日本ファージセラピー研究会（JSPT）

【第３回 研究集会のご案内】

開催日：　　　2023年9月22日(金) 14:00 〜 23日(土) 16:00

開催場所：　　自治医科大学医学部 本館講堂1・2  (受付：大学本館北棟3F)

演題登録：　　 9月 1日(金) 17:00まで  (締め切りました)

参加登録期限： 9月 8日(金) 17:00まで  (締め切りました)

参加費：  一般 8,000円、 学生 2,000円

    ※ 懇親会(立食形式)は自治医科大学構内(地域医療情報研修センター大会議室)で行う予定です。

    ※ 参加費は当日会場受付でお支払い願います。(領収書、要旨集と引き換えになります。)

    ※ 23日(土) の参加者には、昼食(お弁当・飲み物)を用意いたします。

【プログラム】 

2023年9月22日(金)

                自由討論     10:30〜12:00   (本館講堂2をご自由にお使いください。)

                運営委員会: 12:00〜13:00   (@細菌学部門会議室[本館東棟2F(入口は北棟1F)])

                受付:   13:00〜

開会式        14:00〜14:05

·        開会の辞                    　自治医科大学　 崔 龍洙

学生発表 　14:05〜15:50          (座長：氣駕恒太朗 [国立感染症研究所], 小島新二郎 [国立感染症研究所])         　　　

14:05-14:20  合成ファージによる高感度・高特異的な大腸菌O157:H7検出方法の開発

◯田村あずみ1,2, Aa Haeruman Azam1, 中村暢宏1, 李 謙一3, 近藤恒平1,小島新二郎1, 千原康太郎1, 

山下和可奈1, 崔 龍洙4, 伊豫田 淳3, 明田幸宏3, 渡士幸一1, 高橋宜聖1, 四柳 宏2, 氣駕恒太朗1,4

1. 国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター，2. 東京大学医科学研究所 感染症分野，

3. 国立感染症研究所 細菌第一部，4. 自自治医科大学 医学部 感染・免疫学講座 細菌学部門

14:20-14:35  大腸菌臨床分離株の外膜タンパク質 OmpC の遺伝子型に基づいたファージセラピー戦略

◯中塚哉太1, 森川莉帆1, 金子知義1,2, 相羽由詞3, 宮永一彦2,3, 崔 龍洙3，丹治保典2, 常田 聡1,2

1. 早稲田大学大学院 先進理工学研究科 生命医科学専攻，2. 早稲田大学 総合研究機構 ファージセラピー研究所，

3. 自治医科大学 医学部 感染・免疫学講座 細菌学部門

14:35-14:50  バクテリオファージの微生物菌叢改変ツールとしての有効性検証

◯田中友樹1, 川口愛未2, 岩木宏明2, 岡野憲司2

1. 関西大学大学院・理工学研究科・環境微生物工学研究室，

2. 関西大学・化学生命工学部・環境微生物工学研究室

14:50-15:05  溶原性ファージ感染による欠陥プロファージの排除

◯内田勇貴1, 伊藤光瑠2, 今村大輔2, 佐藤 勉1,2

1. 法政大学・理工学研究科，2. 法政大学・生命科学部

15:05-15-20  大腸菌の抗ファージ因子群AbpA-AbpBの活性化機構の解明

◯滝田彩耶1，佐々木隆臣1，藤城貴史1，新谷優之介1，野尻怜暉1，

安居良太2，米崎哲朗2，大塚裕一1

1. 埼玉大学大学院・理工学研究科，2. 大阪大学大学院・理学研究科

15:20-15:35  緑膿菌におけるQuorum sensingを介したプロファージの誘導

◯上原礼佳1, 吉澤 晋2, 木暮一啓2, 野村暢彦3,4, 豊福雅典3,4

1. 筑波大大学院 生命農学学位プログラム, 2. 東京大 大気海洋研究所,

3. 筑波大・生命環境系, 4. 筑波大・MiCS

15:35-15:50  Development of Engineered Bacteriophages for Targeted Gene Delivery

◯Takashi Sugano, Srivani Veeranarayanan, Yoshifumi Aiba, Kazuhiko Miyanaga, XinEe Tan, 

Kanate Thitiananpakorn, Shinya Watanabe, Longzhu Cui

Division of Bacteriology, School of Medicine, Jichi Medical University

一般講演　 15:50-16:30           (座長：常田 聡 [早稲田大学])

15:50-16:10  マダイの滑走細菌症に対するファージの治療効果

◯楠本晃子1,2，石丸克也3，秀島悠2，中井敏博4，近藤裕介4

1. 中国学園大学現代生活学部，2. 帯広畜産大学 動物･食品検査診断センター，3. 近畿大学 水産研究所，4. 広島大学大学院 統合生命科学研究科

16:10-16:30  移植片対宿主病に対するファージ療法の開発

◯藤本　康介1,2, 植松　智1,2

1. 大阪公立大学大学院 医学研究科ゲノム免疫学,

2. 東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センターメタゲノム医学分野

特別講演    16:30-17:15             (司会：崔  龍洙 [自治医科大学])

16:30-17:15   新規MRSA抗菌治療薬ライソシンEの発見、作用メカニズムの理解、並びに、臨床応用へ向けた開発研究

関水 和久  (帝京大学 医真菌研究センター・教授)

シンポジウム1 　17:15-18:00       (司会：植松 智 [大阪公立大学])

17:15-18:00   バイオフィルム形成とその細胞不均一性へのファージ遺伝子の関与

野村 暢彦 (筑波大学 生命環境系 微生物サステイナビリティ研究センター・教授)

懇親会　 18:30-21:00　　　(於　地域医療情報研修センター1F 大会議室) 

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2023年9月23日(土)

                自由討論     8:00〜9:00  (本館講堂2をご自由にお使いください。)

                受付:    8:00〜

一般講演     9:00〜10:20         (座長：満仲翔一 [岐阜大学])　

9:00-9:20 効果的に溶菌するファージカクテルの作成：標的レセプターの同定を介さない方法の提案

◯金子知義1,2，大坂利文3，常田 聡1,2

1. 早稲田大学大学院 先進理工学研究科 生命医科学専攻，2. 早稲田大学総合研究機構 ファージセラピー研究所，

3. 東京女子医科大学 医学部 微生物学免疫学分野

9:20-9:40 尿路感染症由来のESBL産性大腸菌とそれを溶菌するファージの解析～ファージ感受性に基づくクラスタリング～

◯田中真由子1，花輪智子1，須田智也1，Le Nhat Minh2, Aa Haeruman Azam3，氣駕恒太朗3，大森拓哉4，山田 慎4，西田 豊4，丹治保典5, 6，松田剛明1, 6

1. 杏林大学医学部総合医療学, 2. 国立感染症研究所 薬剤耐性研究センター, 3. 国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター, 

4. 杏林大学データサイエンス教育研究センター, 5. 東京工業大学生命理工学院, 6. 杏林大学医学部救急医学

9:40-10:00      野生型ファージの混入を防ぐファージミドのパッケージング方法の開発

◯島守祐月1, 李 峰宇1, タン シンイー1, 西川裕太郎1,2, Anujin Batbold1, Tergel Nayanjin1, 氣駕恒太朗1,3, 渡邊真弥1, 下條誉幸2, 崔 龍洙1

1. 自治医科大医学部 感染・免疫学講座 細菌学部門，2. 栄研化学株式会社 研究開発統括部 応用技術研究所，

3. 国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター

10:00-10:20    Establishment of phagemid-based packaging technology for generation of antimicrobials against MRSA

◯Feng-yu Li1, Xin-Ee Tan1, Kotaro Kiga1,3, Shinya Watanabe1, Yuzuki Shimamori1, Yutaro Nishikawa1,2, Takayuki Shimojyo1,2, Longzhu Cui1

Division of Bacteriology, Department of Infection and Immunity, School of Medicine, Jichi Medical University, 2. EIKEN CHEMICAL CO.,LTD., 

3. Research Center for Drug and Vaccine Development, National Institute of Infectious Diseases

10:20-10:30    休憩

シンポジウム2     10:30-11:15      (司会：安藤弘樹 [岐阜大学/アステラス製薬])

10:30-11:15    遺伝子再編成に関与するプロファージ

佐藤 勉  (法政大学 生命科学部 生命機能学科・教授)

シンポジウム3 　11:15-12:00        (司会：渡邊真弥 [自治医科大学])

11:15-12:00    非結核抗酸菌症の治療と将来展望

阿戸 学  (国立感染症研究所 ハンセン病研究センター 感染制御部・部長)

12:00-13:00    昼食 (弁当・飲み物)

一般講演     13:00〜13:40  (座長：花輪智子 [杏林大学])　

13:00-13:20     Lytic bacteriophage intervention on the control of obesogenic bacteria Thomasclavelia ramosa in microbial consortia

◯Priyanka Baranwal, Yuya Hidaka, Kazuhiko Miyanaga, Longzhu Cui

Jichi medical University, Department of Infection and Immunity, Division of Bacteriology

13:20-13:40     Viruses encode tRNA and harbor Anti-retron to evade bacterial immunity

◯Aa Haeruman Azam1, Kotaro Chihara1, Kohei Kondo1, Tomohiro Nakamura1, Shinjiro Ojima1, Azumi Tamura1, Wakana Yamashita1, Wenhan Nie1, Yuta Sato1, Longzhu Cui2, Yoshimasa Takahashi1, Koichi Watashi1, Kotaro Kiga1,2

1. Research Center for Drug and Vaccine Development, National Institute of Infectious Diseases, 2. Division of Bacteriology, Department of Infection and Immunity, School of Medicine, Jichi Medical University.

閉会式     13:40〜13:50  

・次回(第4回)研究集会のご案内    

・閉会の辞                                           　早稲田大学　 常田 聡