早いもので、4月に着任してからあっという間に9か月です。去年のこの時期はまだ異動が決まっているどころか、公募書類も出していない状態でした。それが、研究室立ち上げはなかなか大変でしたが、プラスミド作製も出来るようになりましたし、細胞培養も出来るようになりました。もちろん自分なりにかなり努力はしたつもりではあるのですが、なんとか年末を迎えられるのも多くの皆様のご支援があってのものだと思っています。後期の授業もまだ数回残っていますし、まだまだやるべきことはたくさん残っているのですが、学校も一斉休業に入ったということで、今日で仕事納め(学校に来て仕事をするのが今年最後、という意味で、家で書類仕事をしないわけではな..い...)にしようと思います。みなさま、本年も大変お世話になりありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。
数人の先生がいらっしゃいますが今日は閑散としています
高専には5年間の本科と、その上の2年間の専攻科があります。本校には、専攻科生向けの実験を複数の教員がオムニバス形式で担当する実験科目があります。内容はそれぞれの教員に任されているのですが、自分は専門であるタンパク質について学んでほしいと思い、Hisタグ付きの蛍光タンパク質を精製して、SDS-PAGEで確認してもらうという内容にしました。1グループ2日に分けて2グループ担当するのですが、今回はその最終日でした。1グループ5人なので、それぞれ5種類の蛍光タンパク質の中から1種類を選んでもらい、それぞれNiカラムで精製してもらいました。みなさんうまく精製できて、SDS-PAGEによる精製度の確認までできました。精製した蛍光タンパク質は4℃でしばらくもつはずなので、学校説明会や体験授業で見学者に見てもらうことにしたいと思います。
培養細胞を扱うので、細胞を起こしたり培地交換する際にはスイングローターで遠心できる遠心機が欲しいところです。残念ながら共通機器としてもスイングローター付きの遠心機がないので、思い切って導入することにしました。予算と場所があれば冷却機能付きの機種にしたいのですが、残念ながらありませんので、卓上の機種にしました。当初は他社製品を発注したのですが、発注後に納期未定となってしまったのでキャンセルして、急遽トミー精工の製品を発注しなおしました。ローター含めて50万円弱くらいで痛い出費ではあるのですが、研究のためには仕方ありません。ほとんど50 mLチューブしか使わないですし、今後は限外ろ過もする必要が出てくるので、たくさん本数を回せるローターとバケットがいいのですが、最大4本までとなりました。
納品後、早速細胞を起こしてみましたが、ちゃんと遠心できました。これで細胞培養関係はひとまずセットアップできたので、いよいよ研究活動もスタートしていきたいと思います。
研究で培養細胞を扱うので、CO2インキュベーターは不可欠です。単にディッシュで培養するだけではなく、シェーカーを中に入れて振盪培養も行うので、小型ではなく中型のものが必要です。新品は100万円を超えるのでさすがに買うのは厳しいということで、5月くらいから中古のCO2インキュベーターを探していたのですが、良さそうなのは既に売れてしまってなかなかいいものが見つかりませんでした。前期は講義の準備などで忙しくて実験どころではなかったのですが、夏休み期間に実験室のセットアップをすすめ、アズワンで出品されていたSANYOのCO2インキュベーターを購入することにしました。
もともとドアの取っ手が壊れているとのことでしたが、出荷の際に直していただいたようです。内部は少しさびなどもありますが、温度やCO2濃度も問題なさそうでした。
本当は32℃でも培養したいので、もう1台導入しないといけないのですが、予算的な都合もあり、ひとまずこの1台で頑張りたいと思います。いくつか研究費申請していますが、新品が導入できるくらいの規模のが採択されないかな。。
全然研究できていない中ではありますが、ここのところ毎年何かしら発表している癌学会学術総会に参加して、日帰りでポスター発表してきました。
今年も会場はパシフィコ横浜だったので、朝のポスター掲示時間に間に合うように高崎駅を出て、東京駅まで新幹線で向かいました。何かのトラブルで東海道線が遅れていて、結局会場に着いたのは9時過ぎになってしまいました。例年ポスターは発表の日だけ掲示して、その日のうちにはがして終了なのですが、今年は会期中3日間貼りっぱなしという珍しいパターンでした。さて貼るぞ、と思って自分の番号のところに掲示したのですが、どうもポスター会場がバタバタしているので様子をうかがっていると、ポスターボードのサイズが小さかったようで、ポスターボードを追加したり番号を貼り替えたりと大変そうでした。スタッフの方々お疲れさまです。自分のポスターを貼れたのは、11時ごろになってしまいました。。
講演は後日オンデマンドであるとのことなので行くのはやめて、企業ブースを回ったり、RNA-seqレシピ本2を購入したり、掲示してあるポスターを端から端まで見たりとほとんど会場で過ごしました。旧知の先生方にも会ったりして、異動したことをお伝え出来たので良かったです。
自分のポスター発表時間は夕方だったのと、前所属の発表が並んだセッションだったこともあり、前所属の先生方含め、多くの人に発表を聞いていただくことが出来ました。
やっぱり学会に参加すると、意欲も湧きますね。今回発表した話は財団研究費をいただいているテーマの一部なので、実験を進めていい報告書+論文化出来るように頑張りたいと思います。
尋常じゃないくらい忙しいので、ほとんど実験も出来ていません。そろそろ研究がしたいです。。(というかしないとマズイ)
とはいえ研究するにも予算を確保したり、必要な機器を購入したりと、大学や研究所のように秘書さんがいるわけではないので全部自分でやらないといけません。ありがたいことに学内の教育・支援経費に採択していただいた(金額は大学や研究所から見れば微々たるものかもしれないですが、光熱費が高騰している中、裁量経費なども厳しく研究が業務ではない(!)高専の中では大変ありがたいものです)ので、特に細胞培養に必要な機材を買い進めています。
相変わらずいろいろと事務作業が多いので、思い切って大きなモニターを購入することにしました。湾曲したウルトラワイドモニターもいいなあと思うのですが、さすがにそこまでの金額は出せないので、今まで使っていたHPの24型に似たタイプのものを探していると、27型が2枚セットで税込み5万以下のキャンペーンをやっていました。
届いたので早速セットアップしてみると、解像度が上がったこともあり、とても作業しやすくなりました。しかも2枚同じモニターなので、色味などの違いもなく、ストレスフリーです。あと3週間もすれば後期の授業が始まるので、授業準備なども進めていかないといけないなと気合を入れなおしました(あれ、研究は!?)。
高専は本科5年の課程ですが、卒業後の進路は高専の専攻科(2年間)、就職、大学編入(主に3年次)の3つに大きく進路が分かれます。本校の専攻科と長岡技術科学大学(長岡技大)との間で連携教育プログラムという制度があり、2年間の課程のうち数か月長岡技大に滞在し、長岡技大の先生からも指導を受けることが出来ます。来年度から本校の学生がこのプログラムでお世話になる予定なので、打ち合わせとご挨拶を兼ねて長岡技大を訪問しました。
高崎駅から1時間に1-2本ある新幹線に乗り、50分程度で長岡駅に着きます。そこからこれまた1時間に1本のバスに30分揺られて長岡技大前のバス停に到着します。駅から乗った人のうち、半分以上が長岡技大で降りました。9月に入ったとは思えないほど相変わらず暑い1日でしたが、打ち合わせ時間より少し早めに着いた(他に間に合うバスがない)ので、朝から営業(カレーのみ)している食堂でカレーを食べてエネルギーチャージしておきました。
オープンハウスという研究室体験プログラムに参加していた学生さんも交え、長岡技大の先生といろいろと打ち合わせをすることが出来ました。連携教育プログラムのとりまとめの先生にもご挨拶することができ、有意義な出張になりました。
せっかく長岡へ来たので、足を延ばして歴史博物館や資料館にも行ってみたかったのですが、打ち合わせが目的の出張でしたので、バス待ちの時間に長岡技大の展示館であるテクノミュージアム「てくみゅ」だけ見学して長岡技大を後にし、17時ごろ高専に戻りました。次回行く機会があれば、もう少しゆっくり滞在してみたいものです。
北関東は天候が変わりやすく、雷雨が多いことでも有名ですが、今まで経験したことがないような雹が降ってきました。
居室でテストの採点をしていると、外からカンカンカンカンと大きな音がし始めたので、なんだろうなと思って外を見ると、氷の粒が窓ガラスを打ち付けていました。他の先生方もあまりの大きな音に何事だと廊下に出ていらしたので、急いで他の実験室や共通機器室などを見回りました。幸いにも学科の関連するところに被害はないようで、ほっと一安心でした。
後から聞いたところによると、寮の一部のビニールシートに穴が開き、水漏れが発生したようです。雹の威力の凄まじさを感じました。
本校の駐車場は屋外なので、窓ガラスが割れるというところまでの被害はなかったものの、どの車も雹を遮るものがないため、へこみが発生していました。。
今日から定期試験が始まり、自分の担当授業の試験問題作成はもちろん、他の先生の講義の試験監督もあったりでなかなかまとまった時間がとれません。たまたま試験監督が午前中の1限だけだったので、思い切って休みをとって柏のがん研究センターまで行ってきました。
ようやく備品の移管許可が降りたことと、高専でようやく-20℃フリーザー(高くて研究用のは買えないので、業務用)を購入できたので、-20℃のサンプルも含め、車に積めるだけ積めました。作業は学生さんが手伝ってくれました(ありがとう!)。
高専もがんセンターも高速のインターからすぐ近くなのはいいのですが、常磐道から外環道経由で関越道を通っても、東北道から圏央道経由で関越道を通っても、東北道から北関東道を通っても、どのルートもだいたい2時間くらいかかり、どれも遠回りという残念さです。運の悪いことに料金所で事故があったらしく、大渋滞でした。戻ってきたときには外は暗くなっていましたが、-20℃のサンプルだけはフリーザーに移さないといけないので、汗だくになりながら搬入作業を行いました。なんとかギリギリ詰め込みましたが、168 L入るはずのフリーザーがもう満杯です。試薬やサンプルが多いので仕方ないとはいえ、断捨離が必要ですね。。ようやく実験環境も整ってきました。後は実験をする時間を捻出しないと...(先に試験問題作らないと)
野球部は7月8日の開幕戦で夏の大会5年ぶりの勝利となり、2回戦に進出しました。とても素晴らしいです。2回戦が7月15日に行われるということで、応援に行ってきました。前橋市にある上毛新聞敷島球場という野球場で行われました。連日の強い日差しでへばっていたところでしたが、この日は薄曇りで、選手たちにとっても少しいいコンディションだったように思います。
1塁側だったのですが、スタンドには保護者の方やOB、学生さんも応援に来ていました。校長先生も大太鼓をたたいて、大きな声で鼓舞されていました。吹奏楽部のみなさんの演奏に合わせて、メガホンで応援しました。3回に1年生4番の生田くんのタイムリーヒットで1点返した場面は、すごく盛り上がりました。外野も好プレーでヒット性の当たりをアウトにするなど、中盤まで競った好ゲームでしたが、6回に相手にタイムリースリーベースを打たれるなど、点差が開いてしまいました。残念ながら7回7点差となり、コールドゲームで負けてしまいました。3年生メンバーは4人ということで、最後の大会本当にお疲れさまでした。1年生の主力メンバーが多く残るということで、新チームにも期待したいと思います。久しぶりに球場で観戦しましたが、自分のときの最後の大会を少し思い出しました。
試合後は学校に戻って書類仕事をしていましたが、夜になって外からドーンと音がするので見てみると、遠くに花火が見えました。調べてみると玉村町の花火大会のようです。いい1日になりました。
高専は高等教育機関ではあるものの、大学とは違うので、研究は(一応)業務には入っていません。とはいえ、外部研究費を採って、どんどん成果出してくださいってことになっているので、研究も頑張らないといけません。大学と違う校務として、学生寮の宿直業務と、部活動の顧問があげられます。
高専は大都市圏というよりは第2地方都市にキャンパスがあることが多く、しかも遠方から入学してくる学生も多いので、学生寮があります。もちろん、留学生も学生寮に入寮しています。自分は出身高校には寮はなく、自宅通学生でしたので、寮生活があまり想像つきませんでした。最近初めての寮の宿直業務をこなしました。本校では寮監のことを舎監と呼んでいるようで、宿直時間中は舎監室というところに常駐していないといけません。初回なので、経験豊富な寮務委員の先生と2人態勢で行ったので良かったのですが、寮の点呼や見回りなど、何か病気やトラブルがあったりすると対応も必要なので、全く気が休まりませんでした。次回はこれを一人でこなさないといけないので、なかなか大変です。とはいえ、この業務があることは承知の上で高専に赴任しているので、頑張らないといけませんね。
もう一つの業務は、部活動の顧問です。野球部の担当なのですが、メインは主顧問の先生が練習も含めてご指導いただいており、今回は練習試合で、審判団やスタッフの昼食の用意などを仰せつかりました。とはいえ、ほとんど主顧問の先生が手配してくださったので、仕事自体はほとんどなく、10年以上ぶりに野球の試合をじっくり見ることができました。残念ながら2試合とも負けてしまいましたが、高校よりも断然講義で忙しい中練習を頑張っている高専チームはすごいなと思いました。もう肩も痛めているし、体力もないのでプレーヤーはもはや絶対無理ですが、野球は見るだけでも楽しいですね。もうすぐ大会なので、1回戦突破目指して頑張ってもらいたいと思います。
本校の広い野球場
デスクワークが(尋常じゃなく)多いので、いいオフィスチェアを導入したいと思っていました。もともとあった椅子はおそらく前任の先生が使われていたもので、決して悪いものではないのですが、自分にとっては高さが低いのと肘掛けがないのが難点でした。前職では事務室の移転でたまたま余剰が出たタイミングで、オカムラのシルフィーという椅子を貰ってきて使っていました。リクライニング姿勢がとれるので、腰の負担も少なく気に入っていました。よく知らなかったのですが、定価で購入すると10万円近くするんですね。。。
とはいえ、これから何年も長時間のデスクワーク作業を行うとなると、オフィスチェアは自分への初期投資としては非常に重要です。自宅用ではなく、仕事用のものなので、新品を買うほどでもないかということで、中古のシルフィーを探しました。オフィスバスターズさんという中古のオフィス家具を扱っているところから、ちょうどいい感じのシルフィーが出品されていたので、ネット通販購入しました(送料込みで3万5千円くらいでした、自費!)。特にこの色が好きというわけではないのですが、たまたま前職で使っていたのと全く同じライトグリーンでした。荷下ろしと梱包の開封まで宅配業者さんがやってくれて、その後自分で階段を上がって部屋まで運び込むのは大変でしたが、ちゃんと作業スペースに収まりました。この出来事も早速新しい(中古だけど)椅子に座って書いていますが、やはりいいオフィスチェアで作業するのは快適です。書き物仕事を効率よく終わらせていきたいと思います(終わらないフラグ)。
メッシュタイプで肘掛けつき、ハイバックのシルフィー
試験返却も一段落し、また授業準備に追われる日々が続いています。ようやく遺伝子組換え実験の許可が下りたのですが、空き時間があるのが水曜午後と木曜のみなので、この時間を利用してなんとか実験がスタートできるように準備を進めています。機材的にもなかなか大がかりな実験をするのはまだ難しいのですが、せめてPCRやコンストラクト作りはルーチンワークとして出来るようにしたいと考えています。今日はアガロース電気泳動を行うためのゲル作りにチャレンジしました。前職は試薬も超純水も天秤も同じフロアに揃っているので、ほとんど移動なく実験ができたのですが、今のところ部屋が分散しているのと、機材が足りていないのもあって、ゲル作りだけでも一苦労です。なんとか試薬を測り取って、TAEバッファーを加えて、電子レンジでアガロースを溶かして、型に入れるところまでできました(私は断然後染め派)。
まだ実験スタートとはいきませんが、プライマーも前職の特価(年間数十万円分注文してましたからねえ...)を引き継いで注文できそうなので、一刻も早く初PCRを行えるようにしたいと思います。学生実験の準備や授業準備、執筆、会議、ああ申請書も作成しないと。。など予定が詰まっていて、いつできるかはわかりませんが。。
試験やレポートなどで、学生さんが教員室に質問に来ることが増えてきました。これまではとりあえず裏紙に式などを書いて説明していましたが、複数人で訪問があった場合には、ホワイトボードで説明した方がわかりやすいかなと思っていました。ようやく物品の発注の仕方もわかってきたので、発注の練習も兼ねてホワイトボードを発注しました(初めての教員研究費使用!)。先週末に発注を出していたのですが、今日早くも「届きました」と経理係から連絡をいただきました。居室が3階なので、業者さんが部屋の前まで運んでくれると楽なのですが、そこは仕方ないですね。今の建物は階段しかないので、一人で運べないような大型の家具などは、部屋まで運んでくれる業者さんにお願いしないといけません。
さて、ホワイトボードの話でした。部屋で説明するのは十分なサイズで、使い勝手もよさそうです。計算なんかは裏紙を使ってやるのに慣れているので、個人でホワイトボード使うことはあまりないですが、学生さんが来てくれたときや、研究者が来てくれたときに大活躍してくれるのを楽しみにしています。
本校でも中間試験が始まって、試験問題作成や採点、試験監督などに追われています。幸いなことに(?)授業や学生実験がないので、いくつも会議やミーティングが設定されていたりします。まずは予定を忘れないようにするのが大切ですね。
さて、いろいろな配布物や会議資料も溜まってきて、ファイリングできるものはしているのですが、重複していたり個人情報が書かれているものは適切に廃棄していかないといけません。学科共通のシュレッダーは1階の共用室にあるのですが、利便性や部屋から持ちだして紛失するリスクも考えて、小型のシュレッダーを導入することにしました。デスクの近くに置きたいのでコンパクトで、CDやカードの切断機能は皆無なので不要で、自動で紙を吸い込んでくれて、数枚一気に切断できれば十分で...と条件に合うシュレッダーはないかといろいろネットの情報を探してみたところ、フェローズジャパンの16MCという機種がいいかと思って、購入しました(定価の半額以下で1万6千円くらいで買えました、自費!)。届いたので早速使ってみましたが、バッチリ裁断できました。たまった不要な書類はどんどん処分して、デスクワークが捗るよう、デスク周りは常に綺麗にしておきたいと思います。
振替授業をするのがなかなか難しいので、1、2限目の授業を終わらせて急いで帰宅し、新幹線で東京の学術総合センターに出張してきました。高専機構の新任教員研修参加のためです。会場についたのは開始10分前で、ギリギリ間に合いました。研修自体はコロナ禍で昨年までオンラインで開催されていたらしいのですが、今年度は久しぶりの対面開催とのことでした。国立高専だけで51校もあり、さらに昨年参加されていない先生方も参加ということで、全国から160名くらいの先生が出席されていました。
自分の学校でもなかなか他学科の先生と話す機会も少ないのですが、今回の研修はグループワークが充実していて、専門分野や職位なども関係なくグループ分けがされていたこともあり、さまざまな先生方と知り合いになることができました。他校の話を聞いたり、これまでのそれぞれの先生方のバックグラウンドに基づいた考え方はとても新鮮で、ぜひマネしたいなと思うことがたくさんありました。専門分野や境遇が近い先生とも交流が図れたので、今後も何かの形で連携していくことができたらいいなと思います。
酒どころ西条・賀茂鶴酒造の純米大吟醸と梅酒、古酒梅酒!
https://www.kamotsuru.jp/
ようやく遺伝子組み換え実験申請を行うことができました。承認されるまでまだかかるのと、授業準備でほとんど時間がとられているため、残念ながら実験は全くできていません。。
さて、ほぼデスクワークに徹しているわけですが、床が固いので足腰が痛くなってきました(いずれ椅子も買いたいです、中古で。。)。デスクの下だけでも、床にタイルカーペットを敷くことにしました。今割り当てられている教員室は、昔は実験室(測定室)として使っていたそうで、ドラフトが設置されています(使えます、生物系なので使わないけど)。床にポリマーか何かが固着したのがこびりついていていて、タイルカーペットを敷く前に少しきれいにすることにしました。エタノールをかけても溶けないし、いったいなんなのかわかりませんが、100円均一で購入したスクレーパーがこれをとるのに大活躍でした。きれいになった床に、ホームセンターで購入した50 cm x 50 cmタイルカーペット(スミノエ PX3022 299円×9枚、自費!)を配置しました。靴をぬいでデスクワークできるのはいいですね。いずれは部屋全体に敷きたいですが、いつになることやら。
終業後、物質工学科の先生方に歓迎会を開いていただきました。少し早く駅に着いたので、学科長に教えていただいた試飲コーナーに立ち寄ってみました。新潟駅のぽんしゅ館と比較するとちょっと値段が残念ですが、群馬の地酒が味見できるのはいいですね。
この4月に着任したのは自分を入れて3名で、自分以外のお二人とも若くとても優秀な先生です。自分も負けないよう頑張って教育・研究活動に取り組んでいこうと気合を入れ直しました。学科には日本酒好きの先生方が多いようで、これからがとても楽しみです(?)。
4月15日に国立がん研究センターに置いていた段ボール類を搬出するのに柏に戻ったので、残った物品で車で運べる分を教員室に持ってきました。自宅の引っ越しは4月15日に搬出で4月16日に搬入、一部自宅から教員室に運ぶものもあったので、2か所降ろしで対応してもらいました。
本当なら引っ越しを機にもっと断捨離すべきなのでしょうが、なかなか仕分けする暇もなく、物で溢れかえっています。まだ搬出した荷物が22日に搬入される前ですが、スペースは大丈夫でしょうか。。
提出書類の印刷はもちろん、論文や授業の配布資料の用意など、研究室でコピー機やプリンターは必須ですよね。前職などでは、ラボ共用の複合機でコピーや印刷をしていましたが、同じフロアだったのでそこまで手間ではありませんでした。現職では学科共通の複合機が1階にあり、教員室は3階にあるので、何度も取りに行くのはあまりにも面倒になってきました。さらに印刷が途中で止まって、また3階のPCから印刷し直して。。なんてことをする時間ももったいないので、思い切ってプリンターを買うことにしました。字が滲むのは使えんよなーと、大昔に使っていたインクジェットプリンターのイメージでレーザープリンターを調べていたところ、最近では顔料インクを使ったビジネス用のインクジェットプリンターが出ているんですね。候補を絞って、ヤマダデンキで店員さんにも話を聞いたうえで、CanonのGX7030という機種を導入することにしました(税込み7万ちょっとくらいでした、自費!)。印刷スピードもまあまあで、さらにコピーもスキャンもできて、非常に効率がよくなりました。これを機にデスクワークを効率化して、新たな外部資金獲得のための申請書を書く時間も捻出したいと思います。
CanonのGX7030インクジェットプリンターです
4月1日、2日は土日でしたので、3日に初出勤、辞令交付式がありました。いい天気で何よりです。
ネットワークの設定やメールの設定、場所の案内など、盛りだくさんであっという間に1日が終わりました。
群馬と柏を何往復かしつつも、研究室の立ち上げにしばらく時間がかかることが予想されるので、できる限りプラスミド構築しておこうと、最後の週まで実験していました。2015年4月に前任の松村先生のときに採用していただき、引き続き現任の安永先生にお世話になりました。合計8年間がんセンターに在籍したことになります。周りも凄い研究者ばかりで、素晴らしい研究環境でした。
昼に送別の挨拶をして、学生さんから記念品と先生からは花をいただき、ラボにいた全員で記念写真を撮ってもらいました。引き続き共同研究させてもらいますので、どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました!
2月の終わりに着任が決まったので、家と研究室の引っ越しの両方ともバタバタでした。とにかく箱につめられるものはつめました。機器などは、異動先にスペースがまだないので、夏くらいを目途に移設予定です。3月中は引っ越し業者の手配も難しく、料金も高いので、研究室の物品は4月15日に柏から搬出して、4月22日に群馬に搬入することに。結局段ボール30箱程度になったので、日通の単身パックを依頼して、2万8千円くらい。自費です。。
大量の段ボール(の一部)