しむヨーガ、ダンス、アートイベントなどを開催しています 。あおば支援学校の地元を中心に活動しています。
令和5年 あおばフェスタでは、支援学校に通う子どもたちと地域で活動するメンバーの皆さんが、一緒にダンスやパネルシアター、ヨガを楽しみました。会場の音楽室は、熱気と笑顔にあふれていました。
子どもたちに寄り添ってもらえる地域の頼もしい方々と、あおば支援学校の子どもたちとの絆が深まりました。
トーンチャイムってこんな楽器です♪
「笑みトーンチャイム・プロジェクト」は、あおば支援学校の保護者さんと地域コーディネーターズとのトーンチャイムのチームです。
保護者さんが「地域の人」として学校に関わること、学校を卒業した後も仲間と繋がり続けることを目的に結成されました。コミュニティ・ルームでワイワイ練習しています。
小学部の授業では、元気いっぱいの子どもたちが、トーンチャイムの優しい音が流れたとたんにじっと聞き入っていました。
オリナスアートプロジェクトは、故人の着物を「裂く」「糸に紡ぐ」「織る」過程を通じて人と人が関わり、作品をパブリックスペースに寄贈することで、新たな価値を再生するアートプロジェクトです。
2022年11月の「あおばフェスタ」では、子どもたちが着物を裂いて、段ボール織り機で小さな作品を織りました。最初は慣れない手つきでしたが、メンバーとのコミュニケーションを通じて、楽しみながら上達しました。そして、小さな作品とメンバーが織ったパーツをつなぎ合わせて立派なベッドカバーとクッションが出来上がりました!
コミュニティルームに彩を添え、ボランティアさん、保護者さんに話題を提供しています。
オリナスアートプロジェクトから派生したアートプロジェクトです。
手作りの卓上織り機を使って、モチーフタペストリーやバッグのポケットなどを支援学校の生徒や福祉事業所の利用者と作ります。地域の頼もしいボランティアさんと共に織り上げる作品は、個性が表れています。
あおばフェスタではリレー方式で素敵な作品が織り上がりました。
令和5年中学部の生徒が作成した作品は、みたけ台コミュニティハウスで展示されました。
神奈川県立あおば支援学校
1階コミュニティルーム
〒227-0041 神奈川県横浜市青葉区上谷本町109番地 (住所表示)