2005

2004年12月・2005年1月 合併号

■ ジェンダー・フリーと国際結婚

ジェンダー(社会的・文化的・歴史的に構築された性差)と「国際結婚を考える会」は一見関係ないようだが、東京都などであらわになってきた「ジェンダー・フリー攻撃」は国際結婚家庭にとって看過できない問題。

■ 社会の実情にそぐわなくなってきている国籍法:代理母出産のケース

代理母で出生した子の国籍は? 国際結婚家庭のみならず、現在の国籍法は、生殖医療によって生まれた子どもにとっても不合理。

■ 二重国籍についての調査 海外版・大人からの回答(2)

2003年1・2月、会員を中心に、海外在住の人を対象に実施した調査から、国際結婚をした人を対象とした「親調査票」への回答から。

■ 請願委員便り

■ オーストラリアの永住権取得

オーストラリアの永住権取得についてオーストラリア在住の会員からの報告。

■ 自分の検索方法: 真面目過ぎでは駄目ですか?

一年ほど鬱状態の中で過ごしたフランス在住会員が、それを抜け出し、フランス社会に自身で一歩踏み込むまでの過程を率直に語る。

■ 参政権請願活動担当より会員の皆様へ

「すべての定住外国人に地方参政権を求める多国籍・多民族市民の共同声明」に賛同を!

■ イギリス、中国と転居し、福岡に戻ってきたパワフルな元会員が再入会/各会定例会報告・予告

2005年2月号

■ 衆議院法務委員会での重国籍に関する質疑応答要旨

藤田一枝議員の質疑と南野法務大臣その他の答弁。

■ 特集 病気 

会員やその配偶者が心身の病といかに付き合い、いかに闘ったか。

■ 国籍選択法は悪法です

日本大学法学部教授永田誠氏からのメール。

■ スイスのクリスマスと新年

日本とは違うスイスのクリスマスと新年。

■ バイリンガル大作戦

連載最終回。

■ 12・1月号の記事への感想

「真面目過ぎては駄目ですか」を読んで。

■ 請願委員便り

新しい請願書作成の話し合いをしている。

■ カンパ報告

■ 会費納入のお願い/定例会報告・予告/全体世話人会予告

2005年3月号

■ 請願委員便り(1月活動報告)

請願の内容を一部変更。3月の全国世話人会での決定に沿って作成した請願署名用紙に。

■ 請願報告について

会報に請願報告を今までのようには載せることができなくなった理由を請願委員が説明。

■ 代理出産で生まれた子に日本国籍を!

代理出産で生まれた子供は、日本国籍を得ることができない。タレントの向井亜紀さんをとりあげた1月の日本経済新聞「少子に挑む(6)」を

引用し、法改正を訴える。

■ 特集「年金と老後」

国際結婚ならではの体験や今後の計画を会員が報告。国際結婚して

いる人に重要な年金に関する項目も。

■ 二重国籍についての調査 海外版・大人からの回答(3)

2003年1・2月、会員を中心に、海外在住の人を対象に実施した調査の報告。

■ 交流会クラブ便り

AMFでは全国・海外の会員たちが情報を交換する交流クラブを作っている。その活動の一部を紹介。

■ AMFメーリングリストのご案内

■ スマトラ沖インド洋大地震・津波  義援金送り先(スリランカのみ)のご案内

■ 会費納入のお願い/定例会報告・予告

2005年4月号

■ 2004年度全体世話人会報告

3月12・13日に名古屋で開催された全体世話人会の報告。今年は主に国籍法改正請願運動の請願書の見直しについて熱心な話し合いが持たれた。

■ 2005年度会のオーガニグラム

今年度の総合部の機能と担当者、各会の担当、海外グループ結成の最低人数が変更。

■ 2004年度会の決算報告の収入・支出

総合部会計の一覧表。

■ パネルディスカッション「国際結婚の子どもたち」 前半 

「ハーフ」として日本に育った私たちのホンネ。2月5日、国際結婚の子どもたちのグループと関西の会とが共催したパネルディスカッションの報告の前半部分。テーマにそって男性一人、女性三人がそれぞれの考えを延べている。

■ 「参政権ネット」の集会が終わりました

4月5日の「参政権ネット」の院内集会の報告。

■ 請願委員便り

新しい請願書は子どもの重国籍と成人の重国籍が分かれて二つの独立した請願になり、国籍留保届けがはずされたが、その理由など。

■ 二重国籍についての調査 海外版・大人からの解答 (最終回)

2003年1・2月に海外在住の人を対象に実施。二重国籍について自由に意見を書いてもらった。

■ 投稿 「二重国籍選択制度について」

GCNET主催者が法務省と外務省に質問して得た回答を掲載。

■ 新会員の紹介

■ 関西定例会報告: 「講演会を聞きにいきましょう」の報告

重国籍の課題と展望/アジア女性自立プロジェクト10年を迎えて

■ 定例会予告

2005年5月号

■ 愛・地球博情報

中部会員2名から、愛知県で開かれている万博の感想・紹介。

■ パネルディスカッション「国際結婚の子どもたち」 後半

4月号の続きと併せて、討論を聴いていた方々4名の感想も掲載。

■ 各国での外国人参政権体験談

オランダで区会議員に立候補した体験、オランダでの投票経験、

イスラエルでの投票経験を3名の会員が語る。

■ 請願委員便り

最近の法務省・国会の動き、委員の活動報告、署名時の注意点など。

■ AMF交流クラブ掲示板のおしらせ

■ 各会例会報告と予告/関西6月例会の予定

■ 「移住労働者と連帯する第5回ワークショップ」のお知らせ

2005年6月号

■ ベルリンで日本の憲法改正論議について思う

ベルリン在住フリー・ジャーナリスト永井潤子さんが「土井たか子を支える会」の機関紙『梟(ふくろう)』に書いた記事の転載。

■ 戦争ホーキ

「戦争放棄」に引っ掛けての「戦争ホーキ」(小さな庭ぼうき)の作り方。

かわいらしい無言の抗議のしかたの紹介。

■ 子供が欲しいのにどうしても授からない

不妊治療と体外受精治療の経験。オーストラリア在住会員の不妊治療の体験記。

■ 母語と母国語の違い

国と言語とはすべて同一線上に並ぶという感覚でいいの? 得意とする言語が母語? 言語に関する会員同士のやりとり。

■ 海外からのインターネットバンキングは不可?〈 金融業会にとっての居住国概念 〉

国を超えてのネットバンキングの可能性。

■ 請願委員便り

署名に関するお願いと報告。

■ 交流会クラブ便り 交流クラブの楽しみ方

■ 外国籍住民の地方自治参画をもとめて

7月17日(日)に神戸市勤労会館で行われるシンポジウムの案内。

■ 外国人の出入国・在留情報、ICカード化検討

■ 新会員の紹介/定例会報告・予告

2005年7月号

■ 国際社会を生き延びる

  ~なぜ、教育法改善案に国際的視点が含まれないのか?

団体職員として啓発事業の企画・運営を担当し、“ハ-フから見た日本”をテ-マにした活動をライフワ-クとしている水谷氏提案の日本の現行教育基本法の建設的な改善法とは?

■ 新生ホヤホヤ!ベルギー海外グループ

2005年4月に産声をあげたベルギー海外グループ会員の抱負と各会員の自己紹介。

■ 国籍法改正時の法務委員会議事録要約 ~留保制度について

国籍法改正にあたり昭和49年に開かれた第101回国会衆議院法務委員会議事録、および第101回国会参議院法務委員会議事録より、留保制度および国籍選択制度に関して質疑応答があった部分を抜粋、要約。立法の趣旨・意図を知ることが、いかに現行国籍法の理解や問題確認の助けになるか、国際結婚組必読の圧巻。

■ オランダ二重国籍一部廃止、その背景にあるものは…… 

オランダ二重国籍一部廃止という大胆な法改正の要因と移民との共生社会にみる歴史的背景。

■ 請願委員便り 中日新聞記者の取材と近藤敦先生との面会 

■ 多民族共生教育フォーラム2005 参加のお願い 

9月開催のフォーラム(神戸学生青年センター主催)の案内。主題は「外国人・民族的少数者の教育権を実現しよう」。

■ 定例会報告・予告 

■ 第46回海外日系人大会への案内 

9月に3日間の予定で毎年開催される海外在住の日系人を対象としたイベントの案内。

2005年9月号

■ 関西8月定例会報告「若者たちは未来を語る」

韓国、イギリス、スリランカ、オーストリア、イスラエル、パキスタン、そして日本の若者がいろんなテーマで意見交換。

■ 民族アイデンティティと国籍の責任は別

韓国にルーツを持つ日本国籍の方が考える、自らの担うべき責任。

■ オランダ・かもめの会 5月定例会報告

「オランダの多文化社会と日本人コミュニティ」と題してゲストスピーカー

3名、会員10名、一般参加者19名が参加し、オランダの移民政策やオランダに住む日本人としてできることなどを熱く語り合った。

■ ベルリン・女の会 8.15スタンディング ~私たちのささやかな意思表示

「日本とアジア諸国との真の友好関係を!」 ベルリンの中心部にあるヴィルヘルム皇帝記念教会の前で2時間のスタンディングをしたベルリン女の会のメンバーからの報告。

■ 第1回UK会員の集いの報告

7月9日にロンドンの日本食レストランで開かれたUKグループ会員の昼食会の報告。

■ 7月7日 ロンドン観光日記

ロンドン同時爆破テロの起きた7月7日、たまたま観光でロンドン市内にいた会員の手記。

■ 交流クラブ便り

■ 帰化における重国籍防止に関して

外国では帰化をした場合、国籍は失われるのかどうか。アメリカについて、名城大学法学部・近藤敦教授が書かれた「市民権の重層化と帰化行政」 (地域研究第6巻第2号)よりの抜粋と、同教授が寄せてくださった詳しいコメントを掲載。

■ 請願委員便り

署名集めへの協力依頼と、請願委員の活動内容報告。

■ 各会例会報告

■ 出版物の紹介

関西会員が会員へのアンケートをした結果をもとに書いた出版物。

■ 国籍法改正の請願活動が中日新聞7月25日朝刊に載りました!

2005年10月号

■ 特集 国際結婚の子供達を持つ親たちのホンネ

・ ところ変われば……国内編

東京から福岡に引越して、子供が通う公立中学校で驚愕したこと。

・ 留学にニ重国籍のメリット

18歳の娘が父の国イタリアへ留学。出発までの情報など。

・ 日本の公教育に思うこと

「横並び意識」と「ことなかれ主義」が見えかくれする公教育について。

・ 「自分を愛せる」ために

パキスタン人の夫との間の二人の娘についての子育てについて。

・ NZに戻って

2年半前に御主人を亡くされたレアリーさん親子のニュージーランドでの奮闘記。娘さんのケイさんも英文で投稿。

・ 二つの文化を誇りにしたい

タイ人母と日本人父の間に生まれたM.Yさんの投書と、お父さんからのメッセージ。

・ 日本と中華民国のダブル国籍の息子が兵役義務を免れるために兵役につかせたくない父が提案した国籍離脱についての報告と情報。

■ 「帰化における重国籍防止条件」に関して(2)

イギリス、ラテンアメリカ、カナダ、オーストラリア、スウェーデン、フランスなど各国の法制度について。

■ 「参政権」請願活動

参政権日韓ネット事務局会議からの報告と12月に大阪で開催するシンポジウムの呼びかけ。

■ 「海外日系人大会」に参加して

3年ぶりの大会に参加して考えたこと。

■ 請願報告

■ ドイツ、オランダからの新会員の紹介

■ 交流クラブ便り 「オランダ 中村悦子さんを3年ぶりに迎えて」

■ ハンドブック5版発行のお知らせ

■ 定例会報告・予告

2005年11月号

■ 特集 国籍を理由にした職場での不当な扱いとその対応

・ 教育の「質」向上のためにも安定した講師の採用を!

立命館大学に常勤の外国人講師がいなくなる!?/多国籍労働組合「ゼネラルユニオン」についても紹介。

・ 気持ちよく暮らせる社会とは

義弟が10年近く勤めた日本企業から外資系の企業に移ったわけは?

・ 高校英語教育の現場から

日本の高校で10年間英語を教えてきたのに、英語教員(教諭)免許資格が取得できない理由は?

・ 日本企業で働く夫

定年退職まであと5年、日本人社員と肩を並べて仕事に励む日々。

・ 57歳、危機を楽しむ日々の実況中継

いわゆる「困難」は前向きな気持ちと万全の準備で乗り越える。

■ 娘が養女フローラを迎えて(1)

アメリカ在住の娘が、カザフスタンから養女フローラを迎えた。

■ 自然の叡智に学ぶ

最新科学の実験を見て国際結婚のあり方を考え、それに対するMLでの意見交換を通じて学んだ言葉の大切さを。

■ 請願報告

■ 「帰化における重国籍防止条件」に関して(3)

9月号からの連載の最終回。ドイツ・インド・フィリピン・中国を紹介。

■ ドイツの国籍選択制度

■ チリの親をもつ子どもの国籍について

■ ドイツグループ~フランクフルトでの集い

■ ハーフの会 嵐山ハイキングに行って来ました!

■ 10・22 旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画

■ フィリピンのロラ(おばあさん)を囲んで~京都から

■ 定例会報告・定例会予告

中部定例会では、国際結婚家族の外国人配偶者が亡くなった場合、

どのようにすればいいかの勉強会を開催。