2015

2014年12月・2015年1月合併号

■土井たか子さんを偲ぶ

15年間私設秘書を務めた会員が、土井さんと国籍法の関係や、その庶民的な人柄について語る

■特集 【子どもたちの職業一問一答】

会員の子どもたち3人が、自分たちが選んだ職業について設問に答える形で話をしている

・舞台照明家

・日独会議通訳者

・航空会社地上勤務員

■卒業論文を書き終えて 

自身「ハーフ」である会員の子どもが「女性ファッション誌におけるハーフモデルについて~その多用と社会背景」というタイトルで卒論を書き、その要約を投稿した

■サンドラさんに会いました

「ハーフが美人なんて妄想ですから」の著者サンドラ・ヘフェリンさんと会った会員が彼女の人柄やこれからの活動計画について語る

■特定秘密保護法関連情報

12月10日に施行された同法律は多くの問題を含んでいるが、その中で、家族の国籍を調査項目にしていることが明らかにされ、新たな差別ではないか、と批判の声があがっている

・東京新聞記事

・国際結婚の当事者はスパイ予備軍か?

■ベルギーの郵便事情

引っ越し先のベルギーはそれまで知っていた国とは郵便事情が全く異なり、外国郵便の受け取りに、言葉ができないこともあって大変苦労したある会員の声

■サスケ我が息子

ある会員が長年連れ添った老猫に対する愛情を綴る

■外国人夫の住民票での問題とは?

13年の法改正で外国人も同一世帯にはいることになり、一見便利になったかにみえたが、実際手続きをしてみると、住所の継続した証明が必要な場合などはかなりの日数がかかることがわかった

■ハーグ条約適用

両親の離婚などにより国境を越えて連れ去られた子どもの取り扱いを定めたハーグ条約に基づき、スリランカに住む父親が、一時帰国した4歳の子どもを連れ戻すことを拒んだ母親に返還を求めた裁判で、大阪家裁はスリランカに返還するよう命じる決定を出した

■東日本「介護の情報交換会」まとめ

出席者の間で自己紹介と問題の提起があり、その後自由な形で情報交換をした

■西日本定例会の報告

■新会員自己紹介

■衆議院選挙-紹介議員の選挙結果

12月14日衆議院総選挙が行われたが、前回の国会で紹介議員だった方々は皆再選を果たした

■簡単!べったら漬け風ゆず大根

塩麹を使った手軽な漬け物のレシピ

■2015年度の会費納入のお願い

■AMF-MLに参加を

未だにAMF-MLに参加していない会員にあらためてよびかける

■2+3月号原稿募集

特集テーマは「職業」~あなたはどこで(居住国)どんな仕事をしていますか

■編集後記

2015年2月・3月合併号

■特集 【私の仕事】

産業翻訳者、観光ガイド、保育士、ファイナンシャルアドバイザー、通訳者、寮母、他

■アメリカ系うちなーんちゅの会

多くの会員がアメリカ人の父親とは絶縁状態で、日本国籍のみ・日本語中心の環境で育った 沖縄「アメリカ系うちなーんちゅの会」主催のシンポジウムから。

■ベルギーお葬式事情

■定年とその後の日々

■「夫婦別姓制度」大法廷の審議へ

■アユヴェダについて

■海外と日本で自由に暮らすには

住民登録の問題。

■請願報告と署名集めのお願い/2015年東日本総会のお知らせ/新会員自己紹介/4・5月号原稿募集

■AMF-MLに参加を!

■編集後記

2015年4月・5月合併号

■2014年度会計報告

■国籍留保制度

1.朝日新聞より

・国籍法 時代に合ったルールを

・国籍喪失定めた「国籍法12条は合憲」

最高裁が初判断――「時代に合わない」と弁護士。

2.AMF-MLより

・「3か月以内に留保届」を知っていてよかった!

■ハーグ条約勉強会

ハーグ条約に関する日本における第一人者大谷美紀子弁護士の講演と質疑応答。

■東日本総会報告

■東日本任意参加イベント

子育て世代の集まり。

■西日本総会と交流会のお知らせ

■飛行機の中で赤ちゃんが生まれたら

・生地主義の国の上空で生まれたらその国の国籍をもらえることがある

・出生地は飛行機の到着地

■アメリカのパスポートで住民登録!?

会報2・3月号のアメリカのパスポートで住民登録をしたという記事を巡ってAMF-ML上に出たさまざまな意見。

■ハーフでも日本の代表

日本人の母とアフリカ系米国人の父を持つ宮本エリアナさんがミスユニバースの日本代表に選ばれた。

■ありのままで近くで見たら悲劇だけど、大きく見たら喜劇

■新入会者自己紹介

■訂正とお詫び

■6・7月号原稿募集 海外出産、子育て事情

■AMFクイズの解答

■編集後記

2015年6月・7月合併号

■特集 【海外出産子育て事情】

・ありがとう助産婦さん!

長女を日本で、次女と三女をドイツで出産した。ドイツでは出産の翌々日に退院し、5日目には外出した。望めば助産婦さんが毎日自宅に来て育児のすべてを指導してくれるドイツのシステムがすばらしかった。

・帝王切開が多い英国の出産

英国は帝王切開率が高いが、帝王切開は危険がともなうし産後の母体の回復に日数がかかるので自然分娩の方が楽だと思う。(筆者は英国の病院で助産師として勤務している)

「有意義に過ごした産休期間」「職場への復帰」「フレキシブルな労働時間」「育児に”ハンズオン(参加)”のお父さん」「家族の大切な時間」

・アメリカ出産、育児事情

ボストンに住む娘の昨年末の出産の際と今年3月に手助けのために渡米した。領事館に出生届を出し孫は日米の二重国籍となったが、いずれはこれに父親のベネズエラ籍が加わるだろう。

・韓国での出産

普通分娩で2泊3日、帝王切開で1週間という入院日数に驚いた。次に驚いたのは陣痛が来て病院に行くとすぐに陣痛促進剤を打たれたこと。普通分娩しか考えていなかったのに、急遽帝王切開になったのがショックだった。出産後3週間ほどは毎食わかめスープを食べさせられた。

・たまたま幸運だったシンガポールでの子育て

娘が4歳のときから5年間のシンガポール生活。英国系インター幼稚園・小学校の教育法がユニークで、それが楽しかったらしい。娘は将来シンガポールで仕事をし子育てをしたいと言っている。

■切っても切れない立場から 平和への想いは人一倍。ミックス当事者 安達真周の立候補

12年ほど前、ミックスルーツ当事者の会を作ろうとしていた時の夢は、当事者が政治の世界に出ていくことだった。4月の西宮市議会議員選挙に、残念ながら落選したが、安達真周というミックス当事者が立候補していた。

■子育て世代の集い/ジブリ美術館にて

子育て真最中の4人がジブリ美術館に集まった。国際結婚と子育てという二つの共通点があるせいか以前からの知り合いだったかのように打ち解けられた。子育て世代の集いを2弾、3弾と続けたい。

■留保制度の撤廃を求めましょう

留保制度は、外国へ移民として送り出した日本国民の子孫は生地主義の国に生まれてそこの国民となり日本とは関係がうすくなるだろうと想定して、1924年に制定された「日本人切り捨て策」だった。

■西日本総会の報告

■新会員自己紹介

■私のお勧め

本の紹介 『錯覚の科学』

あなたの脳が大ウソをつく。

■会報8・9月号原稿募集

■編集後記

2015年8月・9月合併号

■ハーグ条約勉強会報告  

東日本定例会報告として講演内容の概略、質疑応答

■東日本秋のイベントへのお誘い 

■西日本定例会報告

■地域での外国人 

いろいろな地域に暮らす外国人が増え、日本語教室や情報提供も充実してきているが、実際のトラブルでは配慮が行き届かないことが多くなりがちである。

■膝、腰闘病記  

今月号のテーマ「老い」に関連して、膝と腰の手術をして快癒した体験談。

■健保加入者の皆さん、ごめんなさい

大腿骨骨折した夫の長期入院で支払った費用。

■ 特集 「老い」

・老いを見つめると

自らのからだに起こった変調と見送った父の姿から考える老い。

・老いについて

老いへの準備として何をすべきか。

・心穏やかな晩年をのぞむが

国際結婚をした者であればこそ切実に願う母国の平和。

■次号原稿募集

■編集後記

2015年10月・11月合併号

■特集1 【わたしたちと「安保法制」】

・わたしの「やめて」

9月19日安全保障関連法が成立してしまった。これは戦争放棄をうたった憲法に違反するものであり、この上なく危険な、戦争をするための法律である。わたしたちはこれに反対の声をあげた。これからも続けていく。

・辺野古(沖縄県名護市)で起こっていること

現在日本には、日米安保条約や日米地位協定が憲法より優先されている事実がある。沖縄では沖縄県民の大多数の意見を無視する形で、外国軍隊のために日本政府が税金を使って辺野古に巨大基地を建設しつつある。

・戦争放棄は日本の一番の財産

内戦の絶えなかったスリランカで生まれた私と私の家族は、直接間接に戦争の影響を受けた。平和憲法のある日本に住むようになって戦争の心配から遠のいたとおもっていたが、安倍政権になって急に風向きが変わったことに驚いている。とりわけ居住地の京都では昨年12月に米軍基地が作られてしまった。有事になれば真っ先に攻撃の対象となる基地の閉鎖をもとめて、これからもあきらめずに反対運動をしていきたい。

■特集2 【「難民」をどうかんがえる?】

・ドイツはなぜ大勢の難民が受け入れられるのか

背景には、ドイツの経済の堅調さがあるが、一方で、社会の高齢化が進んだことによる比較的若い難民の受け入れ機運がある。そのほかにも過去の大量移住者の受け入れの経験も自信につながっている。しかし、なんといっても、助けをもとめる人がいるからには手をひろげて彼らを迎え入れ、できるだけのことをしようとするドイツ人の姿勢が一番大きなカギである。役人や政治家たちもなんとかこの問題を克服しようと努力している。

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 ドイツ各地の市民の自発的難民救援活動

 亡命者・難民への生活保障給付金、国内生活保護支給額と同じに

 ヘイトスピーチに対するメルケル首相のメッセージ

・難民問題について思うこと

難民問題が大きくなるにつれ、オーストラリアの国民も、助けようと声をだすようになった。翻って日本の態度には疑問を呈しないではいられない。

■日本国パスポートに出生地不記載の問題

日本のパスポートには本籍地は記載されているが出生地の記載はない。このためドイツで身分証明書としての役割りを果たさなかったという報告がAMF-ML上であり、会員数人が対策について意見した。

■内部被曝と測定所利用について

関東から関西へのひっこしによる身体改善に驚き、市民放射能測定所に通うようになった。内部被曝とは放射線源が体内に取り込まれた時に起こるもの。自分で出来る自衛策と参考になる本の紹介。

■わたしと国際結婚

22年間の結婚生活に終止符を打ち、円満離婚した。原因は夫婦間の愛情の希薄によるものだが、一方でコミュニケーションの難しさも感じていた。

■浦島花子、平成見聞録 その1

スイス在住25年の日本人の7年ぶり帰国レポート。かつては活気のあった大阪や神戸の街の衰退ぶりに驚く。

■新年会のお知らせ(東日本)

1月17日浅草寺近くのカフェレストランにて。

■次回会報記事募集「ハーフ」の気持ち

会員と子どもたちに投稿してもらい、子どもの気持ちを理解するきっかけにしたい。

■署名をおくってください!

年2回国籍法請願の署名用紙を会報に同封しているのでぜひ協力してほしい。

■東日本催し報告と写真

新宿御苑で秋を楽しむ会の報告。