MOBが主役のイベント
少しずつ足していきます
ニャーンの辺境星系カーニャルは虫型異星人のジソリアン同盟列藩国の艦隊に星系基地を攻め落とされ、星系首都惑星カーニャリールも地上軍の侵攻を受けていた。
ジソリアンは個の概念が薄く女王によって統率された兵士達は自我を持たずに死をも厭わぬ勇猛さでニャーン軍を圧倒していった。
そんな中、母娘が逃げ遅れ一匹にジソリアン兵に追い詰められた。母が絶望しながらもその銃口から娘を庇うように抱き締める。
ジソリアン兵「・・(なんだ?何故かばう?この個体は女王か?いや、この種族に女王は存在しない。ならば、つがいか?いや、この個体達は雌同士だ。つがいにはなりえない。それに一方は幼体だ。一体なんだ?この行動は?」
しばらくジソリアン兵は考え込んでいた。
(ぴゅしゅん)
救援に駆け付けたニャーン兵が放ったレーザーライフルがジソリアン兵を貫通し、そのまま倒れて動かなくなった。駆け付けた兵士によって母娘は無事助け出された。
親子の情を全く理解できないジソリアン兵の混乱により母娘は命を取り留めた。
キイチ「ニーニャ主任、何か僕に御用でしたか?」
ニーニャ「キイチ君、来たか。これなんだと思う?」
そういうとニーニャは一つの眼鏡を投げ渡した。
キイチ「何って?・・・・眼鏡だと思いますが・・・。」
ニーニャ「そうだ、眼鏡だ。ヒューマノイド達の国、ビリス共和国を知っているか?ここ最近突然変異で超能力が使える連中が国民の中から多々出てきたとかいう不思議な国だよ。彼らは言葉を使わずにテレパシーとやらで会話ができるらしい。」
キイチ「それくらいの知識なら僕も知ってます。胡散臭いですよね。」
ニーニャ「その通りだ、胡散臭い。実は共和国のPSI結社に1人知り合いがいてね。彼がその眼鏡をくれたんだ。何でも壁を透視できる眼鏡だそうだ。覗いてみたけど全く普通の眼鏡だ。」
キイチ「・・・そっそうですね。’壁’は全く透過しません。あの・・主任。これ、僕が貰ってもいいですか?ちょっと研究してみたいです」
ニーニャ「ん?いいけど。私はもう興味を失ったからな。超能力なんて馬鹿げたもの・・いくら研究しても時間の無駄だぞ?」
キイチ「はい、ちょっとした興味本位です。ほどほどにしますよ。」
キイチ「うほ・・。(何これ!?超能力、マジぱねぇ!)」
話は戦いの緒戦に遡る。
長い戦いは多くの名もなきエースパイロットを生み出した。彼女もその一人だ。今日も既に3機撃墜し、2機仲間のアシストを行った。弾薬が残り少なくなり帰投の連絡を母艦に伝えて了承を得た。踵を返したところ突然ロックオンアラームが鳴り響いた。すぐさま状況を理解し、アクロバティックな動きでミサイルを避け、さらにその間に敵機も捕捉し神がかった操縦テクニックでそのまま背後についた。残り少ない機銃を確実にHITさせ相手の機体は炎を上げた。
すれ違いざま敵パイロットを見る。少年兵だ。涙を流しながら脱出装置を探している。・・・間に合うまい。
爆散した敵機の少年がなぜか最後に「母さーん」と叫んだ気がした。
それすらも謎なことだがなぜか故郷の自分の母親の顔が思い浮かんだ。そういえばしばらく帰ってないな。
ふと意識が離れたすきに新たな敵機の機銃が襲い掛かるが、一瞬で我に返った彼女はそのまま巧みに避けて、僚機の元まで誘導し、もう1機のアシストを追加した。そして大いに戦果を挙げ勝利に貢献し無事帰投した。これが彼女の毎日。そして艦隊戦は終了した。
艦隊戦は勝利した。
彼女は艦隊戦最終日に狙われた僚機を守るため近づいた際、僚機の新米パイロットが焦って無茶な進路変更をしたため、衝突を回避するよう移動した結果、敵機4機に囲まれた。
艦隊戦終了後、彼女は帰郷を果たすことになる。遺髪の一片と少ない荷物、それが彼女の残したものだった。
緒戦のあの時既に彼女は死神と契約してしまったのかもしれない。
決して珍しいことではない。これが彼女達の日常。
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名もなき兵士の戦いから10日後に発生
初期の頃に追加したMOBイベント。シリアスなのも作ろうと頑張った形跡が。
異星人同士の混成部隊が珍しくなくなってきた今、ここにも一つの中隊が敵基地攻略に向けてジャングルを突き進み、その内のニャーン女性兵とウサウサ女性兵の小隊が小休止を取っていた。
「その肉、何ですか?そんなの支給されていませんよね?」
「あ~これ?あっちに行ったときに8本脚の変な獣を見つけたから狩ってみた。焼いたら意外と旨い!」
「うあ・・・うわわわ・・ドン引きです。そんなの良く食べる気になりますよね・・。」
「はぁ?お前こそ、ここ数日人参の葉っぱしか食べてねーじゃん、引くわっこっちが!」
「いいじゃないですかっ、人参の葉が好きなんですっ!明日には死ぬかもしれないんですよ?好きなものばっかり食べたいじゃないですか!」
「あぁ・・それはわかる。でもな、死なせないよ。私がお前の背中はバッチリ守ってやるからな。」
「え?あ・・ありがとうございます。・・・・その肉、お腹壊したりしないですよね?少しもらってもいいですか?」
「あ、いいよ。私もその人参もらうわ。」
「うわ・・まっずっ!!」二人同時に盛大に吐き出した。
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初期の頃のイベントだけど、このノリがAnimlEarsの原点
ファーストコンタクトで沸き立ったのは遥か昔。今では異星人との共存も当たり前となった。
ニャーンとチュチューの種の違いとその優位性を論じて煽ることが大好きなメディアとは裏腹に、巷ではニャーンとチュチューのカップルも多く生まれている。
女子高生向けの雑誌のネコ耳彼女のアンケート結果で
「ネズ耳彼氏のことを時々無性に意味なく追い回して引っ掻きたくなる・・・・・78.4%」
果たしてこれはメディアの煽りか真実か?
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ネズ耳彼氏に合掌
「こちらコードネーム:チューインガム。定時連絡。キャンディストア聞こえますか?」
「こちらキャンディストア、続けろ。」
「遂にやりました。苦労して口説いた甲斐がありました。観察し尽くして、奴らの秘密を掴んでやりましたよ!」
「そうか。攻撃的な奴らのことだ、いずれは脅威になるやもしれん。今のうちに対策は必要だ。それで弱点は何だ?」
「はい。奴ら、寒いのが苦手です。冬の寒い日が苦手みたいです。布団やこたつに入ったら出てきません。これ見てください。かっっわいいでしょ!!えへ・・えへへへ」
「こちらキャンディストア。チューインガム、お前はクビだ。もう帰ってこなくていい。」
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これ、英語版だと好きになる前に去るみたいなシリアス路線だったんですよね。日本語版はバカそのものですが。
ウサウサ友人「ん?そんなに渋い顔してどうした?」
シナモン「いや、なぜか悪寒が止まらん・・。俺達うさ耳は大昔捕食者に怯えて生きていた。そのDNAが俺達にもまだ残っているはずだ。なんていうか、捕食者に睨まれている感じがひしひしと伝わってくる・・。俺の本能が今すぐここから逃げろと訴えているんだ。」
ウサウサ友人「捕食者??いや、この辺りは完全に調査が済んでいて、危険な原生生物はいないはずだぞ?それにウサウサ連邦第111師団の白刃の狂兎と呼ばれるお前が相手ならどんな捕食者も瞬殺だろう?」
シナモン「そ・・それはそうなんだが・・。頭で考えるんじゃなく本能が反応してるんだよ」
~~~~~~~遠くから獲物を見据える目
ベル「ややややばい。超好みだ。隠しても滲み出る強さ・・・。ドタイプなルックス。こ・・これは私のねこ耳の本能が訴えてくる・・・捕食しろと・・・。絶対に逃すなと・・。好きすぎる・・・・。」
そのあと、シナモンは逃げ切れずベルに捕食された。。別の意味で。
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とある中立海洋惑星のビーチにて。すでに国際交流が行われておりこのリゾートにはニャーンもウサウサも訪れます。各国の軍人だって余暇に訪れるんです。
移民政策によって最近ニャニャーンの学校に転校してきた地球人は隣の席のニャーンとすぐに仲良くなって今日もショッピング。
ヨモギ「・・・・。(今日も変な猫耳の帽子被ってる・・。でもビックリしたなぁ・・。地球人って生まれつき第二の耳がないだなんて・・。病気か何かかって思ったし。でもあんな風にずっと猫耳付きの変な帽子被ってるってことは耳なしなことを本人すごいコンプレックスに感じてるんだろうなぁ・・・。(うん、私だけでも偏見を持たずに優しく接してあげよう!)」
茜「ねぇ!!ちょっと聞いてる?次あの店行こう!!(ニャニャーンってネコ好き地球人にとっては最高だわ!!どこ見ても可愛いネコ耳娘だらけっ! やっばい!ニャーンのこと好きすぎる!無意識に猫耳がピクピクしてるの本人達知ってるのかな・・。 もう地球には戻れないわ。沼に嵌ったー!!)」
ヨモギ「あ、ちょっと待って!(猫耳ピクピク)」
茜「はぁぁあん・・(動いとる~~!)」
どうやら思ったほど深刻じゃなかった。
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ヨモギ → 茜はコンプレックスに悩まされながらも猫耳帽子で胡麻化しつつ異文化環境で頑張るけなげな子。
茜 → 根っからのネコ好きで猫耳娘とか大好きだったが、実物が目のまえに現れて大興奮の幸せいっぱいな子
コンプレックスも何もただのネコ好きが高じてネコ耳帽子を愛用中。きっと二人は親友に。
極寒惑星「ぺニャンス」、惑星首都攻略を目指すある中隊が驀進していた。
やよい「よし、お前ら!惑星首都はもうすぐだ!このまま突き進め!我らが一番乗りだ!!」
こゆき「おぉ!!! ・・・時に少尉、一つ質問が・・・。このサンタコスは一体・・・?」
やよい「ん?迷彩服に決まってるだろう!森なら緑迷彩、雪山なら白迷彩、そしてクリスマスにはこれだ!!まさか我々が侵攻部隊だとは思うまい!!」
こゆき「え?あぁ、まぁ、確かに。 あ・・子供達が集まってきた・・・あら・・可愛い。」
一番乗りは果たせなかった。
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ウサウサが隊長だとこうなる。
諜報部門で新たなテクノロジーが発明されたと本国では歓喜に沸いている。
ただし、いくら技術が発展しようとも人の手による潜入作戦はなくならない。
古代から諜報戦を得意とするうさ耳には「忍者」と呼ばれるスパイのエキスパートが存在する。
彼らは任務と訓練以外は平凡であればあるほど優秀であるとされる。
なぜならば一般人に化けるのを得意とする者こそが、優秀な忍者と言えるのだ。
ここにも優秀な忍者が存在し、現在敵国に対する任務を実行中であった。
ただ彼女は悶々としている。そう・・今日は彼との買い物デートの予定だったにも関わらず急遽呼び出されたのだ。
平凡すぎるのも考え物・・・。邪念が強すぎたため、任務に失敗し、彼女は命からがら逃げかえったという。
上司からド叱られたのは言うまでもない。
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安定のウサウサ品質。
戦闘機小隊が敵に取り囲まれて全滅の危機に晒されていた。既に3機を残すのみであり、それも隊長機の踏ん張りによってなんとか持ちこたえていたが遂に堕とされた。
「くそっ・・このままじゃ・・。こちらイーグル3、イーグル2、無事か?」
「えぇ、何とか!でもさっきイーグル1もやられた。このままじゃ持たない。」
「あぁ、そうだ。このままじゃ全滅だ。だから落ち着いて聞いてくれ。君の方が回避能力が高い。だからここの敵を一手に引き受けてくれ。その間に俺が脱出し味方を連れてくる!」
「え?そんなの無理よ!さすがにこの敵の数は多すぎる!」
「あぁ、確かにきついだろう。俺も君を危険に晒すことは歯がゆい。でも何もしなければどうせやられる。これしか二人で助かる方法はないんだ!
なぁ、ニャーイ、愛してる。だから絶対に助けに戻る。俺を信じてくれ!」
「・・わかったわ、任せて!ニャジロウ、私も愛してる!」
そういうとイーグル2は敵をかき混ぜるように翻弄した。その隙をついてイーグル3は包囲を抜けた。そして背後から爆発が発生し、イーグル2の識別信号が消えた。
ニャーイ、お前は本当に(都合の)イイ女だよ。俺には婚約者がいる、こんな戦いで死ねない!
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うちのイベント内でも屈指の胸糞キャラ
「はぁ・・はぁ・・待って。待ってぇぇぇ!! 置いてかないで。私も乗せてぇぇ!!
まだここにいるの!私はまだここに。。
助けて!パパ、ママぁ!!!」
敵の主砲がシールドと装甲を貫いて、艦船は炎を上げた。緊急離脱が間に合わないため、全艦内に緊急退艦の指示が響き渡った。
ただ彼女は最下層の機関室で艦の態勢維持に努めていたため逃げ遅れた。最後の退避船が彼女の目の前で出発しようとしている・・・。
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助けてあげたいけど・・・助からない
ただいま、母さん。帰ったよ。あれ?留守か?
珍しいな。おーい、ただいま。
ん?居るじゃないか。珍しく息子が帰ってきたんだぞ、歓迎してくれよ。
なんだなんだ、暗い部屋で辛気臭い。おーい、気づいてないのか?
テレビもつけっぱなしじゃないか。
お、このニュース俺の部隊のことだ。
・・・玉・・砕。
はは・・そうだ。思い出した。俺達守れなかったんだ。あの星・・・奪われたのか・・・はは。
なんだよ、泣くなよ、母さん。
・・・ごめんな、こんな形で帰るなんて・・。
(彼は静かに帰郷した。。。だが彼の魂は母には見えない・・・。)
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痛ましい系のイベント。
「私達は救護班です。大丈夫ですか?意識をしっかりしてください。あぁ!!生存者を確認!!治療を開始します!」
「あ・・ありが と う」
「私達は艦隊戦に勝ちましたよ。だからこんなところで死んじゃダメです。生きて帰りましょう!」
「あーあ・・き・・・君が・・」
「はい?なんですか?どうしましたか?私に何かできることが?」
「君が・・キスして・・くれたら治る。。」
「・・・。この人は大丈夫そうです。次の負傷者を探します。」
「あ・・待って・・。死ぬ・・。助けて・・。」
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死にかけの冗談に、真顔の救護班が耐えきれず
艦長「よし、我々の勝利だ。みんなご苦労!戦闘配備を解除だ。」
通信士「あ・・はい、こちら艦橋、え?あ。。つっ繋ぎます。
・・艦長、機関室からです。モニタに映します。」
機関士長「おいっ!こぉらぁ!!艦長ぉ!!!おめぇ、なんて戦い方しやがるんだ!!エンジンが悲鳴を上げてるだろうが!!こるぁ!!聞いてんのか?出力が4割も落ちてるぞ!!今からちゃんと元にもどしてやる!3時間は無理するな!いいな?わかったら返事ぐらいしろ、こら!!」
艦長「え・・あ・・はい。」
機関士長「あぁ・・声が小せぇ!周りがうるせーから何も聞こえねーよ!!じゃ、作業するから切るぞ!」
艦長「・・・。」
通信士「・・強烈ですね。(艦長、完全にビビってるし・・艦長にあーいう態度取れるのすごいな・・)」
通信士「でも、機関士長って黙ってれば可愛いんだよな・・・。」
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勝利の後に爆雷級説教。艦長、完全敗北。
パイロット達が集う艦内のバー
「先輩・・・また隊長に振られました・・・。もう6回目です。私ってそんなに魅力ないですか?」
「諦めろ、お前には絶対無理だ。」
「うあ・・・最悪。そんなにズバッと。」
「いや、待て待て、そういう意味じゃなくて。お前はかなりいい女だよ。だけど無理なんだ。
部隊の色々な撃破記録、一人が独占して全然更新されないだろ?あれ、隊長の親友の記録なんだ。
本当に天才パイロットだった。その人にはな、隊内に恋人がいたんだよ。ある時ちょっとした不幸で恋人が堕とされたんだ。
その人はな、我を失い、敵を皆殺しにする勢いで突撃していったよ。
結局その人も還らなかった。隊長はそれを間近でみているんだよ。」
「だから隊長は私のことを遠ざけて・・・。」
「そうだ。だから諦めろ。お前なら他にもいい人がいるさ。お前のことを狙ってるやつも多いんだろ?」
「先輩!ありがとうございます。解決策見えた!隊長に退役して専業主婦になると言ってプロポーズしてきます!!」
「おいおい・・すげぇ行動力だな・・・・。(俺には脈なしかよ)」
ーーーーー
先輩、心中お察し。
とある参謀長とその部下の日常
「中将閣下、まさかまた徹夜をなさるおつもりで?」
「少佐か、大丈夫だ。ちゃんと寝るよ。ただ今日中に次の作戦に関して考えておきたいんだ。」
「何か小官にお手伝いできることはございますか?(あぁ・・閣下のお役に立ちたい)」
「そうだな。少し小腹がすいたので料理長に頼んで軽食を用意してもらってきてくれ。」
「かしこまりました。」
・・・
「少佐、遅いな。何かあったのか?それに隣の部屋からいい匂いが・・。ああ?!しょ・・少佐、調理器具を持ち込んで何をしているんだ?」
「閣下、ちょうど料理長が急な体調不良のため(背後から蹴り飛ばして失神させた後ロッカーに閉じ込めた)、小官が何か軽めのもの(フルコース)をご用意しようと思いまして。」
「そっそうか・・ありがとう。でも聞いていたと思うが軽食でいいんだ。」
「はい、承知しております。 (あぁ・・閣下のお役に立てる、嬉しい・・)」
「料理長、あの日のこと、誰かに話しましたか?」
「あ、少佐、助けていただいてありがとうございました。これから保安部に報告書を届けようかと。」
「料理長、あなたは急に気分が悪くなって朦朧としている内にロッカーに入り込んでしまったんでしたよね。」
「あ、いえ、何者かに襲われてロッカーに閉じ込められたところを少佐に助けていただきました。」
「あなたは急に気分が悪くなって朦朧としている内にロッカーに入り込んでしまった!!違いますか?」
「は・・はい、そうです。急に気分がわるくなって・・はい・・気づいたらロッカーに。」
「それならば保安部は必要はありませんね。私もあんなところに人がいるとは思いませんでしたよ。」
「そ・・そうですね・・少佐。」
ーーーーー
愛とは、料理長を消してでも仕える心。少佐、怖かわいい。-“報告不要ですよね?”が命より重い圧。銀河の暗黙ヤンデレ律。
「・・・戦闘・・終わったのかな?勝ったんだろうか?もうどうでもいいか。間一髪で脱出できたけど・・あのまま機体の爆発に巻き込まれた方が楽だったのかな?酸素も持ってあと30分くらいか。スラスターの燃料も残り少ないし・・。
はぁ・・こういう時に走馬灯ってでるんじゃないのかな?\n宇宙って綺麗だなぁ・・・。死んだらあの星に吸い寄せられて燃え尽きちゃうんだろうなぁ。
私ってなんでこんなに冷静なんだろう?まぁ、騒いでも酸素の無駄使いだし。はぁ・・・死ぬってどんな感じなんだろう?」
「(ジジジ・・) ・・3・・・か?・・・・・・・アルファ3、きこ・・るか?。」
「!? アルファ3、ここです。隊長!!隊長ぉ!!」
「OK,見つけた。アルファ3、ちゃんと捕捉している。騒ぐな、酸素を温存しろ。今から救出する。」
「うあ~~~ん・・隊長・・・隊長・・んぐ・・私・・私・・死ななくていいんですね。。隊長・・・」
「よく頑張ったな、大丈夫だ。待ってろ。」
人は希望を持つからこそ死を恐れるという。
・生を諦めてじっとしていたから酸素が温存された
・彼女が撃墜されて脱出した事を見ていた隊長が座標を覚えていた。(そこから移動してなかった)
・隊長が諦めの悪い男だった\n・戦闘が早く決着した(救出が早かった)
色々な偶然が全て上手く実を結んだ奇跡の生還劇
ーーーーー
酸素も希望も尽きかけて、それでも奇跡は訪れた。救われる系イベント。
敵の惑星首都を狙う軍団があった。
一気に攻め上がり橋頭堡を作るのが任務だ。
敵の抵抗も激しく一番の激戦区となっている。
「おう、お前ら!びびってんのか!この中隊の中でここを落とせるのはあたしらの小隊しかねぇ!他の軟弱な奴らに見せてやるんだ!」
「そうはいっても分隊長・・・奴ら必死すぎてなかなかきついです。」
「それを落とせるのがあたしらだろうが!よーし、お前ら!ここの首都のミシュラン一つ星のなんとかホテルレストラン・・知ってるか?」
「はい、飯も酒もめちゃ旨いって有名です。特にスイーツ最高らしいです!」
「ここを落として惑星を勝ち取ったら小隊32人全員貸し切り食い放題だ!」
「うぉー!」
「少尉、いいっすよね?小隊長である少尉の奢りっすけど。」
「ふあ!?・・・(わなわな・・なんだこの強烈な流れ弾)・・・いっいっいいだろう!!お前ら一人たりとも欠けるなよ!!」
「(大尉・・これ・・経費で落ちますか?)」
ーーーーー
後日、経費申請・・・
大尉「(わなわな・・・こんなの落ちる訳ねーだろ!)」
「こちら漆黒の狩猫隊。008配置につきました。」
「こちら司令部、008、予定より3分早いな。お前のターゲットは0210頃に通過する敵の大隊長だ、先頭から3台目の車両に乗っている。確実に射殺しろ。」
「了解。敵の特徴を教えてほしい。人型か?」
「いや、違う。鳥星人だ。3台目には鳥野郎はそいつしかいないはずだ。」
「了解、必ず仕留める。任せろ。 (・・・鳥か・・雉撃ちやってたのを思い出すな。しっかし・・戦争でも人を撃つのは正直嫌なんだよな。多分この仕事向いてない。いつか辞めよう。)」
この後しっかり仕留めて上層部の評価が上がった。辞められそうにない。
ーーーーー
スナイパーシリーズ猫。哀しき精密射撃。評価は上がり、自由は遠のく。
「こちら司令部、黒兎隊、まだ狙撃ポイントに到着しないのか?」
「こちら黒兎隊、雨のせいで橋が落ちていた、迂回している。遅れそうだ。」
「わかった。だが急げ。お前達がいないと作戦が開始できない」
「了解した。あ!司令部、奥に集落がある。まだ民間人がいるようだ。ん?なんだ?敵小隊に襲撃されている?!救出に向かう!」
「待て!黒兎隊、捨て置け。任務を最優先にしろ!」
話を聞いていた隊員が心配そうに小隊長を見つめた。
「そうだね、民間人を守るのは軍人の役目だ。よし、みんな散れ、各自、見つからないように隠れて敵襲撃部隊を狙撃しろ!こちら黒兎隊、敵の襲撃を受けた。やむを得ない!反撃する。さらに遅れそうだ。通信を切るぞ!」
「おい、黒兎隊、捨て置けと言っ・・ブチ」
「こんなことして・・小隊長・・大丈夫かな・・?いや、私達が小隊長のために民間人も救うし、任務も成功させる!!」
隊員が一丸となって民間人も救出し、そして任務も完遂させた。
ーーーーー
スナイパーシリーズ兎。民間人救出と任務達成、ウサウサ隊の全力は嘘じゃない。
「こちらポイズンローズ、狙撃ポイント23につきました。敵中隊の野営地が見えます。作戦ターゲットの敵士官も目視で確認、狙える位置です。」
「OK、GOOD!ポイズンローズ、そこで待機だ、今は発砲するな。位置を特定されて蜂の巣にされるぞ。現在ドローン部隊が向かっている。ただしあの対空装備だ。すぐに迎撃されるだろう。ドローン爆撃の爆音と同時に一人ずつ士官を狙撃するんだ。ドローンが全滅、またはターゲットAからEまで仕留めたら隠れてじっとしていろ。その後はポイント30にいる本隊が混乱した敵部隊に突撃してせん滅する。
それでは''雨中の毒薔薇作戦''を開始する!ドローンの到着は約2時間後だ。」
「ラジャー。(2時間か・・こりゃ風邪確定だな・・。弟達、お姉ちゃん頑張るよ。ボーナス出たら美味しいものたくさん食べような!)」
ネズ耳達は大家族。7人兄弟のお姉ちゃんは大変だ。
ーーーーー
スナイパーシリーズ鼠。一人で撃つ、七人分の愛。チュチュー式狙撃者魂。
戦闘後、陸戦隊のメンバーがシャワールームで血と汗を洗い流そうとしていた。
「ニャシー先輩、お疲れーッす。今日凄かったッすね。大斧一振りで3人吹っ飛ばすってありえねーッす。正直キモいッす。」
「あ?うるさいな。今日はちょっとショックなことがあって虫の居所が悪かっただけだよ。」
「へー?そうなんッすか。聞いていいッすか?」
「うぅぅぅ・・・聞いてくれるか。ひどい話なんだよ。最近付き合い始めた彼氏に昨日振られたんだよ。 しかも結構良い雰囲気になったっていうのに。自分で言うのもなんだけど、私って顔もそこそこいいし、胸も大きいし、女子力も結構高めだと思うんだ。 何故だよ、まったく!!」
後輩はゆっくりとニャシ―の腹を指さす。綺麗に割れた腹筋。
「はぁ・・・そうッすかー。いや、原因それッす。その腹筋。キモすぎ。 あーぎゃー。ニャシ―先輩、首絞めちゃダメッす。 マジ死ぬッす・・・あああああああ」
先ほどまで血みどろの戦闘を行っていたというのに戦闘民族たる猫耳にとってはスポーツの試合程度にしか感じていないのかもしれない・・・。
ニャシ―「いやいや、これくらい腹筋あるの普通でしょ!!」
ーーーーー
ニャーンMOB兵士。 斧一振りで三撃破、恋一撃で全崩壊。筋肉は裏切らない。
母娘がTVの前で談笑している。娘はプレゼントらしき物を大事に抱えて微笑んでいる。
「ママー、パパはいつ帰ってくるの?」
「来週よ。パパの誕生日前に帰ってくるって。いっぱいお祝いしてあげようね。」
「うん!これ喜ぶかな?」
娘はまだとても幼いが、肩たたきや家の掃き掃除などのお手伝いで貰ったお小遣いで自分で選んだプレゼントをパパのために用意していた。
「絶対喜ぶよ!そのプリウシャアのハンカチ、凄く可愛いもんね。」
「うん!選ぶの時間かかったもん。パパね、実はプリウシャアの・・・、ママ、聞いてる?!」
母が目を丸くして呆然と見つめるテレビから信じたくないニュースが流れた。
「第4ウサ艦隊は2ヶ月前の艦隊戦で敗れ緊急FTLでジャンプした影響で現在行方不明中とのことです。状況は軍部により確認中で詳細は後日公表するとのことです。相当数の被害を受けているようです。」
「ママ、聞いてよ!もう!」
速報として表示された生存者ゼロの撃沈船の中に、あってはならない艦名が存在した。
ーーーーー
幼い手が選んだ優しさは、銀河に届かなかった。気づいた母親と知らない娘のギャップが痛ましい。
エリート特殊部隊に所属するラビノ曹長は敵兵によって人質となっていた学生達の救出という特殊任務にあたっていた。彼女は学生達の救出に成功し、救出合流地点を目指して三日三晩森を駆け抜けていた。ただしこの緊張状態の中、まともな食事も睡眠も取れない強行行軍は訓練を受けていない学生達にとっては既に限界を突破していた。
ラビノ「みんなもう少しよ。あともう少しで合流地点。お願いだからあと少し頑張って!」
学生A「もう無理だよ。足が震えて一歩も動けない。」
学生B「眠くて頭がぼーっとする・・。」
学生C「もういいよ。どうせ死ぬんだ、僕達。お姉さんだけ逃げて。」
ラビノ「そんなこと言わないで、もう少しだけよ・・。(まずいな・・確かに無理をさせ過ぎた。でも敵が近くに追ってきているのも直感的にわかる。休んでいる暇はない・・・。もうかなり追い付かれているはずだ・・。彼らがまた人質になったら我々は攻められない。もし犠牲が出たりでもしたら平和主義のウサウサにとって、この戦争自体に懐疑的な声があがるかもしれない。)」
ついに学生の一人が倒れ込んだ。それを機に全員が座り込む。
ラビノ「(なんとかしてもう一度やる気にさせないと・・どうしたら・・?)ねぇ、みんな聞いて。本当にあともう少しなの。もし合流地点まで生きて到着出来たら・・お・・お姉さんのすごいご褒美あげるんだけどなぁ・・走れる?」
ちょっとだけセクシーなポーズをとる。
学生「?!」
奇跡的に全ての学生が無事脱出できた。英雄となるはずだったラビノは上官にド叱られたらしい・・
ーーーーー
平和主義ウサウサの最終手段、ちょっとセクシーすぎた。
銀河は狭くなり、異星人同士がお互いの国を訪れることも珍しくなくなった。
ニャーンの女の子は観光で地球を訪れている。
ルミネ「・・地球、いいわ。食べ物もおいしいし、みんなフレンドリーだし。このスナック菓子、美味しい~!お土産に沢山買って帰ろう!」
公園でスナック菓子を頬張っていたルミネだったが、周りの視線を感じる。
ルミネ「ん?(・・・なんだろう・・注目浴びてる気がする。でもガイドブックにも『地球では古来より猫耳を愛する者が一定量いるため、熱い視線を感じることがあります』と書いてあったし・・多分そうなんだろうな。よしせっかくだから旅の思い出作りをしてみよう。)」
ルミネ「あの~・・・こんにちは、ニャニャーンから観光で来ました。地球って良い所ですね♪」
主婦風の女「あ・・あの・・それ・・。はい、その食べてるものですが・・それはキャットフードです・・えっと・・いわゆる・・・・ペットフード・・・ペットのごはんです。」
ルミネ「・・・・?!」
ルミネはその場に固まって、口からキャットフードがこぼれ落ちた・・・・。
ーーーー
猫だから問題なし