11月4日(土)に開催されるクイズ大会「an Episode」は以下のスタッフで問題作成・運営いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。
スタッフの詳細な自己紹介を下記に掲載いたします。ご一読ください。
当日までどうぞ、よろしくお願いします。
細見と申します。Shoegazer、神戸Qなど関西を中心に活動しています。
クイズを作ることは自己表現のひとつの形であると考えています。この観点から最も重視したいのは「クイズの形で問いたいこと」をクイズの形で問うということです。当たり前のようですが、ある題材を出題したい気持ちや問題群の中のバランスに拘泥するのではなく、些細であっても面白い・共有したいと思える情報、重要・本質であるために知っておきたい・知っておいてほしいと思える情報、もしくは僕自身の発見について、出題歴に囚われず出題するということです。
また今大会では、出題を納得できる問題群にしたいとも考えています。
クイズ大会では、わずか1問で勝敗が決することも珍しくありません。そのときに「この知識は知っておきたかった」と感じるか、「この知識は知らなくてもよかった(どうでもいい)」と感じるかでは、負けた側の感覚が大きく異なるように思います。参加者全てに当てはまるペルソナを想定することはできないため、あくまで僕自身が参加者だったとしたら、という想定のうえですが、前者を心がけて問題を用意したいと思います。もちろん、これは僕が分かる・勝てるような問題群にするという意味では決してありません。
とはいえ、これは出題にあたって細見が考えることであり、他のスタッフの考えではありません。
問題選定の過程では、一つの指針に合致する問題を選ぶのではなく、あくまで各作問者の意思を尊重する形で問題群を作ります。各々の考えが混ざる(あるいは混ざらないままの)問題群となることが、スタッフ11人全員で作る今大会の特徴だと考えています。
越田(こしだ)と申します。中学生のころから関西でクイズをしており、現在はShoegazerなどに所属しております。
作問では芸能・生活・医学といったジャンルが多くなりがちで、歴史や文学といったジャンルは意識しないと作れません。
クイズの必要条件は「知識があれば正答可能であること」だと考えております。その上で、出題されるべき問題は常識/教養/雑学のいずれかが欠かせない、というのが私の持論です。
今回の大会では、雑学的な面白さを持つ問題を中心に出題したいです。その中には、補足によって初めてその意図が説明されるような問題も含まれます。
ほか、日本語を用いてクイズを出題するということから、何らかの言葉遊び的な問題も出題します。
堅くなってしまいましたが個人の理想を書いただけですので、実際にこういった問題が出題できるかはわかりません。来場いただいた皆さんが1日楽しめるよう準備を進めてまいります。
後藤(HN:てら)と申します。岡山出身で現在は大阪在住です。滋賀の浜押会などに所属しています。
作問ポリシーをざっくりいうと「何を問うか」と同じくらい「どのように問うか」を重視しています。
食材をただ並べただけのものを料理といわないように、情報が整然と並べられただけの問題はあまり好みではありません。
「事実」という食材に「別の視点」「言い回し」「作問者の気付き」といった調理を施すことで、より味わい深い問題になると考えています。本大会でもそのような問題を一定数提出する予定です。
一方で私がおもしろいと感じた知識は「これが至高のサラダだ」と言わんばかりに限りなくそのまま出題します。普段からよく触れている「公民」「観光地」「インターネット」に関してはこの傾向が強くなると思います。
あまり掴みどころのない紹介となりましたが、当日はどうぞよろしくお願いいたします。
千葉(HN:ばっしゅー)と申します。クイズは東北大学クイズ研究会を経て現在は仙台QBB会でお世話になっています。
普段の作問スタンスですが、「自分が面白いと思ったことを広めること」と「解答者に身の回りの世界に今よりほんの少しでも興味を持ってもらえること」の2つの要素を大事にしています。前者についてはそのままの意味で「自分が面白いと思ったこと」を他の人にも伝え、その面白さを分かち合いたいという意味で重要視しています。後者については主に身の回りの事象について作問するときに軸としており、普段当たり前すぎてスルーされがちな事柄をクイズとして問うことで、改めてその対象を見つめるきっかけを作りたいということで重要視しています。
私が持ち合わせている知識は高々人間1人分でしかありませんし偏りも大きいですが、今回の大会を通して参加者の皆様の「世界に対する解像度」をほんの少しでも上げられるよう、お手伝いが出来たらと考えています。よろしくお願いいたします。
鵜飼(うかい)と申します。HNはギルガメッシュです。名古屋在住で、一応ソガスリバーというフリバ会に所属していることにはなっていますが、ここ最近はクイズから離れ気味になっている節はあります。今回はお誘いもあり、久々に大会のスタッフをさせていただくことになりました。以後よろしくお願いします。
作問のパターンを大きく分けると「シンプルに事実としてインパクトのあるものを出題する」「そのジャンルに触れたことのある人であれば、まあ正解出来るだろう部分を問う」「自分の勉強や備忘録として作問したものを出題する」の3つになることが多いです。一応今回は前2つが多くなるようにと考えています。…とまあここまで大仰なことを書いていますが、結局のところ自分が出したいものを出すというところに尽きます。
ジャンルとしては理系・スポーツが多くなりやすいです。自分の生活圏に近いところは解像度が高い故に、ですかね。反対に文学や社会はあまり作れません。
微力ではありますが、大会が盛り上がるように努めて参ります。皆さんのご参加をお待ちしております。
五関(HN:枝豆)と申します。普段は一橋大学クイズ研究会HQSで活動しています。
よく作問するジャンルは、生活(特に食べ物。最近はスリラチャソースとかいうものにハマっています。)、芸術、海外芸能です。知らないことを知って「へ〜面白いこと知ったな」と思うのが好きでクイズをやっているので、雑学寄りの問題が多めかもしれません。
問題群としては、単独正解や少数正解が色々な人に生まれるようなものが好みです。自分だけがわかった喜びをたくさんの人に味わってもらいたいと思い、個人企画ではそのような問題群を目指しています。ただ、置いてけぼりになる人を多く出したいわけではないので、なかなか難しいですね。
他の皆さんと重なるところがありますが、私も自分が見つけた面白い物事をシェアして、他の人が見つけた面白い物事にも触れさせていただく、というところにクイズの楽しさを感じています。普段は自分が面白いと思える問題であれば正解可能性がなさそうでも出すことが多いですが、今回は勝負が成立するよう、誰かしらは知っていて、かつ知らない人にも広く「へ〜」と思ってもらえるようなものを出したいと思っています。
楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
佐々木です。学生時代は関西のクイズサークルで活動していましたが、現在はスマホアプリ「みんなで早押しクイズ」が主戦場です。X(旧ツイッター)では「ダイオキシン」、みんはやでは「#放課後クライマックスパフェ」というハンドルネームを使用しています。2015年に同志社大学理工学部に入学、2017年に法学部に転学部して2019年に卒業しました。
私は解答者としては、ベタ問や易問をガンガン答えたいタイプで、学生時代はこれらが中心のクイズに触れることが多めでした。大学を卒業後、社会人として生活する中で多様な「働き方」「生き方」「業界」「趣味」に触れることが大幅に増えました。多様な価値観に触れていく中で、「クイズで身につけた知識は、他者とのコミュニケーションを深めることに役立つ」ということを日々強く感じております。大学生のときに競技クイズを始めてから今年で9年目ですが、「勉強作問」が圧倒的だった学生時代に比べて、「社会人としての教養」や「現代を生きる中で覚えておきたい事物」にフォーカスした作問傾向へと徐々にシフトしてきたように思います。
とはいっても、主戦場の「みんはや」では自由気ままに出題しており、個人色が全面に出た問題ばかりを出題することもあります。当日、大阪・吹田の会場で皆様に出会えることを楽しみにしております。
草地(くさち)と申します。学生のころから現在まで関西で活動しており、今はインカレサークルTRIQ等に所属しています。
クイズの問題を作成する際は、日常で触れたものや個人的に面白いと感じたものごとから問題を作ることが多いです。「これって、こういうのが多いよね」「よく考えてみるとこういうパターンが潜んでいるよね」ということに気づけばそれを問題として作るというのが理想です。作問の基本方針としては、「私が答えたい問題を作る」ようにしたいと考えています。答えられてうれしい! 答えられなくても問題の意図に納得できる、と感じられるような問題をお出ししたいです。
また、作問の意図が回答者に正しく伝わるような表現を問題に込めたいと思っています。問題文の流れから、別のことと混同を招くような表現になってないか? などに注視して作問をします。
an Episodeの参加者と問題を見聞きしてくれる方々に独自のクイズ体験を提供できれば大変うれしいです。当日はよろしくお願いいたします。
高木と申します。広島県在住で、瀬戸内クイズサークル/いーづか会/被ってない窓 などで活動しています。
普段はよくYouTubeやTwitterを見て過ごしており、そこから着想を得た作問が多いです。
(幅広く問題が揃えられるよう、積極的に色々なコンテンツに触れるよう意識しています)
問題作りに関して、「題材となる物事に良く触れている人が、迷いなく答えられるように」という意識を根幹に、「題材自体が面白い物」「内容を聞いて納得・関心してもらえるもの」などを揃えられることを理想としています。
今回は複数人での開催ということもあり、自分の得意とするジャンルを中心に皆さんに「良い」と感じていただける問題が出せるよう努めます。
及ばずながら、精一杯頑張ります。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。
沼田です。シナチクのHNで関西を中心にやらせてもらった後、山口大学クイズサークル、防府周南クイズ会で活動をさせていただいております。
作問スタンスというか、クイズへの姿勢についてですが、自分が大事にしていることは世界は面白いことにあふれているという事実とその視点を失わないようにすることです。勿論一定の前提知識を学ぶ必要はありますが、ブータンのサッカーリーグ、育英館大学の紀要、夜20時からBSでやってるようなバラエティ…どんな所に何があるかわかりません。好き嫌いなく色々なものを見て、その中から面白いものを集めて大事に保管する、自分だけの情報ストックを大切に作っていきたいな、とかねてから素朴に考えておりました。
その点、クイズは自分の知っている面白いことをおすそ分けしつつ、人からもいただく事ができます。問題文の中に上手に面白いと思った理由を入れて、できる限り自分がそのことを知ったときの新鮮な驚きを他の人と共有したいと思っています(あまりうまくできているわけではありませんが…)。勝つ負けるも大事ですが、ボードクイズで出したときに観客席からもそうだったのね~、って声が上がるような問題が作れると一番うれしいですよね。
いわゆる競技クイズの大会の純粋な作問者側に回るのは7,8年ぶりくらいのことです。クイズは続けていましたが、今は出題法をひねったり、難易度を下げつつ視点を変えるような競技というよりも「クラフト」的なクイズに触れてることが多い気がします。競技の面では作問力が及ばなくなってる点も多々あるかもですが精一杯やりますので何卒よろしくお願いします。
柴田と申します。クイズサークルRicottaに所属し、九州で活動を行っています。
よく作る問題ジャンルは、邦楽、サッカー、企業・商品などです。
クイズを作成するうえで最も注意している点は、文章を耳で聞いたときに、理解しやすい日本語になっているかということです。一般的な早押しクイズのルールでは、出題者は誤答した解答者に対し、何らかのペナルティを与えます。そのようなルールを取り決める以上は、誤答の発生要因のうち、明らかに出題者側に帰せられるものは極力排除したいと考えています。そうはいっても不備のない問題づくりは非常に難しいものですが、本大会でも勝敗を決するうえで納得感のある問題をお届けできればと思います。
題材選びに関しては、クイズ界の外でも相応の知名度があるものを好む傾向にあります。クイズで見知ったものと日常生活でふと出会ったときが、個人的にクイズをやっていてよかったと感じる瞬間のひとつです。自分の問題が誰かにとってもまた「知らなかったけど覚えてよかった」と思えてもらえたならば、今後のクイズ活動のモチベーションになります。
堅めの自己紹介・意気込みとなりましたが、楽しんでいただければ何よりです。関西圏の大会に携わるのは初めてですので、はじめましての方が多いと思いますが、大会当日までどうぞよろしくお願いいたします。